2017-01-19(木) [長年日記]
_ 住野よる『よるのばけもの』(双葉社)
住野よるは『君の膵臓をたべたい』の時から好きなので、作品は出る度に買ってるのだけど、この話はうーんと言う感じ。
「ぼく」はある時から夜になるとばけものに変わってしまうようになる。目が沢山あって、大きくて、でも小さくなったり粒子のように細かくなることも出来る。眠れないので外を飛び回っていたが、ある日夜の学校に行くと、クラスメートに出会ってしまう。
ネタバレになるけど、学校でのいじめが絡んでいて、無視されてるクラスメートがいて、昼は会話したりしないけど(話をすると自分もハブになるから)、あの夜からは、夜の学校で話をする。仕方なくだけど。
勇気を出したかったけど出せなかったことを「ぼく」は何とかしたいけど、何とかしなくていい理由を探して過ごしているのだが、最後まで読んでも、というか読んだら、途中の描写って何だろうなあ、と思ってしまう。
_ 黒澤R『金魚妻』(ヤングジャンプコミックス)
Amazon
/ Kindle
黒澤Rがグランドジャンプで描いている読み切り不倫妻シリーズ。
描線も身体も綺麗だしエロくてすごく好き。
金魚妻
夫が浮気してさみしさを紛らわしためか金魚を飼おうとするが、水槽が大きすぎるなどと切れられて金魚を返しに行く。
金魚屋さんは気前よく引き取ってくれるが、売れ残りの金魚に自分を投影しながら浮気されていることを話していると、金魚屋さんに抱かれて。
出前妻
そばの出前をしている奥さん。店は家族経営だが夫婦はぎこちないように見える。
そんな奥さんが常連さんの所に出前に行ったら大雨にあって帰れなくなってしまう。話し込んでいるうちにお互いあやしい雰囲気になって。
弁当妻
これが最初に知った話。一番好き。
会社の先輩が、倦怠期で勃たなくなってしまったので、目の前でNTRされると興奮しそうだから奥さんとセックスしてくれと頼んでくる。
かつて彼女を親友に奪われたこともあって、色々抵抗があり、最初は断っていたものの、色々お膳立てされて、奥さんへの顔向けも出来ないところもあるのでご飯をごちそうに行った流れで、手をつないだりキスをするところから始めるが…。
これは雑誌掲載時の扉。カラー収録されていないのが残念。
ショートカットでスレンダーな奥さんたまらんですね。
見舞妻
小学校で受け持ってる児童の奥さんが飲酒運転していた車をよけようとしてバイクで事故って入院した先生。
お見舞いに行って示談しようと持ちかけると、奥さん次第ですね、と言われたので、おっぱい見せてこれでもダメ?と聞いたらなにやってるのとバカにされてしまう(ヤンママでちょっと迂闊)。
でも次に見舞いに行ったら、アレしてくれたら許してあげます、といわれて、胸を見せてベッドの上に上がったら…。
_ 荒木飛呂彦『ジョジョリオン(14)』(ヤングジャンプコミックス)
ちょっと最近状況がよくわからないんだが、鳩が彼氏だと言って連れてきた環のスタンドに襲われて家の皆が壊滅状態。
でも鳩だけは定助と連携して、屋根の上から部屋の中の環を攻撃。自分の彼氏だと思っていた環を倒さざるを得なかった鳩は、環を倒したまま屋上で涙を浮かべてる・・・のをみてブルース・リーを連想した。
定助は自分の正体が「吉良吉影」と「空条仗世文」の等価交換の結果だとわかるが…とはいえ。
そんなこんなしているうちに東方家に不在だった母親が刑務所から出所する。この人も、手品かスタンドか判らない入れ替えでトランプから携帯電話を取り出したりして癖ありそう。そして次号も多分よくわからない。