2009-02-01(日) [長年日記]
_ 『Webスピカ(2月号)』
先月号から模様替えして、ダウンロードするビューワーを改めて、T-Timeを用いたCrochetというブラウザプラグインアプリに変わりました。おかげでオフラインでは読めなくなった…。ちなみにプラグインはIEだと自動インストール、Firefoxだと手動インストールで動きます。画面内だと狭いけど、フルスクリーンモードにもできます。
船戸明里『Under the Rose〜春の賛歌〜』16話
妻のアンナたちとマーガレット(スタンリー)の家を訪れた伯爵たち。アンナも気に入ってくれたのかと思いきや、あんな貧乏なのは体面が保てないからすぐに別れるよう伯爵にいうアンナに、ショックな伯爵は雨の中マーガレットに会いに行く…。というのが先月号。
今月号は別れたくない伯爵と聞き分けのいいマーガレット。そして伯爵の行方が知れず不安が広がるロウランドの中で、スタンリーにいったに違いないと勘を働かせたミス・ブレナンがスタンリーを訪れる。
新井理恵『M〜エム』
なんか麻衣と狩野と同居するようになってる操。案外うまくやってるし・・・でもその割に麻衣と操もふつーだよなあ。暴走もせず妄想にもは知らず。
2009-02-08(日) [長年日記]
_ 最近日記の調子がおかしい?
アクセスログがほとんど動かないので、まあ日記の更新もしてないし仕方ないかと思っていたが、さすがに何日も増えないので見てみたら、リンクだどって来るとプラグインエラーになるんだなあ。(リロードするとみえるのだけど)
いつもはブックマークから開いてリロードかけるぐらいなので気付かなかった。
設定変えてないので何が悪いのかわからんなあ。リンクの時がおかしいこと多いみたいなので、リンク元参照のプラグイン周りだろか。
_ 中村明日美子『曲がり角のボクら』(花とゆめコミックススペシャル)
曲がり角のボクら (花とゆめコミックススペシャル)
白泉社
(no price)
『片恋の日記少女』に続いて、読み切り短編集2冊目。
花ゆめなのでBLではありません。エロもありません:-)
『阿部くんと黒羽さん』の黒羽さんとか、『曲がり角のボクら』のヒロインの親友の神原さんとか、長髪で気の強そうな女の子もいいが、ちょっとガールズラブな『さくらふぶきに咲く背中』のヨウちゃんみたいな、男子にもてそうなのもいなあ。
まあしかし中村明日美子なので、可憐そうなヒロインでも毒があるというか。
_ 天王寺きつね『オルフィーナSAGA(6)』
9784047125896
やっとシスンが(略)。
うーむ、あとがきで終わらなかったとか書いているが、いったいあとどれだけで終わらせるつもりで書いていたのだろうか。それにしばらく地球の動きがないのだが、この戦争片づけても終わらないよねえ?
しかし、前巻に続いて今回の表紙もアレだが、このカバー裏はちょっと掲載誌としてはどうなのか :-) (いやまあエロとしては大したことないのだけど)
_ 「MEN'S EX(3月号)」
B001PPQ9KY
ひと月前に松尾健太郎編集長の退任挨拶があったけど雑誌には載ってなかったのだけど、今号ではいちおう中里新編集長の挨拶が載っていた。
まあ、前から「副編集長」と「編集長代行」がいたりしてなんだかと思ってはいたのだが。
それはそれとして、今号はあまり読み返すところがなかったなあ。今回みたいな特集だと、話題が関心からちょっとずれただけで用なしになるからなあ。
とはいえ紺ブレのコーディネートやら、グレイチェックのスーツの場合とか、参考にはなるはずなのだが。
_ 篠崎佳久子/ジャン・マシューズ『素敵な人違い』(ロマンスコミックス)
Amazon
アンケートに答えてきた娼婦に、調査の依頼をしに行ってみたら、どうも話がかみ合わない。どうも彼女の妹が遊び半分で、姉のプロフィールを娼婦ということにして登録してみたらしい。
娼婦と思って姉に会いに来た男だと思って妹が追い出そうとするが、騒ぎのなか、瓶を頭にぶつけて気を失い。。。
とか最初の出会いだけは「人違い」なのだけど、あとは普通に脳震盪を起こした後だから家に泊まってもらって、、としているうちにだんだんひかれて行ってしまう、でも料理もできず掃除もできない、家庭的ではない自分なんかじゃだめ!と、出だしと全然関係ない方向に話が走ってます:-)
まあロマンス系小説が好きなんじゃなくて、篠崎佳久子が好きなのでいいのだけど。
_ りゅうとひさし『Heart mate Candy』(YCコミックス)
ヤングコミック掲載分のりゅうとひさしの作品集。
いやあ、、本屋でコミックスを見た時は「りゅうとひさし」ってちょっと気になってた名前のはずだがどの人だっけなあ、、、とか記憶があいまいになっていた^^;でもとりあえず買って正解。
前に『白鳥先生の楽園クリニック』で気に入ってた作家ですな。
楽園クリニックは巻頭カラー。包○治療に行ったらそこの女医さんがなぜかカリスマモデルのアンナちゃん(顔見知り)で…。
『婚活 Bitter&Sweet』も、掲載時に好きだった話。こんなタイトルだったのは今知ったけど(笑)。友人のピンチヒッターで見合いに代打で出た主人公。身代わりで出てるのでドキドキして見合いに臨んでいるが、お茶をこぼした女性の手をつかんだとたんに相手がイッってしまい?みたいなの。
『とある、雪の日。』は女性の先生に告白する話で、卒業するまで待ってといったのだが、卒業を待たずに彼女は黙って教師を辞めてしまう、、、というのが本編なのだが、書き下ろし短編で続編が載っている。
けっこう肉感的でいろいろエロくて積極的な女の子がいい感じ。
2009-02-09(月) [長年日記]
_ 藤栄道彦/いしぜきひでゆき『コンシェルジュ(15)』
コンシェルジュ 15 (BUNCH COMICS)
新潮社
(no price)
今度はクインシー神戸の大関さんがクインシー東京に。狂言回しのような感じで、涼子たちの仕事に感服する役回りだが…。
エピソードはあまりつながりがないなあ。まあ、いつもの調子です。
涼子がちょっとだけ、迷いながら何かを確認しながら進んでいるという感じ。
_ 「コミックREX(3月号)」村崎久都の新連載『NEUN』
B001QCGHRG
なんか最近読むマンガが少ないわー。
村崎久都『NEUN(ノイン)』新連載巻中カラー
村崎久都の新連載。が、どういう状況なのかとか全然わからん。
よくわからんが謎のメカ怪物と戦闘中の軍隊。その近所に居合わせた野外戦闘実習中??の学生たち。ふとその怪物が学生たちに襲いかかり、、逃げているうちに主人公は破壊された建物の奥で謎の少女に出会う。
とかいう流れなのだが、全くわからん。
とりあえず次回。
梅川和実『ガウガウわー太』
うーん、みさとのことを「遊びならいいけど」と言っていた母親の真意がここに。ってゆーか、太助の秘密が。
堤抄子『エスペリダス・オード』
エルハイアと刃を交わすアルド。殺戮を呼ぶエルハイアに共感できないアルド。しかし魔族の中でもエルハイアの命を狙う者がいると知って…。
連載だと結構テンポがスローである^^;
2009-02-12(木) [長年日記]
_ 『季刊GELATIN ゼラチン(はる)』(ワニマガジン)
季刊 GELATIN 2009 はる (WANIMAGAZINE COMICS)
ワニマガジン社
¥ 9,378
→ゼラチン
ワニマガジンの新しいカラーコミック誌、ゼラチン。
鳴子ハナハルの表紙とたかみちの巻頭コミックがポイント。
たかみちのショートショートでない普通?の漫画は非常に珍しいのでうれしいところ。これはシリーズっぽいが話も続くのかどうか。
中身は全般的にカラー作品が多いのと、放電映像の『ストロー』も移ってきたので『robot』みたいに見えてしまう雑誌ではある。
2009-02-13(金) [長年日記]
_ 入江亜季『群青学舎(4)』(BEAMコミックス)
9784757746947
とうとう群青学舎も最終巻。29話から38話まで収録。
『コダマの谷』のライダーとマージ登場の『橋の向こう側』、セクシー母さんの『七色ピクニック』、またまた都さん登場の『続々々ピンクチョコレート』『完 ピンクチョコレート』など、読みどころたくさん。
巻末の描き下ろしはいままでの登場人物後日談が走馬灯のように…(というたとえはいいのか)。
『白い火』の静間と漣子、厳密には群青学舎ではない『アルベルティーナ』、『とりこの姫』のマリオンが散々追いかけては逃げたりを繰り返したりとか、あの辺りが好き。
で、いま入江亜季は『Fellows!』で連載中です。
_ 葉月かなえ『好きっていいなよ。(2)』(デザートコミックス)
好きっていいなよ。(2) (デザートコミックス)
講談社
(no price)
この作品は、知らない作家さんだったのだけど、1巻の表紙に惹かれて買ったのでした。そして今回2巻がでました。
高校のイケメンが、人づきあいが苦手で不愛想な主人公に接近してきて、、というまあ設定としてはありがちなのだけど、絵のタッチと主人公が好きなのだな。あとは彼からキスされて、どうせ慣れてるんでしょ、みたいに反発するんだけど、どんだけ好きかということを説かれながらキスされる主人公がよかった(1巻)。2巻はまあよくあるライバル登場みたいな。
それにしても、2巻はこんな表紙だったのか。帯ついてたから下見てなかった^^;
2009-02-15(日) [長年日記]
_ 「コミックビーム(3月号)」
コミックビーム 2009年 03月号 [雑誌]
エンターブレイン
¥ 504
入江亜季も森薫も福島聡も『Fellows!』のほうに行ってしまったので、個人的には読む作品が減ってきましたよ。
志村貴子『放浪息子』
女装登校の後、保健室に行きがちな修一。朝早めに出ては放浪したり。高槻さんと一緒に登校することになっても、高槻さんは高槻さんで男子に告白されたことで頭がいっぱいで修一のことを考える余裕なかったりで…。
竹本泉『よみきりものの…』「たちこめるバラのかおり」
こういうシチュエーションでどうしてラブな展開に行かないのか。行かないのが竹本泉か。
_ 『Fellows!(2月号/vol.3)』は入江亜季、森薫だけじゃなくて木静謙二まで
9784757746930
碧風羽(みどりふう。いや、ふーう?)の表紙も特徴的で、何のマンガ雑誌やねんという感じ(といっても書籍扱いだが)。BEAM本誌より分厚いのだけど、帯があったりで取り扱いに気を使う。読むところ多いぞ。
宮田絋次『カバーストーリー』
もちまわりのショートショートなんだけど、宮田絋次はいいねえ。こういうちょっとバタ臭い感じも。
来月から連載開始か。
森薫『乙嫁語り』第3話
モンゴルあたりの遊牧民族の話。年上の花嫁のアミルは、乗馬も得意で狩りも得意なすごい奥さんだが…。テント(幕家)は冷えるから裸で抱き合いましょうと脱ぐとところが :-)
そんな事をしている間に、アミルをつれ返して別のところへ嫁に行かせようと故郷の連中が村に入ってきていた…。
入江亜季『乱と灰色の世界』第2話
マイペースな母親がふらっと帰ってきて、魔法の影響を周りにまき散らすものだから大騒ぎ。乱は久々の母親に甘えているが、目を覚ましたらもう戻ってしまった後で…。
母親を追いかけるために靴を履いて変身するが。
そうそう、ビーム本誌のほうで、この連載の宣伝が載ってるのだが、切り貼りじゃなくて告知用描きおろしで楽しいぞ。
木静謙二『奉姫』読み切り
珍しい、木静謙二のエロじゃないオリジナル読み切り。
中国辺境っぽいところを治めている奉姫。大食漢だが頭も切れる姫。通行の許可を求めているという商人隊に胡散臭いところを感じながらも、相手をせずに村に出かけたところで「山神」の犠牲になった村人たちに出会う。山神の正体と、集落の山神崇拝が気になった姫は追いかけてきた商人たちに許可を出す代わりの取引を持ちかける。
うまくおさまってるが、なんかまだ続けられそうな話だな。
福島聡『ロングロングアゴー』新連載
野球だかソフトだかをやってる所になぜか飛び込んできた自衛隊の戦車。戦車の上に乗って逃げている少女に惹かれて、思わずつれて逃げるのを手伝うが、行く先々で関わり合いを断られて、二人っきりで逃げる羽目に…。
鈴木健也『蝋燭姫』第3話
スクワ姫を敬愛しているフルゥは、姫が厚遇されていないことにも、下々の民と同じようなことをしないといけないことにも不満がいっぱい。
姫が云いだしたとはいえ、洗濯をすることにもやりきれない思いが。
おまけに着替えをさせる侍女すらいないので姫は一人で着替えをしている、、とはいえ、着替えを手伝ってと姫に声を掛けてもらうだけで有頂天になるのだった :-)
姫も扱い方がわかっとるな:-)
佐々木一浩『電人ボルタ』第3話
まだ説明されてないので事情がよくわからないのだが、電撃を放つ機械のような異形の右手をもつ少年の話。
山奥に姉のような、母親代わりの素恵と一緒に過ごしているが、今日は買い物へ。そこで店員の金次郎が素恵に気があることを知って、素恵を幸せにしようと二人をくっつけようとするが・・・。って、ここで嫉妬に行かないのだなあ。
葛西スイ『仏頂面のバニー』
バーのバニーガール。その中で一人全く笑ってくれないバニーガールがいて、常連たちは何とかして笑った顔が見てみたいと、彼女の気を引こうとするがみな全滅。そんな彼女に笑顔をもたらしたのは、、、男たちが悲しいぜ:-)
_ 『イブニング(2.23号/No.5)』松本剛とか
松本剛/愛英史『しずかの山 - 神の山・マチャプチャレ』第4話
うう、やられた。久保ミツロウ『モテキ』なんかも新連載のときから気になってたので立ち読みしてたのだが、近所であまり置いてないのでろくに読んでなかったら、松本剛が連載してるやん…。しかも今回でひと段落なので再登場は春だとか。
久保ミツロウ『モテキ』
あまりにセルフ突っ込みが多すぎるのと、過去のトラウマなイベントが登場するのでどこまで現在進行中なのやら :-)
赤名修/真狩信二『勇午 -洞爺湖サミット編-』
とりあえずコミックスだけでは進みが遅いので読まねば。
遠藤浩輝『オールラウンダー廻』
格闘技(修斗)を習う高校生、廻。というか普通に青春ものだよな。。。
2009-02-17(火) [長年日記]
_ CLAMP『xxxHOLiC(14)』
9784063756562
連載のペースが落ちてきたので久々の新刊という感じ。
母親と離れて暮らすことにした小羽ちゃんと一緒に料理を作って「普通」に過ごしたり、そこには自然に百目鬼がいたり、
って、この次の続巻はまた間があきそうだなあ。
2009-02-20(金) [長年日記]
_ 葉月京『恋愛ジャンキー(26)』完結
地井姿子をとりあって対立し公私混同で醜態をさらしてしまったエイタローが落ち込んで、さらに(事情を知らずに)慰めに来た姿子を押し倒そうとしたりでどつぼにはまっていた状態で、ミホが事情を知って迎えに来る。
最後は元の鞘に収まったが、前巻は厳しかったなあ。
_ 平尾アウリ『まんがの作り方(1)』(リュウコミックス)
まんがの作り方(1) (RYU COMICS)
徳間書店(リュウ・コミックス)
(no price)
若くしてデビューしたが今は仕事もなくなった元漫画家・明日香(19)が、はやりの百合ものでも書こうかと思っていたところに、後輩の森下が遊びに来ていて、自分を大好きといってくれるからとちょうど百合ネタになればいいかと思って付き合うことにするが…。
と思ったら、その森下が自分が好きなマンガ家の「さち」だと知って、高校に通いながらプロをやってる森下と自分を比べてたまに落ち込んだり、森下は本当に自分のことが好きなのに、自分はフリだけなのを機に悩んだり。
話はコメディなのか微妙なのだが、絵は初めて見た時から好きなのだな。
アフタヌーンで秋山はる『オクターヴ』とかやってた前後なので、また一般誌で百合かよ、と思って記憶があるなあ。まあ、ネタは百合だが主人公はあまり本気じゃないところがあるが。
2009-02-21(土) [長年日記]
_ 島本理生『ナラタージュ』(角川文庫)
ナラタージュ (角川文庫)
KADOKAWA
(no price)
名前しか知らない作家なのだけど、読むものを探していたので平台で目についたものを買って読んだ。
雫井脩介『クローズド・ノート』に主人公や雰囲気の静かさが似てる、と思った。
でも『ナラタージュ』の主人公は、寡黙な(というか饒舌ではない)中にも静かに熱く強い想いを抱き続けているところが非常に印象深い。
語りも控えめなのであまり気を持たせたりそれっぽく謎かけしたりしないでその時になってわかる、ということが多いのだが、主人公の泉が高校時代に気が合っていた先生を今も好きで、振られてもお互いに惹かれあっていたりするのがわかる場面が出てくると、惹かれているというプロットよりも、何かにつけてお互いに連絡をとったり、何かと助けようとしたりする場面を見ると、ああやっぱり出てきた、と安心したりするなあ。
って何言ってるか分からないな。
お互いに好き合ってるけど、先生は(教師だからという理由ではなく)一緒にはなれないということで別れるのだけど、まあこんな儀式をふんで別れるのは難しいよな、と思う。でも最後に、それ以来縁を切っていたはずの先生が自分を想い続けていることを知らされる場面はなかなかだった。 (だからと言ってかけつけることもできない主人公もまた)
_ 飛鳥井千砂『はるがいったら』(集英社文庫)
ちょっと前に読んだ本。知らない作家だが、いくえみ綾の表紙に惹かれたとも。
両親が離婚して、再婚した父親と暮らす弟・行(ゆき)と、母親についていって今は一人暮らしの姉・園。「ハル」は行が飼っている老犬の名前。
園と行は両親が別れても仲が良くて外で会っていたり、妙に自分の生活習慣や服装のコーディネートを崩そうとしない園なんかに惹かれて読んでみた。いや単に仲がいい姉弟(しかもお姉さんがきれい)というのにつられた気もするが。
大きなイベントが起きるわけでもない話なのだけど(まあ、園の周辺にはちょっとあるが)、園と行の二人のモノローグが交差して、ほかに家族や恋人が出てくるけど結構世界が狭かったり。
最後のほうで園の周辺やハルのことでちょっと騒ぎがあって、園も一部身の回りのけじめをつけたり、と波は立ったけどすぐ治まりましたという感じなのだけど読後感よし。
2009-02-22(日) [長年日記]
_ 『京阪神 珈琲の本 Book of Coffee - 京都・大阪・神戸の珈琲が飲める&買える店170軒。』(京阪神エルマガジン社)
コーヒーが飲める店&コーヒー豆が買える店の本。
コーヒー好きな店主たちがいろいろ登場するが、うんちくよりも、好きなものを出したり、喫茶店が「場」として成り立ってるという話がメイン。
したがって正しい飲み方、ベストな豆や店、などというのは出てこない。(まぁオリジナルブレンドにして自家焙煎している段階でもう何がお勧めやら比較できんが)
あとはコーヒーだけじゃなくてカレーやトーストやスイーツも!みたいな。
まあ実際にコーヒーを飲みに行くより誌面を見ているのが楽しいのだけど。
_ 酒川郁子『おいしい銀座 バイヤー真理(1)』(オフィスユーコミックス)
Amazon
『おいしい銀座』の第2部。
連載を立ち読みしてたら普通にバイヤー編に続いてたので気にしてなかったのだけど、榎木田を振ったところで第1部が完結していて、前の巻で『おいしい銀座』は完となってたのでした。出た時は、あれからどうやって終わらせたんだ〜と思ってたのだけど、あのまま終わっていたとは :-)
今回は売り場のマネージャーからバイヤーとして転属した真理がいろんな試練に会う・・・が、中身はあまり今までと変わりなかったりして。
2009-02-27(金) [長年日記]
_ 紺野キタ『つづきはまた明日(1)』(BIRZコミックス)
つづきはまた明日 (1) (バーズコミックス ガールズコレクション)
幻冬舎コミックス
(no price)
スピカに連載しているシリーズのコミックス化。
いつものファンタジーだけども、今回のは魔法とかではなく日本の普通の話。
母親を亡くした父子家庭の兄妹、杳と清の家の隣に越してきた家族。お隣さんの娘・佐保は杳と同じ小学5年生。
杳と清は、佐保を母親の小さいころの写真にそっくりだと思い、父親が母親そっくりに見えて、ほかの人たちは杳と佐保がそっくりだと感じていたり。。でたまに変なことが起きたり。
いまさらだが、こういうファンタジーのときの紺野キタって、森雅之ににてるなあ。
_ 那州雪絵『魔法使いの娘(7)』(Wingsコミックス)
魔法使いの娘(7) (ウィングス・コミックス)
新書館
(no price)
またまた話が転換し始めてきた。
小八汰を自分の使い魔にしたあたりからちょっとずつ変わってきたのだけど、無畏の見舞いに行ったあたりから今まで初音に隠されていたことが見え始めて。
無畏の部屋でなぜか死んだはずの初音の実父・鈴の木無定の影が現れて、無畏も去り際になって無定を殺したのは無山だと初音に伝えて姿を消す。
いままで無山に監視されていたと知った初音は、家を飛び出すが…。
なんとなくおちゃらけてるところが多い話なんだけど、そうこうしているうちにきな臭くなってるのだよなー。