【模型】「ウェザリング」について

プラモの「ウェザリング」について考えてみる。

昔々は「汚し塗装」としか言ってなかった。泥汚しとエッジの金属はげチョロ表現。ハゲというよりブラシでこすったような感じだったかも。
それがいつからか「ウェザリング」と呼ぶようになったが、誰が言い始めてどこから輸入されたのかよくわからない。

この「ウェザリング」という言葉は英語だと”weathering”で「風化」「風化作用」のことだ。「泥汚れ」などは指していない。

それがなぜ汚しも含めて「weathering」なのか。英語圏の人達は「風化」を指す単語で「汚し」を指すことをどう考えてるのかは気になる。

まあ「ドライブラシ」をはじめとして造語もいろいろあるので、単語の本来の意味だけにとらわれても仕方ないのだけど、改めて「ウェザリング」を考えてみる。

「weathering」本来の「風化作用」を考慮すると、プラモデルの「ウェザリング」は以下のように分けられるのではないか。
(ちなみに「ウォッシング」「ドライブラシ」「チッピング」や「ドッティング」などは技法の呼び名であって「模型上に再現したい風化・汚れ」では無いので今ここではその言葉では分類しない)

※この下↓に表があるけども、Wordpressが謎の改行をいれるのですごく間が空いてます。





















































効果の分類 効果の内容 主な要因
風化(Weathering) 退色・変色 日光・雨・水・風
風化(Weathering) ひび割れ 日光・寒暖差・雨・水・風
表面や隅に溜まる汚れ 砂・土・草 地面の土、ないし砂の混じった風による。
泥汚れ 砂・土・泥 地面の土や砂、泥が足回りを中心に付着する。泥は根の汚れも含む。
汚れ(の付着) 排気口からの排煙・砲煙など
汚れ(の付着) 油汚れ 隙間から染みた油、こぼれた燃料・潤滑油など。
擦れた汚れ 土・砂 搭乗員が歩いたことで付着
擦れた汚れ 塗装はげ ヒンジなどこすれる部分の剥がれ。
人がよく触る部分の剥がれ。機械同士で接触がある部分。他の物に当たったりこすったりした傷。強い風の中の異物などがあたったもの。
塗装 リペイントしたことによ色の違い 部分的に塗装したことで周りと色が異なる。

こうやって挙げてみると「そりゃ知ってるよ」って感じになるが、それぞれの出来る順番などを考えて、「汚し技法」を機械的に適用する前に、汚れのカテゴリーを念頭に置きながら今は何を再現(何の効果を再現)しようとしているかを考えて行けばいいのかなと考えているところ。

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