2017-01-20(金) [長年日記]
_ 糸なつみ『おとなとこども、あなたとわたし。(1)』(it COMICS)
知らなかった作品だけど、1・2巻同時発売で並べて売っていたのを見て気になって購入。
年の差がある2人の関係を描く連作。(3組が登場)
巻末には短い後日譚あり。
箱の中 (のんと育)
団地でお隣の、高校生ののんと小学生の育。
育はのんが大好きなので、学校帰りにのんの部屋に行ってから帰る。
のんの父親は女子高生と援交してしまい、母親は息子が同じ轍を踏まないか心配。
のんはずっと家を出たいと思っているが、育はのんのいない世界を考えられない。
一枚の絵 (白川と蒲田)
ひとりぐらしの老人白川の所にやって来た青年・蒲田。亡くなった妻が通っていた絵画今日しての講師で、妻の絵を届けに来たという。
頑固じじいみたいなところがある白川と、蒲田は諍いながら亡くした人の思い出を語る。
蒲田は彼女が好きだったので、絵を手元に持っておきたかったといい、白川は妻が絵を描いていたなんて気にもとめていなかった、聞き流していたと思い出し。
ランナーズ (エリと奈々子)
エリの職場の先輩の奈々子は世話焼き姐さんで、いつも綺麗にしていて恋バナも好き。
エリにも世話を焼いて、恋愛に興味が無いと言ったら、恋愛の良さを説きだして。
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