【模型】HOBBY BOSS 1/72 メルカバMk.4

HOBBY BOSS 1/72のメルカバMk.4作りました。(2023/6/3完成)

前に砲塔だけ接着したまま放ったらかしてあったものを5/23から再開。

ホビーボスは1/35キットだと割とパーツ分割も細かいのだけど、1/72のこのキットはかなり簡略化されていて部品が少ない。
キャタピラも転輪と一体成型になってる。転輪を2枚貼り合わせる内の片方がキャタピラと一緒で、もう一枚は別パーツを貼るようになっている。

部品も少ないので組み立てについてあまり言うことはないのだけど、簡単憎み終わりすぎてさみしいので、資料をみながら以下の追加工作。


  1. 車幅確認用ポールの追加
    車体の4隅にある棒。市街地などで不用意に建物などに当たらないように設置されている。曲がるようになっているので、砲身があたるとなぎ倒されるようになっている。0.4mm真鍮線の根元にニクロム線を巻いてスプリングっぽくした。
  2. 砲塔のアンテナ
    メルカバはとにかくアンテナが沢山立っているので再現。キットはアンテナ基部の部品だけがある。基部に0.4mmの穴を開けて、0.4mm真鍮線を挿した気がする(0.3mmだったか)。
    実物は白っぽいので同じように塗装。
    また、実車では、ワイヤーで引っ張って倒してある写真が多いが、曲げるには基部の接着部分の強度が不安だし、曲げた状態で作っても、ワイヤー固定先が不明だったので、まっすぐ立てたままにした。

塗装はモデルカステンのシナイグレーを使ってみたが、ライトグレーみたいになって、サンド成分が弱い気がしたので、クレオスのウェザリングパステルなどもつかってみたが、どうも実物のもっと暗い感じのグレーとサンドが混ざった感じが出せなかった。

メルカバのパッケージ

メルカバは滑り止めの砂みたいなのがまぶしてあって、キットは少しだけ再現してあるのだが全然判らないので、溶きパテなどで表面荒らしてみたけどやはりこのスケールだとほとんど判らない。

車体正面のパネルラインもこの写真だとほとんど判らないね。スミ入れもしたんだけど。

■こちらの作例は2023/6/6のキシダ模型 閑古鳥ライブで紹介して貰いました。

【模型】ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲

ホーモンと同時並行で進めていたドラゴン1/35のⅢ号突撃砲B型が完成しました。
製作開始は2023/4/29で完成は2023/5/22。

パーツを組むまでは早くて、連結式履帯以外を組み終えてガイアノーツのオキサイドレッドのサーフェーサーを吹くまでは3日間。

その後の塗装とウェザリングで迷って時間がかかってしまった。

ジャーマングレーはメリハリつけるのが面倒そうなので、階調の違いを出そうと思ったのと、Ⅲ突のイメージとして泥汚れをつけようとおもった。

そのためにガイアノーツのジャーマングレーとクレオスのジャーマングレー3兄弟、


  • C313「ジャーマングレイ(ドゥンケルグラウ)」
  • C314「ジャーマングレー(グラウ)」
  • C315「ジャーマングレー(グラウ)(退色)」

を用意。

ガイアのは1/35の完成品を見るにはそのままでは暗い感じだったので、クレオスのC314「ジャーマングレー(グラウ)」をエアブラシで吹いた。

退色部分用にC315「ジャーマングレー(グラウ)(退色)」も使おうかと思ってたけど、これでもういいかということにした。

モールドを際立たせるためのウォッシングをした後に、済に砂ホコリが溜まってるようにしたいなあと思ったが、いまいちうまく行かず。

足回りは、絵画用のパステルをこすりつけたが、そのままだと手で触ると堕ちるのでクリアを吹いたら塗れて色が濃くなってしまった。
しかたないのでクレオスのウェザリングパステルを水性ホビーカラーの薄め液で溶きながら塗ってみた。

車体正面は搭乗員や歩兵が頻繁に踏むはずと思って土が付いたようにしてみたが、一カ所だけ汚れていて変になってしまった。

書き忘れてた。
デカールは古くて黄色くなってたので、タミヤのⅢ突B型で使わなさそうなマークをぱくってきて貼った。
しかし、タミヤとドラゴンで微妙に貼る場所の寸法が違うらしくて、少しデカールを切らないとダメだった。

こちらは2023/5/23のキシダ模型 閑古鳥ライブで紹介して貰いました。

【模型】エアフィックス1/72 カモフKa-25A ホーモンA

大昔に買って、コクピットだけ作りかけていたエアフィックス1/72のカモフ Ka-25A ホーモンAを完成させました。(2023/5/11完成)

カモフのヘリコプターの例に漏れず、2重反転ローターを装備しているので、テールローターがない分全体長が短い。
Ka-27/29ヘリックスはもっと大型化したが、ホーモンはローターの背が高い割に胴体が短いのでかわいい。

■組み立て

古いキットだがプロポーションや雰囲気はよい。ディティールはさほどシャープではない。
乗員3名のフィギュアも付いていたが、塗装するのが面倒だったし、狭くて乗せられるかも怪しかったのでパス。

クリアパーツはビン底メガネみたいに分厚くて、表に大きなヒケも出ていたが、替えもないのでそのまま使った。

主脚(後脚)は大きな支柱とずれないようにする支柱が組み合わさっているのだが、どれも機体にがっつり差し込むわけでなく、接着面積が少ない状態で組み合わせないといけないのであわせが面倒くさい。

■塗装

GSIクレオスのエアクラフトグレーをエアブラシで吹いた後、水性のトップコートつや消し。

■デカール

デカールはさすがに黄ばんでいたが、塗装した上に貼ったらそれほど黄ばみも目立たなかった。

■その他ディティールアップ

脚のサス部分(オレオ)にはハセガワのミラーフィニッシュのシートを貼ったけども面積が小さいのであまり判らない。

あとは、実機は尾翼から機首にアンテナ線が出てるので、ナイロンテグスで張り線してみたが、瞬着ではナイロンが塗料が付いたプラに全然くっつかないので苦労した.次はプラか金属線にする。

これは完成まで行った飛行機としては初めて。初のそらもでる完成品です。

こちらは、2023/5/16おのキシダ模型 閑古鳥ライブで紹介して貰いました。

白ご飯

ここ数ヶ月は、ご飯はバーミキュラのライスポットMINIで1合だけ毎回炊いて、時間が無いときはサトウのごはんを食べていた。
バーミキュラのライスポットは、保温し続けたご飯はおいしくないという考えから、炊いた後の保温機能が付いてないのだ。(ただし調理機能として、指定温度で温め続ける機能はある)

でもサトウのごはんは昼にレトルトカレー食べるときや炒飯を作るときにとっておきたいので、夕食で頻繁に使うと買い足す頻度が上がって面倒くさい(重いし)。

なので、最近は2合炊いて1合はそのとき食べて、もう1合はダイソーで買ってきた茶碗一杯分の熱々ご飯を冷まさずに冷凍庫に入れられて、そのままレンジでも加熱できるという容器に入れて保管している。

3合炊いて2合冷凍してもいいのだが、今は容器が茶碗2杯分しかない。

もともとは「おひつ」に入れようかと思ったのだけど、なんやかんやで買わないままだ。

(木や竹のがいいというのと、陶器のがいいとかいろいろあって)

【模型】タミヤ1/35 M5A1スチュアートとM3スチュアート後期型の製作(3) M5A1スチュアート

こちらも投稿をサボっていたが、完成してます。(2023/4/11完成)

■デカール

こちらもデカールを貼ってからコート。
クレオスのアクリジョンは乾燥するとラッカーでも侵されないということだったのでアクリジョンのつや消しクリアーでコートしてみたが、フラットベース入れすぎたみたいに白く濁ってしまった…。

3倍ぐらいに薄めたんだけど、薄める有合のいい範囲がすごく狭いのかも。

あとからもう一度ウォッシングなどして暗くしようとしたがあまり綺麗に行かなかった。

■ウェザリング

こちらはM3とは変えて、足回りの泥汚れには塗料を使わずに、タミヤのウェザリングマスターだけでやってみた。
M3寄りは汚し控えめで。

こちらは、2023/4/25のキシダ模型 閑古鳥ライブで紹介して貰いました。

【模型】タミヤ1/35 M5A1スチュアートとM3スチュアート後期型の製作(2) M3スチュアート

投稿をサボっていたが、完成してます。(2023/4/11完成)

■デカール

前回ウォッシングまでしたので、まずは付属のデカールを貼る。米軍塗装をすると1種類しかマーキングが選べない。
砲塔に黄色いストライプぐるっと取り巻いているのだが、高さを揃える必要がある。左側面から順番に貼っていたたのだけど、後ろの機銃架の隙間を通すようになってて、ここの高さが合わない・・・。最初にここにデカールを貼るべきだった。

デカールを貼ったら、クレオスの水性のトップコートつや消しで保護。

■ウェザリングなど

タミヤアクリルのXF-57 バフを薄めたものを軽く吹いて色調を整える(フィルタリング)。

タミヤエナメルのカーキでドライブラシを入れたあとは、足回りの泥・砂汚れをバフで行う。

それだと泥の粒子がない(立体感がない)のでタミヤのウェザリングマスターでちょっと汚し。

ここまで作業を進めるのは大学生以来(30数年ぶり)なので、テクニックもだいたい30年前のものです。
オイル汚れなども入れたけども、バフだけでドライブラシしましたという感じになってしまった。

都度メモってはいたけど、細かいこと忘れるね。

完成したあとは、2023/4/18のキシダ模型閑古鳥ライブで紹介して貰いました。

【模型】タミヤ1/35 M5A1スチュアートとM3スチュアート後期型の製作(1)

とりあえず製作環境を整えたので、ちょっとずつ製作を再開している。
航空機を作りかけてたんだけどちょっと行き詰まりそうだったので、自分にとって慣れているAFVに手を出す(マスキングとかあまり要らないし)。

タミヤ1/35のM5A1スチュアートと最近出たM3スチュアート後期型は、1年ぐらい前に作りかけてて、主要部分は組み立て済、ベースカラーもエアブラシで塗装済だったので、その続きから。
(タミヤのM5A1は「ヘッジホッグ」として売られているが、色々言われているとおりヘッジホッグは正しい名称では無いし、前面につけるドーザー部分は「ヘッジロー」だし、M3とM5軽戦車はどちらも「STUART」と呼ばれているのでスチュアートとする。)

オリーブドラブで塗ってあるものの、プラの成形色かと思うぐらいの均一さでメリハリがない。
艶の感じからしてMRカラーを吹いたんだと思うが、アクリルだったら次の塗り重ねがまずいので、続きはアクリルで塗ることにする。


砲塔横の機銃カバーに筆の毛みたいなのが入ってたので削らねば。


■塗装その1 ベース塗装
タミヤアクリルのオリーブドラブにダークグリーンを混ぜたものを吹いた状態。(オリーブドラブがあまり茶色すぎるので)

アクリルらしく、つや消しが強い。これはこれでフラットでメリハリがない。
なお、明るく白っぽく見えるのは照明を強く当てているから。




■塗装その2
いわゆるウォッシング。

タミヤエナメルのXF1 フラットブラックとXF64 レッドブラウンを混ぜて薄めたものを全体に筆塗りをして、しっとり感とメリハリが付くようにする。後、簡単なスミ入れを兼ねて。
タミヤからスミ入れ塗料のブラウン等もでているが、普通のエナメル溶剤が使えるかよくわかってなかったのでタミヤエナメルでぬりました。

塗りすぎたときに拭き取らないと、写真のようにちょっと水が染みたような痕が出来てしまうが、次の過程でまた塗装するのであまり気にしない。

ちなみに模型のブランク期間中に登場していた、黒立ち上げでパネルラインやエッジが暗くなるように塗装するやり方は、AFVに関してはいまいち価値が判らないのでやってない。(エッジやパネルライン周りを暗く塗る仕上げはガンプラでやってる人もいたが、前から好みではなかったし)





【弓道】スポーツや体育会系クラブが苦手でも弓道を続けられている理由

緊急事態宣言で道場がずっと閉まってて弓が引けないので、代わりに弓の話を書きます。

自分は基本的に運動は苦手だし学生時代も体育会系クラブには入ってなかったのですが、弓道は続けられてます。

最初は弓道教室だったんだけど、その後も続けられている。

なぜかというと社会人弓道が、割と緩いところが続けやすい理由なんじゃないのかなと。
自分から見た、続けやすい理由を挙げてみます。

  • 理由その1:出席強制されない。
    個人競技・個人での稽古が基本なので、毎回クラブ(サークル)で集まるのではなくて一人で道場に行けばよい。
    毎週集まりがあるから来てね!というのではない。
    弓道のクラブに入っていると「月例会」などはあるが、大抵は強制されない。
    少なくとも、出席しないからと言って追い出されることはない。(講習会などもあるから出たほうが良いとは言われるけど)

  • 理由その2:上と絡むが、個人で稽古するものなので、「クラブの集まる日に行かなかったらその後行きづらい」ということがない。
    行った時にペアやチームを組んでくれる相手を探す必要もない。行かなかったから人数が足りなかったということもない。
    「自分は下手なので対戦のときにチームに迷惑をかけてしまう…」ということも気にしなくて良い。(もちろん、試合で団体戦を組むことになったら欠席すると困るけど、普段の稽古はそんなものがない)。
    例えるなら、ゴルフの打ちっぱなしに行くような感じ。一人で行って、自分の引きたいペースで引いて帰る。

  • 理由その3:運動神経・反射神経を求められない。
    (これ以上言うことが無い)

  • 理由その4:下手でも(≒的中が悪くても)、試合に出られる。
    高校や大学の大会や対抗戦だとクラブとしての勝敗が絡むのでどうしてもレギュラーに入らないと参加させてもらえない。社会人弓道の大会は個人戦だし、大抵来るもの拒まずなので申し込めば参加できる。


逆に、続けにくい環境とはどんなのがあるかと考えてみると…。

  • その1:教え魔がいる
    知り合いでも無いし頼んでもいないのに、指導したがる古株がいると、鉢合わせないようにと思うと道場に行く足が重くなる。
    (どこでも聞く話ですね)
    これは道場によります。面倒くさい人がいる(その弓道場をホームグラウンドにしている人)弓道場と、そうでも無い弓道場とか。
    あと平日だけ射るとか土日だけいるとか。
    これは避けるしか無い。


    こっちが逃げるの面倒じゃない?と言うときは、師事する先生を決めて、見て貰うようにお願いする。その上で、「○○先生に習ってるので他の人の指導は結構です」と伝える。

  • メリットの逆で、一人で引きたいときでも団体行動に巻き込みたがる人がいると面倒くさくなる。

    うん、あまり弓道だけの話では無いね。

【絵画】福田平八郎「雨」補足

福田平八郎「雨」が気になっていたので書いたのだけど、そもそもこの絵のことを何かで読んで知ったはずなんだけど、どこで知ったんだっけ…と言うことが思い出せなくてむずむずしていた。

女の子がこの絵を好きでいつか手に入れたいと言ってたよなあ、しかしどんな文脈だったかなあと思ってたけど、やっとわかった。

西UKO「コレクターズ」でした。

忍と貴子が大学で出会った頃に、図書館で忍を見つけた貴子がランチに誘って話ししてる場面で出てきた。

これがどうやってわかったかというと、ついろぐ→見当たらない、自分の日記メモ→見当たらないとなってたんだけど、Google検索画面の設定でアクティビティのログを検索したら5/22と5/23に雨を検索してて、とは言え日記メモ見たけどそれらしいのはなかったんだけど、5/21に西UKO「宝石色の恋」を電子で買い直していたからもしや…と思って「コレクターズ」を見たら出て来た。「宝石色の恋」を読んだので「コレクターズ」を再再再再再読したくなって読んでたんだな。

西UKO「コレクターズ」は本の虫の忍と、ファッション命の貴子のガールズラブ(全2巻)です!必読!

イマイチWordPressのブロックエディターの使いかたわかってないので画像デカい。

【絵画】福田平八郎「雨」

福田平八郎の絵に「雨」という作品がある。日本家屋の屋根瓦に雫の痕がついていることで雨が降り出したことがわかるという絵で、屋根もアップなので一瞬何かよくわからないという。

福田平八郎「雨」
https://www.yamatane-museum.jp/fukuda/interview/index3.html

同じく福田平八郎には「漣(さざなみ)」という水面の波が光るのを描いたのもあってこちらはかなり記号化されてるけども、スーラみたいな感じがしなくもない。