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煩悩日記〜1998年1月


煩悩っていっても、わたしなんて他の人に比べたら些細なもんです。
LDとかCDとかゲームだってそんなに買ってないし ^^;
1998/01/31(土)

散歩 - 二ヶ領用水と中原街道
駅まで歩いて5分たらずなんだけど、写真も撮りたいのでちょっと気分を変えて散歩がてら遠回りしてみる。
家を出て東に向かうと二ヶ領用水(川崎市を横断する用水路というかドブ川)にぶつかる。二ヶ領用水沿いの道は以前雨の夜に中原から溝口まで歩くはめになったことがあるのでいい印象がない。小さな橋を渡ると小さな生鮮食料品スーパーがあった。近いけど帰り道じゃないからなあ。その店の向こうはもう府中街道だ。府中街道のすぐ側を二ヶ領用水と狭い沿道が静かに並走している。隣が府中街道だなんて判らないね。
用水に沿って下っていくと小杉十字路にでる。中原街道と府中街道が交わるところである。ここから武蔵中原の駅に向かって中原街道沿いに歩く。途中は余り見るものがない。神社があったな。この辺りは神社や寺が多い。うちのマンションの前も神社だし。

結局中原から蒲田に行って本を買い込む。おかしいなあ、こんなはずじゃなかったのに。
トゥームレイダー2を3回ほど買い掛けたものの、思いとどまる。けどあまり足しになってないようだ。

今日の買い物

新井理恵『脳髄ジャングル(1)(2)』(小学館/フラワーコミックス)
まり坊(真理)が手に入れたのは望みの夢を見せる安眠枕のまくらん。でもまくらんの性格が悪くて・・・。
新井理恵の基本は同じなのね。すさんで悪ぶってるやつが能天気で人を信じている楽天家に影響されていくというやつ。
伊藤潤二『トンネル奇譚』(朝日ソノラマ/眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
いつもの伊藤潤二です。蝋人形になって永遠の美しさを得ようとする話はオチで笑ってしまった。最近装丁替えで伊藤潤二コレクションなんて出してるから既刊と新刊を見分けにくい。
藤田和日郎『夜の霧 (藤田和日郎短編集)』(小学館/少年サンデーコミックス)
「うしおととら」も買ってないのに(いまごろ)なんとなく買ってきた。シリーズものに手を出すより気軽だしね。
巻頭「からくりの君」は武者の操り人形遣いの姫様の話。はしたなくも裾をまくり上げ、手と足の指を使って武者をあやつるその姿は「からくりサーカス」のしろがねか。ここでのからくりは組み立て式の木枠を使う。時代設定にあわせて考えてあるのね。
人形好きな探偵が猟奇殺人事件の調査をはじめる「夜に散歩しないかね」。ヒロインの沙夜子がかわいい。「からくりの姫」の蘭菊姫もかわいいけど。藤田和日郎の描く女の子は運命に立ち向かおうとする強いところが好きだ。
矢上裕『その冒険者キケンにつき・・・・・・(矢上裕傑作短編集)』(メディアワークス)
おお、デビュー作「かたっぱしから正体不明」からして面白い。
皇なつき『恋泉 花情曲余話(角川書店/あすかコミックスDX)
皇なつきはいつ読んでもうまいなあ。日本画の系統の絵柄だが、絵がうますぎるので敬遠されてるのではないかと心配だ。読んだことがない人にはぜひ読んで見ることをお勧めする。話によっては原作があるみたいだけど、どこを探せばいいのか、この系統はさっぱりだな。
西炯子『え・れ・が(西炯子短編集)』(新書館/ウィングスコミックス)
うぉー、絵が古い(^_^;) 90年とか91年の作だから当然か。
この頃の絵はややとんがっている感じ。バナナフィッシュの頃の吉田秋生+東城和実という感じ。今の方が「かわいい」絵だが、絵の持つ鋭さは変わっていないようだ。
北沢美也・秋重学『D-ASH(4)』(小学館/ビッグコミックス)
紗英を乗せた車を走って追いかける司。車の中での紗英が泣きながら話す連続カットが良い。
「だけど・・・/今、結ばれても、/いつか、きっと、/私は彼を失う・・・・・・・・・」
セリフだけ読むとクサく見えてしまってだめだな(^_^;)。3コマにフキダシが4つで、どのコマのセリフか判らない(ぴったりはまらないでずれている)ところが効果を出している。

高橋吉文『グリム童話 冥府への旅』(白水社)
グリム童話に散見される、反復や2段構えのストーリー展開に着目した本。くわしくはじっくり読んでから。
大倉喬二監修『アートディレクター入門』(電通)
ADはどのようなプロセスで作品を仕上げるかを実例で紹介した本。コンセプトから完成品までの流れを紹介していたり。
ジャン=フランソワ・ジョンベル『FOU D'ELLES』(トレヴィル)
ジョンベルといえば「JENVELLE VIS」「MISTRESS」などで女友達のアパルトマンで人には見せないような半裸の姿をやや覗き見のような視線でモノクロ写真に残す写真家であるが、これはその3冊目の作品集だ(でも他にカラーのA5版の写真があったはずだが?)。前2冊は大判だったのに対して本書はB5変形。小さくなったが写真の魅力は変わらない。
丹野清志『写真撮影ハンドブック』(ナツメ社)
正月に買ったコンパクトカメラ撮影の本を書いていた人。いや別に集めようと言うわけじゃなくて、基本テクニックの本を選んでたら目に付いたから。M型ライカの本には手を出しかけてやめた。
『ヤングキングOURS(No.36/2.28号)』(少年画報社)
今月号にはブルヴァールの折り込みポスターがついているのだが、なんでこんな所に針金通すのかねえ。まったくけしからん。雑誌を解体しないといけないではないか。
「コミックマスターJ」にはついにJの偽者が現れてJの評判を落としてゆく。話しを聞いて偽者と確信する一葉(Jに会ったことがある、同級生2のみのりちゃんに似た子)はJに扮装して偽者の邪魔に向かう。
平野耕太はだんだんテンションが上がってきた、かな。派手だけど判りにくいぞ。
『デザインの現場(3月号)』(美術出版社)
アートディレクターの仕事、と題して取り上げているのは、モスバーガーの広告を十数年担当してきた宮田誠氏。モスのCMって「イメージ戦略」だけではなくて企業理念の周知までやっていたりして興味深いのだけど、創業社長の故・櫻田彗氏の人柄がそういう方向だったらしい。ゴルフに行ったとき、トイレの洗面台を「他の人が気持ち良いから」ときれいに磨いていたというエピソードは聞いたことがあるような気もするが、そういう人がいてそういう人たちと店の内装から広告でなにを言うべきかまで決めていたんだなあ。と感心した。
その経験もあってか、宮田氏が広告を作るときはクライアントにいわれるまま作るのではなく、「なぜそんな広告が必要なのか」「5年、10年先の企業の姿を考えて広告を作らないと」「そちらの会社にはこういう広告が必要だ」なんてことになるらしい。広告代理店を通さずにやってるから出来ることなんだけど、代理店を通さずに仕事を貰うことも難しい。
1998/01/30

今日は会社の後輩が退職(転職)するというので送別会をやっていた。そいつが新人のときから一緒に仕事してたのに・・。先を越された(笑)

帰りに地元のゲーセンでSETAのスーパーリアル麻雀P7と彩京の対戦ホットギミックをやる。
セタは田中良、彩京は司淳のキャラデザインがとってもいいんだよな。CGもいいし。村田蓮爾と似たタイプの塗りの絵だ。司淳の絵は、戦国ブレードのも良かったんだけど、あの手のシューティングはやらないんだよなあ。でもそのうちホットギミックもP7もサターンで出るに違いない。

どうも「植物物語」シャンプーは髪質に合わないようだ。リンスが別になってるせいかもしれないけど。どうもすっきりしない。

Hustler Onlineは最近ころころと入り口のぺージデザインを変更してるなあ。一時期はたどり着くのが大変だったが、最近はわりとすっきりしてきた。

1998/01/29

大槻ケンヂ『くるぐる使い』読了。
ネタばれあるかもしれないのでこれから読む人は注意。
◆兄と二人暮しの妹が、宇宙人に埋めこまれた受信機で電波を受けていると言い出す「キラキラと輝くもの」。妹が死んだ後に挿入される「作者」の謎解き説明が全く興ざめ。書かなくたってこの前後の描写で判るのだし、「怪奇現象」に「はまる」ことへの牽制なのか冷めていることの表明なのか知らないが、違和感ありすぎ。指輪を握っていたと言うのもちょっと出来すぎかな。胸の傷を見てと迫るところや、ベンチでの「声」に答えるところで十分な説明になってるだろうに?それに、兄貴に事情を理解させる必要だってなさそうな物だが、これは他の収録作品にも見られる傾向で、登場人物に納得させてあげないと気が済まないところがあるのかもしれない、と思ったりした。
◆見世物の気狂い少女の悲しい恋、「くるぐる使い」はまっとうな、というか基本フォーマットを守った小説という気がする。美那に惚れたくるぐる使いが邪推して疑惑を抱くあたりからが面白いところで、最後に自分で確かめるかのようにコックリさんをするところが気に入った。
◆憑依は現実逃避からくるのだから、逃避から戻るだけの説得力のある御祓いをすれば治療出来るというエクソシストがやってくる「憑かれたな」。何回も出直したりして、ラストへの引っ張り方もいいし。これはバランスが良い。あまり全体の流れに関係無いが、”一郎に口にアフレコするかのように、博子がゲラゲラと笑った。”の一文が面白かった。
「春陽奇談」は単純に言ってしまうと「妄想と現実の見分けがつかなくなった人」の話なんだが、主人公が助けを求めたフリーライター六助と妹の美甘子のじゃれあいが主人公とは対照的に明るい現実なので話にめりはりがでている。
◆この本では唯一合理的な説明が出てこなかった(笑) 「のの子の復讐ジグジグ」。どたばたな展開なのであまり言うことはないのだが、ジグジグジグジグジグジグ復讐したのの子にしては最後の台詞は変じゃないかい。読者へのメッセージじみていてちょっと違和感。中盤からラストまで、何から何までのの子の思い通りでちょっと起伏が乏しかったかも。

なんて、いまさら書くのはちょっと外しているかもしれないけど、とりあえず書くことは書いておかないとな。

『コミック釣りつり』は「俺のスーパートラウト」のみチェック。

1998/01/28

寒いな。まじで雪になりそうだ。

おおヽ(^o^)/ ぱらだいすCityの安森然のホームページがあったとはヽ(^o^)/
感謝>べくちゃん

今日の立ち読み(笑)
『からくりサーカス』はしろがねのセーラー服萌え萌え:-) 18歳って設定だったのか。
やっと告白の『H2』。それにしてもヤマ場に欠ける漫画だこと(^^;)
『G-taste』は相変わらずですな(笑)
今日じゃないけど『ジョジョの奇妙な冒険』、ううむ、ここでスタンドが登場するとは。
『きりん』はもうだめだなあ。「何かを賭けて」異世界に行く話はろくなことにならん。

今日の買い物

二宮ひかる『初恋』(白泉社/ジェッツコミックス)
さて新刊です。
アニマル増刊に掲載されたという『性夢十夜』は読んでなかったなあ。今回の収録作品の中では『ひまわり』が好きだな。
大槻ケンヂ『くるぐる使い』(角川書店/角川文庫)
『雫』への影響の度合も大きそうな毒電波系小説。別に雫との関連で買ってきたわけでもないが。個人的には毒電波系には特に興味ないんだけど :-)テンションが高そうだったので買ってきた。
『快楽天(3月号)』(ワニマガジン)
今回の村田蓮爾の表紙は昔やった野球少女の続きだろうか?バックナンバーが出てこないから、同じ女の子なのか確認出来ないが・・(画集も買いそこなったし)
OKAMAの『カナリア』は最終回でそれなりに盛り上がっている。でも、細かいつなぎ方がなんか気に入らんというか:-) いきなり飛ばすな!っていうか。手を捕まれたところからあっという間に騎乗位で挿入されてたり、何日も経っているのに暴行された当日のように横たわっているクッキとか、どうやって歌手を捨てたんだろうかとか(探しにこなかったんだろうか?)、なんか細かいことが気になってしまう。
夏蜜柑『ひざにとまる蝶になろう』。少女趣味は良いけど、元気だったのが「何日目」かに「あっけなく逝ってしま」ったってさあ、安直に殺してるだけじゃん。
『モデルアート(3月号)』(モデルアート)
ランチアのラリーバージョンの特集。ストラトスもいいけどデルタS4やデルタインテグラーレの手頃なキットが欲しいなあ。
1998/01/27

買う物が無かった。
ウルトラジャンプは村田蓮爾の表紙が魅力とはいえ、大暮維人はだんだん線に魅力が無くなってきたし、アウトロースターも興味ないので立ち読みですませているのだけど、来月号は買った方が良いかもしれない。しばらく『銃夢外伝』を描いていた木城ゆきとがやっと新連載を始めるとのことだし、『しっぽの秘密』の櫻見弘樹も描くようである。

1998/01/26

絶不調。

昨日はキャッスルだったというのに、2/1にはリーフオンリーの即売会 Brand New Leaf 2がある。さすがに金も無いし、雫・痕は好きだけど同人誌は食傷気味なので、多分行かないだろうな。

アレなパソ通の本とは
段ポール箱の本を整理(読みたい本を発掘していただけ)していたら、出てきたので読みかえしていた。やっぱりいい話だ、ブルーバックスとおもえないアレなところがまたたまらん。たまに知らない人がいるようなので書いておこう。
荻窪圭・永野のりこ『マンガ パソコン通信入門』(講談社/ブルーバックス)
いちおうパソコン通信の入門を意図していたらしいのだが、出来上がった物はといえば。パソコンとかアレなものを馬鹿にしていたトオルだが彼女のユキに電話をしても話中が多いので何かともったらパソコン通信にはまっていた。ユキをこの道に引っ張りこんだオトコがいるらしいと見て、探るためにも無理をしながらも通信を始めたトオルだが・・・。結局永野のアレな作品になってるのだった。もちろんミサイルとか「世界を破滅させちゃうような」爆弾は出てこないけど、なかなかいい話だ。読んでない人は必読。

1998/01/25(日)

コミックキャッスルvol.15に行く。
ヽ[^o^]丿せんせい、べくちゃんと落ち合い、いろいろ回ってから飯食って別れる。さすがに昨日の今日なので食い放題とかカラオケには行かなかった:-)

そのあと久しぶりに池袋リブロに寄る。改装してから行くのは初めてだ。
本をちょっと買って、家に着いたらとっても疲れていた。本当ならワンフェスも行きたかったけど、やっぱりこれじゃ行けなかったな。

今日の買い物

西炯子『さよならジュリエット(西炯子短編集3)』(新書館/ウィングスコミックス)
バーで出会ったホステスは、高校の頃から主人公を見つめていて、東京まで追っかけて来たというオカマ。あまりにしつこいので結局同居することになる表題作。
「機械の体があれば2人で宇宙旅行にいけるのにねえ」と未来のカップルを描く『あなたがいるなら』。結局2人は機械の体を手に入れるのだが、1つの体に2つの頭をつけてレバーで切り替えるとは、しりあがり寿の名作ではないか、これ(笑)
エドワード.W.サイード『イスラム報道』(いすず書房/いすずライブラリー)
「イスラム」を報道する際のマスコミ(主にアメリカ)の視点、イスラムを一つのものとみなしたり、物事を親米反米、親共反共という観点で切り分け、それでうまく分類できない事件や動向は無視する、という「オリエント−オクシデント」による認識を批判する、『オリエンタリズム』から続くテーマの本。
リタ.アッカーマン『リタ.アッカーマン ワークス1993-1996』(ロッキング.オン)
リタ.アッカーマンの画集。洋書のような装丁だがロッキング.オンの出版である。ロッキング.オンから出たのは、彼女の絵がCDのジャケットに使われてたりするからか。
1998/01/24(土)

トゥームレイダー2
発売と同時に攻略本が2冊も出てるし、買っておきたいんだけど、まだトゥームレイダース終わらせてないし。TLSRもネクストキングも封を切ってないし。

池袋でN-MIX廢人たちと一緒に食い放題。
楽しいけどあわただしい。2時間なんてあっというまに過ぎるなあ。別に食い意地張って食うのに忙しいわけじゃないんだけど。

今日の買い物

高田慎一郎『神様の作り方(五)』(エニックス/Gファンタジーコミックス)
遊風稜(ゆせみ)の登場で話が急展開するかと思いきや、ちょっと説明を兼ねて一休みしているような感じだ。この本も表1、表4にこんなものを載せていたか。見逃していた。
広川浩一郎『A to Z』(晋遊社)
というわけで昨日の今日だが、新刊が出ていたので買ってきた。
「軍曹」のペンネームで描いてたころはほとんど知らないのだけど、「NOZO・MU・・・」は読んだことがあるなあ。記憶がザルだな。
巻頭の「最後の闘い」はプロットやディティールの詰めが甘いとは思うけど、ナマコみたいなアソコとか壊れ方の描き方が好きだ。
『激漫(3月号)』(ワニマガジン)
まんだ林檎の「いとこどおし」はレズのいとこ2人が刺激を得るためにたまには男に汚いことをされてみようとする。あとで慰めあったりして。ところで、まんだ林檎ってやっぱり女だったのね。『トラブル・カルテット』の女子校4人組の愛称の付け方とか会話がやたらノリがよくてリアルな気がしたもんだから・・(と、間抜けな推測をしてみたりしていた)。今回も「ジジィには関係ねえよ」と言い捨てる女の子の顔がとってもよい。
MARO「ABILITY」、今回は割と気に入ってます。でもセリフとかプロットが(確信犯だろうけど)大袈裟かつ馬鹿馬鹿しすぎて気がそがれるので、あまり読めないのだな。
天竺浪人「星に願いを」は目を離したすきに展開がよくわからなくなってしまった(^^;)
『ビッグコミックッスピリッツ(No.8/2.9号)』(小学館)
置いてあったのでつい買ってしまったけど、伊藤潤二だけではなんだかな。やっぱり買うの止めよう。「うずまき」はこの先どうやって進めるのか気になる所だ。いままでのパターンでは単発のネタだったんだけど。いつまでも父親の怨念が降りかかってくるという展開でもないだろうし。
1998/01/23

Netscape Navigatorのソース公開かあ。やるなあ。で、OS/2版のCommunicatorはいつ?^^;

今日の買い物

木尾士目『陽炎日記』(講談社/アフタヌーンKC)
アフタヌーンにぽつりぽつりと描いている、恋愛をテーマにした、恋人同士の話。変な言い方だがそういうマンガだ。
金田一蓮十郎『ジャングルはいつも ハレのちグゥ(1)』(エニックス/ガンガンコミックス)
平積みの山から拾ってきただけなのでよく知らないのですが(^_^;)
ジャングルの少年ハレのところにやってきた謎の少女グゥ(デフォルメ綾波に似ているぞ)。猫をかぶっていた姿とは打って変わって無愛想で何を考えているか判らないグゥ、実はなんでも食べてしまう奴だった。
何かあるたびにハレが現実逃避しようとするのが楽しい。
よしもとよしとも『Greatest Hits +3』(双葉社)
東京防衛軍、日刊吉本良明など懐かしい作品が多いけど、いまは絶版らしいのでまあいいか(持ってるけど)。日刊吉本良明は妙なリアルさがよかったな。ノリもバタアシ金魚で。単行本未収録作品もあり。
よしもとよしともは一時期はやったものの、最近はそうでもない。軽そうだけどわりと暗い感じが好きだったのだが。でもいまみると新しく見えるな。
永井豪・桜多吾作『グレートマジンガー(3)』(双葉社)
とにかくまあ、破天荒である。とりあえずこちらを参考にしてください。

藤田和日郎『からくりサーカス』のことも、いやーすげーわ、と書こうとおもったけど、これも同じくこちらを見てください(苦笑)
『コミックドルフィン(3月号)』(司書房)
やたらみんな濃くて汁っぽい。ここの常連作家では、米倉けんごみやびつづるMG・ジョーあたりが好み。米倉けんごはとくにプロットもないけど少女マンガ的なコマの流れによって想いが交錯するような雰囲気を出している。って何言ってるんだか判んねーな(^_^;) みやびつづるはいつもの「xxがいいの〜」なので良いとして、でも最初のコマの表情とかふくれっ面の「ぷくーっ」ってのもよかったけど、いままで名前を知らなかったor覚えてなかったマンガ家では、広川浩一郎(そういえばドルフィン大将の表紙で名前は見ている)は柏木楓を連想させるおかっぱの女の子の話が気に入った(ちょっとチャーリーにしなかに似ている?)。おかっぱというか、ボブカットもいいよね。もうひとりはマーシーラビットで、特にどこが良いといえないのだけど絵柄が好みだった。
『ヤングアニマル(No.3/2.13号)』(白泉社)
二宮ひかるの新連載「ナイーブ」はいつもの調子で、遊びのつもりで初心な感じの女の子に手を出したらこっちがはまりそう、という展開。(単行本「初恋」が1/29発売予定)
東城和実「晴れたらねっ」は由里絵がよいなあ。いつもの東城キャラだけど。
ベルセルクは大きな瞳のジルが可愛かったけど、今回のショックで壊れたよね、これ(笑)やっぱりベルセルクはこれでなくては。

あなたが壊したいのはジルですか?それとも太田香奈子ですか?ヽ(^o^)/

『アフタヌーン(3月号)』(講談社)
四季賞受賞作家の博内和代がまた描いている。これってやっぱり世棄犬だよねえ?まぁそれはともかく、この手のマンガ家は結構描く場所が限られてしまうのねん。
四季賞といえば今年の四季賞結果が載っている。大賞の山下博行「Bird Cage」はなかなかよいな。時間が交錯し、いなくなった者が語り掛ける。こんな映画かドラマがあったような気もするけど。
小野ひで次「拡散」はついに完結。かっちゃんは戻ってきたけれど、この拡散は最後の拡散なんだろうなあ。
「ヨコハマ買い出し紀行」って、アルファが普通の人間でも作品上全然問題なさそうだな。
『HomePage Design(vol.5)』(エーアイ出版)
ちょっと用紙を変えたようだ。艶はなくなったものの、紙厚やや薄くなった感じが気がする。内容はともかく、ページデザインも変えてきたみたいだ。
今回は「Webマガジンを作ろう」という特集に釣られた。
1998/01/22

1/25は池袋のキャッスルに行く予定だが、同じ日にビッグサイトでワンフェス(ワンダーフェスティバルといって、当初はガイナックスが立ち上げ、現在は海洋堂が主催している、ガレージキットの即売会)もやるんだよなあ。金があれば行きたいけど・・
キャッスルは冬コミ直後なので新刊も少ないだろうけど、デドアラ関係も増えてるみたいだし、冬コミに出てないサークルも多いからパスしづらい。

このところ、オーウェルの『気の向くままに』を読んでいる。気が付くと自分の書く文章に口調が伝染っている(^_^;) ファシズムの話題が多くて、読んでいるとまたオーウェルの小説を読みたくなってきた。『1984年』、『動物農場』、小説ではないが『カタロニア讃歌』、どれも重いがいい作品だ。

今ごろ気が付いたのだが、N-MIXでよくお見掛けするnakakukiさんのページからリンクを張っていただいていたようだ。ありがとうございます_o_ > nakakuki

1998/01/21

AWOLの描き方
テレビ東京水曜深夜(エルハザードの続きの枠)の政治&軍事を描いていると思われるアニメの「AWOL」は、今のところちょっと見るに耐えない展開である。
色気やドタバタやロボットアクションで売ろうとせずに(スポンサーも付きにくいだろう)戦争を見せようとする意欲は買うが、いかんせん素人芝居なのだ。統幕議長や政府高官が作戦行動中の特殊部隊隊員と直接無線でやり取りするとも思えないし(基地に作戦司令官は居ないのだろうか?)、VIP誘拐で緊急事態だと言うのに相変わらず広い会議室で4人集まって皮肉の応酬合戦を繰り広げるだけだし。命令して思い通りにならなければ怒鳴るだけだし。その意図的に烏合の衆として描かれたのかわからない上層部に対して、有能な役らしい「少佐」は人質奪回作戦の活躍を認められて受勲したりもするのだが、肝心の作戦行動中は銃で撃ってるシーンか相手がやられた後ぐらいしか画面に登場せず、どれほど手際が良かったのかは描かれずじまいである。
ブッシュの陰から見張り兵に狙いを定める狙撃兵。次のカットでは室内で談笑する誘拐犯のリーダーと、実はやらせで誘拐されたVIP。頭を打たれて倒れている見張り兵。吸い掛けの煙草からは、放置してある煙草の火は消えやすいにもかかわらず、異様に長い煙が漂っている。
銃撃戦(銃撃戦らしい銃撃戦はほとんど描かれていないのだが)の後、全滅状態の警備兵をサーチライトが照らしている。ゆっくりとパンすると、そのサーチライトを担当する兵士も撃たれて死んでいる。が、このシーンをそんなにもったいつけて流す意味があるのだろうか。こういうシーンは長く見せ、手際の良さやプロフェッショナル振りを見せるシーンは極力割愛するのがこの作品の傾向である。
特殊部隊を有能そうに描くのは難しく、うまくやらない限り無能に見える。AWOLの場合、やられる側は大抵ハリウッド映画のやられ役程度の無能にしか見えず、制圧した側も相手が無能だから勝てたようにしか見えない。これといって見せ場の無い性質の作品で、無能な上層部と有能にも見えない実戦部隊をメインにしていたら見るところが無いぞ。政治的駆け引きを描いて見せてるわけでもないし。

日清の日清庵・カレーうどん
食ってみたけど、カップヌードルカレー味と全く区別がつかなかった。

1998/01/20

このところ頭痛がする。一酸化炭素中毒かな。でも外に出てても痛いんだけどな。

夜食にごんぶと天ぷらうどん。ごんぶとは麺をよくほぐしてゆすがないと臭い匂いが残るので気をつけるように。天ぷら後乗せサクサクじゃ、などと言っているCMがあるが、サクサクの天ぷらなんて間違っているに決まっている。天ぷらうどん・かき揚げうどんは天ぷらの衣がぐずぐずになるまでほぐして食う物だよヽ(^o^)/

エコエコアザラク写真集とよしもとよしとも作品集を見掛けたけれど、手持ちが無かったのであきらめる。手持ち金をぎりぎりにしておけば金使わずにすむんだな。その時買えなくていらいらしても次の日も買おうとするかどうか判らないし。でも逆に金があると、今日買ったら満足かというとそんなことはなくて次の日に新しい物を見つけるとまた買ってしまう。

1998/01/19

買ってからちょっと間が空いてしまったが、小野敏洋『太陽の少女インカちゃん』(「電撃大王」)は今月号が最終回だった。インカちゃんは素顔が公開されたし、生徒会長も番長もうまくくっついたし、めでたしめでたし。つぎは何を描くのかな。前に言ってた、登場人物全員が眼鏡っ娘の「眼鏡天国」ってやらないのかなあ?もう旬を逃したか?

偏ってるとはいえ、なんとなく漫画ウォッチングみたいなページになりつつあるな。日記のつもりなのに。改善しなくては(^_^;)そういえばコンピュータの話題もほとんどしてないな。

段ボール箱から引っ張りだしておいた、谷崎潤一郎『人魚の嘆き/魔術師』(中公文庫)を読了。解説にも書いてあったが、いま読んでもなぜ谷崎(文壇では「潤一郎」と呼ぶらしいですが :-))がこういうの書いてるのか、ぴんと来ない。薄い本で挿絵も魅力的なのだが内容はイマイチであった。『美食倶楽部』など、他にもおもしろい作品があるのに。
このあいだ買った杉本良夫の本も読了。

買ってばかりだと読む方が追い付かないから、いろいろ消化していかないとな。

1998/01/18(日)

池袋の新宿書店で買い物。

今日の買い物

ポルノ☆スター(玉置勉強)『濡れた幼妻』
冬コミで売っていたやつらしい。ポルノ☆スターは玉置勉強の主宰?だが、この本はいろんな人(沙村広明・たかしたたかし・清水潤・OKAMA・宮本直哉・うさうさ・冬目景・OGAI)が描いている。いちおうヴァンパイアセイヴァー・リリス中心らしい。
『コミックキャッスルvol.15 カタログ』(ブロッコリー・コミックキャッスル準備会)
1/25(日)開催分のカタログを買ってくる。それで知ったのだが、キャッスルは残りのvol.16(3/21)とvol.17(6/15)をもって終了するとのこと。がーん。
『ビッグコミックスピリッツ(No.7/2.2号)』(小学館)
売っていたのでつい買ってしまいました。表紙に伊藤潤二の名前が出てたもので。
伊藤潤二「うずまき」は、いつもとまったく同じ伊藤潤二ノリだヽ(^o^)丿 それにしてもラス前のうずまきは恐いぞ(^_^;)
それにしてもほんとに週刊でやるつもりなのか。全部描きあげてあるのかな。
榎本ナリコ「センチメントの季節」はよい話だ。ぎこちなかった頃があったんだなと実感する話は他にもあるが、こういうシチューエーションで持ってくるのは初めてだ。なお、「センチメントの季節 秋の章」はこれで終わりなので、「春の章」が始まる3月まで読めない(泣)

新宿書店から出ようとしたところ、n*kur*i先生・ヽ[^o^]丿先生・hk(べくちゃん)の3大カラオケ魔神に捕まり、ヲタクなショップを引き回される。
で、K-Booksでプライズものの中古を買う。最新のプライズは携帯電話のアンテナ用マスコットとか文房具セットがでていたが取れなかった。

『ときめきトランプ(朝日奈夕子)』(コナミ)
これはゲーセンでみた記憶が無いけど。
『ときめきTシャツ(朝日奈夕子)』(コナミ)
ま、いちおう。
『ときめきCDケース』(コナミ)
これは一番実用的だ。CDを持ち歩くときに生だと傷が付くし、プラケースは壊れるしケースが無い物もあるので、そう言う時に使うソフトケースだな。
『ときメモ disc collection 朝日奈夕子(植物園)』(コナミ)
これは持っていたような気がするんだけど。
『スーパーリアル麻雀グラフティ 1996カレンダー』(セタ)
よしよしヽ(^o^)丿。でもこれってクレーンゲームの景品だったのかなあ?
『スーパーリアル麻雀PVI 1997カレンダー』(セタ)
よしよしヽ(^o^)丿
1998/01/17(土)

『ワープロ作文技術』を読み返していると、リズムを考慮して推敲する話が載っていた。同じ音の繰り返しを避けるとか音韻に気をつけると言うことではなく、休拍を含めて文章全体を何拍で区切って読めるか、たとえば4拍の繰り返しであるとか3拍4拍の繰り返し、などに留意して言葉を選ぶと言うのである。それで文章の意味が判りやすくなるわけではないけれど、飲み込みやすくはなる。
そういうことにまで気をつけて書いていたのかと感心する反面、前にも読んだ筈なのに一体なにを読んでいたんだか、と愕然とする。

1998/01/16

今日の買い物

松田隆智・藤原芳秀『拳児(5)』(小学館/少年サンデーコミックスワイドセレクション)
いよいよ台湾での本格活躍。はれて劉月侠の八極拳に正式入門を果たす。
『漫画ばんがいち(2月号)』(コアマガジン)
巻頭のうらまっく「ダイキライ」が楽しい。タイトルページから楽しそう。近々美人アシと入籍!!とか書いてあるな:-) 尾崎未来はいつもの藤井くんシリーズ。好きなんだけど相変わらず会話文の区切りに中黒・を使っておる。おまけに文末が・で終るセリフまであるし。わしにネームチェックさせろ(^_^;)あとは才谷ウメタロウ「デザイア(下)」がなかなかハードでした。
ばんがいち漫画大賞の入賞作が載ってるけど、プロットがとってもありがちだな。
『コミック電撃大王(2月号)』(メディアワークス)
なんとなく買ってしまったものの、ダークウィスパーは載ってないのを忘れていた。アナルマンはピカチューネタ。高雄右京のToHeartは漫画にする意味イマイチ感じない。多くのキャラのイベントを詰め込んでるだけという感じ。ギャルゲー大王は相変わらずリーフ(初音のないしょ)だ! ごとP氏のイラスト・エッセイが今月から始まったけどこれも初音のないしょねただ!(笑)
1998/01/15

アニメ・剣風伝奇ベルセルク
イメージの喚起力や迫力についてマンガと比較するのはもうやめることにしたのだが、見ているとやっぱりいらいらする。
あの鉄の塊を振り回すのに肝心なところではしょるので何も見えない。省略だって技法の一つには違いないけど、塊がこちらに迫る絵にして、インパクトの瞬間、ヘッドは回転するのだ、じゃなくて、インパクトの瞬間は暗転とかにして次のシーンでは相手が吹っ飛んでいるという(オーソドックスな)やり方でも効果が出るだろうに、相手に食い込んでる絵を止め絵にして血だけ吹き出している映像にするなんて(しかもラストシーンとかじゃなくて戦闘中)、止め絵にすれば良いってもんじゃないという例の最たる物だろうな。見ていていらいらするのは変に間をとる場面である。鎧の音などのSEは頑張って重厚さを出そうとしているんだけど、動きが遅いのではなく、動き始めるのが遅いので、「重み」より「遅さ」しか感じない。なぜ止まる、なぜそこでじっとしている、なぜ斬りかからない。TVの時代劇の見過ぎか?バックの人物は全員動かないとか、合図があればいっせいに(全く同じに)動き出すなんてことは無いのに。セル枚数とか予算の問題ではないよ、これは。

こんな雪の日に出かけるものではないよな。
新刊目当てに出かけたものの、近所の本屋はさすがに閉っていたので川崎BE有隣堂と蒲田駅ビルの文教堂をはしご。蒲田の文教堂も御無沙汰で、いろいろ買いたい物にぶちあたるので困った困った。

今日の買い物

藤田貴美×山下友美『花と狼の帝国(2)』(白泉社/セリエミステリーHLC)
白バラと孤児院とドイツ人とユダヤ人と。
吾妻ひでお『吾妻ひでお童話集』(筑摩書房/ちくま文庫)
ふと、目に止まったので。吾妻ひでおの漫画はあまり積極的に集めてはいないんだけど。
杉本良夫『「日本人」をやめられますか』(朝日新聞社/朝日文庫)
日米比較中心の日本文化論・日本文化特殊論は国粋主義の推進しているだけではないのか。日本文化特殊論の論法を使って全く逆の日本文化論を作ることも出来る、というお遊びを見せたりもする。杉本良夫のメタ文化論は日本文化論・日本人論を耳にするものにとって視点をずらす働きをもたらしてくれる。ロス・マオアとの共著『日本人は「日本的」か』、本書の姉妹編とも言える『日本人をやめる方法』もおもしろい。
四谷シモン・編『日本の名随筆(別巻81) 人形』(作品社)
そうか、作品社もこういうテーマ別アンソロジー出してたのか。しかもテーマ毎に編者を選んでいるところが賢い。この本も四谷シモンという適材を編纂者にしている。
ジョージ・オーウェル『気の向くままに 同時代批評1943-1947(彩流社)
左翼系週刊タブロイド紙「トリビューン」に連載していたコラムの完全訳。平凡社のオーウェル著作集のは抜けがあるのだそうだ。あっちは持ってないので関係ないが、一冊にまとまっているのは便利である。ちょっとかさばるけど。
トニー・グリーンランド『パンツァーモデリング・マスタークラス』(大日本絵画)
精密なディティールアップや落ちついた塗装などでおなじみのグリーンランド氏の「戦車の作り方」。
『簡単プロなみ写真術』(アスペクト/特集アスペクト21)
あんまりまじめな本ではない。あくまで写真の「楽しみ方」の本であって、「優れた写真」の撮り方の本ではない。コンテストで儲ける方法とかカメラで生計を立てるためには、という記事もあったりするが。アスペクトの本を買うの初めてだが、ちょっと紙が厚くて開いたり曲げたりしにくいのが気になった。
『1/35 巡航戦車Mk.VIII クロムウェルMk.IV(A27M)』(タミヤ)
まず箱が意外に小さい。なんとなくチャーチルのイメージが頭にあったのだが(まちがってる)、これはコンパクト。この箱にパーツがぎっしりと詰まっている。実家にいたときならそのまま作り始められる環境(少なくとも、ペーパーがけ、組み立て、サーフェーサー吹きぐらいは)だったのだが、いまはちょっと無理なので、仮組みだけにする。
『1/72 グラマンS2F-1トラッカー』(ハセガワ)
まえに絶版と書いたのはウソだったかもしれない。普通に売っていた。まぁこれでE-1Bのトランスキットを買う準備の一部が整ったわけで(^_^;)
『季刊 本とコンピュータ(vol.1/1997夏号)』(大日本印刷ICC本部/トランスアート)
エンカルタと日立デジタル平凡社の百科事典はどっちがいいんだ、と親に聞かれたので、ちょうどその制作のいきさつが載っているこの号でも送ってやろうかと。
1998/01/14

今日は帰りが遅くなったので本屋によれなかったのでコンビニで立ち読みだけ。
小池田マヤ『スーパータムタム』(「まんがタイムラブリー」)はぼろぼろのタムタムを慰めるシガ。憑き物が落ちたようにさっぱりとする二人。でもサキとは一緒にならないんだろうなあ、多分。
「ヤングジャンプ漫革」には小手川ゆあ『おっとり捜査』駕籠真太郎の読み切りが登場。『おっとり捜査』はやっぱり週刊よりも漫革のペースで連載した方がいいと思う。
冬目景『イエスタディをうたって』(「ビジネスジャンプ」)は短期集中連載とのことで第4話で終了。ちょっと中途半端に終ってしまったかな。数年遅れで告白して玉砕して。でもまだまだ次回が続きそうな終り方もいいかな。
冬目景といえば、部屋の荷物を整理していたら昔の切り抜きが出てきたのだった。十目傾『六畳劇場』(第11回コミックバーガー新人漫画賞佳作)。
さすがに残していたことすら覚えていなかった。それに何年の何号なのかメモってないからいつ頃のか判らない・・・。ついでいろいろ掘り返してみたところ、岡本かやのがペンネームをまなべゆうに変更したときの第一作『北海道はいい湯だな』(「ヤングHip」)とか、南Q太『あそびにいこうよ』(「ヤングHip」)(これ単行本にならんのかなあ)なんかが出てきた。そういえば交通事故で亡くなった高木りゅうぞう(Mr.マガジンで2本ほど描いていた人)の漫画もあるな。他に唐沢なをき『版画男』(スピリッツ21で連載していた、版画によるギャグ漫画)、上條淳士『赤×黒』(「ヤングサンデー」)、川崎ぶら・秋重学『ニナライカ』(「スピリッツ21」)などなど、単行本化を待っている作品があるのだが、本にならないことには捨てられないなあ。と思いながら見ているとちっとも片付かないのだった。

1998/01/13

本棚の片付けをしていたら、そういえばこんな本があった、読みたいなあ、という本がぞろぞろ出てきた。それはそれで順次読んでゆきたいけど、さっさと段ボールから本を出して本棚にならべないと読みたいものが読めないなぁ。段ボールの中にあるのが判ってるのと、脊表紙が見えてるのではかなり違うよね。

今日の買い物

『Do PHOTO(32)』(デアゴスティーニ)
写真撮影の入門シリーズの雑誌である。この手の薄手の週刊シリーズ雑誌ってヒットしてるのかな?書店にしてみれば、ならべておかないといけないしバックナンバーも取っておかないと置かないといけないしでけっこういやだと思うんだけどなあ。
1998/01/12

今日の買い物

栗原まもる『青春中!(1)』(講談社/KCデザート)
ああ、もくろみ通りに行かないわ、青春(泣)ってな感じのどたばたコメディ。作風が阿部潤『the山田家』(ヤングサンデー)。なんという少女マンガ(^_^;)
みずき水脈『横浜無印少年』(講談社/KCデザート)
最初のコマのセリフが「右希子/いっぱつ/やらしてくれ!」「やだっ」。ってどういうラブコメや。登場人物は6人ほどの男女仲良し組なんだが、だれがメインなのかまだ読んでないからよくわからない。だれとだれとが付き合うことになって〜という極めて平凡な話題を扱っているけど、楽しいからよし。

2冊とも全然知らない人で新刊の山から拾ってきただけだけど、選択は間違っていなかったようだ。
『Armour Modelling(vol.7/2月号)』(大日本絵画)
砂漠の狐、ドイツ・アフリカ軍団の特集。それにしてもぱっとする記事が少ないなあ。表4にタミヤのクロムウェルの広告が載っていて、こっちの方が気になるぞ。
『ビッグコミックスピリッツ(No.6/1.26号)』(小学館)
いつも通り、榎本ナリコ「センチメントの季節(第9話)」。「まっくらなみち」って、ちょっと陳腐ではないかと思ったけど。
それはそうと、来週から美少女ホラーの名手伊藤潤二が連載開始とのことである。これは期待。だが週刊で連載なんかできるのだろうか?
しかし・・・「美味しんぼ」ってまったく箸にも棒にも引っ掛からないシナリオだよなあ(^_^;)いくらダシにするための展開とはいえ。
1998/01/11(日)

昨日ウテナのサントラに関連して書くつもりだったのに抜けていたのであらためて。
合唱曲の作詞作曲を担当しているのはJ.A.シーザー氏で、寺山修司の「天井桟敷」などで活躍した経歴があり、寺山ファンでもある幾原監督が惚れ込んだJ.A.シーザー氏に音楽を担当してもらった。ということはそこらへんでも説明されているのだが、演劇に疎いわしは当然天井桟敷もJ.A.シーザー氏も知らなかった。それであの歌詞も舞台的というか前衛っぽいんだよなあ、とあまり利口でなさそうな理由で納得する。もっともその先にははまらない、つまりJ.A.シーザー氏の追っかけを始めることはないだろうけど。

今日の買い物

みずきひとし『巨乳家族(1)』(実業之日本社/マンサンコミックス)
家族のみんなが巨乳で主人公の男の子までなぜか巨乳。陰謀で女性モデルとしてデビューさせれてしまって女装を余儀なくされるは、スタイリストのおねーさまや実のおねーさまにもおもちゃにされるはでもう大変(笑)。
木村泉『ワープロ作文技術』(岩波書店/岩波新書)
この著者をしらないと、ビジネスマン向きの啓蒙書にありがちな「ワープロで知的生産」なんかの頭の悪そうな内容を連想してしまうかも知れないが、『ソフトウェア作法』『プログラム書法』などの優れた訳書でしられる木村泉氏が書いているのはそういうものではなく、ワープロやエディタなどの、後から何度でも切り貼り出来るという長所を生かした文章の組み立て方・推敲の仕方である。読めば判るのだが、特に変わったことが書いてあるわけではなくて、要するに読みやすくわかりやすい普通の文章の組み立てかたのこつを書いているのであって、このソフトだとアウトラインをまとめやすいとかDTPに向いているなどという文章作成に関係のない、数年で陳腐化するような話は書いていない。
それはともかく、この本は段ボールに埋もれたままでどこにあるのかさっぱり判らないので止むを得ず買ってきたのだった。
西澤保彦『幻惑密室』(講談社/講談社ノベルス)
N-MIXのbooks会議で「バカバカしい」と薦められたのでつい買ってきた。水玉螢之丞が挿絵と後書きのおまけを描いている。水玉じゃなかったら買ってなかったかも知んない(^_^;)
『季刊 本とコンピュータ(vol.3/1998冬号)』(大日本印刷ICC本部/トランスアート)
はやいもので3号を数えました。なんていうと関係者みたいだ(^_^;)。今回も盛りだくさんなので紹介しにくい。電子図書館についていま日本でもっとも現実的な情報が読める媒体だと思う。企画ものとしては「欲しい本が書店にない!」「道具としてのインターネット」「作家21人に聞いた『自作の電子出版』是か非か」など。なぜか倉多江美の漫画が載っている。
『フォト・テクニック(1/2月号)』(玄光社)
なんとなく。モニター募集に釣られたのかもしれない。マンガとかゲームの雑誌はだいたい勘が働くのだが、カメラ雑誌はどこで見分ければいいのかもわからんので勉強も兼ねて。
『ヤングHip(2月号)』(ワニマガジン)
習慣で買ってしまったけれども、あまり面白いのがなかった。ここには初登場のDEME『私の彼はね・・・』ぐらいか。これも女装している男ネタ。ヒロインの制服姿とキワドイ私服姿にギャップがありすぎて、同一人物とは思えないのがちょっと残念。
1998/01/10(土)

軽い、めまい
金井美恵子『軽いめまい』を読み終える。働いているわけでも習い事をしているわけでもなく毎日が同じ事の繰り返しで何日おきかにスーパーに同じようなものを買いに行くような主婦がふと感じる「めまい」を書いた小説を読んでいると、毎日おなじようなことをして同じように煩悩日記を書いて一日を終える者としてもちょっとめまいがしてくる。ついでに言うと、金井美恵子の文章を読んだ後はつい、あの文体に引きずられてしまい、こういう文章になってしまう。読み終わって、さて、次は『柔らかい土をふんで、』に手をつけるのが順当なのだが(実は『恋愛太平記』もまだ読んでないのに)、なんとなく他の単行本を物色していると、小説と映画に関するエッセイと評論集『本を書く人読まぬ人 とかくこの世はままならぬ』に引っかかる。
小説より面白い、というと語弊があるが、エッセイや評論の方がより愉快だ。金井美恵子が映画について書いているとき、とりあえずそのセンスをあてにしている。そういう言い方はいくらなんでもかわいそうじゃないの、と思うことはあっても、なんかはずれてるよなあ、といったことが無いのは相性が良いのだろう。単に慣らされてマヒしているだけかも知れないけれど。

この間買った、少女革命ウテナのサントラCDを聞いていると、鼻息? なんて歌詞が流れてきて何だこれはと思って見てみると「円錘形絶対卵アルシブラ」だ。他にも「幻燈蝶蛾十六世紀」「寓意・寓話・寓エスト」だの、なんかぶっとんだタイトルが並んでいる。歌詞を読むとこれがまた理解不能で(「絶対運命黙示録」からしてそうなのだが)、まともに読もうとすると、まためまいがしてくるようだ。puffy「アジアの純真」も同じだけど、歌を聞いてるときは合唱の歌声を味わうだけでいいのに、歌詞を見ながらだと、理解しようと頭が動いてしまい、理解できずに困ってしまう。そんなわけで、アルシブラは歌詞カードをみないことにして、聞くだけにする。

考えてみると、めまいの原因はそんなことではなくて栄養失調と自律神経失調あたりにあるのかも知れない。今日なんて朝から腹は壊してるわ、後頭部から首にかけて鈍いしびれを感じるわ、足はだるいわ(雪中行軍の余韻だろう)で大変であった。これはマジでやばいと思い、しゃぶしゃぶ食い放題を狙うが人が集まらなかったので、渋谷に出かける。
東急東横線渋谷駅の先頭の改札を抜けてまっすぐいくとハチ公前に出る。その手前の地下街に「ぶや」という、うどんそば丼の店があり、看板の「first noodle」というのは「fast noodle」の間違いじゃないのかと思いながら入って天丼+半そばセットを食べる(もうちょっと栄養のつくものを食えよ ^_^;)。ここでは天丼とかき揚うどんしか食ったことがなかったが、今度はねぎとろ丼を食ってみよう。再び地上に上がると、ハチ公前の交差点の正面、センター街と西武に別れる角にあったビルがない。なにがあったっけ?

渋谷のパルコ・ブックセンターは一年ぶりだろうか。最近はマンガしか買ってないけど、前はここに来るたびに文芸・思想系の本を買っていたものだ。コンピュータ関係はあまり当てにしてないのでここでは買わない。で、またまたいろいろ買ってしまったのだが、そういえば「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」がしばらく見ない内にB5からA5に変わっていた。

今日の買い物

まなべゆう『猫とサボテン』(ワニマガジン/ワニマガジンコミックス)
でないのか〜、と言ってたらでてるじゃん。90年11月の「ヤングHip」掲載分から収録されている。みんな読んでるなあ〜。それ以前の作品が載ってないようだけど。あれはヤングHipじゃなかったのかなあ。収録作品はみんないい出来なんだけど、元がカラー原稿なのを2色で印刷してるんだけど発色が汚い。『実ごろ花ごろさくら頃』はオールカラーなのに。
佐野タカシ『イケてる2人(2)』(少年画報社/ヤングキングコミックス)
でた。小泉かわい〜いヽ(^o^)/
まんだ林檎『トラブル・カルテット』(ワニマガジン/ワニマガジンコミックス)
雑誌では3回ぐらいしか見たことがなかったんだけど、わりと日常的な話で好き。淫行教師の話で、最後に三つ編みの眼鏡っ娘が冷たく笑うところがいいな。
ロバート・クーヴァー『女中の臀(メイドのおいど)』(思潮社/ファンタスティック小説シリーズ)
原題は"Spanking The Maid"。わかりやすい(笑)。どじでへまばかりしているメイドと、その主人。ご主人様を信じて、自分に言い聞かせて、仕事に精を出すのだが、へまをするたびに「罰」を受ける。もういつものことだから、尻を出せ、といわれなくてもすぐ罰を受ける用意をしてしまうという。しかしなぜ思潮社(^_^;)
武田花『嬉しい街かど』(文藝春秋)
武田花を知ってる人なら判ると思うのだが(と言ってるわしは買うのは初めて)、いつもの「写真と文」である。いままで買わなかったのに今回買ってしまったのはTC-1を買ってしまったせいか?それにしても、ヘンな所でヘンな写真を撮る人だ(笑)
柄谷行人・編『近代日本の批評III 明治・大正編』(講談社/講談社文芸文庫)
文庫になってくれたのはありがたいこっちゃ。でも今日買う必要はないのにねえ。
ロレンス・スターン『トリストラム・シャンディ(上)(中)』(岩波書店/岩波文庫)
平積みされていたので目に入って買った。しかし、トリストラム・シャンディもしっかり出していたとは、岩波文庫恐るべし。
S.フロイト/中山元・編訳『エロス論集』(筑摩書房/ちくま学芸文庫)
性愛に関するフロイトの著作を集めたもの。
「幼児の性器体制」「リビドー理論」「ナルシシズム入門」「性格と肛門愛」などなど。せっかく原典が読めるんだから、通俗解説書を読む前に原典を読まねば。
折口信夫『折口信夫全集(第十卷) 國文學篇4』(中央公論社/中公文庫)
とりあえず中公文庫の分だけでも、となんとなく集めだした。たまたま残っていた巻を買ってきただけだが。
しかし侮れないのはちくま文庫である。当初から全集志向だったが、ほんと太宰とか鴎外(字が無い^_^;)の全集まで入ってるし。
フォークナー『響きと怒り』(講談社/講談社文芸文庫)
こんな作品があるとは知らなかった。読まなくては。それにしても、『八月の光』と『サンクチュアリ』はどこに埋もれたのやら。
1998/01/09

鶴田謙二『Eternal』は延期されて2/25になったのが正しいようで、モーニングの1/29という告知は間違い。ただ、2/26という説もある。

今日の買い物

『ヤングアニマル(No.2)』(白泉社)
ベルセルクは展開が読めたものの、ラストページは気に入った。でも普通、腕ちぎれるぞ、あれは。
次号ではまた二宮ひかるの連載が始まるようだし、楽しみ。
『モーニング(1/22号)』(講談社)
2冊目。ほら、いちおう人として。
1998/01/08

大雪で電車が止まったので遠回りして帰ったのだが、最後は一駅分歩くことになった。雪で歩きにくいはずなのに前に歩いたときより早く着いたのがちょっと不思議。でも足ふんばって歩いたので腰が痛いぞ。

・・・と昨日は書いたものの、読み通してみるとほとんどの作品がちょっとずつつながっていたりする。ある作品ではエキストラのような人物が同じシーンの主役として登場する。あとはもうちょっとキャラクターの描き分けをやってくれればなあ。→藤原薫『思考少年』

1998/01/07

今日の買い物

藤原薫『思考少年(2)』(ソニー・マガジンズ/ソニー・マガジンズ・コミックス・きみとぼく)
つづき。といっても基本的に読み切りでつながりのある話も少ないので続けて読まなくてもいいんだけど。
矢上裕『エルフを狩るモノたち(2)』(メディアワークス/電撃コミックス)
ちょっとずつ。なんか実質的なマンガのページが少ないような気がするのだが。
『SFマガジン(2月号/創刊500号記念特大号)』(早川書房)
500号ですか。目当ては神林長平の戦闘妖精・雪風シリーズ「戦闘復帰」なのだが。「星界の紋章」の森岡浩之が未来モノでない中編を書いているのね。あとでじっくり目を通そう。
『モーニング(1/22号)』(講談社)
本来の発売日の楽しみが減るから週刊誌の早売りは買わないことにしているのだけど、なにしろ鶴田謙二の表紙が目に入ったものだからつい手が出てしまった。というわけで「Forget-me-not」の続編が載っておりますよ。ちょっと線が奇麗になったような気がする。単調というか。そういえば『Eternal』の発売日は1/29と書いてあるんだけど、そうすると発売延期という芳林堂その他の告知は何だっただろう。
『DICK(2月号)』(大洋図書)
久々に買った。表紙がジョアンヌ・ゲスト。何の雑誌か判らない?判らないならそれでいいです(^_^;)。
1998/01/06

メカのイラスト・エッセイ
実家から「摺本好作のバイク・イラストレイテッド」(CBS・ソニー出版)を持って来る。
摺本好作による鉛筆スケッチだ。バイクを描くだけではなく周りの人間や風景も手書きの文章も一緒になっているのがいい。登場するバイクは時代を反映して古いバイクが多いが、それだけに見ていて楽しめる(最近のレーサーレプリカではこのスケッチのような素朴な雰囲気はでないだろうから)。こういうのが描けたらなあ、と思う。絵のセンスだけじゃなくて人柄も影響しそうだから無理だろうけど。
摺本好作の本は鈴鹿8耐のイラスト集(これも時代はちょっと古い)もあるのだがこれもよい。写真でみるよりイラストの方が好き。もっとも摺本氏のイラストが、必ずしも「鉛筆スケッチ」ではなくて、自分で撮った写真から起こしていたのを知ってちょっとがっかりしたクチであるが。それでもこのイラスト集は良いな。最近は何が出ているのか見ていない。たまには探してみるかな。
そういや、モーターサイクリスト別冊ってどうなったのかしら。

今日の買い物 「やめる」のは明日からにしよう :-)

福永冷三/片岡みちる『夢のクレヨン王国(1)』(講談社/KCなかよし)
ああ、この手の絵はちょっとなあヽ(^o^;)ノ 続きは買わないかもしれない。受け付けない絵ではないけど、続けて買いたくなったりもしない。
恋緒みなと『RiNGO(2)』(講談社/ヤンマガKC)
リアルタイムモーションキャプチャーでバーチャルデート(書いていて言葉が浮いているな)。恋緒みなとの絵は好きだけど、この話はコンピュータものとしては特に魅力を感じないんだな。連載は終ってしまったけれど。2巻でここまでだと3巻って余らないかな?
星崎真紀『結婚クッキングBOOK(5)』(白泉社/レディースコミックス)
最近は料理を題材にした話は減ってきて、育児まわりで協力する方向になってきた。個人的にはこういう体験記的な話はあまり好きではないんだけど。というか面白みを感じない。
安達哲『幸せのひこうき雲』(講談社/ヤンマガKCエグザクタ)
ううむ。
安達哲はだんだん守備範囲の外に行こうとしているのだが、平積みされていたのをちらっとみてたら買っておかないといけないような気になってしまった。
田舎の小学校で過去の栄光を頼りに子供たちに強権を振るう女教師。誰も見ていないのにミニスカでボディコン着たりして。こういう方向に暴走しているのを描くのに絞ったのかな。昔の作品だと、絵と話の落差ってのがあったんだけど、今は絵もケバい雰囲気を出しているし。
『ガロ(2月号)』(青林堂)
出た出た。ちゃんと出た。
あびゅうきょはいつもどおりのアジぶりなのだが、F-15やF-16ではいまいち「白き翼」を担えないのではないかなあ^_^; まあ文章を読まなきゃいいんだけど。ちょっとオウム的部分に気が付いてなんとなく・・・な気分(^_^;)
津野裕子は幻想が幻想を呼ぶ。そういえば、大塚英志の連載始まりました。
『コミック・ライズ(2月号)』(メディアックス)
滅多に買わないのに、なんとなく買ってきてしまった。巻頭のうさみ優が濃い。米倉けんごはだんだん線が細くなってきてるような気がするけど丸みがある絵で柔らかそうでよい。
『パソコン・パラダイス(2月号)』(メディアックス)
あら、いつのまにか巻末のマンガがO'RIから安世夢に変わっている。
1998/01/05

会社に行ったら半ドンだったので、思わず寄り道してしまって金を使ってしまう。
ちくしょう、もうこんな生活やめてやる(^_^;)

今日の買い物

藤原薫『思考少年(1)』(ソニー・マガジンズ/ソニー・マガジンズ・コミックス・きみとぼく)
岩館真理子にちょっとにた雰囲気の人(すんません、篠有紀子の間違い^_^;)会ったことのない人とシンクロする。殺し屋が見習い尼僧に恋をする。妹を依頼人から守るために尾行する私立探偵。
イメージはいいんだけど、演出がうまく行ってない気がする。
リュック・ベッソン『ニキータ リュック・ベッソンの世界』(ソニー・マガジンズ)
本当は『レオン』の方を探していたのだが、見当たらなかったので『ニキータ』を買っておく。
柄谷行人・編『シンポジウムII』(太田出版)
『批評空間』の巻頭シンポジウムをまとめたもの。
柄谷行人・編『近代日本の批評 昭和編(下)』(講談社/講談社文芸文庫)
こちらは『季刊・思潮』の記事をまとめたもの。論文と討論という形式である。上巻の方は福武書店(現ベネッセ)からでてたハードカバーで持っているけど、下巻は見掛けないし文庫で出たから、いいか。
『AXIS(1/2月号)』(アクシスパブリッシング)
カーデザイン特集であるが、イマイチであったな。
『Comnavi(vol.2)』(ゼンケン)
相変わらずだな、この雑誌は。でも『ぱふ』よりは読むところがある。
『ビッグコミックスピリッツ(No.4/5合併号)』(小学館)
いつも通り、榎本ナリコ「センチメントの季節」だけのために購入。今回はちと「?」である。

時間があったので東神奈川モケイラッキーに寄る。久しぶりに行ったら、紳士服の店が撤退してから閑散としていたフロアに本屋とか入って埋まっていた。モケイラッキーのフロアもちょっと拡大して広くなっていた。
エデュアルドの1/48 テンペストはとりあえず作ってられそうにないから見送り。1/72のE-1Bトレーサーのトランスキット(ベースは勿論トラッカー)を見つける。とっても欲しかったんだけど今手元にトラッカーが無いし(絶版だ)、6,800円ぐらいしたので、あきらめた。資料も無いし。と言い聞かせる。

「1/35 ウィーゼル」(AFVクラブ)
ドイツ連邦軍の空挺用小型装甲戦闘車輌。いやあ、小さいわ。現用モノ、特にドイツモノが充実するのはファンとしてうれしい。
「1/20 カイに乗るナウシカ」(ツクダホビー)
これまたなつかしいキットだ。パッケージ替えで出ていたから思わず購入。限定でトルメキアの装甲騎兵(クシャナのキットだったかな?)ってのも昔出ていたんだが、再版しないのかな。
「1/24 逃走 - クラリス & シトロエン2CV」(グンゼ産業)
タイトル通りのキットで、運転するクラリスのフィギュアが付いている。メーカー製1/24フィギュアとしてはよく出来ている。2CVの方は、ベースのキットが現行モデルなので、旧タイプのフロントグリルを持つボンネットのレジン製パーツが付いている。もともとがエンジン付キットなので悪くはない。
「1/72 OV-10Aブロンコ」(レベル)
ハセガワとエアフィックスのキットは見当たらなかった(絶版だったかな)。けどレベルのキットが半額で売っていたのでこっちで手を打つ。相変わらず購買意欲を損なうような完成品写真のパッケージである。開けてみたら、こりゃ、ハセガワの金型かな??
1998/01/04(日)

おかしいなあ、『勝手にしやがれ』を買って、東神奈川のモケイラッキーでブロンコとかテンペストとかレオパルト系キットをチェックする予定だったのに、また散財。こんなはずじゃなかったのに。
「男はみんなそう言うわ」

LAOXで本を買ったら日刊工業新聞の情報誌「パソコンストリート」が付いてきた。「パソスト」ってでっかく書いてあるんだけど、どうみても「パンスト」と読める。これはわしだけじゃないはずだ、だ、だ。

今日の買い物

村田真・編著『XML入門』(日経新聞社)
日経BPがXMLの本出してるのに、日経も出すのか。使用例とかアプリケーションなども紹介してあってよくまとまっている本だ。あ、A5版です。
他に「SGML&XMLなんとか」という本が出てたけど、こちらは大きいだけで内容が薄い。
R.Martin, D.Riehle, F.Buschmann編『Pattern Languages of Program Design(3)』(Addison-Wesley)
デザインパターン本である。デザインパターンとは・・なんてことを語る本ではなく、「こういうパターン使えそうなんだけど、どう?」っていうのを集めた本だと思えば良いでしょう。上位設計で使うパターンだけではなくて、もっと下位工程のプログラミングで使うようなものもある。
リュック・ベッソン『ニキータ』(日本ビクター/JVLF 49001)
まぁ、とりあえず。ビデオしかなかったし。
リュック・ベッソン『レオン(完全版)』(日本ビクター/JVLF 77007-8)
2,980円でビデオが出ているけどやっぱりビデオテープじゃねえ ^_^;
実はまだ見たことが無かったりして :-) 映画館ってほとんど行かないの、わし。エヴァだってもののけだって見てないし。腰が重いだけなんだけど。
ジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』(ビームエンタテインメント/STLI-3032)
やっと買ってきたのだった。石丸電気の人に聞いたら、12/31付で廢盤となったらしい(生産中止のお知らせ、というのを見せてもらった)。したがって店頭在庫のみである。欲しい人は急いで買うように。それにしても、この辺の作品がなぜLDで手に入らないのかねえ(^_^;)
少女革命ウテナ・サントラvol.1『絶対進化革命前夜』(キングレコード/スターチャイルド)
いまごろ3つまとめて買ってる奴(^_^;)単に財布の紐がゆるみっぱなしだっただけだ。
このアルバムは初回限定を買いそびれてそのまんまだった。最初のを買ってないから続きも買いそびれていた。
少女革命ウテナ・サントラvol.2『バーチャルスター発生学』(キングレコード/スターチャイルド)
これはまだ初回限定版が残っているのだな。
少女革命ウテナ・サントラvol.3『体内時計都市オルロイ』(キングレコード/スターチャイルド)
このタイトル・・・。突き抜けてますね。
PAMELAH『HIT COLLECTION - Confidence -』(日本コロムビア/B-C)
「SPIRIT」(地獄先生ぬ〜べ〜のED)が欲しくて買ってきたのだが、みんな似たような曲だなあ。シングル探して買ってきた方が良かったかもしれない。
1998/01/03(土)

東京行東海道新幹線は混んでいた。こだまのグリーン席も買えないのだった。仕方ないのでデッキに座り込んで帰ってきた。

今日の買い物

『世界の傑作機(No.45) OV-10ブロンコ』(文林堂)
特に新刊でもないけど、新幹線に乗る前に駅ビルの本屋に行ったら、小さい本屋のくせになぜかバックナンバーが並んでいたので読んでいたら欲しくなった。ちょっとまえにブロンコの話をしてたせいでOV-10AとかOV-10D(まだエアフィックスしかないのかな)が作りたくなったのでね。
『Meets Regional(1月号)』(京阪神エルマガジン社)
ひさびさにミーツを買う。関西ではどこでも売っているL'magazine(ぴあみたいな雑誌)が出していて、ミーツもどこでも売っているわけだが、さすがに関東で売っている店は少ない。
毎号特集を紹介するような雑誌ではないが、ここで書くの初めてのでちょっと紹介すると、主に京阪神の飲食スポット)、ファッション、ダンス(ディスコ、クラブ)、その他のショップを紹介するタウン誌だ。『トーキョーウォーカー』と違ってちゃんと「集めて」「取材した」記事(と思える)。紹介を信用出来るところがいい。記事を読むだけでも楽しいんだけど。あとはコラムが割と面白い。
『Fashion Memo(2月号)』(ワールドフォトプレス)
『Street Fashion』誌の真似みたいな雑誌。どっちが真似なのか知らないけど。要するに街角で見かけたナイスコーディネートを撮って集めただけの雑誌。今回はパリ・コレ会場で見かけたスタイル、だそうで。
で、これは参考資料。人の絵を見て絵は描けないからね。
PFC編『パンストピア GOLD-4』(日本出版社)
外れだった(+_+) 脱がなくていいからもうちょっとパンストものをちゃんとせんかい。
この系統では『レッグコンシャス』がよい本だったがな〜。
1998/01/02

今日の買い物

山本貴嗣『セイバーキャッツ(4)』(角川書店/ニュータイプ100%コミックス)
この漫画は版元品切れになっているらしい。4と5を探していたところ、たまたま実家の近所の本屋で発見。残り一冊。未来を舞台にした中国拳法をめぐるアクション漫画である。それにしても「お宝」が八卦掌だったとは・・・。
丹野清志『コンパクトカメラ撮影事典』(ナツメ社)
「高級」「高額」コンパクトカメラを持ち歩いて写真を撮る楽しみの本。とりあえずAFコンパクトのコツなども書いてはあるものの、読み物として読む。
『快楽天(2月号)』(ワニマガジン)
OKAMAは良くなってきたかもしれない。はじめのうちはあの絵柄だけでやってるような印象があったんだけど。華沢れな陽気婢あたりがよいよい。陽気婢はもう信頼できるブランドという感じ。
『漫画ばんがいち(1月号)』(コアマガジン)
あ、まちがった。これもう買ってるよ (^_^;)正月ぼけ。
1998/01/01

ずっと寝ていた。

除夜の鐘
煩悩を払われては困るので当然撞きに行ったりしなかった。


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