2011-04-01(金) [長年日記]
_ 『季刊GELATIN(2011/はる)』(ワニマガジン)
なんか、あまりマンガ作品読んでないなあ。
たかみちが「コミックスタジオ」とノートで出かけられるかとか、加藤アカツキが「イラストスタジオ」の紹介とか。
あとは今回の表紙も描いている「左」のピックアップ。入間人間の作品のイラストぐらいしか知らないけど、髪の広がり方とか好きなタイプ。(他で描いてるのも見かけるが作品を覚えてないので)
_ 『COMIC百合姫(5月号)』
NOV/八色「もし婚活中のアラサーOLが塩田酒造の『六代目百合』を飲んだら」
って思い切りネタですが、焼酎飲んでたら気がついたら裸で同僚の女の子と…。
思わず『海街diary』みたいに鬼うっちゃりとか連想したわ。
かずまこを『3秒ルール』
ちょっかい出してくる先輩との会話。3秒で躱しあい。
ふとした先輩のフェイントで言葉に詰まる。
竹宮ジン『愛しい人』
続いていたあ。
先輩に振られたからといって、好きだったことまで忘れようとしたのを、自分の気持ちを押し殺していた側からして許せないといって決裂した親友。
あれから数年して一度も話をしていないけども、大学のツレの女の子にくっついて、女子大同士(いや共学かもしれないが女同士っぽかったので)の飲み会で、ふと陽子と再会した那奈。
と思ったらこんどはツレのさとみが那奈をお持ち帰りしたがっているという…。
このさとみというキャラ、ある種典型的なのかもしれないが、眼鏡ちょっとふてぶてしい感じの女子ってよいですね。
2011-04-02(土) [長年日記]
_ E.W.サイード『知識人とは何か』(平凡社ライブラリー)
昔単行本を買ってたような気もするけども平凡社ライブラリー版で読む。
1993年にBBCのリース講演でサイードが講演した内容。
その当時ですでに陳腐化しつつ「知識人」について、知識人は何を代弁すべきかを語ったもの。
ちょっと長いが、気になったセンテンスをメモっておく。
わたしが主張したいのは、知識人とは、あくまで社会のなかで特殊な公的役割を担う個人であって、知識人は顔のない専門家に還元できない、つまり特定の職務をこなす有資格者階層に還元することはできない。
大衆に迎合するだけの知識人というものはそもそも存在してはならない。知識人の語ることは、総じて、聴衆を困惑させたり、聴衆の気持ちを逆なでしたり、さらには不快であったりすべきなのだ。
その根底において、けっして調停者でもなければコンセンサス形成者でもなく、批判的センスにすべてを賭ける人間である。つまり、安易な公式見解や既成の紋切り型表現をこばむ人間であり、なかんずく権力の側にある物や伝統の側にある者が語ったり、おこなったりしていることを検証も無しに無条件に追認することに対し、どこまでも批判を投げかける人間である。ただ単に受け身の形で、だだをこねるのではない。積極的に批判を公的な場で口にするのである。
これは知識人の使命を政府の政策に対する批判者に限定することではない。むしろ、たえず警戒を怠らず、生半可な真実や、容認された観念に引導を渡してしまわぬ意志を失わぬことを、知識人の使命と考えると言うことだ。
フランツ・ファノンによれば、原住民の側に立つ知識人の目標は、白人の政治家の後釜に原住民の政治家をすえることだけではない。(略) なるほど知識人が民族存亡の危機に瀕した共同体を支援することには、計り知れない価値があるにしても、知識人が生存のための集団闘争に忠誠を尽くすことは、批判的感覚の麻痺や知識人の使命の矮小化につながりかねないので避けるべきなのだ。知識人にとってなすべきことは、生存の問題を超えて、政治的解放の可能性を問うことであり、指導層に批判をつきつけることであり、代替的可能性を示唆することである。たとえ、この代替的可能性が、いつもまぢかにひかえた戦いには無関係なものとして周辺化されたり一蹴されるとしても。虐げられた者たちのあいだにも、勝利者と敗残者がいるため、知識人が、凱歌を上げて勝利の行進をする集団の側にだけ忠誠をつくすようなことがあってはならない。
知識人の老獪なふるまいのなかでもっとも姑息なのは、他民族文化における悪弊を声高に告発しておいて、そのくせ自民族文化におけるそれとまったくおなじ悪弊には目をつぶるというやり方である。
(ここでサイードは、トクヴィルがアメリカの民主制を評価しつつインディアンや奴隷制度を厳しく批判していたのに、フランスのアルジェリア政策には口をつぐんでいたことを批判している)
自分のアイデンティティならびに自分が属する文化や社会や歴史の実際のありようと、他社のアイデンティティや文化や民族の現実とを、いかに和解させるかが基本的問題になってくる。この場合、すでに自分が属するものを優先させるような姿勢をつらぬこうものなら、和解などとうてい望めない。「われわれの」文化の栄光についての、あるいは「われわれの」歴史の勝利についての鳴り物入りの宣伝は、知識人が心血をそそぐような行為ではない。とりわけ、自国民を顕彰するような、このような還元化は、多くの社会が異なる人種や民族的背景からなりたっている現代社会において、およそ実情にそぐわない。
(特定の思想や体制を崇拝することにたいして)
いかなる種類の政治的な神であれ、わたしはこの神に改宗・転向したり、この神を崇拝することには断固反対である。転向も崇拝とともに、知識人の行動にふさわしくないと考える。もちろん、だからといって、知識人は水辺にいて、ときおり足下を水に浸すことがあっても、おおむね体を濡らさないようにすべきであるなどというつもりはない。(略)
知識人にとって、情熱を燃やして関与することが、リスクをひきうけることが、真実を暴露することが、主義や原則に忠実であることが、論争において硬直化しないことが、世俗の様々な運動に荷担することが、とにかく重要であるということだった。たとえば、わたしが専門家とアマチュアのあいだに想定した差異とは、まさにこれである。つまり専門家は自分の専門という基盤にたったうえで冷静な判断を下し、客観性をおもんずるのに対して、アマチュアのほうは、褒賞とか将来の経歴に関わってくる業績求めようとしないだけに、公共の場で誰かれにはばかることなく思想なり価値観を表明したいと望むのである。
サイードもスーザン・ソンタグも亡くなって、何かの時に発言を気にするような人がいなくなった気がする。
2011-04-04(月) [長年日記]
_ 「夜間飛行」メールマガジン
紙の書籍を電子化しただけのものではなく、メールマガジン・電子書籍アプリ・紙の書籍を一本化して新しいものを作っていきたいという「夜間飛行」プロジェクト。まずは有料メールマガジンの配信が4/4から始まっている。
執筆者は名越康文/茂木健一郎/甲野善紀の三名。それぞれ別のメルマガで、有料(月525円)である。ただし今なら創刊キャンペーンで割り引き在り。
とりあえずは名越先生のメルマガを購読しているのだが、なかなか含蓄があり、照会したいとうなこともいろいろあったのだけど慎んでおきます。
_ 『Meets Regional(5月号)』関西ナポリ化進行中。ザ・ピッツァ!
ミーツ5月号の特集が、なぜか京阪神に増えているピッツェリアの特集。
めっちゃいきたいんですけど、一人でピザはちょっとなあ。いや、ファミレスも焼き肉もお一人様で行きますけど、ピザはシェアしていろいろ喰わないと楽しくないような。
そういえば昔行った赤穂の「さくらぐみ」が、赤穂城趾のそばから海に面した場所に移転していた。
_ 東鉄神『微熱スイッチ』(ワニマガジン)
東鉄神のワニマガジン新刊。
いやーよいわー。『栗本さんの今日のブラジャー』などの栗本さんシリーズとか、誕生日に親友のお姉さんが一日だけお姉さんになってあげるといって一緒にすごす『恋人スイッチ』とか入っててうれしいわ。
『恋人スイッチ』はそのお姉さんにあこがれて、というかストーカーっぽく写真もってたりフィギュアや抱き枕にしてるぐらいの憧れぶりだが、それがバレてしまったので必死で謝るが、その思いを知って「お姉ちゃんがいい子いい子してあげる」とベッドで抱きしめてくれようとするカットがよいわ。というか、胸大きくて、スカートからパンツチラ見せのポーズがよいのかもしれないが:)
2011-04-05(火) [長年日記]
_ 『Men's Precious(春号)』
今号は英国ロイヤルワラントの話。
しかしいつもながら写真の使い方がうまいわ。特に昔のモノクロ写真を引っ張ってきて「プリントを見せる写真」。まあ、あ、またこのエディトリアルデザインだなとは気づくのだが、でも見ているのは気持ちがいい。それに取り上げられる洒落人も、イヴ・サンローラン、チャールズ皇太子、ジャンニ・アリエリ、コクトー、ヘミングウェイなど、決まってるんだけど。文豪が愛した宿というのも繰り返しなんだけども。
新製品を取り上げるのがうまいのではなく、「長く支持されている」「定番」を照会してみせるのがうまい。ページも贅沢に割いているし。しかもこれで780円でさほど高くない。
2011-04-06(水) [長年日記]
_ 『MEN'S EX(5月号)』
MEN'S EX 大賞 2011 BEST BUYの特集。
とはいえスーツやシューズはお勧めと同モデル買うのはちょっとという気がする。それでもレザートートではシセイのやアニアリはちょっと気になるなー。アニアリはベストバイの5位に上がったモデルよりも、「アニアリの鞄がウケる理由」で取り上げていた2WAYショルダーが気になるんですけど。でもまだオンラインshopには出てきていない。オンラインshopではこっちの縦型ボディバッグが気になるなあ。
_ 『WEB+DB PRESS(vol.58)』
2010/8月に出た号だけど、Ruby on Rails 3 の詳解記事がよくまとまっていてよいと聞いたのでAmazonでバックナンバー購入。
買ってみてからながめたら他にもEmacsを進める記事とか。わし、DOS時代はBriefとかで頑張ってたのだが(Emacsも、djgpp環境ではつらかったし互換性もいまいちなところがあったので)、Emacsはいつになってもキーバインドやらが覚えられずに断念してるんだよねえ。 カスタマイズ出来ることを売りにするのは判るのだが、この記事はどれぐらいアピールできているのか疑問だ。「すごいプログラマたちはEmacsを使っている」とはいっても、Java書くときはEclipseらくなもので・・・。ソース以外もなんでもここでできるとかいう方をアピールしないと、「困ってません」になりそうな気がする。
2011-04-07(木) [長年日記]
_ 『FEEL YOUNG(5月号)』「うさぎドロップ」最終回!
宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』最終回
とうとう最終回。高校を卒業したりんが「お待たせー卒業した!」「べっ べっ 別に待ってねーよ」って。「まあ俺にはりんのこと拒むとか絶対無理なんだけどさー」って、ダイキチ…。
来月はうさぎドロップ特集。7月号から番外編のようです。
えすとえむ『うどんの女』
逃げ出したキノを追いかけるうどん村田もといチカちゃん。
先生とはいまはもうそんなのじゃない、といったら同級生が見てる前でチカの手を引っ張って自分の絵の前まで連れて行くキノ。
で、チカの方からキスされたりして!
35歳と21歳かあ。で、「42ならナシです」「40は!」「あり!」「ちょっとその差がわかんないんですけど」
この回はうどん村田(村田チカ)が髪下ろしてラフな格好して校舎の中歩くところが結構好き。
おかざき真里『&』
薫とシロちゃんの前に登場した矢飼。修羅場?と思ったがそうはならない。でも薫と矢飼のやりとりに、薫が好きな相手が矢飼と気づくシロちゃんの心の乙女部w。
河内遙『夏雪ランデブー』
ますます島尾くん。
物語を書くときに、カタカナでかいたりする島尾の癖が、置き手紙にもあらわれたり、好きな花のアレンジメントを残したり、島尾のリュックを持ち出したりしている葉月の行動に戸惑いながらも追いかける六花。
鳥野しの『オハナホロホロ』
モッチーがみちるのことを「好きかもしれません」といったあとで背負って連れて帰ったり(お持ち帰りではない)。
眠り込んだみちるが無意識にモッチーの手を握りしめて夢の中で
「冷たい手をしてる人は心があったかいって聞いた。それならだったらこの広くておおきな手の持ち主はきっとすごく心が冷たいんだ きっと。でなきゃこんなにあたたかい手をしてるわけがないもの」
ねむようこ『午前3時の危険地帯』
堂本が好きだという話をしていたらしっかり堂本に聞かれてしまったたまこ。感情殺して会社に戻ったのはいいけど買い物のついでにそのまま逃避して実家まで…。
そうしたら会社から連れ戻しに来たのは宮下で…。
2011-04-09(土) [長年日記]
_ 弓道教室(後期:1回目)@朝日カルチャー
前期の最後から2回分開催を飛ばして、4月開講の後期が始まった。
後期が4月から始まるわけではなくて1/4/7/10月開始で3ヶ月10回のコースになっていて、前期終わってる人が申し込むと後期扱いになるのですけどね。
というわけで久しぶりに万博記念公園弓道場。
アイドルがあったので忘れてんじゃないかと思ったけど案外覚えてるなあ。それに前より間あいたせいか、引き分けのフォームが増しになった気がする(当社比)。
次回の課題は今より強い弓に変えてみること。まずは13kgあたりか?
_ 辻灯子『ただいま独身中(1)』(まんがタイムコミックス)
辻灯子の『ただいま独身中』は『よゆう酌々』と並んで今連載中のシリーズ。
主人公の楓は30歳、独身、金なし、胸なし、彼氏なしで、友達と飲んでばかりいるが・・・。
OLが主人公だけど、会社でのやり過ごし方、みたいな話じゃないのもいいところ。
『よゆう酌々』とか『ただいま勉強中』とか共通してヒロインはだらしないというかサボりたがりというか、ルックスは悪くないけどがさつというタイプなのだが、辻灯子のさっぱりしたタイプのヒロインはすきなのだなー。『ふたご最前線』でもお母さんがよかったり。
_ ヤマシタトモコ『ミラーボール・フラッシング・マジック』(FEELコミックス)
(^_^)
ヤマシタトモコの最新短編集。
表題作は連作として掲載されたもの。なぜか団地?の真ん中で宙を舞うミラーボールと、それに巻き込まれた男女たち。
個人的には男子中学生を惑わす田原さんがよいなあ。ミラーボールのせいで形勢逆転するのだが。
あとは『エボニー・オリーブ』の女3人組とか。恋愛の話したりそれ以外の話したり。
『don't TRUST over TEEN』の女子高生3人組もいいなあ。倉津万子(かずこ)とか。
「ミラーボール・フラッシング・マジック!」って書いたら、必殺技みたいだなあ、、とつぶやいたら、挟んであったペーパーにも似たことが書いてありました…。
そういえばフィーヤンのネットでヤマシタトモコインタビューも。
_ 西炯子『西炯子のこんなん出ましたけど、見る?』(フラワーコミックススペシャル)
何が収録されてるか知らなかったのだが買う。初めての作品ばかり。
短編の連作が多いが、ちょっとした中編も。全体的にエロい傾向。
『墨の香り』は書道教室の墨の香りが、ある事件から嫌な思い出のにおいに変わる話。でも全体としては「ヰタ・セクスアリス」という感じ。というか、足フェチ :-)
『ちるちる』は小学生の男女コンビの4コマ。博学な男の子と、下ネタ平気でぶち任す女の子のやりとりだが、基本的に女の子にはかなわないのだった…。
カバー下もちょっとエロイかも。(『ちるちる』の没ネタらしき4コマもあったり)
西炯子って、まじめな?展開もいいけどこういう「ぶっちゃけすぎ」みたいなのも好き。
2011-04-11(月) [長年日記]
_ 『ヤングコミック(5月号)』
恒例の付録のぶっかけシリーズ。今回はぶっかけパスケース。例の白濁液が透明パスケースになって、写真やイラストを挟めるという…。使用上の注意事項に「胸を張ってご使用ください。あなたの変態魂が問われる付録となっております。」「マ○カだろうがA○Bだろうがお構いなしです」注意ちゃうし:-)
陸乃家鴨『出戻り姫とニート王子』最終回
最終回だった。
急にどこかに行ってしまった央士。大学では福祉とかやってたのに経済系で就職しようとしてたのがやっと向いてないのに気づいたのでは、、、母親。戻ってきた央士は知り合いに捕まってボランティアに行ってたとか。
央士のそんな側面を全く知らなくて知ろうともしてなかった自分に反省と、もっと知りたいと思い直した沙姫が自分から央士にしてあげて…。
しばらく陸乃家鴨のコミックス続くのね。 4/27に『半熟でぃべろっぱー』、6/24に『出戻り姫とニート王子』とめずらしく厦門潤名義『トランスジェニック・ラボラトリ』発売。
ムサシマル『チャイナドレスシンドローム』
カラーピンナップとカラー短編コミック。
中国出張土産はちょっとエッチななチャイナドレス。
滝智次朗『毎日♥残業』
こちらもカラーピンナップとカラー短編コミック。
会社の先輩に命じられた仕事で残業中。先輩が現れて疲れを癒してくれる。胸もあらわに…。うん、よく見かけるシチュエーションね^^;
でも後ろからして貰うのをねだる先輩のバックがいいわ。
2011-04-13(水) [長年日記]
_ 口先だけ?「大阪都、いったん白紙」
”橋下知事「大阪都、いったん白紙」 市議会過半数達せず"(asahi.com 2011年4月11日13時14分)
によると
「大阪都構想」を進めるため、過半数に達しなかった大阪市議会で他党との連携を目指す方針を表明した。都構想について「いったん白紙」と述べるなど、協力を得るには修正もありうるという考えを示した。
協力を得るために修正もあり得る、はよくある話だし妥当な戦術だとは思うが、「いったん白紙」ってなんでしょう。それで選挙に勝ってるのに当選翌日に白紙をちらつかせるとかって、有権者を馬鹿にしてるのでは。当選した市議にも「都構想を前面に出さないように」とか支持したりするのだろうか。
ここで想定できるのは、「都構想を白紙にする」可能性ではなくて、過半数をとれない間は妥協したふりをするが(他会派の協力で)過半数をとれたら問答無用で押していくであろう、ということか。
大阪維新の会に投票してないので(といっても府議会では選挙区に候補者がいなかった)大阪維新の会を支持した有権者の気持ちはよくわからないが、この知事は「指導力がある」のではなくて「対立する意見は聞く機がない」「言うことをころころ変える」人ですよ?
珍しく日記で政治の話書いてしまった。
2011-04-16(土) [長年日記]
_ 弓道教室(後期:2回目)@朝日カルチャー
やってることはあまり変わらず、巻藁と的前で座射。
今まで引いてたのが8.5kgの弓だったので、伸寸の11kgにしてみた。13kgでも素引きしたら問題なさそうだったけど、矢番えして何度も引いてると手が持たなそうな気がしたのでしばらく11kgで試すことにした。あと8回ぐらいで15kg当たりに持って行きたいけど。会が持ちこたえられるならいいんだけど、まだつらい。
今回は「失」の扱いについて講義。
それと矢取りしてから矢を運ぶときの持ち方について。今頃ですみません…
_ 池内六郎『三軸修正法 - 自然法則が身体を変える!』(BABジャパン)
内田樹つながり。
この本の前書きを内田樹の本で読んだことがあったので。(池内六郎→三宅安道→内田樹の縁と、再起不能と言われていた膝を三回の施術で直して貰った話)
三軸修正法というのは、地球の地表に暮らしている人間というのは、以下の要素の中で活動していることを前提にしている。
- 1Gの重力のもとで
- 地表に対する鉛直線上の力
- 地軸を中心に公転(地球が自転するとき地表の物は公転している)
- 緯度によっては地軸を中心に回転している状態
- 地表近くにいるというのは1気圧の空気の層の底にいるということ
- 地上で動くのは(高緯度になるほど)コリオリの力の影響を受けるということ
その手前の議論として、右回転しているコマを左に倒そうと力を入れると(左ではなく回転軸に対して約90度ずれて)前に倒れる、円盤状のものやタイヤが曲がるときには面をそちらに傾けながら曲がる、という「プレセッション」が人間の動きにも働くという説明がある。
結構概念がわかりにくいのだけど、この本は物理の世界がこうだから、人体についても、、と論考を重ねてから説明に入っているのでくどく見えるのだろうなあ。読んでみると妥当な前振りだとは思いますが。
それで、3軸修正のコアといえば、飛行機の姿勢と同じように、3つの回転軸の動きを視点に取り入れること。
- ヨー
- ロール
- ピッチ
この3つの軸の動きに対するプレセッションを意識した動きをすることで、やりづらかった動きを修正できるというもの。
それと、その動きは、理想的ではないかもしれないけども「今の体にとって機能的」であるのを理想的な「よい姿勢」にどうやってつなげるか(よい姿勢であっても体に無理がかからないようにするにはどう補正していくか)を考えるのが三軸修正法だという。
すみません、なんのことかわからないよね。
2011-04-17(日) [長年日記]
_ 『まんがタイムファミリー(6月号)』
とりあえず秋★枝『的中!100%』と、水谷フーカ『うのはな三姉妹』だけ読む。いや、毎月読めてないので後の作品を覚えてないだけ(そもそも読んだことはあってもどこの4コマ誌かを覚えられない)。
『的中!100%』はこれまた個人的には旬な弓道部ものだが(まあいつでもどこかで弓道部ものをやってるのだけど)、これいつになったら本になるのか…。秋★枝で刊行ぺースがそこそこ早かったのって(というか2巻以上出たのって)、『純情ミラクル100%』(これも100%)と『東方儚月抄』ぐらいか。
2011-04-18(月) [長年日記]
_ Ruby on Rails Tutorial ってよく出来たテキストですね
Ruby on Rails TutorialってサイトのTutorialよくできてますね。
Railsでサイトを作りながら順に新しい機能を作りつつリファクタリングしていったり、途中途中でspec使ってユニットテストを入れたり。
RubyとCSSの説明がちょっと多いけど、それは次に新しいことを取り入れるときの予習なので仕方ない。知ってることなら読み飛ばせば宵だけなので。
せっかちに知りたいところだけ読みたいというのには向かないけど、ちゃんと読むヒマがあればよくできてる。Rails3.0にも対応しているし。
2011-04-19(火) [長年日記]
2011-04-23(土) [長年日記]
_ 弓道教室(後期:3回目)@朝日カルチャー
いつものように巻藁+的前。
先週から使おうとしていた11kgの弓の弦が無くなっていたので、12kgの弓に変更。
引くのはつらくないのだけど矢をつがえて会の状態だと力が入ってしまう。そのせいか知らないが、妻手の手首に力が入っていると言われてしまった…。また元に戻っている…。
とりあえず手首のひねりなどで工夫して、肘で引けるようにしよう。というより弦が抜けそうな不安が解消すれば余計な力はいらないのだけど。
次週(4/30)は連休のため休み。
2011-04-24(日) [長年日記]
_ 南Q太サイン会@MARUZEN&ジュンク堂 梅田店(4/24)
『ひらけ駒!』(モーニングKC)の発売記念でサイン会。
担当さん2名と島田編集長も来阪されていた。みんな似顔絵そっくりなのねー。
Twitterでサイン会前につぶやいていたことを担当さんにチェックされていたというおまけ付き。
_ 地方選挙その2/大阪寝屋川市
大阪は、4/11が大阪府議会、大阪市議会の選挙で、4/24は寝屋川市長と寝屋川市議会の選挙だった。
市長は現職が当選。「青年市長」の広瀬けいすけはおよばず。
寝屋川市議会は定員28名で、公明7/共産5/民主4/自民2/みんな1/無所属9。うち新人は4人だけ。無所属には大阪維新の会賛同の人もいたが当選者にどれだけいるかは調べていない。
Twitter上は、4/11には「不満をつぶやくだけじゃなくて選挙行け」という類のつぶやきが多かったのに今回は非常に静かだった。
東京都知事選を気にしている東京住民が東京住民に働きかけているのが前提のメッセージだけが突出してたのだろうか。
それとも結局4/11の若年層の投票率が低かったので挫折したんだろうか。Twitterの働きかけに反応してくれないとかでいちいち挫折してたら持たないんですけど。
2011-04-25(月) [長年日記]
_ 犬上すくね『あいカギ(2)』(サンデーGXコミックス)
うむ、どんな話なのかも忘れてましたよ。
そういえば、あやめの前髪がかかってるところを消してるのが、顔に傷があるみたいなのが気になってたのだよなあ。
今回は『ういういdays』の長田カップルも登場している。そもそもオカマのスーちゃんだって他作品だしなあ。
ドSなOLとドMな営業の話がよかったわw
_ 『COMICリュウ(6月号)』
今回は別冊付録で鶴田謙二スケッチブック付き。エマノンはじめ、「forget-me-not」や「アベノ橋魔法☆商店街」のラフなんかも。
いろいろ読んでるのだけど、楽しみにしているのがあまりない状態になってしまった。
_ 『アフタヌーン(6月号)』
槇えびし/冲方丁『天地明察』新連載
冲方丁の『天地明察』(読んだこと無いけど)がマンガで新連載。
江戸時代の算術の話だったのか(それだけなのかどうかもよく知らない)。
この人の絵やコマ運びは嫌いじゃないのでとりあえず様子見。
沙村広明『無限の住人』
さて満を持して登場の卍。労咳で倒れた槇絵に口移しで山田朝右衛門の薬を飲ませてエネルギー補給。
それを見ていた時の凜の顔というのを見てみたい…。それでも卍の助太刀に行く凜。『やっぱ「兄妹」ってのがしっくりくるわ/お互い換えがきかないと思ってそうなところとか』とは百琳。
植芝理一『謎の彼女X』
桜吹雪の中で舞ったものだから、パンツに桜の花びらが付いているのをみて、興奮気味の椿。
しかし、夜の花見の後の「日課」をするために人目のない場所を探すなんて、ちょっとエッチなカップルにしか見えないw
木村紺『からん』最終回
最終回だった。
金春を投げることができて歓喜していた京。
よろこぶのはいいがマナーが、、金春がやめるかもしれないよと京に釘を刺して京に謝りに行かせたり。
しかし終わり方が急な気がする。
_ 鬼束直『ポルノグラフィティ』(TENMAコミックスLO)
ロリなエロはそそられないのであまり読まないのだけど、鬼束直はわりと好き。
『すきになったら いいじゃない』
ご近所さんの雄と京子。両親が飲みつぶれているので二人でTV見てるなかで、話の流れから冗談で「ここはひとつお兄さんと経験してみるか」といってみたら、断るはずが「風呂入ってないからダメ」と言ってしまい、微妙な空気が…。
京子ちゃんよいわ。
『すきにやったら いいじゃない』描き下ろし
描き下ろしの後日談。
留守番で二人っきりになった雄と京子。やることは一つしかないわけで。って、両親帰ってきたら目にクマが出来てます。
『Fiction S』
エロ本を見たかわいい妹が、M女として奴隷っぽくされることに目覚めてしまって、首輪つけて犬みたいに散歩させて貰うよう兄にねだるという…。
『人は愛のみで生きるものでもないわけで…』
いつもの兄妹コンビ。
金持ってるくせに、リーマンショックで資産が減ったので、妊娠したふりをしてアニキを脅し、こんどは騙していたことを知った兄貴がおしおきと称して犯すのをボイスレコーダーで残して脅してといつも通り鬼畜w
兄に無理矢理やられた、というシチュエーションで録音するために、いつもと違ってしおらしくして嫌々応えているという演技が萌えるw
しかしこの兄貴も、収入があるとはいえよく払う…。
『close to you』
ツリ目の女の子がかわいい。ツリ目というか、目が細い娘ね。
_ 『Fellows!(vol.16A)』
Fellows!の4月号はA〜Dの4冊に分けて出るという恐ろしい状態。まあ一冊当たりは安いんだけど。
森薫『乙嫁物語』
タラス結婚するつもりでタラスの母の元に戻ったスミスさんだが、先走った母親が再婚することにしてしまったので、父親がいる以上二人の結婚は二人の意志だけでは出来なくなってしまい、スミスは一人寂しく戻ってくる…。
入江亜季『乱と灰色の世界』
仁が珊瑚を取ってしまったと怒って家出してきた乱が鳳太朗のマンションへ転がり込んで、仁や珊瑚が説得しに来るが。。。
結局家に送り届けに行ったところに母親まで登場。
丸山薫『ストレニュアス・ライフ』17話「シーロン公共図書館 SIDE:A」
図書館の地下閉架書庫調査課に配属された呂(ロイ)君。憧れの女性名司書・墨(モー)課長の下で働けてよろこんでいるが、地下の書庫は魑魅魍魎が跋扈する場所だった。
クール美女な墨課長の色仕掛けに騙されている呂君…。
2011-04-26(火) [長年日記]
_ 内田樹『映画の構造分析 − ハリウッド映画で学べる現代思想』(文春文庫)
気がついたら文庫入りしていたので早速購入(読むもの切らしていたし)。
『裏窓』『大脱走』『ゴーストバスターズ』などから。
話はおもしろいし、『裏窓』については別のものを際立たせる代わりに隠されているもの(気づいてないことに気づかせていないもの)の話もあっておもしろいのだけど、その、精神分析や現代思想の事例に当てはまるのは、そういう物語のひな形を意識して作成されているのではないかと、いつも考えてしまう。そうすると、映画は監督(だけの)ものではないとか、「作者の死」と言いつつも「ヒッチコックが語っているヒッチコックの意図」に依拠するのはどうなのかという気がする。
『アメリカン・ミソジニー - 女性嫌悪の映画史』は他の本でも収録されていたのですでに読んでいる。
この論考は、『私を野球につれてって』などに始まる女性嫌悪、男だけの社会に割り込んでくる女性を排除するストーリーがアメリカ映画に多いことについて、西部開拓では女性比率がすくなくて女性を得られる男が少なかったこと、自分たちの仕事の能力に関係なく女性を手にする男と手に出来ない男がいたことから、女は男社会の和を乱すものという思考があり、西部開拓時代が終わり、カウボーイがハリウッドに再就職する時期と、女性嫌悪映画が量産し始める時期の符合に着目する。まあ、証明は出来ない気がするけども。
それと「ミソジニーは欧米の病理」のように解釈する批評について、「アメリカ固有の病理を西欧ひいては世界の病理のようにみなしてしまうアメリカ人の思考」にも言及。ここで参考になるのは「アメリカ人はアメリカ中心である」ということではなく「自分たちの共同体の出来事」を自分たちに固有のことだと考える欠けているということ。しかし、日本の言論を見ていると逆に何かと「こんな変なことをするのは日本だけ」という話が多い気がする。これも「辺境的ふるまい」かもしれないなあ。
2011-04-27(水) [長年日記]
_ 陸乃家鴨『半熟でぃべろっぱー』(BAMBOOコミックス)
『Dokiッ!』掲載シリーズがコミックスに。
『あっぷだうん』『半熟でぃべろっぱー』『あれんじめんと』『満開♥いんだすとり』と一連の作品を収録。『満開♥いんだすとり』はラストがちょっとだけ加筆されてます。
- 『あっぷだうん』
- 山科初子と樫原の話。
- 『半熟でぃべろっぱー』
- 梨緒と森島。
- 『あれんじめんと』
- イケメン早川と條崎。
- 『満開♥いんだすとり』
- 大隈真里さんと松木。なぜか真里だけさんづけw
真里さんと初子がよいわ〜。
_ 相田裕『GUNSLINGER GIRL(13)』(電撃コミックス)
ううううむ、すごい展開。
テロと言いつつもほとんど公社に対する復讐のための作戦。指揮官がやり手とはいえこんなにうまく進むのかというのはさておき。
工事中の原発を占拠したテロリストを押さえ込むために公社をはじめとした制圧部隊が集結。(原発自体には核燃料を置いてないのだが、別途核弾頭を入手したことを匂わせているため、国が警戒している)
公社の「人形」それも第一世代はほとんど消耗品な状態だし。
作戦前にはヒルシャーとロベルタがなんかいい仲になってるのを見せていたけど、トリエラもヒルシャーも、再度の強い「条件付け」で情緒を無くして安定した?ヘンリエッタもジョゼも、戦闘でぼろぼろに。
ペトラの前身は、チェルノブイリの事故のときにベラルーシで被曝した両親の影響でバレエを諦めないといけなくて自殺した女の子なのだけど、原発のことはもしかしたらペトラを不安定にするかもということで、そのエピソードがコンビのサンドロに伝えられるのだが、よりによって今このタイミングで原発エピソードが巡ってくるとは。
2011-04-28(木) [長年日記]
_ おがきちか『Landreaall ランドリオール』(ゼロサム6月号)
連載100話まであと2話。
ウィフテッド教授の奥さんとDXの母親(ファレル)がDXの応援で知り合ったり。何気なく話していたら相手がルッカフォート将軍の奥様と知って驚く教授の奥さん^^; それにしても、イオンもファレルも奥さんの名前を知っていたが、なんだっけか。
試合の見方とかが面白いわ。
そしてDXの次の相手はチルダの婚約者レヴィ。
DXはバレないように負けようと言うけども…。
_ 『Wings(6月号)』
草間さかえ『魔法のつかいかた』新連載
さえない魔法使いの男。散歩中に自殺志願の小学生と出会い、死にそうな危険から守るために思わず魔法を使ってしまう。
話してみると母親からもdisられていて死にたいと。放っておくと自殺してしまいそうなのをみて、自分の眷属にしようかと考える男は、仲間になるなら迎えに来る、と伝える…。
ちょっと静かな雰囲気だが好みかも。
でもちょっと、魔法使いとか陰陽師とか神社の守り神(というか狛犬とか)、そういう系統の比率高くなりすぎ?Wings。
那州雪絵『魔法使いの娘二非ズ』
なぜかたえず届く謎の手紙。家は不運が続いて両親の中も険悪に。
気になって手紙を開けたら鈴の木無山あての不幸の手紙。その名前をしらないもののとりあえず宛名に「鈴の木無山」と書いたら、転々としているはずの初音たちに届いてしまうという謎。
手紙が届いている家は、かつて無山と初音が住んだことがある家だった。初音はそこで穢れを祓って悪い空気を祓うけども、無山が恨みを買っていたせいだと思うと代金をいただけない……。
鈴木有布子『ねがいましては』最終回
学園祭のイベントでトリをつとめることになってしまった有未の速読暗算。緊張していっぱいいっぱいのところにやってきたマスコットの着ぐるみ。中身がちかだとわかって安心した有未はいままでになく好成績を出す。
後夜祭で、これでもう特訓とかなくなってちょっとさみしい。。。といいかける有未に「ただの部活仲間に戻るのがさみしいなら これからはもっと近くにいりゃいいじゃん」とちか。
「世の中の男女はみんなこんなこっ恥ずかしいやりとりをしているのー!?」と悶絶する有未。
紺野キタ『カナシカナシカ』
祖母も昔神隠しにあっていたという話が。
シギサワカヤ『engage』
いつもの育と正嗣の話。こんどは結婚直後の話(時系列がいったりきたりでついていけません)。
そばにいると近づきすぎてるようで緊張しているかと思いきや、手を出さないってどういうこと?と切れたり。
_ 『COMIC快楽天(6月号)』
鳴子ハナハルの表紙が汗だくで汁だくでぬめった感じがエロくてよいわ。
鳴子ハナハル『それゆけ!ふとんぶ』
「ふとんぶ」懐かしい。5年ぶり。
三巷文『メヂカラ』
アパートの窓から見下ろすと、いつも見上げている君と目があって、好かれているのかと思ったら別の男を追いかけているストーカー女だった!
男の彼女ともめているところに仲裁に入ってその彼女ととりあえず話していたら、なんとなくホテルに…(いやいや)
東鉄神『君にもどれ』
昔は清楚で恥ずかしがりだった彼女が今では淫乱に。
あまりしつこくせがんでくるからもういらんと追い出そうとしたら足を滑らせて家具に頭を打ち付けて倒れてしまう。 気がついた彼女は記憶を失って出会った頃のように清楚に戻っていた?
また仕込む楽しみがあるぜ(←結局自分で淫乱にする)と思っていろいろ楽しむが、実は芝居だったというオチが。
とろしお『のーぱんつ宣言!』
陰毛をさらさらにしたいからという理由でノーパンを始めた彼女(そんなんのでさらさらになるのか?)。ぎりぎりの見えそうなお尻を見せつけられて我慢出来なくなった彼氏が電車の中で痴漢プレイしてみたり。
結局は毛より露出プレイにはまっていたという。
ひげなむち『暴君のしつけ』
家に遊びに来ていた妹の友達。妹に無理なこと言ったりしてたので、もっと仲良くしてねとアニキがたのんだら、過保護なアニキに対してあいつ暗いし仲良くしてあげ輝のあたしぐらいだよ〜と応えたのに切れて、トイレに押し込んでおしおき。
トイレ行きたいのわかっててスパンキングしてから刺激したのでお漏らし。それを言葉でなぶりながら挿入。無理矢理やられたくせに、アニキちょっといいかもと思って、妹にアニキに彼女はいるのかと聞いたら妹もブラコンでアニキに色目使う女にはガード固かったという。
_ 『Webスピカ(5月号)』
今月はGW号だとかで、無料です。
紺野キタ『つづきはまた明日』
沓(はるか)の誕生日にリカコがケーキを買ってきてくれたのはいいが、
「悪い知らせと、もっと悪い知らせと どっちから聞きたい?」
その選択肢はないわ…。
山本小鉄子/北山猛邦『名探偵音野順の事件簿』
新章。白瀬ばかりが関わって、音野出てこない…。
今回の依頼人になる女の子が、ショートカットでライダースーツみたいな格好でちょっとよいわ。強気というかちょっと防御的。
すでに別の探偵が入り込んでいて依頼料3000万を要求しているのだが、白瀬が音野の名前を出したら「彼の名は名探偵界隈では有名だ」って。「名探偵界隈」って…。
群青『こいし恋し』
あ、今回は番外編なのね。。。短かった。
_ 『Fellows!(vol.16D)』
表紙の碧風羽のイラストはよく見ると肌のタッチが紙に透明水彩で描いたような感じでちょっと興味深い。
それはそれとしてなんかこの号載ってる作品の絵のタッチがみんな似ている気がする。よそで見ても見分けられない自信がある(笑)。
森薫『お屋敷へようこそ旦那様』
同人誌で描いてそうなテンションのマンガ。
配達に行ったら、旦那様が居なくて飢えていた執事とメイドに捕まって、旦那様にされてしまう…。
_ 峰浪りょう『ヒメゴト − 19歳の制服(1)』(ビックコミックス モバMAN)
知らない人だったのだけど平積み見てて気になったので買ってきた。
表紙だけ見たときは九井諒子『竜の学校は山の上』のような印象だったのだけど、もっと性の話題(セックス、ジェンダー)によった作品だった。
主人公の「由紀(ゆき)」は男っぽい格好、男っぽい振る舞いで「よしき」と呼ばれてきたが、大学に入って今までの知り合いもいないので女らしく再スタートしようと思っていたのに、高校のツレの男が一緒に入学したのでまたヨシキとよばれることになって、しまう。そのツレが「ヨシキは男友達だよ」と強調して束縛しているのにうんざりしているところ。
自分もあまり女らしくない自覚があるので、服装を変えないといけないとは思うが何か言われそうなので変えられない。(と言ってもボーイッシュなだけで、顔立ちはきれいという評判)
同級の女の子でお嬢様ぽいミカコは奥手なふりをして、しょっちゅう援交をしている。それもお金やセックスの快感のためというより、年を15と偽って、自分の若さが通用することを確認するためと男を見下すために繰り返している。
そのお嬢様にあこがれている男子のカイト。イケメンで女子には人気があるが実は女装癖があり、ミカコのファッションを追いかけて、同じ服を買うようにしてそっくりな格好をするのが趣味。
ある日外で女装しているときにユキからみかこと間違われたことがあったことから女装のことがバレてしまい、それ以来カミングアウトのコンビになってしまったり、部屋に上げたら押し倒されそうになったり、変な距離感と親しさの関係。
ツレの男も含めて、ユキ/ヨシキをめぐる4人の思惑(と陰謀)が錯綜しているのが面白い。
2011-04-29(金) [長年日記]
_ 久世番子/大崎梢『平台がおまちかね - 出版社営業・井辻智紀の業務日誌』(Wingsコミックス)
『配達赤ずきん』『サイン会はいかが?』に続く久世番子+大崎梢の本屋さんシリーズコミック3冊目。今回は「成風堂書店事件メモ」ではないので成風堂は舞台じゃないのだけど、最後にちょっと登場する。
サブタイトル通り、出版社の駆け出し営業マンが、伝説とまで言われる前任社と比べられながらも頑張る話だが、やはりそこには謎解きが…。
平台を取ってもらう話とか、5番目のキャラクターを作る約束の話がよいですね。
_ 夢路行『あの山越えて(18)』(秋田レディースコミックス)
近所にいつも入らないので入手に手間取ってしまった。
今回は、まりながとうとうプロポーズされたとか、お泊まりで挨拶とかそんなイベントが(作中はクリスマス〜年越しです)。
あとは、帰省してきたかつての教え子が迷っている話とか。
_ 池田さとみ『黄金の夢』(Judyコミックス)
池田さとみは昔読んでたのでたまに買うのです。シリーズものはついて行けてないので短編系。(シシィガールは全巻読み直したいけど)
今回のはけっこう古いのが初収録されていて『精霊通りのマリィ』とか82年の週刊少女コミック掲載分なんですけど、これ未だに覚えてる。でもさすがに82年以来読んでないとは思えないのだけど、どこで読んだのかを覚えていない。(82年というのは川原由美子『すくらんぶるゲーム』が掲載されていた時期)
_ 萩尾望都『音楽の在りて』(イースト・プレス) 買った
萩尾望都の小説。
とりあえず見つけてすぐ買っただけなのでまだ読んでません。
でもちらっとみたら、『左ききのイザン』のイザンとヘルマロッドとかでてたなあ。
鈴木光明編の少女マンガの描き方の本とかで見たのだと、萩尾望都作品はプロットのときからあらすじを描いてると言うよりはモノローグが並んでるような感じだったから、マンガとの差があまりないのではないかというがする。
イザンもそのときにプロットとネームが紹介されていた。
_ 加藤アカツキ『CGイラストテクニック(vol.5)』(BNN)
とりあえず、加藤アカツキだったので。
例のごとく自転車(Brompton)と女の子(とMiniトラベラー)を絡めたイラスト作例もあり。
_ 『航空ファン(6月号)』
KF最新号は震災被害支援の「オペレーション・トモダチ」のレポートなど。
あとはボーイング747-8初飛行とか。
「オペレーション・トモダチ」で有志で作られていたパッチがKFで通販。またはmonoショップでも(monoショップは送料がちょっと割高)。
_ 濱野純『入門Git』(秀和システム)
いままであまりgit使うタイミングがなかったのだけど(オープンソースソフトウェアの開発にも参加してないし、会社はCVSだし)、railsとか触りだして、事例もgitだし、例に出てきたところだけわかっても仕方がないので本を買ってきた、
日本語のgitの本は3冊ほど出ているが、とりあえずgit第一人者の本を買っておく(タイトル通り「入門」かどうかはこの際気にしていない)。
まあ、あとXcode4.0をいれると普通にSCMでgit使えるようになるし。
_ 須賀しのぶ『北の舞姫 〜芙蓉千里Ⅱ』(角川書店) 買った
芙蓉千里の続編。えらい分厚いのでまだ読んでないけど。
いまどき戦前の満州舞台に女の生き様、とか描く人いませんよ^^; こないだの『神の棘』はナチのアインザッツグルッペンだったしなあ。
_ 青山裕企『SCHOOLGIRL COMPLEX 2 ー放課後ー』(イースト・プレス)
『SCHOOLGIRL COMPLEX』の続編。
今回も、顔は写さず服も脱がず、それでもエッチな肢体。というか何気ないポーズがいやらしい。男子目線。
表紙にもなってるホウキにまたがる図とか、Aラインのポーズとか。あとは透けブラとか太股とかヒザ裏です。
2011-04-30(土) [長年日記]
_ Sam Ruby/David Heinemeier Hansson/Dave Thomas『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発(第3版)』(オーム社)
Ruby on Rails Tutorialもいいのだけど、全体像などわかりづらいのでまとまった本を読もうと思って買ってきた。もう1年以上前のほんだけど。よくよく調べてみると第1版は買ってたなあ。
Tutorialもこの本も、最終完成形のアイデアがドント載ってるわけではなくて早引きには向いてないけど前から順に読んでいったらどういう風にして拡張していくとか途中でどうリファクタリングするかもわかるよいテキストですね。
3版はまだRails2 なんだけど、原著4版 はRails3とRuby1.9になっている。翻訳はいつかな。時間かかりそうなら原著をPDFで買ってもいいのだけど。
_ MySQL Workbench 5.2をインストール
Railsでアプリ開発するのに、ER図とかデータイメージをスケッチしながら考えていこうとしているのだけど、手書きは書き直し面倒だし自分の字が読めないし、Excelで描くのも面倒だったのでER図を描くツールかモデリングのツールを探していたら、MySQLが無料ダウンロード版で出してくれてるんですね。
Windows/LinuxだけじゃなくてMacOS X 版もあるところがうれしい。製品の市場をよくわかっている。
これはそのままDBサーバにつないで操作もできるのだけど、あくまで手元のデザイン用メモに使うつもり。RailsだとDDLじゃなくてmigrationでTBL作るし、レンタルサーバやVPSだと外部からデータベースにつなげられないからな。
ちなみに、とある環境の組み合わせでMySQLの使い方を調べることが多いのだけど単に成り行きなので、どこのDBMSが好きとかありません。(仕事ではDB2)