2009-05-04(月) [長年日記]
_ まんだ林檎/栗本薫『名探偵伊集院大介 鬼面の研究(上)(下)』(CRコミックス)
9784861766657
名探偵伊集院大介鬼面の研究 (下) (CR COMICS)
ジャイブ
(no price)
まんだ林檎が栗本薫の『名探偵伊集院大介』をコミック化するシリーズの第二弾で、『ピアニッシモ』で連載していたシリーズ。
途中までは連載を追っかけていたのだけど、『ピアニッシモ』が入手難で途中で断念(ちょうど上巻分までしか読んでなかった)。完結したのがまとめて読めてうれしい。
カオルが殺されそうになるあたりから展開が違った様相を見せ始めるのだが、、最後は一挙に謎が解けて名探偵の説明だけで終わってしまったのがちょっと物足りないかな。
読み切り『伊集院大介の私生活』も収録。
優しい密室 1―名探偵伊集院大介 (CR COMICS 名探偵伊集院大介)
ジャイブ
(no price)
9784861763953
_ むらかわみちお『虚数霊』の新連載@コミックフラッパー
またまたというかなんというか、むらかわみちおの『虚数霊』がフラッパーで新連載。
つうか、むかし幻冬舎コミックBIRZで連載してコミックスまででてるというのに。
とはいえ今回また(似たエピソードだが)新しく話を始めているので、長く続くといいなあ。
あ、ちなみに日坂水柯『数学ガール』は今月号で最終回だった。
_ 『Meets Regional(6月号)』×もやしもん 発酵クウノム。(京阪神エルマガジン)
ミーツが「もやしもん」に触発されて、発酵食品・飲料の特集。表紙も菌どもが占領しております。
編集部によるシュールストレミングの体験という、お約束イベントもありましたが…。
京阪神のタウン誌なので他の地域の人には縁がないかもしれないが、、東京でも書店によっては置いてたよ。
_ 青木俊直『なのはなフラワーズ(1)』(まんがタイムコミックス)
なのはなフラワーズ 1 (まんがタイムコミックス)
芳文社
(no price)
青木俊直が『まんがタイムジャンボ』で連載している作品です。
木造おんぼろアパートに暮らしてる女性マンガ家とアパートの住人とふれあいというか騒ぎというか、、、を描いた作品。
最近はCOMITIAポスターにもなってましたな。
青木俊直といえば、むかしむかしに『なすのちゃわんやき』とか描いてたひとで、はっきりいってしまえば「懐かしい!」につきるのだけど、『なのはなフラワーズ』は別にそういうのと関係なく今読んでのんびり楽しめる話でした。というか、昔の作風ともう違ってるし。
_ 如月群真『舞 FAVORITE』(メガストアコミックス)
9784862525970
如月群真の新刊はご奉仕メイド。表題作がそれで、あとは義姉とか高校の採精係とか。
それにしても、あの回(舞が留守の間に彩花とエッチしまくってて部屋がエロい匂いで充満している)でほんとに終わりなのか?^^;
_ 『航空ファン(6月号)』
航空ファン 2009年 06月号 [雑誌]
文林堂
¥ 1,362
ボーイングがいきなり"F-15SE(サイレントイーグル)"を発表したのでその特集。ポストF-15や、F-35のデリバリー待ちに食い込む狙いのようで、F-22の増産はしないことになりそうな状況からみて自衛隊のF-X最有力候補にもなりそうだが…。
あとは、2005年4月21日に事故で亡くなったロック岩崎氏を偲ぶイベントとか、テポドン警戒態勢でRC-135SコブラボールやRC-135Uコンバットセントが出てきてた話とか。
嘉手納で飛んでいたU-2Sシニアースパンのほうも興味深いが。
2009-05-05(火) [長年日記]
_ 宮村優子/磯光雄『小説 電脳コイル(8)』(徳間ノベルスEdge)
電脳コイル〈8〉 (トクマ・ノベルズEdge)
徳間書店
(no price)
電脳コイル小説版の、出たばかりの最新刊。
小説版は前から存在を知ってたのだけど、まああまりノベライズには興味がなかったので手を出してなかったのだけど、3月4月はちょっと読む本がなくて飢えていたので手を出してみたら、これはこれで面白かったので読み続けている次第。
廃ビルで暗号を仕掛けてイサコがイリーガルをとらえようとしてヤサコといっしょに自分の罠にかかってしまったり、イサコがバスの墓場でキラバグ集めをしたりするというあたりはTVシリーズと同じなのだけど、途中からオリジナル展開が増えてくる。
神社で昔あった事件とかメガネを忌避する話とかがあって、イサコがおかしなポジションに位置づけられたり、読んでてある種気持ちの良くない展開もあったりして、ノベルス版独自の展開が進行している最中。
7巻まで読んだら、こんなところで「続く」かよ〜と思ってたので、8巻を待ちわびていたところだった。でも9巻は夏に出る予定とかいうことで、まだまだ続きそうだなあ、、、話もまだ引っ張りそうだし。
_ びっけ『真空融接(春)』(B's Lovely Comics)
真空融接 春 (B's-LOVEY COMICS)
KADOKAWA
(no price)
既刊の『真空融接』の間を埋めるエピソード。
主にアレクシとラエルが子供の頃の話が中心で、まあ周辺の話もある。
舞台となるとある国では、生まれつき体質が「供給者」と「補給者」に別れていて、唇を合わせることでエネルギーを補給しなければならない、しかもそのパートナーは子供の頃に決まってしまう。ということでやや強引ながら男同士の離れられないカップルというのを作り出している設定なのだが、個人的にはやっぱりヘテロなカップル(というか女の子が絡む)の話がすきなので、『春』でいえば、ミレイユがいいし、前の巻であればアレクシの母親であるイルゼとフロランの話が好みなのだった。
『春』は同人誌発表作品と描き下ろしが収録されてるのだけど、商業誌も同人誌もあまり違わない作風だよなあ、この人は。
真空融接 上 (B's-LOVEY COMICS)
KADOKAWA
(no price)
真空融接 下 (B's-LOVEY COMICS)
KADOKAWA
(no price)
2009-05-06(水) [長年日記]
_ 夢路行『あの山越えて(14)』(秋田レディースコミックス)
Amazon
4月末に出た14巻。
今回は花枝に子供が生まれたり、、読んでてわりと没入したのは君子が熱出して寝込んだところかなあ。
なんか知らんが熱出して寝る話は嫌いじゃなかったり。
_ TAGRO『変ゼミ(2)』
変ゼミ(2) (モーニングコミックス)
講談社
(no price)
掲載誌がモーニング・ツーなのでコミックスが出るのが遅い、、、気がしていたがそうでもないのかしらん。TAGROの変態マンガ第2弾。
今回は前より店頭でも露出しているというかどういうわけか?平積みされていたりして、読者層が広がっているのだろうか(考えにくいが)。
相変わらず変態に囲まれている松隆というかいじられてるというか。そこにヤンキー下級生の加藤とかいてこれは割と一般人感性なので変ゼミに対して突っ込み入れまくりなのだが、すでに松隆は「そっち」にはいないのだよなあ。
カバーは女子4人のバニーガール姿なのがポイントなのだが、ちょっと物足りないのう :-)