- 1997/10/12(日)
- 明治大学刑事博物館のヨーロッパ拷問展が最終日なので日経mixの知り合いと連れ立って見に行く。
実は前に本を読んでいたので改めて驚いたりはしなかったが、実物をみて面白かったのは、指つぶしやワニを象った去勢用の火鋏、洋梨(「穴」に突っ込んで中で開く)などに細かい意匠が施して有ったところ。こんなもので装飾に凝るなよ、と言いたくなる:-)なんとなくドイツ的。
で、その足で秋葉に出かけてLaser5で買い物
- 「STANDARDS CD-ROM」(InfoMagic)
ITU,ISO,RFCなどの標準規約類のドキュメント集。前から買おうかと思っていたのだが機会がなかった。RFCをいちいちFTPするのも面倒だし。
- 「GNU (April 1997)」(Walnut Creek)
- 「GNUSTEP (Developer Release 2nd)」(net-community.com)
GNUstepはNEXTSTEPのFSF/GNU版。まだαという段階だろうか。WindowsNTでうごくパッケージ(DR3らしいが)も売っていた。
それはさておき・・・
- 倉橋由美子「大人のための残酷童話」(新潮社)
前の晩に映画「Snow White(白雪姫)」の話題で盛り上がってしまった流れで、今まで持っていなかったこの本を買ってくる。
白雪姫が七人の小人とヤリまくるというネタは船堀斉晃「刹那」にもある。雑誌掲載時は白雪姫のパロディだったのだが、単行本にまとめるときに前後の話とうまくつなげて劇中劇にしてしまった。後から読むとまったく違和感無し。
- 金田鬼一・訳「グリム童話集(二)」(岩波文庫)
で、せっかくだからオリジナル(この本では「雪白姫」)も読んでおこうと思い、こっちまで。こんなことやってるときりがない。ちと現実逃避。
- デイヴィッド・ロッジ/柴田元幸・齋藤兆史「小説の技巧」(白水社)
タイトル通りの本ですな^^;目次が批評理論の本と似ているが、技法を解読してそれで書こうとしている(みたい)だから当然か。柴田元幸じゃなきゃ買わなかったかも知れないけど。柴田元幸は他に「小説家になる!」(メタローグ)がお勧め。小説の解説が本職ではないが^^;
- 「季刊 本とコンピュータ(2号/秋号)」(トランスアート)
出てます。しばらく大きい書店に行かなかったので出ているのに気づかなかった。
- 「デザインの現場(10月号)」(美術出版社)
「プロダクトデザインを考える」マイクロロボットとかまで登場してよくわからん企画だがおもしろい。
- 「AXIS(vol.69/9,10月号)」(アクシスパブリッシング)
- 「DANGER ZONE 7.5」(たこつぼ倶楽部)
マホTaiネタ。鉛筆画だが書き込みが凄い。連続画みたいに似たカットをならべているのが面白い。高倉の妄想爆発かと思ったが妄想オチではなかったようだ。
- 「海腹川背・旬」(迷羊亭)
「ほぼオフィシャル・きっとパーフェクト本」だって。中身は設定資料集。
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