2006-08-11(金)
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(9) / 聞きたい言葉』(集英社)
文庫では8巻までしか出ていないので、続きが待ちきれーんということでノベルスを探してきた(でも講談社ノベルス以外って大きい店じゃないと置いてないのよね)。
ノベルスは挿絵のイラストのノリが文庫と全然違う(というか文庫は表紙にラフなスケッチという感じ)ので、あとからノベルスのイラストを見るとかれんのルックスがかなり束縛されそうだなあ。まあ作中の印象とはそんなに違わないんだけど。それに、大抵の読者はノベルス版でこういうイメージを抱いてるだろうから。
今回は美術教師を辞めて介護の資格を取るために(南房総の)鴨川のホームに通いたいということを、かれんがとうとう両親に相談するところ。当然ながら反対されるけども…。
そしてクリスマスのデートで、大学の大きなクリスマスツリーのデコレーションを見せたあと、クリスマスプレゼントの小さなダイヤのネックレス。
ダイヤって最強のお守り何だって。でも私はもっと強力なお守りをもってる。それはね…。 のシーンがよいですね〜。
_ 小川彌生『キス&ネバークライ(1)』(KC Kiss)
『きみはペット』のあと『Kiss』で連載してるシリーズ。タイトルは、大きな大会で採点を待つ「キス&クライ席」から。
親の仕事で海外で暮らしていた礼音(れおん)がスケートリンクで知り合ったのがミチル。
仲良くしていたが、ある日ケンカをしてミチルが先に帰ってしまい、その晩家に帰ってこないというのでミチルをさがしてまわる礼音。その日、懐いていたコーチが自宅で殺されていたことがわかる。ミチルはスケートリンクで見つかったもののそれ以来心を閉ざしていて…。
と、フィギュアにかける話と、なんとなく関わっていそうなきな臭い話が見えない不安のように絡んでる。
_ おかざき真理『銀になる』(マーガレットコミックス)
奇しくもフィギュアスケートマンガ2冊(片方はペアスケートだけど)。トリノとかあったから?
かつては天才少女と言われた絵里依。しばらくスケートから離れていたものの、公園で見かけた男に見とれて、そのままその男がコーチをやっているスケートクラブに入ってしまう。
金にならんことはやらんとあしらわれながらも、地の力を見せていくうちに…。
_ 『COMICキャンドール(9月号)』
ふうたまろ『扇情的家族』。あかりさんを犯している間に母親は他の男優達に…。一方真冬のほうは露出の快感にめざめて、ウェイトレスのバイト中もノーパンで。
小石川ふに『加納家の事情』。末の妹には懐かれてるのか避けられてるのか。とおもっていたら、雷が鳴ってるある日、恐いからいっしょにいてとすり寄って脚に抱きついてきてそこを見られて思わずいいわけをしてみたり : -)