【模型】2023年に作ったプラモデル

去年、2023年に作ったプラモを並べてみた(日付は完成した日)。

2022年後半から病気で入院を繰り返していて、2023年の1月に退院した。11月のうちに病後の過ごしやすさも考えて広い家に引っ越していた。
それまではゴミ屋敷だったのでまともに製作出来る環境じゃなかったので、思い切ってきれいにして環境を用意した。

入院中に見ていた「キシダ模型」の製作動画や閑古鳥ライブ等を見ていて、模型を作りたい意欲が高まったというのもある。

引っ越しにあわせて模型を作りやすい環境を整えたので(仕事用机と製作用机を作ったりとかして)、製作がはかどっている。
まあ、なんというか模型製作に全振りしているような気はするが。

  1. 2023/04/11 タミヤ 1/35 M5A1 スチュアート
  2. 2023/04/11 タミヤ 1/35 M3 スチュアート後期型
  3. 2023/05/11 エアフィックス 1/72 カモフKa-25 ホーモンA
  4. 2023/05/22 ドラゴン 1/35 Ⅲ号突撃砲B型
  5. 2023/06/03 ホビーボス 1/72 メルカバMk.4
  6. 2023/06/17 エレール 1/24 ルノーR8 ゴルディーニ
  7. 2023/06/25 アオシマ 1/24 JPNタクシー
  8. 2023/07/09 ドイツレベル 1/72 レオパルト1A5
  9. 2023/07/09 ドイツレベル 1/72 ビーバー架橋戦車
  10. 2023/08/02 タミヤ 1/35 JS-2スターリン
  11. 2023/08/23 タミヤ 1/35 マーダーIII 7.62cm PaK36搭載 38(t)
  12. 2023/08/23 タミヤ 1/35 キューベルワーゲン
  13. 2023/10/22 ドイツレベル 1/72 PzH2000 155mm自走榴弾砲
  14. 2023/10/22 ヴェスピッドモデル 1/72 レオパルト2A7V
  15. 2023/11/04 タミヤ 1/35 17ポンド対戦車自走砲アーチャー
  16. 2023/12/16 タミヤ 1/24 フェラーリ・ミトス
  17. 2023/12/23 サニー 1/32 フェラーリ350アメリカ

なんと17個も作っている。
一番沢山作ったのが大学の3年ぐらいだけどそれだって年に4つも作ってなかった気がする。

これもキシダ模型閑古鳥ライブに投稿するというモチベーションのおかげですな。

今後も1月当たり1個〜2個ぐらいのペースで作っていればどんどん増えるプラモの山も多少はけるし、「アレが作りたいのにいつ手を付けられるかわからない」という悩みも減りそう。

【模型】タミヤ 1/24 フェラーリ・ミトス by ピニンファリーナ

タミヤ 1/24 フェラーリ・ミトス by ピニンファリーナを作りました。

製作開始は2023/11/2、完成したのは12/16でした。

これもフェラーリ350アメリカと同じく、キシダ模型の「イタリア祭り」にあわせて作りました。

イタリア祭りとしては他にも色んな候補を考えていました。
・サニー 1/24 フェラーリ250LM
・フジミ 1/24 フェラーリ250GTO
・フジミ 1/24 フェラーリ288GTO
・ハセガワ 1/24 フェラーリ348tb
・フジミ 1/24 フェラーリ330P4
・イタレリ 1/24 フェラーリ365GTB デイトナ レーシング
・イタレリ 1/24 ランボルギーニ・ディアブロ
・ハセガワ 1/24 ランボルギーニ・イオタ SVR
・タミヤ 1/24 アルファロメオ 155 V6 TI(DTM)
・アオシマ/BEEMAX 1/24 ランチア・デルタS4

・タミヤ 1/12 ドゥカティ900SS
・タミヤ 1/12 ドゥカティNCRレーサー
・プロター 1/9 モトグッチV8

・ファインモールド サボイアS.21 (紅の豚)

しかしまあ〆切の関係でパーツが少なそうなミトスと350アメリカにしました。
ドゥカティ900SSはイモラタンクにしようと思ってタンク工作中から何十年も経っているけど、当時よりは工作の可能性が上がってるのでそのうち作りたい。

■実車について
フェラーリ・ミトスは1989年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカーで、テスタロッサのシャシーにピニンファリーナがデザインしたボディを乗せたものです。

ウェッジシェイプの組み合わせが特徴的ですな。

ベースになったテストロッサよりも後のオーバーハングが短くされていて、後輪が車体の後ギリギリに有る感じになっています。それでいて車幅が7cm広がっていて、前から見るとお尻の広がり方が強調されてます。

■キットについて
タミヤのキットは1991年頃に発売したもので、発売当時に買っていたものです。
ボディの仮組だけして放ってありましたが、イタリア祭りということで引っ張り出してきました。

キットは比較的シンプルです。
足回りとエンジン部分はテスタロッサのキットと同じで、ダブルウィッシュボーンのサスペンションが再現されています。
エンジン廻りは、エンジンをフレームに取り付けてからシャシーに取り付ける形になっており、リアハッチを開けばエンジンが見えるようになっており、下からもよく見えます。

エンジンや足回りの塗装は塗り分けて組み立てるだけなので割と簡単です。
シリンダーヘッドやエアクリーナー上部は、シルバーだけども凹んだところには赤が塗られていて、シルバー部分が刻印として浮かぶようになっているのですが、塗り分けるのに苦労しました。
シルバー刻印部分を筆塗りしようと思ったけどうまく行かず。

キットではシートベルトが再現されていませんが、実車ではシートベルトがシートに穴が開いていてそこから生えており、加工が大変そうだったのでそのままにしています。

ボディはオープンタイプで、テスタロッサと違って窓枠やサイドスリットの黒の塗り分けが少ないので楽ですね。

ウィンドウスクリーンは周囲に黒い縁取りがありますが、純正マスキングシールも無い時代なので、頑張ってマスキングして裏からセミグロスブラックを吹きましたが、剥がすときに少し汚くなってしまった。

レッドはクレオスのC68モンザレッド。

個人的にはクリアーが厚そうに見えるのが好きではなく、シャープなツヤ感がでるようにしたいのでクリアーは薄めにして研ぎ出しました。
これは2000番のペーパーと、タミヤのコンパウンドを荒目・細目・仕上げ目で磨いただけです。
研いでる途中に少しエッジの赤がはげてしまいましたが、塗り直す気力が無かったのでやむなくそのままに…。

ピニンファリーナのロゴやシフトゲートは金属製のインレットマークというのを貼り付けるようになっています。
30年ぐらい経ってるキットでもデカールの劣化の心配が無いから安心なんですがインレットのノリ自体が弱まっていて、貼り付けても浮いてしまうし、表についている透明シートのほうがセロテープ並みにくっついているので、貼り付けてシートを剥がそうとするとインレットがくっついてきてしまいます。
しかたないのでインレットをデカール糊を使って定着させてみました。
セメダインハイグレード模型用などを使う手もあるようですが、はみ出しが目立ちそうなので使っていません。

フロントのフェラーリのエンブレムもインレットマークですが、切り絵みたいに枠と馬の部分だけがあって、下の黄色い部分がないので、半透明シートにイエローを吹いたものを切って車体に貼り付けてからその上にエンブレムを載せました。こちらもデカール糊で固定。

ライト類はただのクリアパーツで奥に難のパーツもないので、裏からメタルフィニッシュのシートを貼って、クリアパーツ自体はボンドGPクリアーで貼り付け。
フロントライトのカバーが縁取りが無いタイプなのでフチを塗装するわけにもいかず、このままGPクリアーで付けても接着剤がめだちそうだったので、ラッカーのつや有りクリアーをフチに塗って固定してみました。

ホイールはメッキパーツで、説明書の指定では全体をクロームシルバーで吹くようになっていますが、実車はアウターリムがピカピカで、インナーリムはつや消しシルバーという感じなので、仲宗根さんのレシート拳ならぬコピー用紙拳で筒を作って内側だけC8シルバーを吹き付けるというやりかたで塗装しました。

タイヤはポリキャップでは無く、ピンを押し込むようになってるのですが、ホイールとの合わせがゆるゆるでかなりガタついてしまいますが、まあ飾るだけなので問題は無いでしょう。気になる場合は太めに加工して接着してしまった方がよいかも。

最後にシャシーとボディを合体させるのですが、組んでる途中はぴったりだったのに、コクピットを取り付けてから塗装で皮膜が増えたせいか、イマイチきっちりとはまらなくなってしまいました。
まあ最後に写真撮ってこれでいいかと言うことにしてしまった。

でも久々に赤いフェラーリを作って楽しめたので良かったかな。
他にもフェラーリを作りたくなった。

■2024/1/4のキシダ模型 イタリア祭り お披露目ライブ で紹介して貰いました。