2007-02-01(木) [長年日記]
_ 須賀しのぶ『流血女神伝 喪の女王(5)』(コバルト文庫)
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前巻でネフィシカに囚われのみとなったカリエ。利用されそうでピンチ?
カリエは味方を増やしてもらうためにはまずグラーシカに会うことから、と修道女であることを利用して宗教上の断食修行をはじめる :-) ふらふらになったところでやっとグラーシカとの面会を果たし、事情を伝えるが、反ネフィシカ陣営も難しい…。
ルトヴィアではミューカレウスが水道工事を進めていた。財政に大きな負担を与えながらも疫病防止のためにはどうしても必要だと説き伏せて推進していたが、工事現場では人夫が重労働を強いられて、工事を進める貴族様への不満も高まっていた。
ある日、馬車で変える途中に投石されたミュカは従者の反対を押し切って、犯人を屋敷に連れて世話をする。真正面から犯人の話を聞き、水道の必要性を説こうとするミュカの姿に、その犯人の人夫も心を開いて、ミュカの意志を理解してくれようとしていた。
バルアンのもとではゼカロ北公国からの使者として(略)、ユリ・スカナとエティカヤの血縁を深めようという企みも。
おまけに今回になってイーダル王子の正体がばれたというか地を出し始めてきて・・・あんた変わりすぎで恐い ;_;
一方サルベーンはエディアルドとセーディラを連れ戻すために、雪の中修道院に到着したが…。
…てなわけで、盛りだくさんにいろいろ並行で進行しているし、前からの布石がいろいろ効いてきていて「伏線」どころではありません。当たり前のようにつながってるし。こういう真綿で首を絞めるようにどんどん状況が変わってやばくなるのを書くのがとってもうまいのだけど、これほんとに残り3巻程度で完結するんだろうか? :-)
_ はしもとみつお/鍋島雅治『築地魚河岸三代目(20)』
「青春のホッケ」
自分の家の干物のブランドを復活させたいと意気込む若くんだが、いい材料が無く悩み中。若い人は干物自体を食べないようだが、居酒屋でたべていたらホッケの干物ならみんな食べているのに気づいて、ホッケの干物にチャレンジするが、父親はホッケなんてやめておけという…。
「アワビの十人十色?」
アワビはアワビ自身の危機もあるがアワビ取りの漁師の跡継ぎが居なくて限られた漁師で捕っているという話。
「山のトラフグ」
おいしいトラフグをいただいた三代目達。しかしそれが養殖ものだときいて信じられない。実際の養殖風景を見に行くことになったが、なんと海ではなく山の上に養殖場があるという。
形状を工夫した水槽で十分に泳がせることができて、海上養殖とちがって飼料が沈殿してヘドロ化するのも防げるやりかたで、ノルウェーで行われている養殖手法だとか。
「姿のイセエビ」
仲卸にも伊勢エビ専門店があるのだな。
2007-02-02(金) [長年日記]
_ 『ヤングガンガン(No.04)』の目黒三吉
目黒三吉の読み切り目当てで。いやわざわざ買わんでも良かったのだが。
グラビアは中川翔子&林未紀コラボ。
目黒三吉『ぶっちゃけ!?庭子先生』
熱血教師だが暴走しすぎな庭子先生。国語の授業なのにT形定規とか三角定規はいらないよ…。
おまけに生徒の雑談で、こいつは女教師好きだから先生で抜いてんだろとか言っているのを聞いてしまって過剰に意識してしまい…。
それを責めたら「ただのメガネフェチだよっ」っと言うことだったが、実は先生はプライベートではメガネだったのでさらに(笑)。
2007-02-03(土) [長年日記]
_ 千里中央駅前のクレーン達
今千里中央駅前では再開発が始まっていて、文化センターの立て直しと、耐震50階建てマンションが建設中。→住友商事のニュースリリース
とはいえまだビルの影も形もなくて、基礎工事中。そこには背の高いクレーンが二つそびえている。
西側からみるとせんちゅうPALとライフサイエンスセンタービルを背景にして暗がりに見えるクレーンが魅力的。
PALの4階あたりから見るのも良さそうだけど。
_ 広江礼威『広江礼威 アートワークス Barrage』(小学館)
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『ブラック・ラグーン』の広江礼威初のイラスト集ヽ(^o^)丿
収録作はやはり『ブラック・ラグーン』が多い。あと、まともな?表紙や扉以外の、おまけポスターなどで描いたバラライカその他がコミケの売り子でコスプレしてるようなイラストもあったりして、これはこれでお買い得。
ただ、マンガの「Phantom BULLET」を収録しているのは邪魔だなあ。大判で読みたいものでもないし、アートワークスに入れて分厚くするものでもない。何かのコミックスに収録すればよいのに(自分はどこかで読んだのだがどこで読んだのか忘れてしまった)。
2007-02-04(日) [長年日記]
_ 松本剛『甘い水(上)(下)』(講談社BOX)
松本剛の名作が講談社BOXで復活ですヽ(^o^)丿
全巻復刊プロジェクトらしく、『北京的夏』や『すみれの花咲く頃』も出る模様。
この作品は連載時から追っかけていて好きだったもので(前の上巻/前の下巻)、掲載していた別冊ヤンマガが出るたびに今は亡き大阪の友人とさわいで喜んでいたのだが…。
出たことをネタにまた話したい、と思っても相手がもういない、と言うことがたまにある(その人については、他にも二宮ひかると森薫が該当)。
と言うことなので作品の中身に対しては今あまり言えることがない。
復刊はうれしいのだが、たった4年前のコミックスが絶版→復刊なんて、なんかせわしないなあ。このBOXもいつ絶版になるのやら。
ということなので持ってなかった人は今度こそ買うように。
_ 西尾維新『刀語 (第二話) 斬刀・鈍』(講談社BOX)
毎月刊行の大河シリーズの第二弾。
毎月刊行お疲れ様です、というところなのだが、イマイチ燃えないシリーズである。ト書き(とくに作者視点)が多いためか、時代無視おちゃらけが多いせいかわからんけども。
アイデア勝負みたいな勝ち方したりするのだけど、それもまあどうでもいいというか後に残らないのでなあ。
といって、受けやすい『化物語』を手に取るのだった :-)
_ 館淳一『淫霧』(徳間文庫)
館淳一の官能小説の新刊。「問題小説」で2001年から2005年にかけて掲載された短編8篇を収録。
いろいろ趣向を凝らしてあってうまいなー。
「淫霧」(2005/02月号)
霧に包まれた軽井沢の別荘の隣人宅を訪れる主人公。かつて迷い込んでしまった際に成り行きで夫婦のきわどい遊びに付き合わされ、今回は女の子を連れて遊びに来た。霧に包まれたその別荘は…。
「シュート」(2004/08月号)
『目かくしがほどかれる夜』に出てきた女性用会員制クラブ"ファムファタル"のシュートゲームってここで既に出てたんだなー。驚いた。
出版社が違うけど。
「箱」(2003/07月号)
会社の同僚の小柄な女の子。段ボール箱など載せまいところに体を丸めて閉じこめられた状態が好きという。癖になってしまって箱に入っているだけでも感じてしまうと言うが、ひとりでは試せないからと箱に封をしてもらうように協力を依頼され…
趣味がちょっとずれてて、女の子が主人公のタイプでもないのではじめは下心も出さないのだが、シチュエーションがちょっとおかしい:-)
「ミストレスの扉」(2003/02月号)
なんとなくタイトルで判ってしまうが、女王様がいるSMパブにふと惹かれて入ってしまった会社員がみるものは…。
_ 櫻木充『美・教師』(双葉文庫)
まあこれは普通に女教師ものです :-)
女教師ものというと、生徒から脅迫されて露出の激しい格好で授業させられたりするパターンが多いけど、これはそういう凌辱系ではない。
ちょっと気に入ってる男子生徒がいつも授業中に自分のお尻や脚をみてるので女教師のほうからアプローチして、英語の個人授業してあげようかと言いだして分け合って一人暮らししている生徒のところに訪れて…。
生徒と先生の色恋沙汰だけではなくて、一人暮らしするに至った過去のトラウマのこととかを交えている。
2007-02-05(月) [長年日記]
_ 緑川ゆき『夏目友人帳(3)』(花とゆめコミックス)
祖母が妖怪の真名を預かって縛っていた友人帳をねらわれながらも順次妖怪達に名前を返すというシリーズ。
ふんいきは好きなのだが、なんか単純にエピソードが並んでいるだけで話がふくらんでいかない(積み重なっていかない)感じが強くても退屈感もあるなあ。
今回多少進んだのは呪術師達の会合に行ったら強い妖怪を手に入れて使役させたがるタイプの呪術師もいると言うことが判って、友人帳はそういう人間にこそ秘密にしないとまずそうだと判ったことがぐらいか。
_ 北崎拓『クピドの悪戯II さくらんぼシンドローム(2)』
キャリアウーマンで強面だった麻生さんがおもったよりエロくて独占欲が強いのであったヽ(^o^)丿もうめろめろみたいな。
それはそれとしてさらに小さくなってしまった「れな」とキスして唾液の交換をすることで若返りを止めることに協力する用になったのはよいけども、ちょうど家にいるときに麻生さんが来たものだから、れなをクローゼットに隠してその間に麻生さんと激しいエッチを…。
れな引きまくり :-)
エロマンガじゃないんだけどエッチシーンはガチなのでかなりエロい :)
_ 藤原 ヒロ『会長はメイド様!(1)』(花とゆめコミックス)
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2巻が出てたところなのでまず1巻を買ってみた。
お堅い生徒会長が実はメイドカフェでメイドをしていた!
というだけのタイトルなのだけど、学校では男女共学のバランスを取ったり、風紀が悪くなるのを押さえるために鬼軍曹のように働いて恐れられている生徒会長だが、放課後は家計のためにメイドカフェで働いているのを内緒にしているのだった。
それを同級のちょっといけ好かない男子に知られたうえに常連になってしまって迷惑な :-)
で学校では相変わらずメイドは秘密にしてバリバリ働くのだけど厳しくしすぎるせいでたまに反発が強くて統率が取れない時に、そいつが助け船を出してくれたり…。
まあ、俺だけのメイドになれとか言われたら簡単には頷けないわな:-)
話はちょっと単純化しすぎというか主人公達以外はエキストラ同然の単細胞な群衆だったりでドラマ作りとしてはいまいちなところもあるけど。
_ 『メンズヤング(3月号)』
うーむ、買ってまで読む漫画が無くなっているので買わないようにしておこうと思ったのに、八宝備仁の表紙に釣られてまた買ってしまった^^;
むつきつとむ『快感温度n℃』神野宮のお嬢さんとのエッチもあって、業務提携をしようかという話をした後に、温子を抱いてる最中に高野宮にみられてしまい。さらに温泉にいったら先客に伶子が…。
東鉄神『もとかの』雪乃と別れた克彦。アパートに戻ってあるみとバックから激しく抱き合うが、雪乃と別れたことをしってあるみも泣き出す。
2007-02-08(木) [長年日記]
_ 宇仁田ゆみ『うさぎドロップ(2)』
りんを引き取って暮らし始めたダイキチ。はじめは大変だったがだんだん生活のペースがつかめたと思ったら今度は小学校入学。そもそもどうやって手続きするの?からから始まって判らないことだらけで大変。
それと並行して進めていたりんの生みの母親探し。母子手帳などからとうとう探り出して会うことになったが、、、相手はまだ若いマンガ家。どうも子供の母親であるという自覚もなく母親自体が子供みたいな頼りなさにダイキチもやりきれない。
それはそれとして、生まれたときに植えた樹ということでキンモクセイ・ギンモクセイをほしがって、ダイキチもそれを探してくるというところが良かった。
「子育て大変レポートマンガ」になっていない家族の話なのが宇仁田ゆみらしさだな〜。
2007-02-09(金) [長年日記]
_ 武梨えり『かんなぎ(2)』(REXコミックス)
表紙はざんげちゃん。
フトモモがよいですよねえ。これもいいけど、七話タイトルページでナギととっくみあいしてる絵もお互いのフトモモというか膝まわりの手頃なむちむち感とか出ててすごくよい。武梨えりの絵って、ナイスバディとか言うのじゃないけれど、生々しい肉付きというか :-)
その七話では、ざんげちゃんに詰め寄ったナギを逆に倒して足蹴にして女王様チックにしているところを仁に見られてしまい、ざんげちゃんはいい人だよとかばっていた仁がショックを…。
ナギが制服を着て忍び込んでいるのは生徒にとって衆知となっていたが、みんなおもしろがって応援していた。おまけに仁のしらないところで「ナギ様公式ファンクラブ」なるものが誕生しHPまで出来ている始末:-)
それでもとうとう教師が動き出してナギが捕まってしまう。しかし、ざんげちゃんが憑依している女生徒・白亜の父親である涼城先生が協力することになって、なぜかナギが正式に生徒になることに(普通に考えるとおかしい:-))
そして11話が問題のメイド喫茶の回、「彼女はクレイジー」。その日はメイド服ではなくてギャルゲーコスプレの日だったが、艶やかなコスプレ姿で近づくナギに仁が「あまりにもかわいくてやらしくて直視できないから寄るなっていってんだよ!」と赤面して大声を張り上げてしまうところがクライマックスか :-)
(かわいそうなのはその仁にほとんど気にしてもらえなかったつぐみ…)
12話仁と大鉄のホモ疑惑。:)
付録で、1月号表紙にもなっていた、ナギとつぐみの巫女姿ピンナップが。裏には"竜騎士07"との合同ピンナップ。
後描き下ろしの「ナギタンのドキドキショッピング」の回があるなー。初めてのブラ選び、みたいなのヽ(^o^)丿
_ 『コミックREX(3月号)』
『かんなぎ』2巻発売記念として、コミックス着せ替えカバーがついていて、ナギとざんげちゃんのバニーガール姿が!というかバニー姿で四つん這いでお尻を向けてるざんげちゃん、凶悪すぎヽ(^o^)丿(いちおうつぐみも居ます)
武梨えり『かんなぎ』巻頭カラー
ホモ疑惑も冷めやらぬまま、穢れに対する疑問をナギにぶつける仁だが、ナギは詮索するなと逆に怒り出す始末。
ざんげちゃん(白亜)の父涼城先生に声をかけられて事情を話していると、神というのはともかく、低級霊などが憑依して自分の素性を勘違いしている可能性もある、という。
そういえば、と振り返ると神様であるとは自称しているものの、神らしい証拠が思い出せず、ナギってほんとに神様なのかと仁の心に疑惑が。
黒柾志西『おにごっこ』
綺麟の兄、虚颯を助けるためには頼子の「継ぐ者」の力が必要。ただし力だけを使うことは出来ず、まるごと取り出すことで頼子は死んでしまうが、といわれ躊躇している綺麟。
しかしそこで虚颯が覚醒し、約束を守れなくてごめん、と謝る。
いぶかしげにする綺麟や頼子だが、虚颯が頼子の額に自分の角を刺して来る。そうして流れ込んでくる過去の記憶…。
頼子は幼い頃に村ですでに綺麟や虚颯たちと面識が会ったことが判明する。
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』
格闘マニア檎桐の姉、先日出所してきた檎桐鸞を説得してほたる・檎桐・シンシア・島原の陣営に引き込むことに成功。それと謎の覆面格闘家…。
ほたるはシベールと試合に向けて最後の打ち合わせを。
梅川和実『ガウガウわー太2』
拾ってきた捨て猫の子供達はばあちゃんが世話をしてくれるという。
_ 藤栄道彦/いしぜきひでゆき『コンシェルジュ(8)』(バンチコミックス)
茶道とサービス
お茶の飲み方の作法もかなり違う外国のお客様に抹茶を楽しんでいただくにはどうするか。あくまで「正式な作法」でなければ理解してもらうことにならないという純菜と、アレンジしても抹茶のよさがわかればよいという涼子たちがぶつかって。
超常現象
クインシーホテルの中の、誰も知らないという幽霊レストランの話。
野菜戦争
マンガの中で無農薬野菜を推進し、無農薬でない野菜を使うことやそんな野菜を使っているホテルを攻撃しているマンガ家・久我鉄生。銀食器が使われていたといっては、銀はすぐに溶け出し料理の味が変わるのでそんなホテルはだめだと描いていて、無知な知識をひけらかしてグルメマンガ家としてえらそうにしているので困ると話していたところに、クインシーホテルでのパーティにも久我鉄生が来ることになり予想通り一悶着。まあ、有明先生がケンカを仕掛けたせいもあるが :-)
有明先生と一緒の雑誌に載ってるのはけしからんと出版社を巻き込んだケンカに発展したため、クインシーホテルが仕掛けたのは、無農薬が安全ではないことを知ってもらう食事会。
無農薬野菜を使った料理を出すたびに、虫害によるカビや毒の危険があるからと忠告する(トウモロコシがアフラトキシンにやられるなど)。最後には虫食いキャベツを出すが、虫に食われるとキャベツは自分を守るために農薬状毒素を出すため却って危険であると説明する。農薬を使うことで農薬が残留することもあるが、国でも基準を設けているし、農家が無頓着なわけではない云々。
あまり説明しても宣伝ぽくなるので割愛するが、完全無農薬は却って危険であることをマンガ家に理解してもらって解決。ケンカをふっかけた有明先生についても、トマトも未熟なうちは毒を出す、毒があるのは未熟な証拠、と釘を刺す。
見識を広める上ではおもしろい話だったが、ホテル&コンシェルジュの話としてはくどすぎる感じ。
(まあ無農薬云々のまえに、取れたての新鮮なのを喰うのがうまいのだろうが)
スーパーVIP客
ホテルマン全員が緊張するVIP客。
それは最上が客となってサービスの採点をする日だった。
2007-02-10(土) [長年日記]
_ 中村興文堂が新装開店していた
超ローカルな話題だが、「寝屋川いちばんがい」の書店・中村興文堂の工事が終わって、新装開店していた。
明るくなって通路に余裕ができて割と良い感じ。入り口周りに余裕を持たせて奥が広いつくり。
と言っても街の本屋さんなので大きくはないけど。
_ 『コミックビーム(3月号)』
入江亜季『群青学舎』第17話「北の十剣」その5
とうとう北の十剣も完結。
王城に入ったルーサーは国王を追い詰めるが、自分で手を下すまでもなく、王を突き上げる民衆を見て身を投げてしまう。
後に残ったのはグゼニアとルーサー。ルーサーを国に引き留めようとするが、元反乱軍の一味でもあるし、皆グゼニアを支持しているからと、グゼニアが王になるように勧め、自分は国から立ち去る。
その2年後、女王として再建を進めるグゼニアは国境で捕まったルーサーと再会し、国を支える連中を教えるための学校を作っているので、ルーサーに学長をやれという。
こうして学舎の物語が始まった…。
結婚しなかったみたいだけど戻ってきてから熱愛なのね :-)
志村貴子『放浪息子』
無事文化祭もおわって今度は更科さんの誕生パーティ。
ジュリエットを演じたマコちゃんはやっぱり自分よりほかの人のほうが似合ってた、自己嫌悪。それもユキさんが修一じゃないいから残念といったそれがきっかけだったり。でも誠の親も深刻になれないところがおかしい。
森薫『エマ番外編』第七話「エーリヒとテオ」
今回はエーリヒ君がかってるリスのテオ。家族でピクニックに出かけた先で、バスケットから抜け出したテオ。それを知らずにバスケットを持って引き上げます。残されたテオは初めての屋外で木に登って餌を採ったり外敵から逃げたり…。
2007-02-11(日) [長年日記]
_ ミスドでオールドファッション抹茶
いまなら安いというので地元のミスドに食いに行ってみる。ちなみにミスドで買うとき絶対オールドファッションは欠かさない私。
でも行ったのが時間帯が遅かったせいか、「オールドファッション抹茶」が品切れで「チョコファッション抹茶」1個だけ残ってる状態。
仕方ないのでそれとノーマルなオールドファッションとカフェオレ。
店内には、「予想外に売れていて、一日200個の見積もりが500個ほど売れてるので販売制限しています」という旨のお断りが貼ってあった。売れてるのね。100円セールのおかげかもしれないけど。
ちなみに味は、チョコだとさすがに抹茶の味が負けてしまうと思った。
2007-02-12(月) [長年日記]
_ tDiary用coCommentプラグイン
しばたさんのtDiary用coCommentプラグインがcontribにcommitされたというので使ってみる。
ということで一見何も変わってないようにも見えるけども、coCommentを使えるようにしているブラウザならツッコミフォームのところにcoCommentの印が出ているはず。
というか、coCommentというのもこのときまで知らなかったのだけど :-)
一応coComment日本語版というのもできているようだが、同じドメイン使う癖してidが別々。日本語版を運営しているネットエイジがやっているSaafのidを使うらしい。うーん、Saafは一緒にやりたいのわからんでもないが本家とべつべつにすなよ。
とはいってもずっと本家でやってたんじゃなかったら、そして日本語サイトのコメントが主だったらこっちがメインでもいいかも。いろいろ使い分けられると良いのだけど、さすがにコメントトラッキングは複数を同時に使うのは難しそうだなあ。(まあコメントを受け付けるサイトが何を使ってるか(どのトラッキングサイト用のJavaScriptを使っているか)によるので、コメントを書く方は一本化しようもなさそうだけど)
いややっぱりそのまえにこの手の共通IDを束ねるIDが欲しいなあ^^;相互認証でもいいけど。
_ はやみねかおる『夢水清志郎の事件ノート/ ハワイ幽霊城の謎』読了
去年買ったはやみねかおる『夢水清志郎の事件ノート/ ハワイ幽霊城の謎』をやっと持ち出して読了。
相変わらず殺人がなくみんなが幸せになる解決の推理小説。
読んでてちょっとおもしろかったのが
- リーチが日焼けした。わたし(=亜衣)も日焼けしてるにちがない
- 日本には探偵が100人も仕事をしているビルもあるというはなし(JDCの話題がこんなところで)
あたりか
_ びっけ『獏 BAKU(1)』(ビブロス)
BOOK OFFにてたまたま発見。
『ゼロサムWARD』で連載が始まってる『獏 〜BAKU〜』のビブロス時代のコミックス(ビブロスがつぶれたので現在絶版)。
リンの夢人、セレンとネオンが夢人になったいきさつでも載ってるかなーとおもったけど既に夢人として活躍してるところからだった。
いちおうリンが主役のようだが、力不足だけど悪夢で困ってる人を見たら助けずには居られないネオンが無理をしてしまい・・という展開が多いのだな。大抵はちょっと気に入った女の子だから張り切ったけど、恋破れ、みたいな:-)
_ 花田祐実『上手な恋の忘れ方』(恋愛maxコミックス)
『お嬢さまお手やわらかに』以来、ちょっと気になってるので買ってみた。
表題の「上手な恋の忘れ方」と銘打った読み切りが4篇。
第3話が一番好みかな。やけ酒飲んで道ばたで寝てしまった(危ない)翌朝、気がついたら男の人がそばにいたので声を上げてしまう。本人は危ないと思ったから一晩中何もせずそばにいたというが。
事務所に戻って、マンガ家さんのHPの打ち合わせが始まると思ったら、そのマンガ家があのときの彼だった。彼の指名もあってマンションに通ってWEBサイトの指導をしていたが…。
まあ全般的にOL向け恋物語なのだけど。
_ 『京都のうまい店 絶対食べたい 468』(Leafムック)
ふだん食い物のガイドブックなんて(読み物としてでなければ)まず買わないのだが、ちょっと京都で飯食おうと思ったら全然判らなかったのでとりあえず手頃なのを買ってみる。
エリアの分割が手頃で(大差はないが)、マップと店の位置がわかりやすいもの。
しかし468軒という数字はちょっとどうかと。大きく紹介しているところは参考になるが、末端記述レベルになるとどの程度参考になるか判らんからなあ。 (まあ全エリアにばらしてみると手頃な密度なのだけど)
_ 『ほんまにうまい本 - 今いるトコから一番近くて旨い店マップ』(京阪神エルマガジン)
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こっちも似たような用途で。
エルマガというかミーツの食い物や取材・紹介は信頼が置けると思ってるのだけど(セレクトが適切と言うことではなくちゃんと編集スタッフが取材していて話も聞いているであろうと思わせる)、ムックのは再利用が多いというか、いつまで経っても同じ紹介のままなのでいまいち新鮮みがないのが欠点である。
2007-02-14(水) [長年日記]
_ 鈴見敦『Venus Versus Virus ヴィーナス・ヴァーサス・ヴァイアラス(1)(2)』(電撃コミックス)
前からちょっと表紙だけみて気になっていたシリーズ(近所のTSUTAYAは立ち読みできないので)。既にアニメになっているようだがそれはあまり気にせずに。
この間なんかは、「これがオススメ!」みたいな棚で『Venus Versus Virus(以下、V.V.V.)』を紹介しておきながら、既刊が品切れ状態…それで一体どうしろと、という状態が続いていたのだけどやっと入荷したので買ってみた。
学校の帰りに道に落とし物のブローチを拾おうとして指にけがをして以来、「へんな化けもの」が見えるようになってしまったスミレ。化けものに襲われそうになったところを助けてくれた不思議な迫力を持つ少女・ルチアが言うには、あれは人の魂を喰らう
ヴァイアラスは特に「見える人」をねらう傾向があるのでいい餌とばかりにルチアはスミレを引き込むが、窮地に立たされたスミレは気を失ったにもかかわらず暴走状態になり素手でヴァイアラスを倒してしまうのだった…。
スミレがニーハイソックスだとかまあ萌えねらいっぽい要素はあるとして、ちょっと読みづらいV.V.V.のロゴを含めてデザインや作品内の雰囲気が統一されていて良い感じである(多少設定にオリジナリティが欠けていても)。
なんとなくシスターみたいな黒い衣装のルチアもゴスなのか野暮ったいのかよくわからんが、力に敏感すぎるからと左目を覆ってる眼帯と相まって、カッコいいわけでもなく野暮ったいわけでなくちょっと子供っぽいような、微妙なところがいいなあ、と思ってたり。
_ 『快楽天BEAST(3月号)』
Amazon
表紙はいつものように、さめだ小判。小さい画像だとわかりにくいけど、右の女の子のショートパンツが革パンツみたいなのだけど、質感とかいい感じ。
まわりのオヤジギャグセリフもいつも通りで「性行童貞の気圧配置」「姦婦まさつ」「恥丘温暖化」とか :-) (ああいかん。こういうことを書いておくからコンテンツフィルタに引っかかるんだよなあ…)
まあ、本誌のこのオヤジギャグは「アエラ」の寒いダジャレと同様の「顔」みたいだからなあ〜 :-)
さめだ小判『はずかシーナちゃん』巻頭カラー
表紙とは関係のない話で。
高校の電脳部の椎名ちゃんは、セクハラ部長に言いくるめられてローターつけたまま部活に出るわ、もう癖になってる、インターネットでエッチな写真を流すのがエスカレートして今回は別の部員のパソコンのWEBカメラでオナニー中継。とどめに部長とエッチに及んでいるとお漏らししてしまってパソコンが故障。
そのパソコンを使ってた部員から、HDDに残っていた動画やネットの動画を見つけられておどされてこっちでも感じたあげく中出しされてしまう :-)
部長と別れて俺と付き合おう、という彼に、じゃああんなことやこんなこともしてくれるんですねっと変態プレイを列挙して目を輝かせる椎名ちゃん:-) そこに「おまえには荷が重い。こいつはもっと羞恥プレイじゃないとだめだ」と踏み込む部長とまたエッチに及び今度はその声を校内放送に・・・:-)
首謀者が部長達だと顧問の先生(♀)にばれたが咎めるわけではなく、エロで商売してるなら上がりをよこせ(笑)ということで、もっとがんばって稼ごうね、といわれて「えー。。」 ってその顔は喜んでますよ、椎名ちゃん。
ってあまりにも暴走しすぎだが、イッたりエッチしたりが何回もあってなんかお得感 :-)
甚六『こた☆ツン』
快楽天BEASTには初登場らしい。そういえばペンギンクラブ系でしか読んだことがないなー。こたつでツンデレ近所のお姉さん、みたいな。
知り合いの真紀姉ちゃんに家庭教師に来てもらっている中学生の主人公。スパルタで思い切り問題集を積んどいて自分はこたつで居眠りしているという暴挙に怒って、こたつの中に入って何か仕返ししようかと思ったら、パンツが丸見えで思わず悪戯を…。
感じて目を覚ました真紀姉ちゃんにぶっ殺されるかと思ったら、「もっとして」と言われそのまま強気に行ったあげく、「挿れたいんでしょ!?」と問い詰められてエッチさせてもらうことに…。
美夜川はじめ『めぐみ降臨』
ある日いきなり父親からおまえのために昔から決まってた婚約者といわれてしょうかいされためぐみさん。
めぐみは10年ぶりで会うらしいが自分は知らない。(事故が元でその頃の記憶がない)
とりあえず好みではあるが落ち着かないので追い返すために変態なことを要求していやがられたらいいかとおもい、裸にソックスにと言ったら素直にしたがってしまい、しかたなくその日は別々にねて翌朝を迎えたら裸エプロンでおもての掃き掃除をしているめぐみ:-)
そんなことをしたら俺の趣味だと思われるだろ!というと「だって好きなんでしょ」とか。 一筋縄でいかないと思って、悪友を呼んでめぐみの裸をみせたらめぐみを押し倒してエッチに及びそうになるのを意地悪するつもりで見ていたが、自分にすがるような表情にたえられず、友人を追い出して自分だけでめぐみを抱くことに…。
まあ、話の荒唐無稽さ加減はいつもの美夜川はじめなので気にしないとして、今回もエロかった〜ヽ(^o^)丿
西E田『銀盤聖女』巻頭カラーショート
フィギュアスケートの期待の星が恩師に売られて凌辱される…
_ 『Dokiッ!(3月号)』
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ZUKI樹『おーじの冒険』後編
前回の続き。
男キャラ4人のパーティのうち、もよもよは女の子で自分以外のあとの二人はカップルだとわかったが、オフ会にいってみると全員女の子だった。
タマっちとぐらいぜるは付き合ってると言ってたのでは、、、と確認してみると、女の子同士でガチで愛し合ってます、とか。でもいきなり女の子と付き合ってしまったので、男の人とも一度ぐらいしておくべきかも、と言うぐらいぜる。それで相手におーじ(主人公)を。
ということでホテルのスイートルームで(いきなり非現実的だが)、スワッピングパーティ(しかしスワッピングというのかこれは)。
おーじ(♂)×ぐらいぜると(♀)、タマっち(♀)×もよもよ(♀)で激しく責め合って…。
設定がちょっと倒錯気味だったが、ノリも含めて割と良かったなー。
高橋こばと『シエスタ!』第2回
カフェでバイトし始めたけどまだまだなれない。バイトの先輩の椿さんはてきぱきとオーダーをこなすのであこがれの人。だけど彼氏と別れてアパートを出たので友達のところを転々としているらしい・・・、とこんどは和音のアパートに泊まることに。
その椿に久々に連絡を暮れたのは元カレを紹介してくれたバイト先の後輩。飲みに行って慰めてもらうような雰囲気になって(というか慰めてくれるの?とつついて)、そのままカレの家に行ってエッチして…。
九部玖凛『かんなの水魚』
環菜をモデルに撮るのは雅人の相手の小椋から。カメラの前でみせる環菜のはじめての表情にとまどう雅人。小椋が撮った写真はみんな同じアングルの写真で、環菜に「撮らされている」模様。どうも環菜は既に引退したが雪姫とよばれた伝説のモデルだったらしいが…。
そんな環菜を撮るのだと高ぶりを抑えられずトイレに行った雅人を追いかけてきたカンナ。そんなにギンギンになってちゃだめよと、トイレの個室でエッチに及び…。 戻ってきた二人が手をつないでるのを見た環菜は微妙な気分。
2007-02-16(金) [長年日記]
_ 『ゼロサムWARD(2007 Winter)』(一迅社)
最近は「これが目当て」というほどのお目当てはなくなったのだけど、発売日に買わないと近所で手に入らなくなるので、いつも買い逃さないようにびくびくな雑誌です。単に季刊でマイナーなだけ、ともいうが。
びっけ『獏 〜BAKU〜』第2話
前の号からWARDで連載が始まった『獏』の2話。WARDに来るまでの分はビブロスコミックスで。
52ページもあって読むのも大変。獏3強が動いていると知って夢魔の総長・アルセニカが直々に乗り出して来る。リン達が探していた夢魔を獏たちの目の前で処刑するが、アルセニカが言う、リンの前任者も同じように処刑されたんだから初めてでもないだろうという言葉の意味がリンには分からない。
夢魔の総長を殺すと夢魔は全滅するということを獏たちに伝えて今後に備えるが、リンはアルセニカが言った言葉が気になって仕方がない。古株のランタナムを問い詰めたところ、リンの前任者キセノスも前獏総長の命令で処刑されたのだと聞かされる…。
秋★枝『先生+』読み切り48ページ
なかなか、なかなかの読みごたえです。
小学校で先生をしている高橋先生は半年前に出来た彼氏ともうまくいってる。
ある晩、学校の帰りにクラスの女子が空を飛んでいるのを目撃してしまう。見られたのに気づいた彼女は墜落してしまうが、知らない男が彼女を受け止めていた。しかし手を動かしただけで姿を消してしまった彼は「魔法」で家に送ったという。思わず固まってしまうが目の前で目撃した以上とりあえず信用するしかない高橋先生に彼が説明するには、魔法の後継者を探しに来たというがそのときはそれっきりのはずだった。
担任しているクラスの男子に小森君という子がいて、毎日のように高橋先生をからかっていてちょっと憎らしいが、まあ小学生の悪戯と思えばたいしたことはない。
家に帰った高橋先生を待っていたのは先日の魔法使いの彼。どうも先日目撃されたときに魔法が高橋先生に移ってしまったらしいので返してもらいに来たという。とりあえず先生に魔法を使ってもらって知り合いにバレたら魔法が戻るのでは、ってことで変身することにする。
魔法使いに変身すると元が子供向け魔法少女のコスチュームなのでいい年してレオタード姿になってしまったりして、「30前にはきついよな」「25です!」というやりとりが繰り返されたり、そのコスチュームで子供に変身したところで記念写真を撮りたがったりと、その魔法使いが変態チックだったりするというのがあるが :-)
それはそれとして、子供に変身して彼氏に会いに行って気づいてもらえるか試してみるが、さすがに気づかない。それどころか俺の彼女は君ほどかわいくないとか言われてムカっとしてたら、彼女のことを好きな気持ちを吐露されて恥ずかしくなってその場は逃げ帰って、おとなの姿になって出直す高橋先生…。
うまくバレるためには(笑)工夫が要るね、と作戦会議をしながらも、魔法が無くても十分幸せという高橋先生に魔法使いがいうには、そんな先生こそ魔法使いに向いてるね、もう一人魔法が使えるようになった子なんて、好きな子のとなりに座るとかくだらないことにしか使ってないし、というが、先生はやっぱり魔法使いになるのは断る。
次の彼氏のデートで、額が汚れているのに気づいて言ってみたら、彼が今日の習字で墨がついたのかなともらしてしまう。
そして判った。「彼」は小森君が先生と一緒にいたくて大人に変身していたのだと。
魔法がばれてしまった以上魔法の力は消えて、彼は子供に戻ってその間の記憶を失ってしまう…。
………
ああーーーーー、あらすじを説明するだけだと旨く伝えられないが、とっても良かった。先生がメガネだとかボケツッコミがいいとか絵柄が好みというのもあるけども、お互いに魔法を使っていた恋人達というのがうまく効いてる話でした。
川添真理子『ロスト』
死にかけたベルを生き返らせる(ティナスの魂を呼び戻す)ためにはいったんベルを本当に殺してからその魂を連れて帰ってこなければならない。
ベルが死ぬと同時に束縛がとけてユイは元の大人の姿になり、ベルの魂を追いかける。このままベルが死ねばユイはもう子供の姿に戻らなくてもいいが、、、という思いが一瞬よぎるが、ベルを助けるほうを選択するユイ。
で、次号で完結らしい。
D・キッサン『共鳴せよ!私立轟高校図書委員会』番外編6
今回は、轟高校の中では才色兼備な割に腹黒い(いや、なんというか…)ところがお気に入りな黒田蝶子がメイン :-)
生徒会から呼び出されてなにかとおもったら、生徒会を強くするために黒田女史に生徒会に入ってくれという。黒田は面倒くさいだけでメリットがないとかズバっと断ってしまうが、生徒会が取引材料に持ち出してきたのは、黒田の「恥ずかしいカセットテープ」だった… :-)
おがきちか『Landreaall ランドリオール』Act.Extra
ゼロサム本誌から出張してランドリオール番外編読み切り。
イオンが天馬の世話をし始めるときのエピソードと、従騎士の訓練中のDXとフィルの話。
訓練に遅れそうになったDXとフィルはちょっと恐い女性騎士(傭兵)に捕まる。彼女がちょっと殺気をのぞかせただけでフィルは警戒するが、ぜんぜん感じてないらしいDXを従騎士隊には場違いと感じるが、試しに部下に二人を「殺れ」と命じてナイフを投げさせたところ、「本気の殺気」だったら背後からでも感知するDX…:-)
まあ、六甲の殺気で目を覚ますぐらいだからなー。
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION 外伝』「邪眼ボクサー」
今回は邪眼使い・紫水ほたるの大学時代。
高校時代にアフガニスタンにボランティアに行ったという同級生(♀)のことがコンパで話題になる。
ボランティアにいっても焼け石に水だとか自己満足だとかいろいろな批判や何もしない自分への良いわけはいくらでもあるが、要は自分のやりたいことをやればいい。どんなに遠くても道さえあればたどり着けると悟ったほたるは、一方の"正義"の代表である大統領暗殺のために渡米を…。
ちょっと青臭いが、ほたるの中の決着の付け方の話としてはおもしろい。これが国単位の話になるとちょっと面白みがかけてしまうのだが、続きはどうするのかなー。 (いちおう柱のあおりも「暴走する若気の至り!」といってて自覚はしているようなのでへんなことにはならないことを期待する)
群青『しましま』単行本化記念ショート
『しましま』コミックス発売記念で宣伝マンガ。
高河ゆん『天使庁』
今回は載ってなかった。次号(5/16発売)では巻頭カラーだとか。コミックス化周りの情報は未だに無し。
_ 市東亮子『童顔刑事(1)』(ボニータコミックス)
学生みたいな童顔なのに警部だという"みきさん"(御酒本)が主人公なのだが、念願の刑事に異動した新人デカ南雲幹也が狂言回しの役を演じている。
大学に忍び込むときに若い服を着てみたら大学生として全く違和感がなかったり、かわいい顔してヤクザにいろいろ恩を売っていてたまに恩をたてに無理難題を要求してみたりする姿に驚いているという…。
しかも「みき」つながりでコンビを組むことが多いので同僚の女性捜査員から嫉妬されたり^^;
_ 山田可南『少年少女は欲情する(3)』(MIUコミックス)
表向きは優等生の富高さんと和田くんの二人だけど頭の中はヤルことでいっぱいの性欲魔人カップル。しかもいちおう自分からは言い出せないのでお互いにもんもんとしている。
みんなで秘宝館に行くことになって思い切り興奮する二人。あまりにも気分が高まってしまったので秘宝館の中でみんなに隠れてエッチしたり、知り合いの披露宴で花嫁が遅れそうになったので背の高い和田君がいきなり花嫁入場のピンチヒッターで花嫁姿に。花婿とのキスまでさせられそうになったところでぎりぎりで入れ替わったものの、ウェディングドレス姿の和田君に燃えてしまって披露宴を抜け出してエッチ…。
2007-02-17(土) [長年日記]
_ 館淳一『つたない舌』(幻冬舎アウトロー文庫)
これはアウトロー文庫の既刊。近所になかったので買うのが遅くなった。
会社の昭彦は、写真モデル撮影と称して本番行為まで行っているSM風俗店で姪の千穂の姿を見つけて驚愕する。昭彦の会社に今年縁故採用で入社したばかりで、割とおとなしいタイプなのに何故ここにいるのか…。おまけに雰囲気も自分が知っていたころより妖しさを増している。
この風俗店では女性モデルが可能なプレイのランクによって価格が違っている。まあ風俗によくある通り、本番とかア○ルとかだが隠語で表現している(それにしてもこの料金表の説明とやりとりを読んでて昔フランス書院で出ていた同じ作者の『姉と弟・監禁調教』そっくりだと思ってしまった^^;)。マジックミラー越しにモデルを物色できるようになっていて、対応ランクがすぐわかるように下着の色も変えるようになっていたりする。
この店で何人かのモデルを試して常連となった昭彦が訪れたときに千穂を見かけたのだった。
千穂を食事に呼び出して問い詰めたところ、会社内で脅迫されて目隠しされたままレイプされて、それ以来うずいてしまうので働くようになったという。いきさつをつづったノート(やたらと人に読ませる漢字で書いてあるのがなんだが)を読ませてもらった昭彦は、次に店で千穂を指名する、と伝える。そして千穂を犯して奴隷になることを宣言させる…。そのうちにプレイもエスカレートしていく。
ここまでだと単なる鬼畜叔父なのだが、千穂をレイプした男から再度連絡があり、作戦を立ててその男が再度千穂を襲っている間に捕まえることになる。といっても、男が無防備になるのがイッた瞬間だから、と脅かされている状況を盗聴しながら姪が中出しされるのまで待ってから押し入るというのは…、やっぱり鬼畜か :-)
_ 花田祐実『甘い苦いずるい』(MIUコミックス)
Amazon
またまた花田祐実の既刊を探して買ってきた(あまり店頭に並んでないのだ)。
表題作『甘い苦いずるい』は、クラスの同窓会で久々に再会したかつての冴えない同級生がホストになって生まれ変わっていた。昔とちがってやたらくどきなれていて、すぐに携帯に電話もしてくるマメさ。ホストに入れ込むつもりはないんだけど、と言いながらも熱心な彼と付き合うことになる…。
彼がホストなのが悩みの種だが、ホストにだまされる、という話ではないので安心(?)
わりと好きなのは『あなたがいたら』と『夢見るダイヤモンド』。
『あなたがいたら』は、BARのホステスが、20ほど年上の男性客に恋をする話。小学校の先生らしいが、きっかけを作ろうと傘を貸してあげたのに、いっこうに返しに来てくれない…。ある日本屋で彼の写真を見かける・・。小学校の先生はウソで、実は人気小説家だった。小説家と判ると無理してファンのふりをされることが多いので方便でいってるのだとか。
それ以来歳の差も何のそのとストーカーのように先生を追いかけるが…。
『夢見るダイヤモンド』、カフェのスタンドでバイトしている主人公が、いつもカプチーノを注文する常連さんが気になって、店外で声をかける。すると相手がいきなり彼女になってくれと言い出す。それは早すぎるのでは?と思ったら、会社社長の息子で、政略結婚の見合いをさせられそうなので、恋人の振りをして欲しいという(いまどきそんなベタな設定ありなのか:-))。
依頼仕事になってしまったのが残念だけど、振りをするからにはちゃんと恋人らしくしないとダメでしょう?とデートをしたり恋愛映画を薦めてみたりするが、彼はあくまでバイトとして頼んでいるつもりのようなことを言うので…。
ああ、こういうのを読んでいてはいかんのだろうけど :-)
2007-02-18(日) [長年日記]
_ 館淳一『ナイロンの罠』(双葉文庫)
昨日も館淳一の文庫を買ったばかりなのに、見計らったように文庫新刊が出てしまった :-)
思わず買ってしまったけども、これは20年以上前の旧作を集めた短編集でした。 くわしいことは館淳一HPでの解説で、というと書くことが無くなるな :-) しかしここで紹介されている名言として"「これを読まずして館淳一を語るなかれ」"はいいとして、"「これを読まないshe-maleはモグリだ」"というのは凄いな :-)
表題作『ナイロンの罠』は結構倒錯した姉弟モノ。姉夫婦と同居するようになった主人公は姉の下着に魅せられ、隠れて女性下着を着用していた。しかしそれを知った姉の亭主に脅かされて犯されてしまい、奴隷にさせられる。ホテルで抱かれているときに姉達に踏み込まれ、姉夫婦は離婚することになるが、実はもともとが姉の策略で、弟の嗜好を知った上で、亭主が手を出すであろうことも知った上で同居を薦めていたことが判る。そしてこれからは姉の奴隷として生きることに…。
その他の収録作は『禁断の園』、『女体に棲む蛇』、『悪の性質』、『女囚の蜜』(SFかと思うほど奇想天外)、『美しき生贄 』。
古さを感じさせないところが凄い。
2007-02-20(火) [長年日記]
_ 葉月京『恋愛ジャンキー(21)』(ヤングチャンピオンコミックス)
姿子がぴんくちゃんと一緒に働いているメイド整体の店に通っている三上。ある日姿子と三上が交わしている会話を聞いて、ふたりで勇気を出して初めての体験をする!と思ったぴんくは栄太郎を連れて二人を尾行。
しかし付いていった先は、ホラー映画館。ホラーが苦手な栄太郎とは一緒に行けないので三上を誘ったのだった。
それでも栄太郎は姿子に釘を刺しておく。気づいてないかもしれないけど、三上さんはおまえに気があるんだから、ちゃんと断っておけと。全然本気にしない姿子だけど、ぴんくにもいわれ、三上の義妹にも念を押されてしまったので、今までありがとうございました、とお礼とあわせて一線を引いてさよならすることに・・・。
そっちのそっちの件とは別に、栄太郎の妹が結納をするというので姿子も一緒に実家に連れていくという。それって両親に正式に紹介するってことですかーーー、とOKしながらも緊張する姿子。両親との対面はスムーズに行って気に入ってもらったのは良かったが、栄太郎からプロポーズしてもらうまえに大きな障害が。
それは自分が栄太郎のチャット相談相手「ジーナ」だと言うことをまだ栄太郎に告白していないこと。それを言っておかないとずっと後ろめたい気分があって…。
ということなのだが、巻末の予告ではとうとうそれをばらしてしまうようで、連載を追っかけてないので、次がどうなるか非常に気になるのであった^^;
2007-02-21(水) [長年日記]
_ 『電撃大王(4月号)』とある新連載、かしましは完結直前
冬川基/鎌池和馬『とある科学の超電磁砲 』
鎌池和馬『とある魔術の
表紙のメインになってる方のマンガは全く関心がないのでスルー :-)
山下いくと『ダークウィスパー - 闇のささやき』
相変わらず読みづらい :-)
理事長として現れた"ジェフのそっくりさん"を直視できず、あれはジェフじゃないというニド。旧知のいおりはとりあえず話を合わせてあげるが。
とりあえずコヨミがばあちゃんの前では子供みたいにしおらしくするという技を持っているのに驚いたエノラが*1デブ猫十兵衛をコヨミの頭の上に乗せたら無気力バージョンになります、とかやって喜んでいるし…。
一方ブツを曳航しながら帰航中のアルビオンIIIはアンノウンのミサイル攻撃を受けていた。
ああ整理せんと状況が判らん。
林家志弦『はやて×ブレード』
インターミッション的な感じ。まだ学園祭の続き(後夜祭)だが、仕合に潜り込んだことについてのそれぞれの反省と告白というか。
ひつぎ会長が、罰としてこの生きた牛を解体するのと、冬休み中学園の掃除をするのとどっちがいいかしら、みたいな :-)
高野真之『Blood Alone』
ミサキを襲ったレンフィールドを追い返したクロエ。そのレンフィールドの主は任務に失敗して逃げ帰ってきたレンフィールド達をさっさと始末していた。
レンフィールドの屍体が発見された場所でカメラに残っていた不振人物の姿は、元
クロエが留守の間にミサキの家に押し入ろうとしたカレドブルフと、戻ってきたクロエが対峙する。
いやー、過去編はよく分かってないや…
桂遊生丸『かしまし』ラス1
校舎の屋上から堕ちてそのときにはずむは自分の時間が終わったのを感じた。
ふと目を覚ますとそこは保健室のベッド。となりに横たわるのはとまり。とまりが死んだのかと思って大声で名前を呼ぶはずむをいさめるとまり。最後の最後に、とまりに「好きだ」とずっと守りたい・守られたい、と伝えるはずむ。でも時間がないからもうできない、とうつむくが、おまえは生きている、あたしが死なせないと抱きしめるとまり…。
宇宙先生が最後に干渉して、とまりの運命因子を結びつけたのだった。
これからはずっと一緒に、とキスするとまりとはずむ。それを見守るあゆきとやす菜。
ということで次号最終回。
*1 いやー、ひさびさに各キャラの名前書くと「誰だっけ」って感じだなー^^;
_ にらさわあきこ『必ず結婚できる45のルール - 3ヶ月でパートナーを見つけたいあなたへ』
えー、「必ず結婚したい」のではないのですが :-) Amazonの読者レビューでは割とおもしろそうだったので。
特に大きな原則として
- 月に二回はあたらしい出会いがある場所にいくこと
- 知人にばかり囲まれていると緊張感が無くなるので合コンでもパーティーでもいいから新しい出会いがあるところに参加すること(数打ちゃあたるという意味ではない)
- 運命の出会いという考えを棄てること
- 目の前にある出会いを「運命の出会いじゃないから」と棄てたり、運命の出会いが(ある日突然)来るまではがんばらないようでは運命の出会いの相手を受け入れる準備もできない。毎日の連続の中に出会いがある。
- 自分の不利な点を自己申告する必要はないこと
- 正直がいいと思って「モテないんですよ」「ひとりで寂しいんです」と言ったところで聞かされた相手にとってはうれしくもない。夢をつぶすな、みたいな :-)
- 追わせる、追わない
- まあこれは女性の場合ですな^^;がつがつしないで餌だけ蒔いておく、みたいなの。天然で"勘違いされやすい女性"のように、ガードを緩くしておくとか。あとよく恋愛心理学で出てくるのと同じく、男のほうから言わせるようにし向けるというはなし。
あたりはこの本のキーになっているところですねー。
細かいことは紹介しないので気になるようなら読んでください。
_ 石井裕之『プロセラピストが教える秘密の恋愛カウンセリング』
Amazon
これはAmazonのレビューなんかでなんとなくおもしろそうだったので。
「コールドリーディング」の石井裕之による本。タイトルとちがって実はあまり秘密っぽいところはあまりない。
性格を便宜上、外向的・みんなで遊ぶのが好きなWeタイプと内向的・一人の時間が好きなMeタイプに分けて特徴づけて、それぞれのタイプでのカップルの組み合わせの事例やお互いの注意事項を説明している。
テクニック的なこともあるけど、「落とし方口説き方」というよりは付き合い始めてからの注意事項みたいな感じ(恋愛に限らない)。タイプを理解してないと「どうしてあなたは…してくれないの」となるのだろうなあ。
おもしろいけど、「なるほど」と思ったらそれで読み返さなくて良い本だと思った。
2007-02-22(木) [長年日記]
_ よしながふみ「モーニング」新連載
よしながふみが青年誌初めての連載ということで『モーニング(No.12)』から月イチ連載開始『きのう何食べた?』。(青年誌初とはいうが、「エロティクスF」はどこにカウントされているのだろう)
『愛がなくても喰ってゆけます。』に続く路線なのか、料理ネタ。ただしこっちは男二人(ゲイカップル)の自炊の話だけど。
しばらくは様子見。
2007-02-23(金) [長年日記]
_ 川原由美子『愛蔵版 観用少女(プランツドール) 《夜香》』(朝日ソノラマ)
プランツ愛蔵版2巻セットの2巻が一ヶ月遅れで発売。
いやー、、後半の話はプランツよりもそれを取り巻く人間の話が強くて、『お喋りな墓標』や『メランコリィの
まあ、これにかぎらずプランツはプランツで人生が狂った人の話なのだけど、自分自身がプランツを育てたい訳じゃないけど、みたいな話のほうが出来がいい気がする。話の作り方が成熟してきてから作ったものの出来がよいのかもしれないが。
_ 『モデルフィーベル 特集:自走砲(vol.1)』(モデルアート)
モデルアート別冊のAFV特集モデルフィーベル。一応は久々の復活と言うことになっている。
とりあえずはシュツルムティーガーとかM40とか、M10/M36とか。いや実際買うときにはいちいち見てなかったけども :-) たまにAFV成分を取っておかないといけないので。
_ 志水アキ『怪・力・乱・神クワン(5)』
あれ、4巻読んでなかったかな。話が分からない。
クワンがただの人間になってしまって、みんなと暮らしてるけどクワンの命をねらう一群にねらわれてたりして…。それをまた助けてもらったり。
2007-02-24(土) [長年日記]
_ 志村貴子『放浪息子(6)』(ビームコミックス)
今回の帯は「ぼくたちの、ねがい。」。そして登場人物紹介はユキさんによる紹介という趣向。いつも志村貴子本人がいろいろ描いていて楽しい。
今回は主に学園祭準備〜舞台上演まで。
ロミオ役に決まったのはいいが相手のジュリエットが修一じゃなくてマコちゃんなので不満の多い千葉さんはさておいて、高槻くんと修一はいつものように男女逆転でデート(でも付き合ってない)。高槻くんは全く屈託もなく下着写真の前で修一に「二鳥君はこんなの着たくないの?」と聞いてくれるし :-)
ちょっとその気になってしまった修一は、親とまほの留守の間に禁断の、、まほの下着を身につけてしまう :-) まあすぐにコインランドリーでこっそり洗濯・乾燥して返すのだけど、そのせいでまほに疑われてしまっているのだった。
学園祭には騒ぎになるといけないからと一応変装してきた麻衣子・安那・たまき達がやってきていたが、結局見つかって騒ぎに :-) 更科さんが麻衣子ちゃん好きというというのもおもしろい。先生までファンだというのも何だが :-) おまけに更科さんは「あんなちゃんはいじわるっぽいからキライ」って、本人が気にしていることをはっきり言いすぎヽ(^o^)丿で、麻衣子が受けてるところまで含めてうまく似合ってるなー。
_ 『RIDING SPORT(4月号)』MotoGP最後の990 第二弾
MotoGP 最後の990「990ccモンスターマシンの最終形に迫る」の第二弾。
今回はYAMAHA YZR-M1とKAWASAKI ZX-RR。
それともう一つの特集が 800 MotoGP ワークスマシン紹介。
_ 『ModelGraphix(4月号)』漢たちのヤマト
Amazon
漢たちのヤマト。
作例より、男達が語る部分が目立つような・・・:-)
ヤマトの戦艦・巡洋艦・駆逐艦・空母の類はすきなの多いけど、表紙の作例みたいなリアルタイプ(懐かしい表現)はイメージとちゃうのだなー。
_ ハセガワからヨーゼフ・プリラーとBMW327がヽ(^o^)丿
ModelGraphixでもちらっと写真だけ載っていたが、1/48 Fw190A-5 w/BMW327(→編集長ナガウオの気まぐれ日記より)というフォッケとBMWとフィギュアがセットになったキットが出るようで、フォッケを前にヨーゼフ・プリラーと愛車の有名なポーズ写真のアレがキット化ヽ(^o^)丿
ハセガワもこんな「クルマと飛行機のセットです」みたいな地味なタイトルじゃなくてもっとアピールする名前で出せばいいのになー。
例の写真のフォッケ+整備員+プリラー+BMWという組み合わせは、大昔(1980年代に)、ホビージャパンの特集で再現してたんだよなー。
_ 『アフタヌーン(4月号)』
表紙は蟲師。淡幽が出ているけども本編には登場せず、今回は「とりかぜ」という蟲。
ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』
バッテリーのシュート系組み立てが研究されていて読まれすぎているのだった。
沙村広明『無限の住人』
襟巻きしている(江戸時代はなんと呼んだのか)凛がかわいい。で町歩きしていていて角でぶつかったのが転校生で、じゃなく天津影久。思わず逃げる天津を追いかけるが、天津を追う別の連中からかばうことになる。
柏原麻実『宙のまにまに』
前回のラストで意味深に登場した新キャラ、野木城高校天文部部長の近江あゆみ。
ちょっとウェーブの掛かった髪に悪戯好きそうな目つきがたまりませんな:-) おまけにここの制服はシックなロングスカートに黒ストッキングなのも良いヽ(^o^)丿
で野木城高校は予算の違いを見せつけるのだが、機材が追いつかないと気にしている面々に対して「わたしたちが仲よくすればいいことですよ」と大八木の腕に手を絡める近江さんヽ(^o^)丿
2007-02-25(日) [長年日記]
_ 旭屋書店にいってからスローカフェ
梅田の旭屋書店で本を見つけてからスローカフェへ。実際に「スローカフェ」という名前のカフェなのです:-)
わりと女性客・カップルが多いので男性おひとり様ではなんとなく入りにくい店にみえるが、そうでもない。いちおう食べ物もあるので本を買った帰りに寄ってのんびり読むのにちょうど良い。
行った時間が21時ぐらいだったが結構混んでた。というよりも、一人や二人で座るのにいいテーブルが少なくて4人掛けや3人掛け丸テーブルを1人に割り当てたりするから…。
おまけに「本日のカレー」というのを頼んだら、店員が「チキンカレーになりますがよろしいですか?」という。なんでもよい。しばらくすると「ビーフカレーしかできないみたいですけれどもよろしいでしょうか」。まあチキンが欲しかった訳じゃないからいいです。しかし持ってきたのは、、「本日のカレーです。。。あ、チキンカレーでした」。
なに、これってどじっ娘プレイ?^^;
_ 『NISSAN キューブ3(キューブ・キュービック)のすべて』(ニューモデル速報No.331)
ちと最近、NISSAN キューブがまたいいなあと思い出して。きっかけを思い出せないけど…。
むかし初代キューブのニューモデル速報も買ったのだがどこに行ったかわからないし、バックナンバーも売ってないみたいなので、店頭で漁っていたら、キュービックのほうがあった。
キューブ・キュービックは、キューブを17cmほどストレッチして3列シートにしたモデル。なのでぱっとみは区別が付きにくい。BピラーとCピラーの間が横長にみえるのがキュービック。
しかしこの本も既に古くて、現行ラインナップとはグレードの種類が違うし、ライト形状も変わっている^^;それでもかなり参考になるのだった。
_ 『コンパクトカーのすべて(2006-2007年)』(モーターファン別冊)
これもとりあえず検討用に。車買うのなんてまだまだ先のつもりだが、そもそもどれだけの選択肢があるか知らないからなー。ちなみにこの本は国産車のみ。
_ 『旋光の輪舞 SP & Rev.X 設定画集 / ピュア・テンパランス』(エンターブレインムック)
前の設定画集『旋光の輪舞 バリスティクメサイア』の続き。今回はアーケードの「旋光の輪舞 SP」とXBox360版の「旋光の輪舞 Rev.X」がターゲット。
本の表紙だけだとCGレンダリングのイラストみたいだけど、中を見るとむしろOKAMAとかそんなタイプ。衣装デザインとか独特で眺めてるとおもしろい。
ただ、画集としては「バリスティクメサイア」のほうが各キャラクターのコンセプトとかイメージが判るショートコミックとかあってノリが良かった*1。今回のは差分とデータ集(イベントCG集)という感じなので、イラストを眺める分にはいまいちかも。
XBox360はこのセンコロとアイドルマスターがあるからかわねばの娘…(DOAもあるけども)。
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*1 と思ったら、バリスティクメサイアは既に絶版になってるし…
_ 物欲:"今どきの水筒"に釣られる
日経BP ECO Japanの「BOHAS:気持ちよいエコ的“物欲生活”」(BOHASは物欲とLOHASをかけた造語) 第6回:「今どきの水筒」という記事を見ていたら、水筒(魔法瓶)が欲しくなってきたなー。普段は果汁系か乳酸系ジュースばっかり飲んでるので会わないのだけど、お茶や珈琲入れていってもいいし。
_ 遠藤海成『まりあ†ほりっく(1)』女装×百合
遠藤海成はゼロサム系でも描いてるのだけど読んでないのだよな。今回はちょっと買ってみたが。
全寮制女子校に転校してきた主人公・宮前かなこ。男子に触られると鳥肌が立つという男アレルギーで、美少女が大好きで転校してきたのも女の子捜しだったりするという変態 :-)
学校の敷地で初めてあった美少女・祇堂鞠也のかわいさに鼻血を出すほどだが、実はそいつは男子が女装した生徒だった…。しかも才色兼備なためにみんなから崇拝されているという。口封じもかねて寮では同室にされてしまうが…。
女装のことをばらそうとしたりちょっとプライベートに介入したりしたときに主人公を黙らせるときはかわいくお願いする(→鼻血出して頷く)、かぼそっと「犯すぞ」のパターンという。
って、ちょっと展開がワンパターンの繰り返しなのだよな。 続きは買わなさそうな気がする。
ノリやデフォルメ時の描き方が藪京介『私立聖カトレア小学校』と似てるなー。
_ 花田祐実『ロマンス・コンプレックス』(MIUコミックス)
ということで旭屋に行ったら花田祐実いろいろあったのでGET。
これは「ロマンス・コンプレックス」シリーズで異なる短編が3本入っている。
第1話は、仕事で打ち合わせする相手の男性が気になっているが、新入りの若い女の子が割り込んできてライバル視されているという話。主人公が30歳ぐらいで、その女の子が20歳。若い娘のパワーには負けるわ・・というあたりがこの作者の作品らしいポジション取り。
第2話は、入院している妹から、最近ドラマにも出始めたタレントのファンだという話を聞かされた帰り、クルマの窓から落としてしまったたばこに当たって火傷しそうになる。文句を言おうとしたらその相手が話題のタレントで、お詫びついでにと妹のために写真集にサインをもらったりして会っているうちになんとなく親しくなり、主人公が勤めている図書館にも顔を出すようになり…。
第3話は兄貴とうまくいっていない義姉さん。義姉をなぐさめようと相談にのっているうちに義姉と関係を持ってしまい…。
_ 花田祐実『天使が羽を休める間』(MIUコミックス)
今日の2冊目。
『天使が羽を休める間』
ギャラリーのオーナーのところにふらりと現れた大学生ぐらいの若い女の子。プラネタリウムでデートする約束をしたというが、全く記憶にない。憶えてないなんてひどい、とか初恋だといわれたあげくに結局デートをして振り回されるが、あとになって、かつての上司の娘だったと言うことを思い出す。そのことを伝えたら、真っ赤になって逃げ出すが、結局二人は付き合うことになり…。
と、病気で夭折するというのがちょっとで来すぎているが。
『ベイビー・マドンナ』
独身の叔母さんと暮らしている小学生。叔母さんはたまに失恋しては泣きはらした目をしているが、、いつも「悲しい話をよんじゃったから」とごまかしている。
ある日、家庭訪問で家にきた担任の先生と叔母さんがちょっと体が接近しただけでまんざらでもない様子なのをみて、二人をくっつけようと画策しする。
『純愛コンプレックス』
失恋した年下の男の子を見かけた翌日、その子が酔っぱらって飛び降りようとしてるのを助けてしまい…。
_ 花田祐実『誰かが誰かに恋してる』(MIUコミックス)
珍しく長編。
27歳の主人公は出版社の編集者。担当している年上の作家さんとちょっと良い感じになりかけている(仕事相手とくっつくというのが多い)。同じ作家を担当しているのでよく顔を合わす別の会社の編集さんからもちょっとアプローチされていているが、遊び人だと聞いているのですげなく断ってきたが…。
表紙といい話といい、なんとなくTVドラマ風。
_ 『コミックハイ!(3月号)』
私屋カヲル『こどものじかん』
アニメ化とか。
作中ではやっと小学4年生。
桐原いづみ『ひとひら』
新入生勧誘のための舞台。卒業した榊や野乃も見に来ているところで、神奈(オリナル)主演の「赤ずきん」を演じるはずが、神奈のアドリブのせいで段取りが来るってわずか10分で終わることに…。
榊から大目玉を食らって、再度まとも芝居をやることを命じられてしまう。
山名沢湖『つぶらら』
いまいち真剣みの少ないつぶらにいらいらしているつららだが、とりあえず仕事は続く。
TVの取材で部活拝見ということで野球部の取材に行くが、つららたちのところに飛んできた打球をつぶらが素手で受け止めて投げ返したのをみて、つららもマネージャーもあっけにとられている :-)
中田ゆみ『ちゅーぶら』第2話
葉山が援助交際をしてるんじゃないかという疑いをまだぬぐえない神宮寺。
白石さんの胸をさわったりしてよけい怪しがられる葉山だが、とうとう、ブラのサイズが合ってなくてきついんじゃないかと、説明して理解してもらえるが、バストを触っているところをクラスの女子に目撃されて :)
袴田めら『暁色の潜伏魔女』
夜先輩のお父さんが亡くなった病室で一緒に一晩を過ごす暁。
そこでやっと姉がみつかったらどうするとか、夜が学校をやめるかもと言う話で暁が一喜一憂したりするというのを繰り返して心が近づいた感じに。
翌朝になって、夜はやっと父親を亡くしたことを涙を流して泣けるようになった。
新井葉月『薬屋りかちゃん』
インフルエンザばやりでタミフルがよく出る季節。(タミフル禁止令が出る前の話題)
新人はタミフルがあればすぐ治る!と勘違いしているが、つらい期間が一日ぐらい短くなるだけだよー、とか、昔のタミフルは量が中途半端で処方しづらかったとか(薬局で量を量を調整しないといけないので)、苦労話が。おまけに品不足になると処方箋がでないと卸してもらえない事態にもなって大変な騒ぎだったおいう。
結局オチは新人は予防接種を受けてなかったので寝込んでしまうという話だが :-)
大沢周『彼女の。』
新人デビュー作12Pだとか。
女子校でなかよしのみなみと茉莉。一緒に服を買いに行ったりして楽しんでいるが、スリーサイズが同じなので服の貸し借りが出来るねと喜んでいる。でも下着は貸し借りできないから、おそろいのものをそれぞれ買ってみたり。
彼氏つくると張り切る茉莉に、いつか他の男が茉莉の下着に触るんだろうなあと考えるとたまらなくなって、ある日体育のプールの授業のときに、茉莉が脱いだショーツを自分のと取り替えて…。
「あたしの脚の間に茉莉がいました」だって :)
2007-02-26(月) [長年日記]
_ 『SAVVY(3月号)』京都人 おやつとおかいもん
とりあえず買っておく。いちおう女性誌ということにはなっているけど。
巻頭特集以外では「SAVVY Travel」で「北欧・デザインの旅」17ページ。ヘルシンキとコペンハーゲンを尋ねて雑貨ショップやデザインスポット(博物館など)を紹介。
特集と関係ないけど、SAVVYにもこの手の雑誌の例に漏れず新作映画紹介のページがある。見開きで各ライターが4編紹介するのだが、1作ごとに「xxをより楽しむための旧作」と「これも紹介したかった!」コラムがついていて、いやもう紹介してるし、と後者について心の中でつっこむとして、そこに紹介されている作品が好みじゃないとしても、その対象の広げ方が割と好きだったりする。
_ 『Venus Versus Virus ヴィーナス・ヴァーサス・ヴァイアラス(4)』
V.V.V.の最新刊。
窮地に立たされたルチアは暴走したスミレの前で左目の眼帯を落とし、禁忌の左目の力を発動させてしまう。
スミレは暴走中の記憶がないが、ルチアは左目のせいでルチアに気味悪いと思われたに違いないと、昔のトラウマもあって見かけによらずネガティブ思考でスミレを避ける。
そんなルチアと対象的にいろんなことに立ち向かっていこうとするスミレの強さを見た名橋は、ルチアのことはスミレにしばらく頼むことにしてルチアの母国にいってヒントを探ろうとする。
名橋の留守にルチアとスミレの前に表したローラと名乗るゴスロリ少女は(というかゴスだらけだが)名橋から頼まれてやってきたという…。
それはそうとなんでみんな(外見)幼いんだ^^;ベテランの魔人狩りはいないのだろうか:-)
_ 山本景子『CICACICA BOOM(チカチカブーン)(1)』眼鏡っ娘少女マンガ^^;
Amazon
春日百々はメガネがチャームポイントだけども、そのメガネがコンプレックス。高校に入ったらコンタクトにしたかったのに、入学祝いに父親がわざわざメガネをオーダーメイド(しかも32万:-))してくれたので、しかたなくかけているが、メガネの自分はどうも笑われているような気がする…。
そんな百々に目をつけて勧誘してきたのは学内きっての変人の巣窟、「
メガネはやめたいので部活もやりたくないのだが、山田先輩の優しさに惹かれてしまう。でも山田から百々のメガネが大事だと言われると(眼鏡のない私なんて要らないんだと)悲しくなってしまう…。(お約束のように山田はメガネバカで朴念仁なので自分の気持ちに気づいていない。一応外見ではモテ男子なのだが)
それでも眼研(眼鏡研究部)の人達(といっても自分を入れて4人だけど)やもちろん山田先輩と一緒にいると眼鏡が好きになってくる百々。
帯では時東ぁみが「私も眼鏡研究部に入部したい☆」とか声援を送っているのですが、忘れていないか。作中で「オシャレで眼鏡をかけるなど言語道断…めがねをかけたくば視力を落としたまえ!!」と山田が怒鳴っているのを :-) 時東ぁみは却下されるぞ :-)
まあ、わしも小学校から眼鏡かけていて、むかしは小学生で眼鏡かけてたらほぼ間違いなくメガネザル呼ばわりされたのを考えると、目も悪くないのにオシャレで眼鏡をかけたいというのはいまいちちょっと落ち着きが悪いというか、屈託無く考えられないというか:-)
毎回ラストで「ちかちかぶーん まだまだつづくよ!」と引っ張るのが、うーん、低学年向けノリなのかとか思ってしまうけど、マンガ自体は楽しいし、まあいいか :-)
_ チカチカブーンといえば
上の眼鏡っ娘マンガではなくかなり前から言葉だけは聞き覚えがあったのだけど、どこで聞いたものなのかが思い出せない。
アパレルブランドの方ではないはずだし。
本当はマンガの綴り"CICA"ではなく"Chicka"らしいが、"Chicka Chika Boom Boom"(Amazon)という有名な絵本かその歌?だったのかなあ…。
ちょっと別の話だけど、チカチカブーンと語感が似てるので(カタカナ発音では、だけど)連想するのが、"Chicken Bone"。
菅野よう子&シートベルツの名曲が多いカウボーイビバップの中でも好きな曲で、作詞:Gabriela Robin、ボーカル: Sydney with sister R でハスキーボイスでけだるそうに歌うところがたまりません。
もう一つ関係ないのが映画「チキチキバンバン」("Chitty chitty bang bang")。
なんか、こういう語感というか音、好かれてるのかなあ?
ハワイだと"Tiki Tiki"とか。これはさすがに関係ないかな^^;
2007-02-27(火) [長年日記]
_ 蕃納葱『教艦ASTRO(1)』(まんがタイムきららコミックス)
4コマまんが。蕃納葱の初コミックス。といっても知らない人なのだが、このP.N.は「万能ネギ」か。
タイトルは意味不明。いちおう "Asashio Sogo Teacher's ROom"の略らしい。 朝潮総合高校のダメダメな先生が主人公なので。「教艦」は?
表紙の牧和泉は保健体育の先生だが、ほとんど高校生ノリでおおざっぱ。1年経っても担任クラスの生徒全員の名前を覚えられなかっただめな人。
南雲有子は牧と同期の朝潮OG。何故か学校ではいつも袴姿。大食漢。毎日お重をお弁当に持ってきて早弁している。裏では腐女子で、同人サークルもやってるらしい。
荒井
烏丸かなめ。先輩の先生。けど和泉に片思いで盗撮もするだめな人。
牧愛輝。牧和泉の兄。校内でもところかまわず荒井先生に欲情するだめな人。
ああ、だめな人ばっかり :-)
帯や宣伝文句では「うら若き女教師たちが官能を刺激する - 生徒厳禁の職員室4コマ誕生」と書いてあるけども、あまり色気はない。せいぜい荒井×牧(兄)ぐらい。あとは烏丸先生の妄想ぶり。南雲先生はBL好きで食い気ばかりだし。
_ 『COMICキャンドール(4月号)』
すえひろがり『花のいろ』や中田ゆみ『奥様は生徒会長』とか新連載があるが、今ひとつ。
陸乃家鴨『少年少女は××する』第2話「少年少女は学習する」
エロまんがを描いてる黒川の姉のアシスタントをしに来た加納さん。下書き原稿をもらったのは良いが、言葉の意味が分からず「カウパー」や「イマラチオ」って何?と質問して黒川を困らせる。エッチの擬音でパンパンと書いているのも、何の擬音語なの?と疑問ばかり。
黒川と加納さん二人で買い出しに言って戻ってみると、黒川の姉ちゃんと畠山二人がエッチしている…。畠山は加納さんに聞こえるようにイマラチオなど言葉に出しながら実演し、本当に音を立てて腰を突く。それを見ていた加納さんはへんな気分になって、潤んだ目で黒川を見つめる…。
2007-02-28(水) [長年日記]
_ 吉田典生『「できる部下」を育てるコーチング・ノート』
Amazon
『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』、『「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人』の吉田典生のシリーズ。今度は実践的なコーチング編?
つーても、まだ前の本も読み終わってないまだまだ読めない。
なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?
日本実業出版社
¥ 723
「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人
日本実業出版社
¥ 1,360
_ 星野之宣『宗像教授異考録(5)』
ぐわ。宗像教授って先月4巻が出たところなんですが^^; 最近の数巻はペースが早い。
「道成寺」
歌舞伎でも有名な道成寺。蛇になった清姫の伝承と、ヒナガヒメ、
伝承状の言葉のヒモ付けだけでなく、現代の人間同士の感情と絡めて(さすがに伝説との因果関係までは持ってこないけど)話を広げるところはさすが
「複合遺跡」
また忌部神奈。忌部と物部の対立が現在にも続いている話。
「虫めづる姫君」
教授の教え子に虫愛づる姫の生まれ変わりと呼ばれるぐらい虫が好きな学生がいて。古代に「常世の虫」と呼ばれた虫がいたが、アゲハかカイコか。なぜ常世の虫とまで呼ばれたのか。その学生は持病のせいで夭折するが、最後の置きみやげでアゲハが好むタチバナと常世の国がリンクする…。最後にしんみりする小品。
_ 『Comic ZERO-SUM ゼロサム(4月号)』
巳蔦汐生『WORLD'S END,YOUR SONG』と高河ゆん『LOVELESS』は今月無し。
おがきちか『Landreaall ランドリオール』
今回は本編じゃなくて番外短編「ぷちりおーる」。といっても話が『ゼロサムWARD(冬号)』の『Landreaall ランドリオール Act.Extra』の続きに近いのだけど。
フィルに混ざって従騎士の訓練を受けているところをゼクセレン教官 に見つかって、これまたオズモ叔父さんの時のように説教される。そしてDXがいるせいでフィルが他の候補生達と一緒に訓練を受けられないので、フィルの枷にならないようにしろと。
灰原薬『とかげ』
忍武がつれてきたクラスメートの痣。とかげは自分の因縁の相手を全く察知出来なかったことにいらついて追いかけていこうとする。もういい加減ちゃんと死にたいと自傷するとかげを止めようとする忍武にもつい「おまえには関係ない」と逆らってしまうが、結界に引っかかって寝込むハメに。
一方で急に邪鬼たちに囲まれていることを忍武やとかげたちはまだ気づいていなかった。
久米田夏緒『携帯寓話』
前に『ゼロサムWARD(2005秋号)』で『携帯寓話』を描いていた久米田夏緒の同名シリーズ読み切り。
雪の多いところに転校してきた女子高生。引っ越し前から付き合ってた遠恋の彼氏からまったくケータイの連絡が来ず、毎日メールチェックをして寂しいので、ふっきるために携帯を学校の屋上から投げ捨てようとしたときに出会った男子。彼の方は転校する彼女が遠恋は出来ないというので目の前で自分のケータイを投げ捨てたのだった。それでもあとできになって携帯を探しているところで…。
まあはっきり言って絵だけ見るとそれほど魅力はないのだけど、ぎこちないけどそこが魅力みたいな。
_ 『COMIC快楽天(4月号)』
田沼雄一郎『Angler in the Bus 〜大きい彼女の彼への事情』
快楽天2月号に続いての快楽天登場の田沼雄一郎。
いつも電車で名前も知らない片思いの彼の前に立つ女子高生。
今日も彼の前に立っていたが、うっかり「荷物」を彼のカバンの中に落としてしまい、家までついていく。部屋にあがって荷物のことを説明すると、カバンの中から出てきた「落とし物」は、股間に入れていたバイブだった。
変態女とののしられながらバイブでイッてしまう。そのまま放っとかれそうになったので自分から股を開いてセックスしてください、膣内に出して下さいと懇願する…
後日談として、そのまま付き合うでもなく、彼からの携帯着信で膣内にいれた携帯バイブレーターで黙って感じる彼女がいた…、というところが余韻というか変な距離感を持ったお仕置きカップルみたいでおもしろい。
ぼっしぃ『明かりのトラブル』
同じアパートに済む年上の彼女が料理を作りに来てくれたのは良いが途中で停電になり、あわてた彼女がしがみついてきて思わず硬くなった股間に彼女もサービスを…。
顔射してしまったところで灯りが戻って、どろどろの彼女の顔を見てまた燃えあがってしまって…。
ひとしきり終わったところでコンセントに"汁"がかかって停電してしまい(同上):-)
大塚子虎『彼氏彼女の決断』
彼女に振られて落ち込んでいる義兄をはげまそうと、彼氏にあげるつもりだった手作りチョコレートをあげる妹のリカ。
お兄ちゃんならまた彼女できるよと抱き寄せてなぐさめてると、、「リカが彼女ならよかったな」「兄妹だからしかたないよ」、「兄妹じゃなかったらいいのか?」とか言う流れになって「今日だけは恋人に」といってそのまま抱き合うことに〜。
義母さんには内緒な、とおもってたら思いっきり目撃されて、他の男よりは安心できるからとかいわれてしまったり:-)
という兄妹ものはいいとして、この人を読むのは多分初めてだと思うのだけど、絵柄とペンタッチは好みです。瞳の描き方が好きなのかも。妹が三つ編みというのも一応ポイントかもしれないが:-)(そういえば櫻見弘樹の『3周した』も妹は三つ編みだったような…)
東鉄神『チェリー・パイ』
友達の家に遊びに行ったら間違って着替え中のお姉さんの部屋のドアを開けてしまう。友達の部屋にいてもお姉さんが着替えを覗いたからといってキスしてきたり股間を触ったりと悪戯を仕掛けくるので、友達にバレやしないかと気が気でないが、お姉さんは弟には帰ったことにして自分の部屋に連れ込んでしまう。
もうその気になっちゃったから、とお姉さんに手ほどきしてもらいながらベッドで激しく抱き合って帰ったあとで、あんたのクラスのチェリーくんはこれで全員食べちゃったから今度は別のクラスの子を連れてきてよと弟に小遣いを渡しているお姉さん…。
ムサシマル『はぐれ遊女と純情派』
昔世話になった遊女の楼閣(いまどきないが)に顔を出したらそこにいたのは股間丸出しの若い遊女。聞いてみたらくだんの遊女の娘で、母は亡くなったという。
せっかくだから遊んでいかない?と誘う彼女から攻められたり攻め返したりヽ(^o^)丿
一戦終わって休んでいると帰ってきたのがお母さん(死んでなかった)。しかしかつての面影はなく…。
_ 『ビタマン(4月号)』
ブツを見失ったので一部わからない…
ハルミチヒロ『星屑ダイアリー』
片思いの同僚OLさんのBLOGを発見。
気になってチェックしていると、どうも職場に好きな人がいて今度告白しようと思っている、とか描いてあるのをみて、同僚の男に取られてしまうのかと思って落ち込んでいたら…。
って、無いって :-)
で、何かの拍子に二人っきりになって「今日告白するんでしょう?」「え、どうしてバレたんですか。xxさん(主人公)に告白すること…」と、夢のような(できすぎの)展開に :-)
藤坂空樹『ももいろミルク』
付き合うことになった神山と優羽だが、優羽の無くなった亭主のことが気になる神山…。
朝森瑞季『ガラスの女神』
栗宮さんから映画のチケットをもらった佐倉。 栗宮はデートの誘いじゃなくて彩と見てきて、というので思わず是非見るべきだからと映画に誘う。
デートで良い雰囲気かと思ったら彩とのダブルブッキングに気づいて時間をずらしてもらうが、こんどは彩から栗宮さんに電話が掛かってくる。ダブルブッキングのことは知らない栗宮さんも、彩には佐倉と一緒だと答えず友達といっしょにいるとなぜかごまかしてくれる。
彩とのデートのあとはきわどい下着を着た彩を脱がせて…。と、毎回彩とのエッチがあるが、栗宮さんとは初回以外縁がないのだった :-) (後輩の彼氏と思ってるから手を出せないが)
三人で居るときに彩が例の映画を見たいと言い出したので、既に見てしまった二人はその映画はやめようよと止めて秘め事を隠す共犯に。
ヒヤマシュリ『フルーツ&ポンチ』
最近気になってるヒヤマシュリです。
スーパーでバイトをしている関口はおっぱい星人。レジに来る女性客の胸を見ていて至福。そんな関口の一番のお気に入りはバイトの先輩・藤原さんの巨大なスイカ胸。もっとも、お客さんの胸ばっかりみてやらしー、とつっこまれているが。
仕事しながらも藤原さんの胸を観察している関口に、ある日藤原さんが頼み事を。荷物が重いので家まで運んで欲しいとか。もちろん胸を突き出して餌を目の前につるすのは言うまでもない…。
家に上げてもらった関口は、男を家に入れて良いんですか、、とかいいつつ部屋にあったブラジャーに目がいってしまったりで欲望を隠せない。あきれながらも藤原さんも君のソレが気になってたの、とお互い裸になって…。
後日正式に告白した関口。顔を見ないで胸を見ながら告白するのでぶん殴られたり :-)