2017-01-17(火) [長年日記]
_ 吉田徹『10分で女性を描くコツ250』(玄光社)
この手の、作例画のタッチが好みのテクニック本は好きなので買ってしまうんですが、本書はちょっとタイトルと違うなあという感じ。
「10分で描くコツ」ためのかたちを早く掴んだり線を少なく書くような話ではなくて女性の体やポーズのどこに着目するかが書いてある。
しかも作例が「自分以外の人が撮った(要はネットから落としてきた)写真を見て」描いた例になっている。トレースだと言いたいのではなくて、実物を見て描く・小さい写真を見て描くテンションがポーズを考えて描くのではそれぞれ違うと思うんだけど、ほとんどが写真を見て描いている。
(モデルを見ながら描くところもある)
写真見て描いてもいいけどそれってテクニックの紹介としてどうなのか。
惹かれる写真。って、カメラマンがこれがいいと思ってポーズ指示したり、セレクトした写真なので、見る観点があらかじめ選ばれてるわけで。
元にした写真も対比で載せて、「この写真からここを選んでここを省略したのか」わかるようにすれば良かったのに。
下はyurisaがリブセーター着た写真(参考)から。ウエストにポイントを当てているけど、自分は胸のラインがわかるかリブの曲線に惹かれる写真。
あと関係ないけど、「ボトムズ、レイズナーのアニメーター」という紹介の仕方は今の読者層にどれだけ訴求するんだろうかと気になった。
_ 笹乃さい『味噌汁でカンパイ!(2)』(ゲッサン少年サンデーコミックス)
はい2巻。
恋愛とか意識的に気にしないようにしている感じの2人。
エピソードも色々進んで、それぞれで味噌汁レシピが入るという充実ぶり。
八重の母親は2人を応援しているけど冷やかすことも多いです。
「母の日」だから、母親役を頑張る八重にカーネーションを
朝食を作りに来ることの公認です。
恋とか意識してるつもりはなかったけど、学校の行事でみんなの前で善に味噌汁を渡すのは気恥ずかしくて…。
親戚の子が、幼いのをいいことに八重に甘えてライバル意識を。
おまけの制服。