2005-11-01(火) [長年日記]
_ ハーブ・エッカー/本田健訳『ミリオネア・マインド - 大金持ちになれる人』
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以前買った、『普通の人がこうして億万長者になった - 一代で冨を築いた人々の人生の知恵』を書いている人が翻訳していたので。
この本は日本の高額納税者(特に一代で資産を築いた人)にインタビューした「稼ぎ方」ではなく「仕事をするうえで大事なこと」の本。お金持ちじゃない人が「成功するために必要」と考えている「チャンス、アイデア」よりも誠実さなどを大事にしているとか、考え方の違いが分かっておもしろい。
今回の本は翻訳なので直接つながりはないけども、多分、お金持ち(金遣いの荒い成金ではない)になるひとの物事の考え方(ミリオネア・マインド)の話ではないかと…。 金持ち父さん・・とか他の本もあるけど、あまり手を出しても仕方がないので読んでて(小金稼ぎとかではなく)参考になりそうなものだけ。
2005-11-02(水) [長年日記]
_ 須賀しのぶ『流血女神伝 喪の女王(2)』(コバルト文庫)
きたヽ(^o^)丿
最終章、「喪の女王」の2巻です。
断っておきますがネタバレありですので注意願います。
イーダル王子の別荘をバルアンの刺客によって放火され追い出されたところで急に赤ちゃんを産み落としてしまったカリエ。それこそが1000人目のクナムとなるはずの子。しかしその赤ん坊は女の子だった。というのが前の巻の最後。
ユリ・スカナのバンディーカ女王の庇護を求めると赤ん坊まで政治的に利用されるのを嫌い、エディアルド、サルベーン達といっしょに去ってしまったカリエ。 いっぽうユリ・スカナではネフィシカ王大使(王女だけど)の婚礼の式典がはじまろうとしていた。参列するためにユリ・スカナを訪れたグラーシカをまっていたのは改革が行き詰まっているルトヴィアと正反対な美しい祖国だった。 もう十分がんばったのだからユリ・スカナに戻ってきなさいという姉(ネフィシカ)に、グラーシカは強く断れない。。
って、須賀しのぶって不安を抱えてるひとに甘言を弄するというシチュエーション書くのうまいなあ :-)
カリエは森で狩りをしている最中に遭難している親子を助けるが、実はその息子が今度の鍵を握るとはだれが想像したであろうか :-) つーか、また登場人物増えてきてるし :-)
敵は「喪の女王」バンディーカではなくてネフィシカだったとは…
_ ぢどり屋(寝屋川)
たまには晩飯にうまいものを食おうと思って、看板だけ眺めて入ったことがなかった地鶏の店で食ってみた。
当然ほとんどの料理は鶏で、なぜかおでんもあったりするが、サラダも飯も鶏づくし。
ぎんなんの串焼き食ってたら、そういえば梅田で皇帝を迎撃したときに天空王と三人でいった串焼き屋のぎんなんはうまかったなあ、と思いだした。
この地鶏やは、うまかったけど、わしは食うのがメインなので腹一杯食うには高く付くなあ。腹がふくれるものを適当に入れないとだめだな。食べ物少なめでもいい人にはそうでもないかもしれない。
2005-11-03(木) [長年日記]
_ 今日は昏倒しておわり
夕べは地鶏食って帰ってきたので寝るのが遅かったのだが、起きたら12時ぐらいで、ちょっと本読んでたりしたら夕方で、横になってたらとっても疲れた感じになってきて、結局夜10時ぐらいまでうとうとしてしまった。予定では会社で雑用を片付けるつもりだったのに…。
もったいないとは思ってないんだけど、なんでこんなに疲れて眠いのか。
2005-11-04(金) [長年日記]
_ COMIC SEED! 休刊!!!
COMIC SEEDの購読チェッカーが配信マークを出していたので見に行ったら…
2005年10月28日に『COMIC SEED!』の母体であった
株式会社ぺんぎん書房が清算した事に伴い
『COMIC SEED!』は11月号をもちまして
休刊させていただく事になりました。読者の皆様には、突然のご報告になりました事を
深くお詫び申し上げます。
また、3年余りにわたる読者の皆様からの
温かいご声援に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
無料雑誌だったけどショック…。
(いつまであるか分からないけどSEEDのHP→http://www.comicseed.com/)
つーことで、きづきあきらの単行本や超能力部とか、店頭在庫だけになると思われるので今のうちに買いましょう。
『ヨイコノミライ!』の続きはどうなるのでしょうか…。 幻冬舎か一迅社が拾ってくれないかな。
_ 桜場コハル『みなみけ(2)』(ヤンマガKC)
と言うことで気を取り直して、みなみけですよヽ(^o^)丿
小中高取りそろえたおバカ三人姉妹・・いや、おバカは一人だけか。
「ええと、こちら同じクラスのリコちゃん」「うん、まあ、知ってるよ」
「なにがサンタだ。子供か?おまえは」(これが言いたかった)
「私のステキなダンナ候補」に気づかないカナ…
「南ハルカ伝説」ヽ(^o^)丿「カナ ちょっと話し合いましょう」
なんのことかわかりませんね。買わんかぁヽ(^o^)丿
巻頭カラー3Pは三人の水着(いやまあ桜場コハルなのでせくしいではないが)。読み切りの『コワイオンナ』も収録されています。
_ 河野慶/ほったゆみ『ユート(3)完結』(少年ジャンプコミックス)
打ち切りのため最終回は「その時であった©イデオン」的状態で突如その後の展開が走馬燈のように(なんか違う)示されて終わったのだが、コミックス3巻で61頁の加筆で未完部分が補足されました。 (まあ、結局の所これでもページ不足で終わってないのだけど、余韻があると言うことにして…)
人気が無くて打ち切りなので仕方ないのだけど、割とおもしろかったと思います。絵がこれなのでいまいち子供っぽいと言うか受けにくいのは仕方ないのだけど、異世界や非現実な世界での試練ではなく、『ヒカルの碁』とおなじようにあくまで普通の小学生が放課後にでもできそうな娯楽を題材に、ライバルと切磋琢磨するのを描くのはほったゆみはうまいなあと思いました。ちょっとヒカ碁に似た作りだなともおもったけど、さすがにアピールが弱かったかもね。残念。
_ 八木教広『クレイモア(9)』(少年ジャンプコミックス)
えーと、、、三大覚醒者の一人、西のフリルを相手に戦うクレア達。フリルからなんとしてでもプリシラに至る手がかりを得ようと一太刀浴びせようとするが…。
つーのは一段落したけどまたまた…。
2005-11-05(土) [長年日記]
_ 諸星大二郎『稗田のモノ語り 妖怪ハンター 魔障ヶ岳』(KCデラックス)
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久々の稗田礼二郎のフィールドノート、妖怪ハンター。阿部寛主演の映画『奇談』(『生命の木』の映画化)も公開されるのでいいタイミング。
『メフィスト』に連載されていた(集英社ヤンジャン系から講談社に移ったのね)シリーズをまとめて加筆修正したもの。
えーと、まだ読めてません。
_ 筑波さくら『よろしく・マスター』(花とゆめコミックス)
間の「・」は実際にはトナカイの首のベルです。
うーん、はずかしいヽ(^o^)丿
表題作は、サンタのトナカイとなるべく生まれた一族の少年が、一生涯に一人の自分のサンタである少女くるみに出会う話。いや少女が主人公だから逆か。
人には見えない「手綱」で結ばれてる間はトナカイはサンタに絶対服従で空だって飛べる(というか体が命令に従ってしまう)。クリスマスにはトナカイの姿になってサンタといっしょにプレゼントを配るのだとか。
はじめは「変なやつにまとわりつかれたくない」と思っていたくるみも、トナカイ少年の家族と会ったりしてその気になってプレゼント配りをやってみたら、いつもは(親が仕事なので留守番をしていて)孤独だと思っていたクリスマスが楽しいものになってきて続けたい気になってきたりして。
タイトルの「マスター」はトナカイがサンタである少女をご主人様と呼ぶから。 問題は、単なる主従関係のはずが、トナカイが自分に懐いているのはあくまでトナカイだからだろうかとくるみが気に病み始めて…。
いや、結構気恥ずかしい。けど好きなタイプ。ヒロインのくるみは『ペンギン革命』と似た路線ですな。3話ものなのだけどちょっと消化不良なのが残念。主従関係なのに、とかこの気持ちは本物なのかとかもうちょっと葛藤があったほうが。。。それに最後のエピソードとか、これまだ続くやろみたいな感じだし。
同時収録の『甘い咬みあと』は、現代日本の吸血鬼の青年のところにある日やってきた少女がいうには、自分はあなたの娘だと…。こっちもちょっと気恥ずかしいがそれはそれでよい :-)
_ 『神様家族』新連載(コミックフラッパー)
フラッパーで桑島由一『神様家族』のマンガ化作品がはじまっていました。ちなみにヤスダスズヒトではありません。
絵がヤスダスズヒトの絵や小説を読んだ印象に近いかどうかとか、うまへたの次元ではないですが、おもしろくなかった。メディアファクトリー内だからって安直なのはいかんです。
「小説にもあったことがたしかにまんがにも描かれているなあ」という感じ。
_ 最近の少年誌・青年誌立ち読み
『クロザクロ』、ひさびさに制服プリーツスカートの下にスパッツでハイキックの薊ちゃんが復活かと思ったらいきなり壊れてしまいましたよ(^_^;)
『結界師』は見事に散ってしまった志々尾限。お姉ちゃんの涼が喪服(洋服ね)姿でかみついてるところがよいヽ(^o^)丿
『華麗なる食卓』。しばらく碧流ネタでいくのかとおもったら、またまた七瀬真尋…。いや、真尋は真尋でいいんですが、へきるは…。
『クピドの悪戯 -虹玉-』は玲子ちゃんの「来ないの…」から将来を背負う覚悟でいるところに「子供作りたくないの?」って誘いが(でも通じなかった:-))
2005-11-07(月) [長年日記]
_ ぺんぎん書房倒産につき、きづきあきらのSEED!コミックス
ぺんぎん書房倒産につきSEED!COMICSも無くなりそうなので、きづきあきら分を今のうちにまとめてリンク(まだ子/こだまたけしの本ももう絶版になってるし…)。短編集は全部買ってよし。とくに『モン・スール』(絶版だけど)
他の作家の分は、、とても元気がないので悠々日記さんを参照願います。
下記リンクはAmazonのアフィリエイトリンクになってるので、気に入らない人はAmazonに繋ぎ直してください。
- きづきあきら『モン・スール』
Amazon(ただしもう絶版) 日記
まあ、シスコン兄が最愛の妹を親友に寝取られて何も出来ないと言う話です :-) きづきあきらの商業誌初コミックス。「モン・スール」は仏語ですが、英語で言えば「my sister」。
- きづきあきら『氷が溶けて血に変わるまで』
Amazon 日記…書いてないや
同人誌時代の作品集その1。
同人誌時代の作品集その2。
同人誌時代の作品集その3。
- きづきあきら『ふたりだけのうた』
Amazon 日記
同人誌時代その他?の作品集その4。
『COMIC!SEED』連載分。学校のマンガ研究会は妄想癖がある女子、口ばっかりの評論家、即売会の人気作家でもある兄弟、リストカット癖のある女子などの集まり。何も出来ないのに夢みたいなことを言ってる連中が嫌いと、家では父親に言われてマンガ同人誌を描いている青木杏は壊しにかかる…。
部長を籠絡してるつもりがミイラ取りがミイラ取りになりかけてるところがよかったのだけどなあ… (2巻の時の日記にいろいろかいたけども)
ちなみに絵は同人時代のほうが好きだったが、どうも自分の絵はへただと思ってわざと変えたみたい。
_ あすか組、その他『FEEL YOUNG』
高口里純『新・花のあすか組』。赤鬼-レッドサイドの奇襲であすかが捉えられたという情報が…。しかし先月から、「あすか」は急にベールをかぶってたりするのでいかにもこれはカゲ(九曜紋)ですと言わんばかりだが、あすか組には「ほとんどの人があすかとカゲを見分けられない」という「うかつ空間」があるため、捉えた方もどっちなのか分かってないという…。
宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』第2話。 祖父の葬式で祖父の隠し子の6歳児・りんを引き取ることになった大吉、独身。勢いで引き取ったのはよいものの、幼稚園への送り迎えをしながら会社勤めをするのは大変だと言うことを身をもって理解。会社のシフトを楽にしてもらおうとしたけども、残されたメンバーから反発もあったりして、「子供に生活を合わせるのは、"犠牲を強いられてる"」のかどうかとか。
南Q太『スクナヒコナ』は、おめでたでございます。
_ プライベート・プリンスはクリスマス(『PETIT COMIC』)
今月のプチコミックは円城寺マキ二本立てです。
読み切りの『恋に沈む途中』は、つきあい始めた彼氏の過保護な兄貴にも恋しそうな…という話だが、「彼氏」がメガネだったり。プライベートプリンスは主人公がメガネだし、メガネ攻勢か。
『プライベート・プリンス』は、12月号なのでネタもクリスマスです。 クリスマスはふたりのイベントを期待していたのに本国に帰るという王子。 我慢して残ったメンツでパーティをしていたら、わざわざクリスマスに帰ってきてくれた王子に感激したものの、ほしがっていた資料を渡すのに媚びて見せろと意地悪されてしまい、こっちは好きでたまらないのに暇つぶしの相手としか思われてないのかと王子の前で珍しく泣き崩れ…。
って、これ、ストーリー上大事なところがほとんど片付いてしまったのだけどこのあとどうするのだ:-)
気が早いクリスマスと言えば、サンデーのあだち充は正月だったなあ…。
2005-11-08(火) [長年日記]
_ 西尾維新『ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い』完結
戯言シリーズついに完結。
オビの「ぼく達は、幸せになった。」は確かに嘘ではない。大団円もまさに大団円。
途中、想影とのやりとりがくさくて、「戯言シリーズとも思えない凡庸な説得」とか思ったのは内緒というわけではないが、まあそういう中だるみな所はおいといて、会話も途中サービス過剰な気もしたけれど、最後の最後まで締めくくられたので読後感はすっきり(ここが気に入らないとかいっても仕方ないので細かいことは言わない)。
成長した崩子ちゃんのビジュアルはないんかいとかいう要望はあるがまあ竹イラストではあまり煩悩は満たされないよね。
ラストもこれはこれでいろんな選択肢や詰め込む材料はあっただろうにこうしたのは作者の選択なのだろうなあ。サブタイトルとちがって玖渚友が脇役になってる、というか、トゥルーエンドの手前でハッピーエンドルートに行きましたという感じはするのだけど。
2005-11-09(水) [長年日記]
_ 日記重いの対策中…
この日記、前からだけど重くて仕方がないので対策中。
mod_rubyにするのがいいのだけど、そうすると入れ替えの際にhttpdのrestartをしないといけないときがあるのだが、自分の管理しているマシンじゃないのでそうそうやれないのでそれはまずい。
日付単位の日記に表示しているリンク元表示処理もそれなりに負荷の原因なので試しに非表示にしてみたけど劇的に改善はされなかったようだ。
とりあえず「最近の日記」をrecent_list.rbプラグインの表示から、自分自身のRSS表示(ss-recent.rb)に変えて試している(index.rdfを読むだけなので、tdiaryの過去日記を取り出すよりは速いだろう)。
たまに様子みていろいろ試すのでご注意を。
キャッシュがうまく効いてないのかもしれない。
_ 『MORE』はスカート×タイツコーディネイト
まえに冬だというのにファッション誌ではろくにタイツがない、と憂国:-)の心情を述べましたが、『MORE(12月号)』 「美女スカート×ブーツ&パンプス×タイツで冬の黄金コーデ(タイツ研究つき)」特集でした。
せっかく女性が気にしてコーディネイトしているのに、見ないのは失礼じゃないか:-)(まあ期待とは違うかもしれないが…)
まあ、MOREなのであまりハイファッションというのではないのですが、現実的なので参考になります(なんの?)。写真が小さすぎる気はするけど。
マリクレとか洋雑誌系ファッション誌だとファッションフォト(グッチやバーバリー、プラダとか)にも気合いが入っているのだが、広告ページだけのためには最近は買えないし。
2005-11-10(木) [長年日記]
_ 『GIRLS - GIRLS GONE WILD(WWD増刊)』(INFAS)
近所のTSUTAYAでInvitationの最新号(NANAの次は何だ!みたいなコミック-映画連動ネタ探し)と並んでいたので新刊と思って買ってきたら、新刊ではなかった。7月頃のだ。
とりあえずは表紙にもなっているジェマ・ワード×蜷川実花の撮り下ろし。
他にも、SHIHO、土屋アンナ、加藤ローサ、杏、美波、いやいろいろの「ジェマ的」モデル達が登場しているのだった。
_ 『エロティクスF(vol.36)』(太田出版)
表紙はオノ・ナツメ『リストランテ・パラディーゾ』。
志村貴子『青い花』。やっぱり志村貴子はスゴイ!
杉本先輩(♀)には誰か他に好きな人がいるんじゃないかと不安な万城目ふみ。 相談に乗ってもらったりして気が先輩から気が逸れた?ところで打ち合わせ中の先輩から「先に帰って」といわれ素直に「はい」というと目をむいて驚く先輩とか、あとで「待ってるって言ってくれないんだ」と電話を掛けてくるのとか、初恋のことを振られて、あーちゃんが自分の初恋だなあ…と思いうかべたりして、近すぎて、小さすぎて気がつかない花、と浮かべてみたり。
『敷居の住人』のころから、間の取り方というか、はしょりすぎとも言えるとばし方とか、「コマ割り・コマの配置」ではなく、シーン・カットの切り方が独特だったけど、あまりエキセントリックな個性に走るわけでもなく芸が磨かれてきた感じ。つかこの間の取り方好きなんですけどね。
それ以前に、作中での杉本かっこよすぎ。ふみの三つ編みメガネもキュートすぎヽ(^o^)丿
沙村広明『ブラッドハーレーの馬車』3話。
今回は「ちょっといい思い出」で、仲の良かった女の子が劇団にいったのは良かったけどけがをして舞台に上がれなくなり、商人になった語り手がリハビリを手伝ってるうちに彼女も愚痴を言うのをやめて商人のおかみさんにはなれるかも、とか言っていい感じとか思ったら、結局「もらわれっこ」で連れて行かれてしまった話。
桂明日香『そこはぼくらの問題ですから』。相変わらずなぞのハイテンション。大事なぬいぐるみを壊してしまって落ち込んでいるのだが、謝るべきかどうかみたいな。と言うより最後のセリフが問題発言。
雁須磨子『幾百星屑』。大正ロマン?ぽい。
女学校に通う、ちょっと背の高いお嬢様の杉内さん。毎日後ろから強い視線を感じるその原因は同じクラスの滝千賀子さん。
もしかしてその視線は、、、とちょっと甘ずっぱいことを思っていると、二人っきりになるときがあって、話をしてみれば…。
夢は夢 :-)(普通は妄想といいますが)
中村明日美子『Jの総て』。次回で最終回。
_ 『ヤングアニマル新増刊 あいらんど(No.4)』
西川魯介『危ない!図書委員長!』 てか、あぶないのはどっちかよくわからんが:-) 図書委員のふみみ先輩をモデルにしたエロ同人誌が図書館にあるのをみつけて隔離したのはいいが、それを知ったふみみ先輩、自分をモデルにするなんてダメーと怒ったあとで、ショタバージョンをご希望… :-)
袴田めら『仮想の王国』(白泉社初仕事)つか、表紙に名前出てないし。たった8Pだけど。
演劇部で親友の二人(♀)が転校で別れることになって、おどけて芝居の会話をしていたが、別れるのがイヤで…。このひとはあまり同人誌とかわらんな:-) べつに同人誌的なことをしてるようには見えない作品だから問題ないけど。
田中ユタカ『もと子先生の恋人』。
もと子先生の修羅場につきあって入稿。我に返ったもと子先生は、いかに女を棄てた格好を晒していたかに気がついて落ち込んで。一方の山崎もデートに行くはずの日に編集部がトラブル続きで抜けられず、部屋に行ったときにはぼろぼろ。こんなひどい姿も振る舞いもみせたくないのに、、と落ち込んでいるともと子先生は、こんなときに温かく迎えられてうれしい、と。
「この胸は あなたが必要なときは いつでも開いてますから」
相変わらず甘ったるい世界(悪い意味ではなく)なのだが、「しあわせ」な感触を振りまくのがうまいなあ。
萩尾ノブト『はるいちばん』。エロも話も書ける萩尾ノブトってアニマル似合ってるなあ :-)
東雲太郎『不幸委員長』。クラスで持ち回りの不幸委員長は、みんなの不幸をいってに引き受けるそんな役割(なんかどこかでそういうの読んだなあ。思い出せない)。
今週の不幸委員長を引き当ててしまった"さつき"は、親友の"ちー"と「ふたりでがんばれば何とかなるよ」といってたけども、いざさつきに降りかかってきた不幸のせいでちーにも被害が及んでしまって、ちーから「不幸になるから近寄らないで」と拒絶され…。って、友情ものと思ったらとりあえずエロだったり。
八神健『まほうせんせい』は小学生の女の子は手品師でもある先生に感化されて授業のおもしろさに目覚めて教師を目指すはなしですが、教師になったあとの話がヤングアニマルで『双葉せんせいの教室(仮)』として連載開始するらしい。
鬼ノ仁『特急、深夜』は、、まあ鬼ノ仁ですから、抑え気味に見えてもエロエロです。
2005-11-11(金) [長年日記]
_ 宗像教授×忌部神奈ですか?
今週の『宗像教授異考録』。最後に忌部が縁結びのきっかけは早い内に、、とささやかれるのですが、こういうカップリングってありなのか? :-)
まあ対立してるようでいいコンビという感じなんだけど。というか宗像教授のとなりというポジションが。
2005-11-12(土) [長年日記]
_ 『SAVVY(12月号)』大阪セントラル・エリア
『SAVVY』最新号は、キタでもミナミでもなく「大阪セントラル・エリア」ということで、船場・土佐堀通り・淀屋橋・高麗橋・北浜・平野町・本町・肥後橋・京町堀り・麹公園・新町あたり。要は北は土佐堀通りから南は長堀通りのあたりのエリアで、地下鉄で言うと淀屋橋〜心斎橋、肥後橋〜四つ橋、北浜〜長堀橋といったあたり。
何となくオフィス街のなかというかんじだけど、店も多いし、わしも行動範囲なのでニーズに合っている。取り上げてる店はイタリアン・フレンチとかが多いけども、、。
とはいっても基本は女性向けタウン誌なので、特集以外の記事はあまり縁がないけど。
_ 『コミックビーム(12月号)』、森薫、危険!
コミックビーム創刊10周年記念でいろいろマンガ家からのお祝いイラストが載ってます。
今月のビームは電車で読むと危険。普段は買って帰ってもマンガの雑誌は電車の中で読まないのだけど、手持ちぶさただったので手を出したら。
森薫は『エマ』の手前でお祝いページを載せてますが、それがバニーガールがダブルでどどーんですよヽ(^o^)丿、でその反対側がエマのタイトルページ。電車の中で思わずのけぞりそうになってまた目をむいて凝視しそうになってしまいました。いや、凝視してたかも。
HPにもバニーさんのイラストが昔ありましたが、今回のは見ておく価値有りです。
それはともかく『エマ』本編は、エマ不在で落ち込む同室のターシャ。そんな屋敷に訪れたのはウィリアム・ジョーンズと、エマ!(もう戻ってきた。早い)。
エマがくるまでのメイドの仕事ぶりがさりげなくいろいろ描かれていてうまいです。
志村貴子『放浪息子』。いつまでも意地を張ってる高槻くんと千葉さんに怒って、絶交する!といいだしたささちゃん。高槻くんが折れても千葉さんは譲らない。とかいってたら千葉さんが先輩に逆らったと言う話があって、きょうはにらまれるから「みんなで」いっしょに帰ろう、と言い出した高槻くん。やっとささちゃんも合流で、いつのまにか同じグループに混ざっていた更科さん(ちーちゃん)はやたら受けている。やっぱいいなあ、これ。
姉のまほは学校では修一が瀬谷の前に顔を出すだけで緊張してしまうけども、学校の外で「モデルのまほ」としてサインを求められたりして機嫌を直してみたりです。
入江亜季(入江アリ)『群青学舎』2話。 街角のカフェでプレイボーイが自分をにらんでる女の子をナンパ。 で、「おれのことすきなんでしょ」とかそういう話はおいといて、『コダマの谷』のウーナ姫と王子を思い出すなあ。今回の彼女も表情とか制服とかソックスとか、よいわ。気のないそぶりとか、強引さに押されてるところとか。 全体におしゃれであった。
安永知澄は『わたしたちの好きなもの』。今回は原作あり。 それでもどうみても安永知澄と思わせるマンガなのだなあ。 それよりも、その後に続いてる10周年おめでとうコメントがのりが良すぎて普段のマンガとのギャップが…。
犬上すくねのお祝いコメントは、ビームに描いてないのにビームコミックスをだしてもらって、、、わはは、そういえば :-)
_ 星崎真紀『新・ひみつな奥さん 立身出世編(2)』
Amazon
近所になかったので買うのが遅れた。
ホテルのメイド転職したシリーズ。 まあ、いろいろ事件があるのです。
ホテルものの話はプロ意識とか気配りの話がいろいろあって嫌いではない。
2005-11-13(日) [長年日記]
_ 『ペンギンクラブ山賊版(12月号)』野上武志ほか
久しぶりに買った山賊版ですが、これは表紙を見ていて野上武志(しけたみがの)が連載をしているのに気がついたから(立ち読みできないし定期的に買ってもいないので手に取ることも少ない)。
野上武士野上武志『大和撫子○○七』はタイトルでは何のこっちゃか分からないが、またまた軍隊モノだ(自衛隊じゃなくて自衛軍というらしい、、)。でもヒロイン?の名前が「エオナ」なんだよなー。
そういえば、しけたみがのと野上武志の使い分けってもうやめたのかなあ。
山本七式/根岸裕幸『アストラエア - 星の乙女達 - 』は、イラストと文章で構成された連載だが、一月一頁の枠でヤルならもう少しなんかないと厳しいだろう…。
ちなみにこの絵柄は見たことがあると思ってアレかなあと考えていたら、やっぱり前にコミケで買ったことのある『ゲリラスタントスタジオ』だったか。
シヒラ竜也『ひなチョコ姫』二回目。 愛玩具少女の隠語が雛だとか言う設定はさておき、カラーページだけ見ると三部けいとTonyを足して二で割ったみたいだなあ。本編とタッチが違いすぎ。
2005-11-15(火) [長年日記]
_ 『快楽天ビースト(vol.5)』
いつも買ってるので買ってしまったが、美夜川はじめ『聖職者が行く』とCuvie『So Lucky Man』ぐらいかなあ。
兼処敬士のカラー連載は同級生の女の子が自分のところのメイドにやってきて慰みものに…、シナリオはありきたりだが。
ナイロンのカラー作品は、あるまじろうみたいだった…。
2005-11-16(水) [長年日記]
_ 忙しいので忙しい
もう仕事が大変な状態になっていて、日記も書く余裕がないのだった。
タイトルがなんか頭悪そうですが、(確か)『ネコソギラジカル(下)』で「トポロジー的ないいかた」とかいうのが2回ほど出てきたのけど、これってトポロジーじゃなくて「トートロジー」っていうべき場所じゃない?と思いながら読んでいたのを思い出してしまったのでこんなタイトルになってしまったのでした。
2005-11-17(木) [長年日記]
_ 『ゼロサムWARD(2005.Winter)』
忙しいとはいってもとりあえず読むモノは読むわけで。
おがきちか『エビアンワンダーREACT』は、ハウリィのこととか鷹のこととか考えて、先斗も「きみは自由だ」と。 とうとうペイシェントに銀符としての契約破棄の宣戦布告をするフレデリカ!(あとは次号で)
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』は番外編でカルロスの子供時代…、ではなくてカルロスの両親の馴れ初めの話だ。ただの研究者の日本人が、ブラジルのコーヒー農場の娘と結婚するために武道家の兄(農園を告がずに武道をやっている:-))のしごきに耐えると言うような話。まあこれはこれでいいとして。
問題は12月創刊の『REX』で、CYNTHIA〜はREXに移籍だし、他にもいくつか移籍、藤枝雅『ティンクルセイバーNOVA』もREXだし、梅川和美の『ガウガウわー太』もREXでとうとう連載継続となるし、仏さんじょまで描くようだし、買わねばならん雑誌と思われるが、おがきちかはREXに行かないので、買う雑誌増えるわけ?
『マジックスター学院☆☆☆』はWARDからゼロサム本誌に行くようですが…。
連載以外では、(前に『COMIC新現実』で好みと言っていた)"群青"が『しましま』というのを描いています。『もっけ』あたりと近いと思いますが、物の怪と人間の狭間の話で、「しましま」とよばれるもののけ達青手専門の土産物屋の子供が主人公。知り合った小さな男の子が店の暖簾をくぐって中にはいると人に変化しているのが解けて物の怪本来の姿になってしまう。物の怪が苦手なわけではないけども、巨大化するタイプはちょっとだめな主人公はここで思いっきり拒絶反応を示してしまうけども…。
全然知らなかった人では、久米田夏緒『携帯寓話』。
大学進学を短大から美大にするといって親とケンカした主人公が、外で出会った男性は小学校時代に美術で表彰されていたので名前だけ知っていた先輩で…。
ケンカの話をして、ケータイからアドレス消したらもう縁を切ったようなものと思っていた主人公に、そうじゃないだろう?といわれて、でも実感できず。あとで分かったのはその先輩は本人ではなく先輩の兄で、先輩はもう亡くなっていたのだった。でも(弟の)名前を覚えていてもらったということで、亡くなった弟のことが、記憶でも繋がっていたと言うことで感謝されたり。
あー、話が2本ほど並行してるように見えるのでこう書いてしまうとなんかそれだけの話になってしまうのですが。
本筋にあまり関係ないエピソードで、主人公が「アナログでもグラデーションって出来るんですね」といって先輩をあきれさせるところがおもしろかったが、無知さ加減も話の伏線だったりするのもちょっとうまい。
_ 門井元『すなおになれば』(モーニングNo.51)
48回ちばてつや賞大賞作品。
高三の香菜は、屋上でたばこ吸ったりはするものの、あとは教師の覚えの良いようにそつなくこなしてうまくやってると思っていた。そんなときふと知り合った自転車バイク便の兄ちゃんを観察してるとおもしろくて…。
筋としては何となくやってた主人公が何となく会ってみた先輩に誘われて危ない目に遭いそうになったところをバイク便兄ちゃんに助けられて、でも彼は後輩で、話を聞くと将来のことをちゃんと考えていたので自分が情けなくなって、とかいうまあなんというか青春悩みモノの一つなのですが、割と嫌いではないのでよいのです。
メリハリはないのだけど話はスムーズで、長い(48P) だけど飽きもしない、うまくできている作品。いかにもモーニング/アフタヌーン系という気はするけども。
(モーニンググは、最近はこういうときだけ買う)
2005-11-18(金) [長年日記]
_ 太田虎一郎『おきゃるとらぼらとりぃ』
えー、こないだ『スーパーパチスロ777』に描いてるマンガが『おぎゃるとらぼらとりぃ』と思って日記に書いてたけど、ちゃんと読んでみたら『おきゃるとらぼらとりぃ』ではないですか。パチスロにまつわる「オカルト」ねたでしたよ(だってだって、題字がそう読めるんだもん)。
オカルトといっても「麻雀を知らない人のほうが麻雀パチスロに勝てる」とか 「太田虎一郎の隣に座った女の子が大当たりする」とかですが…。 それで「それは隣に女の子に座ってほしいってことですか?」とか。
_ 石坂啓/堀田あきお『ひみつの箱』完結(ビッグコミックオリジナル)
小学生に見えるけど大人のワケアリくんと小学校の先生のキョーコ先生の話。 終わってしまいました。
実は男遊びをしまくってたキョーコちゃん、脱がなくても妙にエロチックだし、ワケアリくんのワケアリな生活(両親はお金で雇った俳優)とかわりとすきだったのだけど、最後は割と急だった。修学旅行の続きかと思ったらいきなりこれだからなあ。。。
終わらせ方が悪いと言う気はないのだけど、キョーコちゃん側の気持ちが浮いたままではなかろーか。
比較しても意味はないけど、星里もちる『怪獣の家』は最後に一応落とし前をつけるところもつけたので最後は余韻としてよかったのだけど、ワケアリくんのほうはどうも「心残り」な感じが多くて。
2005-11-19(土) [長年日記]
_ しっぽの気持ち→SEX FRIEND連鎖
谷山浩子のアルバム「しっぽのきもち」をひさびさに引っ張り出してきてエンコしてiPodにぶち込む。
「しっぽのきもち」「おはようクレヨン」は大学時代(もう大昔だ)にNHKみんなの歌でながれた曲で、マッチしすぎのアニメと相まってとてもほわほわと幸せな気分になる作品。当時のサークルのツレとさわいでビデオに撮ったりしたがあれっていまDVD化されてたりするのかなあ…。
それはともかく、アルバムには「キャロットスープの歌」も入っていて、聞き直すまですっかり存在を忘れてたのだけど、聞いてたら今度は荒井由美の「チャイニーズ・スープ」を思い出した。「あなたのためにチャイニーズスープ」アレ。
普通に聞くと普通の曲なのだが、(元)新井素子ファンであれば、チャイニーズスープというと『ひとめあなたに…』がなかば強制的に思い浮かべさせられているに違いない。
『ひとめあなたに…』というのは、ちょっとネタバレだけどもいい加減古い作品なので説明すると、『終末の過ごし方』ではないけども、地球が壊滅してしまうと分かってしまって世の中はパニック、おしまいまであと一週間しかないというときに、「あたし」は最後に恋人に会いたいと徒歩で会いに行く話なのだけど、道中狂言回しのようにいろんな人のいろんな最期の過ごし方におつきあいすることになるのです(江古田から鎌倉に行くんですね。当時江古田などという地名は知らなかったので、まあ東京のどこかだろう程度の認識でしたが^^;)。
途中で出会う一人が、亭主が浮気していて最後の最後に愛人のところに行くと言われて、つい亭主を殺してしまった奥さん。愛しているから全部食べてあげるとバラバラにしてシチューにしてしまう。シチューを作りながら「煮込んでしまえば形もなくなる♪」と口ずさむのでした。
こっちを先に知ってしまったので、あの曲を聴くと絶対連想してしまうと言う…。 (「ひとめあなたに…」は初期の名作、と思います)
それで谷山浩子にもどると、同じアルバムに「まっくら森の歌」ってのがあって、、、そうだよ!「SEX FRIEND」で早瀬美奈がカラオケで歌っていた「まっくらみちのうた」って、オマージュだよ(インスパイアされた、、とかいってもなんか変なので)!と今頃気がついたのだった…。カラオケシーンでは谷山浩子(らしき)話題も出てきてたしなあ。(ちなみに、サントラCDにフルコーラス入ってます)
(SEX FRIENDのムックにも何か書いてあったのかもしれないが、攻略法をよむといやなので読み通してないし、人の日記ってろくにウォッチしてないのでそういう話題があったかどうかも知らないという)
2005-11-20(日) [長年日記]
_ 酒川郁子/九十九森『おいしい銀座(10)』(オフィスユーコミックス)
今回はカニ、
一番おもしろいのはカニまわりでなぜかクラブでバイトする羽目になった真理が客に付いたらそれが榎木田で:-) あとは、間人にいったときに鉢合わせした百合絵の修羅場の後日談とか…。わりとミツヤの企画以外のところでごたごたしているけども恋愛沙汰がつねに絡んでいて。
田舎は丹後半島だったけど、あまり半島の先の方とか興味なかったので間人とか全然知らなかったわ^^; 由良川〜天橋立ぐらいで。
昔は家族でわざわざいくのがかったるかったけど、たまにはあのあたり旅行して見ようとは考えている。丹後エクスプローラーが走り始めてから行ったことないし(が、いつになるか分からない)。
2005-11-21(月) [長年日記]
_ 日記が乱れてきた気がする
助詞とか抜けてたりダブってたり。見直しのチェック漏れにすぎないですが、読み直してみたら多いこと多いこと。
まあ忙しいし、雰囲気分かっていいか(でもないか)。
ただし話が支離滅裂というかあっちこっちに話がいくのは前からなのでこちらはあまり変わる予定はありません。
今ぐらいで忙しいと言ってたら会社で他に忙しい人達に怒られる。 でも忙しい自慢してる訳じゃないし、残業時間を少なく終わらせるほうがいいに決まっとるし。残業が長いことよりも割り込みだらけで作業が組みにくいのが一番やなのだよな。まあこれもあと少しの間でしょう。
_ 紀伊國屋DVD専門ショップ「Forest Plus」開店!でも動かず・・・
紀伊國屋BookWebから案内をいただきました。
さて、本日は、弊社が11月21日にオープンした新しいインター
ネットショッピングサイトをご案内申し上げます。
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DVD商品の専門販売インターネットショップ
★『Forest Plus』(フォレストプラス)
URL:http://forest.kinokuniya.co.jp
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…しかし、1:00〜1:40の時点では
システムがビジー状態です。 しばらく経ってからもう一度、アクセスしてください。
このメッセージしかでない。
なにをやっとるのかなぁ。紀伊國屋BookWebはわりと高負荷システムだと思うので、今回もそれほど甘く見てなかったと思うので、処理能力不足というよりはどこかで障害が起きてて入り口をふさいでるんだと思うけど。
2005-11-23(水) [長年日記]
_ Fate/hollow ataraxia やっと開始
ということでやっとhollow ataraxia に手をつけることができた。
とりあえずいつものように光学ディスク無しでプレイできるようにした。
手順はいくつもあると思うけど今回はこんな感じ。
- DVD DecryptorでDVD-ROMのISOイメージを作る
- Root 6 のprototype1で逆読みセクタイメージを作る
(買ったばかりのときはどういうプロテクトなのか情報がぐぐれなかったので前作と同じでALPHA-ROMやALPHA-DVDだろうと決め付け) - 上で作ったイメージをDaemonToolsで読み込んでインストール
多分、うまくいってます(ディスク挿入を求められなかった)。間違って挿したまま動かしてたかもしれないが。とりあえずDVDなしでもゲームの再起動はできたから平気だろう。
相変わらずプロローグが長い。
今回からチケットという単位でセーブ単位が分かれてる模様(マニュアル読めよ)。まあ「果てしなく青い、、、」とかと同じと勝手に想像。
まだ始めたばかりなので後はこれから。
いや、連日仕事なのでエロゲする暇もないのですよ。
2005-11-24(木) [長年日記]
_ 高尾滋『ゴールデン・デイズ(1)』(花とゆめコミックス)
多忙につき、家で本を読む時間があまりないのでいろいろと読めてません。
『てるてる×少年』に続く高尾滋の新シリーズはタイムスリップものか。
昔誘拐事件にあったせいで、極端な過保護になった母親を疎んじている主人公。高校になっても、自転車じゃなくてタクシーで移動しろとか、一人で歩くと危険だから家にいるときは靴を預かっとくとか。それでも母親のいやがることは出来ないので、不満ながら従っていたが、ある日階段から落ちそうになった母親を助けようとしたところで意識が飛んで、気がついたら、じいちゃんの学生時代にいて・・・。
時間切れでまだ読めてない。
あー、、、なんとなく苦手なバックグラウンドの作品の予感が。
_ 安永知澄『やさしいからだ(3)』(ビームコミックス)
Amazon
完結です。
今回はウエケンとの対談がのってます。
相変わらず、若いのに不安要素たくさん、でもやたら老成してる話ですが、なぜこんな話・こんなエンディングが浮かべられるのかと不思議です。
ラストの空気が汚れてるからみんなが羊水入りの袋に入ってる話は好きです。でもその前の一連の話って「私の人生多分まちがってた」みたいなかんじだからなあ^^;
まあ「ストーリー」ではない空気に魅力が多いからなー、この人のは。
_ 豊田徹也『undercurrent アンダーカレント』(アフタヌーンKCDX)
これもこの間完結したので本にまとまりました。
単に失踪した亭主をあきらめて銭湯を再開したところに、ヘルプの人がきて、、、という話かと思ってたらだんだんといろんなことが見えてきて、最後なんて、うーん、こんなところで別れてた糸がつながってたとは、みたいな。
絵柄だけでも惹かれたけど、控えめな描写・静かな空気もよい作品。
_ 『アフタヌーン(1月号)』
全く読めてない… ;_;
2005-11-25(金) [長年日記]
_ 高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION(2)』(IDコミックス)
やっと出た2巻。
ケンカ番長・
邪眼使い・紫水ほたると刑事の再会というのもあったけど。
_ 『Dokiッ! ドキッ!(vol.110/12月号)』
いつもの。 いやー、立ち読みできないのも困るけど無理に読まなくてもいい気がするのだが、検索されてるのをみてると日記に書いておかないとという変な義務感が :-)
萩尾ノブト『ADパラダイス』。前回看護婦さんとHしているのを目撃されて先輩に嫌われてしまったところ。それ以来避けられてるのだけど、タレントがADに体を要求するという話を聞いて先輩を毒牙に掛けてはいかーんと、礼の看護婦をあてがう機転:-) そして先輩にやっと謝る機会がもてたと思ったら、ラブホテルの前で座り込む先輩…。
春輝『秘書課ドロップ』はだれとでもエッチするなんてと沙織にに嫌われてしまって落ち込み気味なのだけどほかの先輩達に流されるままに奉仕してたりして、スパイラル…。
田中ユタカ『愛しのかな』。アパートに住み着くなぞの幽霊のかなとの同棲生活(触れるのでなあ)のシリーズ。いろいろと悩みながらも幸せだったりするのだが、どうももうすぐ壊れる前触れのようでちょっと恐い。
九部玖凛『旦那様ダ・イ・ス・キ』はラブラブ若夫婦が温泉旅館に来てもエッチしまくってるというそれだけなのだが、だんながくんくんするの好きだったりでちょっと変態チックなところで燃える二人…。
2005-11-27(日) [長年日記]
_ 堤抄子『エルナサーガII(6)』
Amazon
エルナが捕まってしまったり、敵対しているはずの教会が裏で繋がっていたり、あげくは「伝説の」エルナのクローン少女まで用意してきたりで、もう大変です。
でも、この「神」に何をして欲しいのかよく分からなかったりする。
_ 遠藤功『見える化 - 強い企業をつくる「見える」仕組み』
最近はトヨタ生産方式を見習って製造業を超えてはやりの「見える化」。ITでも平鍋さんがやってたりしますが。
製造業だけではない中身のようだったので買ってみました。
この本によると、見える化とは「見せる化」であり、「見る気がなくても目に飛び込んでくるようにしなければならない」と。
_ 『コミックLO(vol.22)』
相変わらず、たかみちの表紙がめちゃくちゃすばらしい。タイツのひざというか太股というか。
月吉ヒロキ『独蛾(ひとりが)』は『月蟲』に続く中学生セーラー服+ストッキングの電車痴漢作品。痴漢にあっても不感性。こいつらなにがたのしいの、みたいに思っていたのがある一線を境にめちゃくちゃ感じてしまって失禁。。。そこに助けに来たのが乗り合わせていた担任の教師なのだが、どうもこいつが痴漢本人らしいと言うのがまた。
嶺本八美『スペースインベーダー』。部屋に入り浸っている生意気な従姉妹にいたずらを…。従姉妹も次を期待しながらも「やれるもんならやってみなさいよ」みたいな。(櫻見弘樹の名作『窓辺の住人』をちょっと連想)
お約束だが普段の嶺本八美より燃える :-) メガネ三つ編みだし〜。
宮内由香『特別な私』。中学生。ちょっとでも誰かより優れている「取り柄」を自分に見つけたい年頃だけども、自分には取り柄がないと思っている少女は先生とセックスしている。
2005-11-29(火) [長年日記]
_ 今月のランドリオール(COMICゼロサム)
おがきちか『Landreaall/ランドリオール』。
ニセ券が寮長に見つかって没収された竜胆たち・・・。
まあそれはともかく、パーティの相手に誘ってもらえないと落ち込んでいるイオン。
ルッカフォート将軍の娘で初デビューの深窓の姫君だからみな気後れして誘えないのだということを自覚しろというアンちゃん。居合わせたカイルをけしかけて、騎士ならばエスコートすることから逃げないはずとかいってパーティのパートナーに立候補させてしまった :-)
メイアンディア・クラウスターはDXに絡んでこないのかしらん…。
_ 『COMIC快楽天(1月号)』
ハマダユタカ『3Gスポット』。テニススクールで若いインストラクターたちのお尻をみて楽しんでるおっさん達に我慢できない潔癖性のインストラクター。 でも媚薬を塗られたテニスラケットのグリップに誘われて、グリップでオナニーしているところを親父どもに押さえられ、バラされたくなかったら相手しろと、3人がかりで責められて後ろにはラケットのグリップをつっこまれてむちゃ感じたり。相変わらずお尻 :-)
ポン貴花田『盲目的恋愛ノススメ』。 クラスの優等生からいきなり公衆の面前でSEXしましょうと声を掛けられ。って間をとばすやつ。
ムサシマル『セレビッチOL淫果応報』。昇進のため、同僚の男を棄てて社長だったかに色仕掛け。でも棄てた男が現れて3Pになって凌辱されてしまう。色仕掛けのつもりだったが、自分が売られた側だと知って…。まあ話はともかく3Pシチュエーションとか相変わらずエロい。
北河トウタ『奥様は痴女』。若奥さんがいろんな男とやりたくて、、というのはシチュエーションとしてはありきたりなのだけど、我慢してる顔が妙に良かったり。
来月は鳴子ハナハルがカラーのようです。
_ 『COMICキャンドール(No.24)』
むつきつとむ『小あくま天使 桃色系』。 よく分からないシチュエーションになっていた。 うーん、弟と取り合ってる?
ふうたまろ『ヌードになったら』。 ヌードカメラマン少女のシリーズ続編。 今度は父親から娘のヌードを撮ってくれとの依頼。
会社の跡継ぎとして男として育てられた娘の艶姿を残したいという要望だったが、死んだ妻の面影を見て欲情してしまう心を殺していたのだった、、ということで開き直って親娘でエッチ。
琴の若子『奥さまDEナイト』。 えー、加奈さんだれの子供ですか。。。もりもり先生なのかしらん。
2005-11-30(水) [長年日記]
_ 星里もちる『怪獣の家(1)』
困ったことに1/2巻同時発売です。悩んだけど連載も読んでいたので1巻だけ買うことに。
…あー、1巻って、一回撮影完了して家を出るところまでじゃん。すぐ次が読みたくなってしまった。
ちなみに表紙を見てもわかるように自宅が怪獣に襲われるのを防ぐ話、、ではなく、死別した家族、とくに妹の思い出がある自宅を売りに出していたら怪獣映画で破壊される家としてぴったりとロケや役作りの場所として選ばれれてしまい、女優と、それとたまたま知り合った特撮マニアの女の子と同居することになってしまう話。
_ 『月刊メロディ(1月号)』(白泉社)
佐原ミズ(夢花李)の読み切りシリーズ『ナナイロセカイ』がはじまっている。第1回は「めがね泥棒」。
眼鏡を掛けてて黒板がよく見えないという男子のためにノートを取っている女子。でもメガネは伊達で、ノートを取ってもらえる口実になってるけど今更言えない。女の子もノートを取ってあげるという口実がなくなるとこまる…。と両方で意識して動いていたり。 目が悪いと思って黒板に「スキ」と書いて読めるか聞いてみたらスルーされたので、どっちなのか分からないと悩んでみたり。両方の気持ちをそれぞれから描いているのがおもしろい。
前に書いた藤崎真緒『柊館へようこそ』は後編。 やはりメイドがいるとコスプレと思われるのか :-)
あと、中村明日美子がなぜか新人デビューしてます :-) 「21回メロディまんがチャレンジ!銅賞」で『阿部くんと黒羽さん』。 ううーん、持ち込みとか編集が声を掛けたんじゃなくて表から投稿したのか。何かの趣向でしょうか…。
ああ、全プレのよしながふみ『大奥』ドラマCDはどうしよう…。