2017-01-01(日) [長年日記]
_ 2017/1月のコミック新刊購入予定
今回の情報源はT-SITE コミック新刊発売日表
少ないね…
- 01/06 雨隠ギド「甘々と稲妻(8)」(講談社)
- 01/07 売野機子「売野機子のハート・ビート」(祥伝社)
- 01/12 ゆりかわ「DOG END(1)」(小学館)
- 01/12 アキヤマ香「片恋グルメ日記(1)」(双葉社)
- 01/12 つきのおまめ「保護者失格。一線を越えた夜(4)」(大都社)
- 01/13 今市子「タンポポに降る雨」(学研)
- 01/16 もんでんあきこ「すべて愛のしわざ(1)」(秋田書店)
- 01/17 大今良時「不滅のあなたへ(1)」(講談社)
- 01/18 ねこぐち「天野めぐみはスキだらけ!(5)」(小学館)
- 01/20 稲光伸二「性食鬼(9)」(秋田書店)
- 01/20 新久千映「ワカコ酒(8)」(徳間書店)
- 01/20 久世番子「パレス・メイヂ(6)」(白泉社)
- 01/20 藤原規代「一寸法師と姫の恋(1)」(白泉社)
- 01/25 伊図透「銃座のウルナ(3)」(KADOKAWA)
- 01/25 桃栗みかん「群青にサイレン(4)」(集英社)
- 01/27 桃之助「桃之助短編集(仮)」(竹書房)
- 01/30 ゆうきまさみ「白暮のクロニクル(10)」(小学館)
- 01/30 ゆうきまさみ「でぃす×こみ(2)」(小学館)
- 01/下旬 私屋カヲル「猫とごはんと装丁家(1)」(新書館)
_ tDiary アップデート
tDiary 5.0.3にアップデート。 速くなっていてありがたいことです。
rubyも2.2.3だったので2.4.0に上げようとしたらgemでエラーがでて、なんかハマりそうだったので元に戻していったんそのまま。
category_to_tagcloudでエラーが出たものの、category.rbではなくcategory_legacy.rbを使えばいいことが判ったので解決。
tDiary更新が面倒に感じなければまた定期的に書けるかも。
_ 正月に梅田をさまよう
映画を見に行こうと思って夜に梅田に出かける。 電車空いてるわ〜と思って梅田に着いたら、阪急三番街が休館でみんなしまってる。WhityもNU茶屋町もロフトもMARUZEN&ジュンク堂もみんなしまってて真っ暗。
肝心の映画も、咳が出てきたので迷惑になりそうだったのでパスして帰り道にめし食おうと思ったら居酒屋なんかも開いてる店が少なくて、お好み焼き屋なんかは行列が。
仕方ないので淀屋橋まで戻って、結局地元に戻って食べた。
三番街は、1/2からは通常営業の模様。
2017-01-02(月) [長年日記]
_ げみ「げみ作品集」
小説の表紙などで読む見かける「げみ」の作品集。 小説の表紙は割と人物が大きいが、遠景も多い。
表紙だと縦構図になるけど、そうでない作品は横が多くて、見開き収録も多くなっている。
前半の作品は、雨・雨傘や横顔がモチーフになっているものが多いね。
_ 「国立文楽劇場 研修生募集」
京阪の駅に貼ってあった。
三浦しをん『仏果を得ず』という文楽義太夫の青年を描いた詳説がありますが、その中でも、最近は徒弟制じゃなくて研修学校上がりが…って思われているという、研修学校上がりの主人公視点で書かれていたなあ。
2017-01-03(火) [長年日記]
_ ハルミチヒロ『あにいもうと』(白泉社)
『楽園』掲載分。『楽園』執筆陣はほんと素晴らしいよね。
表題作は、ブラコン妹が、兄が婚約者を連れてきて驚き、徹底的に嫌うが、最終的には和解して…。その婚約者の彼女も根性が座ってる。まあ兄もシスコンでしたが。
その他、あこがれてた親戚のお兄ちゃんがチャラくなってしまって残念だとかそういう話で、みんな感情の起伏を見せているなあ。
あとがきの「イライラカリカリしている女の子が大好き」というのがわかる気がする。
_ 佐野靖之『隠れぜんそく』(幻冬舎)
キミの喘喘喘息な僕は、隠れぜんそくじゃなくて判ってる喘息なんだけど、 「咳がひどくても治まると治療しなくていい・薬飲まなくていいと思って祖サボる人が多いが、喘息は自然治癒しないので悪化する事が多い」 ことに対する本。
参考になりそうだったので。
2017-01-05(木) [長年日記]
_ 『月刊少年マガジン(2月号)』(講談社)
竹内友「ボールルームへようこそ」
しばらく休載中だった『ボールルームへようこそ』が連載再開していた(^o^)
テンション(というかぶつかり合い)はそのままです。
浅見よう「掟上今日子の備忘録」
最近なんかサービスカット的なものが色々多いのですが。 いまはパリで怪盗にあるあたり。
2017-01-06(金) [長年日記]
_ 田中相『LIMBO THE KING(1)』(KCxITAN)
『千年万年りんごの子』では東北のりんご農家に伝わる伝習を、『その娘、武蔵』ではかつて体罰事件が元でバレーボール部が解散した学校でバレーボール部を再度立ち上げようとする話と、ジャンルの振れ幅が大きい田中相だけど今回もまたまた。
任務中の事故で片足を失った米海軍軍人のアダム、明晰夢を見る確率が高いというのである仕事にスカウトされる。それは世界を襲っている「眠り病」から患者を救うための「ダイバー」とコンビを組んで患者の夢(というか記憶)にダイブするコンパニオンの仕事だった。
眠り病へのダイブは「逆転移」で死亡する危険のだけど、それがダイブした側にどう見えているのかとか、ダイブした先の世界の見え方がどうなのかを「創造」して見せる腕力がすごい。
2017-01-07(土) [長年日記]
_ 『good! アフタヌーン(2月号)』
桜井画門『亜人』
日本の亜人第1号、スズキ・ジュンというのが出てきているが、(亜人としてどうこうはないけど)いい感じ。
桑原太矩『空挺ドラゴンズ』
ヴァニーさんいつも通り。
水凪竜『ウィッチクラフトワークス』
エヴァーミリオンを白ドレスに変えてしまう多華宮くん。
梶谷きり『輝きのミニョン』
苦手だった握手会で何かをつかんでふわふわと新しいファンを獲得して「恐ろしい子…」になってるところ。
_ 『FEEL YOUNG(2月号)』
岩岡ヒサエ「きちじつごよみ」
岩岡ヒサエの新連載。主人公はフリー?の結婚式プランナー。こういう「出来る」女性って岩岡ヒサエにしては珍しい感じが。
今回は、本好きなカップルのために挙式を上げられる図書館を探す。
ライバルで商売敵みたいな男のプランナーはかつての同僚なのかしらん?
都陽子「ガラスの靴は割れてもはける」
これも新連載。
ずっと追っていたアイドルが結婚するというニュースを聞いて、追っかけ仲間を緊急招集。
集まったら、そろそろ結婚したいねえというような話になって、自分は相手いるよと思って考えてみたらもうしばらく彼氏がいないことに気づいて焦り始める。
長田亜弓「マリッジストラグル」(後編)
前編を覚えてなかったけど。婚活で知り合ってつきあい始めたのはいいが、彼はWEBのライターで自分のことを面白おかしく記事にされてしまったので、付き合いはしつつもネタにされないよう距離を置こうと微妙な気持ちでいるが、どうしても心を許してしまう。どうせ記事にするためにやってるんでしょと突っぱねてしまうが…。
染谷みのる「君はゴースト」
『サンタクロースの候補生』の人。
小説家デビューしたのはいいけど、その後鳴かず飛ばずの主人公の処に、ゴーストライターの仕事が。
その相手はかつて好きだった、今は消えたアイドル真咲遙。
会ってみたらやたらマイペースで戸惑うが…。今回もマネージャーにだまって遊園地にエスコートさせれたりして。
2017-01-09(月) [長年日記]
_ 2017/2月のコミック新刊購入予定
今回の情報源はT-SITE コミック新刊発売日表
- 02/01 田中ユタカ「笑うあげは(1)」(竹書房)
- 02/03 小椋アカネ「彼女になる日 another(4)」(白泉社)
- 02/06 鈴木小波「燐寸少女(5)」(KADOKAWA)
- 02/07 びっけ「ヤギくんとメイさん(2)」(講談社)
- 02/07 御徒町鳩「堀居姉妹の五月(3)」(講談社)
- 02/08 池辺葵「雑草たちよ大志を抱け」(祥伝社)
- 02/09 Kface/イダタツヒコ「ルシエルナガ(2)」(講談社)
- 02/10 ふみふみこ「女装男子とメンヘラおじさん」(リブレ)
- 02/10 木嶋えりん「縛られてあげる」(小学館)
- 02/10 桐原いづみ/住野よる「君の膵臓をたべたい(上)」(双葉社)
- 02/13 小川彌生「銀盤騎士(10)」(講談社)
- 02/13 桑佳あさ「はつ恋、ふたたび。(1)」(講談社)
- 02/13 タアモ「地球のおわりは恋のはじまり(3)」(講談社)
- 02/13 浅野りん「恋とごはんと虹色日和」(少年画報社)
- 02/15 九井諒子「ダンジョン飯(4)」(KADOKAWA)
- 02/17 あだちとか「ノラガミ(18)」(講談社)
- 02/17 えすとえむ「IPPO(5)」(集英社)
- 02/17 犬上すくね「蛇沢課長のM嬢(2)」(小学館)
- 02/20 坂井音太/恩田チロ「姉のおなかをふくらませるのは僕(4)」(秋田書店)
- 02/20 モリエサトシ「しかない生徒会(1)」(白泉社)
- 02/21 黒澤R「先生ごめんなさい(1)」(双葉社)
- 02/23 玄鉄絢「星川銀座四丁目(上)」(KADOKAWA)
- 02/23 玄鉄絢「星川銀座四丁目(下)」(KADOKAWA)
- 02/23 岩明均「ヒストリエ(10)」(講談社)
- 02/23 松本救助「眼鏡橋華子の見立て(1)」(講談社)
- 02/23 花田陵「デビルズライン(9)」(講談社)
- 02/24 加賀やっこ「ゆれるるる(3)」(小学館)
- 02/25 森泉岳土「報いは報い、罰は罰(1)」(KADOKAWA)
- 02/25 おがきちか「Landreaall(29)」(一迅社)
- 02/27 桑佳あさ「どくろさんが見ている(2)」(KADOKAWA)
- 02/27 今市子「ホームレス・サラリーマン(3)(完)」(芳文社)
- 02/28 大武ユキ「フットボールネーション(10)」(小学館)
- 02/28 オジロマコト「猫のお寺の知恩さん(3)」(小学館)
- 02/28 okama「Do race?(1)」(白泉社)
- 02/28 上田信舟「えびがわ町の妖怪カフェ(1)」(白泉社)
_ 『KISS(2月号)』
電子版で買いました。
『逃げるは恥だが役に立つ』最終回でした
マンガはともかくTVドラマ人気だったけど、恋ダンスしか残らなかったような。
天沢アキ『くちうつす』
新連載。キャラの顔に見覚えがあると思ったら『ラブリラン』の人だった。『ラブリラン』は1巻でとまってたのでそのうち2巻をよまねば。
デビューしたものの後が鳴かず飛ばずの小説家、新しい歯医者の医師のさわり方が気持ちいい。
新作を書く機会をもらったものの、苦手な性愛モノだし、編集長は自分の小説のメンタリティが進歩していないのであまり期待していないようなことを聞いてしまい落ち込んでいる中、歯科医とばったり出会ったときに慌てて階段から落ちて右腕を骨折してしまう。
締切が迫っているので、歯科医の申し出を受けて後述筆記でタイプして貰うことになるが、医師から主人公の気持ちが伝わってこない、表面だけ、といった指摘をされて反発していたが、手を引かれながら文章を見直していたら主人公の気持ちに感情移入出来て気持ちよい体験に。
その歯科医も文芸の世界になにか因縁がありそうで。
二ノ宮知子『七ツ屋志のぶの宝石匣』
インクルージョンは個性なので、インクルージョンがあっても悪いわけじゃ無いという志のぶ。
二股社長に買い取られた宝石が気になって尾行するが…。
志村貴子『こいいじ』
まめとの昔の思い出を夢に見て、寝言に出してしまったので嫁さんが気にしてしまう事件。
でもまめも同じ夢見ているあたりが。
六多いくみ『はじめましてさようなら』
今まで読んでなかったので知らない人だけど。
ずっと好きで告白したけど付き合う気は無いと言われているタマ。
大学休んで実家の葬儀屋を手伝っている岸川君の事情を知り、大学卒業したら岸川の葬儀屋に就職したタマが、葬儀を通じて、家族の数だけ事情があることを知る。
2017-01-10(火) [長年日記]
_ 『ヤングコミック(2月号)』
今月は『肉女のススメ』載ってないのね…。
カタセミナミ『従姉妹のお姉さんは家事が出来ない』
新連載。
予備校に通うことになった律は、年上の従姉妹・碧が一人暮らしをする家に下宿すること。しかし久しぶりに会う従姉妹はずぼらで食事も食べずに倒れそうになってるダメな人だった。
わざわざ下宿を選んだ律を怪しんで、碧は律を押し倒して、童貞を奪おうかというが…。
絵は好みなんだけど、さすがにこの流れで犯してやるぞという展開は無いのではないか。
美波リン『お嬢様とボクのかわいいお姫様'』
深雪の母親が押しつけようとしている婚約者の城ノ内が侵入して、シャワー上がりの深雪を押し倒したところに遠山が駆けつける。
とりあえずコートを着せて車に乗せて深雪を自分の家に保護したはいいが、コートの下に何も着ていないことに気がついて…。
2017-01-11(水) [長年日記]
_ 大澄剛『あさは、おはよう』(ヤングキングコミックス)
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ヤンキーや喧嘩ものが多いヤングキングの中で家族や夫婦を描く読み切りを描いてきた大澄剛の短編集。(載った号だけ買って切り抜いてました)
※以下、ネタバレもあるので注意ください。
「スーベニールの花束」。相手を「おにぃ」と呼ぶので兄と妹かと思ったら彼氏が「鬼束」だからおにぃと呼んでたらしい。結婚したらお前もおにぃなんだから…と言ってた時期があったかと思えば、その鬼束が彼女の両親達と誕生日のお祝いをして実の息子みたいに盛り上がる。
しかし彼が去ってからの会話から、「おにぃ」と呼んでいた彼女は既に亡くなっていて(もしかすると結婚前に)、誕生日は家族と過ごすから彼氏とデート出来ないと言っていた彼女のために、誕生日は彼女の両親と食事を続けているようだとわかる。
これ初めてヤングキングで読んだ作品ですけど一番好きだな〜。
「君の太もも」は、年頃の娘がショーパンで太ももむき出しにしているのが気になる父親。その日は娘の彼氏が挨拶に来る日。
彼は野球部、父親も野球部だったが万年ベンチ要員で、ベンチから声援を送っていたけど、声援も大事なんだと言う話をしたり。
娘のどこが気に入ったのかと聞かれて「太ももか?」と考えてしまう父親に、「あいさつがしっかりできるところ」との答え。
あいさつはきちんと出来るように育てたんだとしんみりしてしまう両親。
独立した短編かと思っていたけど、よく読むと舞台が繋がっている。
「君の太もも」の沙紀子は「さよならわんぱく」の近所のお姉ちゃんで、巻末の「ららら」で結婚。
「スーベニールの花束」のかおりは「イコール」のかおり。
かおりの彼氏のおにぃ(鬼束)慎司は「その後、」の兄。
「その後、」にも出ていた鬼束の妹は「ららら」の結婚プランナー。「イコール」の奈穂は「ららら」でちょっとだけ登場。
2017-01-14(土) [長年日記]
_ 森野苺『おはよう、いばら姫(4)』(KCデザート)
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お屋敷に軟禁のように住まわされている志津は、一見多重人格のように見えるが、実は憑依体質で何人もの霊が憑依して入れ替わり表に出てきている。
折角活発になってきた志津が、父親によって病院に入院させられそうになったため、駆け落ちのように志津を家の外に連れ出した哲の逃避行。
祖父の民宿に逃げ込むが。
お金を貰っていたことも判って貰えて、志津の母親とも話が通じて、あとは志津をじゃ生存在と思っている父親との関係さえ何とかすれば…。
哲の母親と志津の母親は昔親友同士で、よく相談に載っていたようだが、今は意識不明で寝たきり。2人の昔のエピソードが出てきた思ったら、哲の母親の行方も…。
ある程度落ち着くところに落ち着いてきたので、次どういう展開なのか。
2017-01-15(日) [長年日記]
_ 雪の弓道場
土曜の晩は久々に雪が降って、深夜には真っ白になっていた。
日曜は寒そうだし道も凍ってるんじゃないかと心配したけど、昼にはだいたい雪が溶けてました。
でも3時ぐらいから冷えてきて、吹雪になったり。
この日は三十三間堂の弓道もあって、振袖で出場女の子が大勢いたんだけど、足元がドロドロで大変だったみたいです。
_ 『WEB+DB PRESS(vol.96)』
第2特集は「Swift 3開発最前線」ということで、iOS 10,Xcode 8,Swiftのパッケージマネージャなど。
余り触らないうちにどんどん変わっていくわ。
ただ、次のSwift4以降は大きな(互換性を失うような)改修はしないのだとか。
あとは、はやぶさ2のソフトウェア上の工夫をJAXAの人が書いているのでそれを読む。
第1特集はGitのPull Requestを活用したレビューの話なんだけど、Gitをつかった共同開発してないのでこれは参考程度に。
_ 六多いくみ『はじめまして さようなら(1)』(KC Kiss)
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タイトルだけ知ってたけど読んだことが無かった作品。KISSを買って読んでたら面白そうだったのでKindle版を。
大学に入ったタマ(珠子)珠子は同級の岸川くんに片思い。何度もデートに誘おうとするものの上手くかわされてしまう。
今度こそ告白をと思った矢先に岸川が休学してしまう。何とかして実家の住所を聞き出して、実家まで押しかけると(ストーカー案件です)、実家は葬儀社だった。
再会した岸川に話を聞くと、社長だった父親が亡くなったので、家に戻って社長代行しているという。
その日は丁度お手伝いする人が急に来れなくなったので、タマの恋心を悟った岸川の母親がタマを手伝いを依頼する。
初めての葬儀の手伝いで見送りの手伝いにも興味を持ったタマは、大学卒業後に岸川の葬儀社に就職することに。
タイトルの「はじめましてさようなら」は、はじめてあった故人とすぐにお別れする葬儀社の仕事から。
2017-01-16(月) [長年日記]
_ 『ひとりごはん(vol.10 本日の定食♪)』(少年画報社)
「ひとりごはん」「みんなの食卓」「思い出食堂」はコンビニ売りのアンソロジーで読み切りが大半だけど、読んでると食べたくなる話が多くて好き。
連載モノは欠かさず読みたくなるし。
桑佳あさ
表紙も描いてる桑佳あさは鶏からと生姜焼きの定食。
診察帰りに、結婚前によく行った定食屋で久しぶりに鶏からと生姜焼きの定食を。
グリコ
グリコは味噌カツ。
転校して心細かったとき、名古屋から転校してきた友達の家で味噌カツをご馳走になって喜んだら、知らない土地に来たもの同士居場所がない気持だったけど「自分の地元の味を好きになってくれる人がいるなら ここもあたしの居場所だなって」と喜んでくれる友達。
久々に食べたらその友達と会いたくなって。
さかきしん
レポートに厳しい評価を出す教授がある日だけ機嫌がいいから、機嫌がいい日を狙おうとして教授の後を追うと、天ぷらだった。
同じように天ぷら定食を食べてしあわせな気分に。
カワカミマコ
夜の街を歩いていたら見つけた回転の良さそうなパスタ屋。
ミートソースのパスタは思い切りかき混ぜたら照りが出ると食べ方の説明があったので、その通り混ぜに混ぜて食べる。
学生時代に先に全部混ぜていたら、行儀が悪いと言われて気になっていた食べ方。でもそのときに助け船を出してくれた男子を思い出してしまって。
ウオズミアミ
バリバリ働いた後はリフレッシュに好物の中華。
海老マヨは、それまで海老チリしか知らなかったのに、よそんちでご馳走になってからの好物。
山川まち
会社で昼食に頼んだ弁当のエビフライの背が曲がっていてテンションが落ちる。
なんとしてもいいエビフライを食べたい気分だからと外のお店に食べに行く。
背がまっすぐ伸びたエビフライにタルタルソースを付けて食べるのが好きという。
2017-01-17(火) [長年日記]
_ 吉田徹『10分で女性を描くコツ250』(玄光社)
この手の、作例画のタッチが好みのテクニック本は好きなので買ってしまうんですが、本書はちょっとタイトルと違うなあという感じ。
「10分で描くコツ」ためのかたちを早く掴んだり線を少なく書くような話ではなくて女性の体やポーズのどこに着目するかが書いてある。
しかも作例が「自分以外の人が撮った(要はネットから落としてきた)写真を見て」描いた例になっている。トレースだと言いたいのではなくて、実物を見て描く・小さい写真を見て描くテンションがポーズを考えて描くのではそれぞれ違うと思うんだけど、ほとんどが写真を見て描いている。
(モデルを見ながら描くところもある)
写真見て描いてもいいけどそれってテクニックの紹介としてどうなのか。
惹かれる写真。って、カメラマンがこれがいいと思ってポーズ指示したり、セレクトした写真なので、見る観点があらかじめ選ばれてるわけで。
元にした写真も対比で載せて、「この写真からここを選んでここを省略したのか」わかるようにすれば良かったのに。
下はyurisaがリブセーター着た写真(参考)から。ウエストにポイントを当てているけど、自分は胸のラインがわかるかリブの曲線に惹かれる写真。
あと関係ないけど、「ボトムズ、レイズナーのアニメーター」という紹介の仕方は今の読者層にどれだけ訴求するんだろうかと気になった。
2017-01-18(水) [長年日記]
_ 六多いくみ『はじめまして さようなら(2)』(KC Kiss)
今回から新キャラ。幼馴染みで僧侶の光明。見るからにチャラそうで、ホストもやっていた。しかも葬儀の相談に来た老婦人をナンパ?
飼い主不明の死んだ猫を持ってきた少年と一緒に飼い主を探して一緒にお見送りしたあと、忙しくても一緒にごはん食べようね、と岸川に伝えたら、珍しく岸川が笑ったので思わず写真を。
手伝いに行った大手の葬儀社の社長はちょっとロマンチスト。
そこに務めている、岸川の初恋の人と言われる女性・黒住に会ったら、無茶苦茶無表情に対応されて…。
遺族たちとあくまで距離を置こうとする黒住とタマぱぶつかるが、死化粧のサポートでお互い歩み寄る。
でも感情移入しすぎるタマが潰れないかを心配して岸川に忠告を。 昔の自分を見てるみたい、と言わんばかりの展開。
順調かと思っていたら、岸川の弟の廻は兄に屈託があるようで亀裂が…。
2017-01-19(木) [長年日記]
_ 住野よる『よるのばけもの』(双葉社)
住野よるは『君の膵臓をたべたい』の時から好きなので、作品は出る度に買ってるのだけど、この話はうーんと言う感じ。
「ぼく」はある時から夜になるとばけものに変わってしまうようになる。目が沢山あって、大きくて、でも小さくなったり粒子のように細かくなることも出来る。眠れないので外を飛び回っていたが、ある日夜の学校に行くと、クラスメートに出会ってしまう。
ネタバレになるけど、学校でのいじめが絡んでいて、無視されてるクラスメートがいて、昼は会話したりしないけど(話をすると自分もハブになるから)、あの夜からは、夜の学校で話をする。仕方なくだけど。
勇気を出したかったけど出せなかったことを「ぼく」は何とかしたいけど、何とかしなくていい理由を探して過ごしているのだが、最後まで読んでも、というか読んだら、途中の描写って何だろうなあ、と思ってしまう。
_ 黒澤R『金魚妻』(ヤングジャンプコミックス)
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黒澤Rがグランドジャンプで描いている読み切り不倫妻シリーズ。
描線も身体も綺麗だしエロくてすごく好き。
金魚妻
夫が浮気してさみしさを紛らわしためか金魚を飼おうとするが、水槽が大きすぎるなどと切れられて金魚を返しに行く。
金魚屋さんは気前よく引き取ってくれるが、売れ残りの金魚に自分を投影しながら浮気されていることを話していると、金魚屋さんに抱かれて。
出前妻
そばの出前をしている奥さん。店は家族経営だが夫婦はぎこちないように見える。
そんな奥さんが常連さんの所に出前に行ったら大雨にあって帰れなくなってしまう。話し込んでいるうちにお互いあやしい雰囲気になって。
弁当妻
これが最初に知った話。一番好き。
会社の先輩が、倦怠期で勃たなくなってしまったので、目の前でNTRされると興奮しそうだから奥さんとセックスしてくれと頼んでくる。
かつて彼女を親友に奪われたこともあって、色々抵抗があり、最初は断っていたものの、色々お膳立てされて、奥さんへの顔向けも出来ないところもあるのでご飯をごちそうに行った流れで、手をつないだりキスをするところから始めるが…。
これは雑誌掲載時の扉。カラー収録されていないのが残念。
ショートカットでスレンダーな奥さんたまらんですね。
見舞妻
小学校で受け持ってる児童の奥さんが飲酒運転していた車をよけようとしてバイクで事故って入院した先生。
お見舞いに行って示談しようと持ちかけると、奥さん次第ですね、と言われたので、おっぱい見せてこれでもダメ?と聞いたらなにやってるのとバカにされてしまう(ヤンママでちょっと迂闊)。
でも次に見舞いに行ったら、アレしてくれたら許してあげます、といわれて、胸を見せてベッドの上に上がったら…。
_ 荒木飛呂彦『ジョジョリオン(14)』(ヤングジャンプコミックス)
ちょっと最近状況がよくわからないんだが、鳩が彼氏だと言って連れてきた環のスタンドに襲われて家の皆が壊滅状態。
でも鳩だけは定助と連携して、屋根の上から部屋の中の環を攻撃。自分の彼氏だと思っていた環を倒さざるを得なかった鳩は、環を倒したまま屋上で涙を浮かべてる・・・のをみてブルース・リーを連想した。
定助は自分の正体が「吉良吉影」と「空条仗世文」の等価交換の結果だとわかるが…とはいえ。
そんなこんなしているうちに東方家に不在だった母親が刑務所から出所する。この人も、手品かスタンドか判らない入れ替えでトランプから携帯電話を取り出したりして癖ありそう。そして次号も多分よくわからない。
2017-01-20(金) [長年日記]
_ 糸なつみ『おとなとこども、あなたとわたし。(1)』(it COMICS)
知らなかった作品だけど、1・2巻同時発売で並べて売っていたのを見て気になって購入。
年の差がある2人の関係を描く連作。(3組が登場)
巻末には短い後日譚あり。
箱の中 (のんと育)
団地でお隣の、高校生ののんと小学生の育。
育はのんが大好きなので、学校帰りにのんの部屋に行ってから帰る。
のんの父親は女子高生と援交してしまい、母親は息子が同じ轍を踏まないか心配。
のんはずっと家を出たいと思っているが、育はのんのいない世界を考えられない。
一枚の絵 (白川と蒲田)
ひとりぐらしの老人白川の所にやって来た青年・蒲田。亡くなった妻が通っていた絵画今日しての講師で、妻の絵を届けに来たという。
頑固じじいみたいなところがある白川と、蒲田は諍いながら亡くした人の思い出を語る。
蒲田は彼女が好きだったので、絵を手元に持っておきたかったといい、白川は妻が絵を描いていたなんて気にもとめていなかった、聞き流していたと思い出し。
ランナーズ (エリと奈々子)
エリの職場の先輩の奈々子は世話焼き姐さんで、いつも綺麗にしていて恋バナも好き。
エリにも世話を焼いて、恋愛に興味が無いと言ったら、恋愛の良さを説きだして。
2017-01-21(土) [長年日記]
_ 糸なつみ『おとなとこども、あなたとわたし。(2)』(it COMICS)
続き。
年の差がある2人の関係を描く連作。前回と同じ3組のその後。
今回は「変化」。「変わった?」と感じたり、「変わってない」と反発したり、「変わらないはずがない」と思ったり。
箱の中 (のんと育)
一人暮らしをしているのんの家に、晩ご飯を作りに通う、高校生になった育。
遅くなったから泊まっていくという育に、女子高生と恋愛をした父親を思い出してしまう。自分が父親と同じことをしていると感じたのんは…。
これ、後日談で出てくるのは、のんじゃ無い人かな。
一枚の絵 (白川と蒲田)
白川の病院通いを送り迎えするなど、頻繁に会うようになった2人。
知り合った頃と比べたら変わったなと2人。
子供はいないが子供がいたらこんな感じかという白川に、何か地雷があったのか反発してしまう蒲田。
これラストの後が気になる…。
ランナーズ (エリと奈々子)
年上の奈々子たちと一緒にいることが多くなったエリ。馴染んできたエリとは逆に、奈々子はだんだんと歳を実感するようになっていた。
_ 『航空ファン(3月号)』
米空軍からいよいよF-4ファントムIIが退役するという記事。残っていたドローン・標的機のQF-4Eで最後の撮影。
"FIFI"に続く2機目のフライアブルなB-29 "DOC"のカラー写真。
レストア開始から16年掛かったという力作。
12/18に亡くなったパイロット・宇宙飛行士のジョン・グレンの記事。
_ 蟻子『あいすべき憂鬱』(リュエルコミックス)
アイスをこよなく愛し、冷蔵庫が置いてあるという理由で生徒会にも入ったアイス男子・雁屋。
雁屋は女子には興味が無いと思われていたが、アイスの行列で出会った美少女マコに一目惚れしてしまう。
しかしマコの正体は、後輩の男子・誠だった。
男とわかっていても会うと胸のときめきを押さえられない雁屋に対して、なぜか誠は積極的にアプローチしてくるが…。
マコの姉ちゃんもなかなかの。
_ 鈴木健也『おしえて!ギャル子ちゃん(4)』(KADOKAWAコミックス)
続き。
好きなものを語ることで苦労してそうなギャル子ちゃん。
お嬢のこれも好きなもの。
判らない説明。
ギャル子姉の高校時代の武勇伝と、その親友の話も好き。
彼女はカレから競泳水着コスプレエッチを求められていると…。
_ 『モーニングtwo(3月号)』
古屋兎丸『アマネ†ギムジナウム』新連載
会社の人には内緒で人形作家をしている貧乏OL。貧乏なのは人形製作につぎ込んでいるから。
萩尾望都などのギムジナウム作品に感化され、ギムジナウムを舞台にした設定を書いている。
行きつけの安い画材店が店じまいするというので主人が秘蔵の粘土を渡してくれる。その粘土で作った少年たちにキスをすると、人形が動き出し…。
花村ヤソ『アニメタ!』
ユキムラが憧れる芹澤監督がスタジオに遊びに来て、九条監督といつものやりとり。
その芹澤がユキムラに目を付ける。
大澄剛『さんぱちのおと』
『あさは、おはよう』の大澄剛の剣道マンガ。4話目。
高校に入学すると、竹刀の規定が「さんぱち」(三尺八寸)にあがって、重く感じる。
あ、女性ばっかりだった。まあいいか。
_ 『まんがタイムスペシャル(3月号)』
宮原るり『恋愛ラボ』
文化祭の打ち上げを兼ねて合同でクリスマスパーティーを。
私服に気合いを入れる男子(中学生です)を母親が冷やかし、それにむかつくけど、告白してきたリコが気合いを入れて来るのが目に見えていて、まだ返事をしていないナギは頭が痛い。
そしてヤンはマキの理解者。
2017-01-22(日) [長年日記]
_ 松本救助/増田晶文『いっぽん!! しあわせの日本酒(3)』(ヤングジャンプコミックス)
表紙の紗々が普段と違ったので買うとき判らなかった…。
今回もいろいろなシチュエーションに合わせた(託した)日本酒を。
_ 瀬那和章『神さまは五線譜の隙間に』(メディアワークス文庫)
丹地陽子の表紙買い。
憧れの調律師として就職したワンコ系男子・幹太、有能だけど無愛想で近づきがたく「SP調律師」と呼ばれている時子が先輩だった。
業界でその名をとどろかせた名調律師に師事していた時子は、師が亡くなった後もまだ届かないと高みを目指し続ける。
これでいいと思ったまだその先を詰めることで「神が降りてくる」という。
しかし時子は練習用の調律は請け負うものの、コンサート用の調律は引き受けない方針だった。時子が断る理由とは…。
調律師の話はいくつもあるが(本屋大賞になった宮下奈都『羊と鋼の森』も)、描かれている話が身の回りになっているので面白い。大舞台を相手にするとかじゃなくて、身近なところで目の前の個々の課題に取り組む感じで、調律以外にも通用する描写になるからかな。
まあ、最後の電話越しで云々はちょっと盛りすぎで、あり得ないと思うけど。
今回は表紙と帯のコピーに釣られて買ったら中りでうれしかった例。 こういうのがあたると楽しい。選択が間違ってなかったことがうれしいというよりは、「表紙も好きで中身も好き」となったら手元に置いてても再読したくなるからね。
2017-01-23(月) [長年日記]
_ 熊倉献『春と盆暗』(アフタヌーンKC)
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紀伊國屋|Kinoppy
これはなかなかのヒットですね。
掲載されていた時にたまに読んでいたけど、絵と妙なテンポの会話やコマが好き。
月と眼窩
バイト募集の時に会って惹かれてバイトに言ったら、サヤマさんはもうすぐバイトをやめるのだという。
彼女はお客さんに人気があるようだが、話の長いお客さんによく絡まれる。
話の最中に手を握っては広げをしているので、聞いてみると、モヤモヤを解消するためのおまじないだった。
それにしても「うつる」とは。
扱いにくいタイプ(^_^)
水中都市と中央線
鉄道オタクのフダくんが働くカラオケ店によく来る女性。一人でも来るけど、いつも違う男性とやって来て、いつも名前が違う。
援交もどきのデートをしてるみたいなので忠告をしてみたらばっさり切られ。
いつも背を伸ばして息をしている彼女。
好きなシーン。
階段をあがる彼女の顔が少しずつ隠れていく。
このシーンも好き。名前を聞かれて、「京王線の布田と同じ字です」「そこには何があるんですか?」「駅があります」「答えになってないし…」
仙人掌(さぼてん)使いの少年
甘党たちの荒野
友だちが映画作りたいというので、イメージを膨らせていて、目の前を風景が遠い未来に荒廃した状態を想定して…とやっていたのに、カノジョが出来たからしばらく先送りだって。
人気のお店の行列で俺の早送りはどうなるんだといったら、「巻き戻せませんか」と話しかけてきた女性。
巻き戻したいのはケーキだった。作り方を知りたい。
彼女の部屋にいって、お菓子作りを繰り返して、課程を覚える。
おいしいと人を殴りたくなる(笑)。
2017-01-24(火) [長年日記]
_ もんでんあきこ『すべて愛のしわざ(1)』(MIU恋愛maxコミックス)
もんでんあきこのエロ路線って、身体の線もいいし、話もエロくて女性もエッチ好きで、好きな話多い。
男性キャラもイケメンなんだけど、色気のあるのが多い。
妄想カウンセリング
会社のカウンセラーとして入っていて社長の相談を受けたときに、性的欲求不満があって…と言われて、妄想がいいんだよねとなったときに話を合わせてしまったが運の尽き。
妄想の相手に自分の名前を使われて、それを毎日聞かされるものだから自分がされてるような気分になって夢に見てしまう始末。
でもそんなことしてられないと婚活パーティに…。
このあたりがまずかった。
それは私じゃ無くて妄想でなぶられている私。
このあたりは妄想に付き合ってたら夢にまで見てしまう(^_^)
いざ結ばれる段になって。
ベッドマネージメント
出版社から小説家のところに付き人として会いにいったら一目惚れ。でも隠し通して使えてきたのに、その小説家は見合いの相手に一目惚れしたという。
女性経験がないから相手になって欲しいといわれて、ほだされて抱かれたものの、探求熱心な彼の攻めがすごくて…。
ラストチャンス
好きだった上司が独立のため退職。送別会があるけど自分はとても行けない。気持ちを伝えられなかったなあとつぶやいたら、戻ってきていた上司に聞かれて、気持ちって何と告白させられる。
その場で盛り上がりそうになったので、オフィスでこんなこと…と言ったら、オフィスでしたかったという上司のストッパーが外れてしまって。
媚薬の効果
弁護士事務所で働く事務員。弁護士は仕事に厳しいがそこに惚れていて、友だちに貰った惚れ薬を入れようとしたらうっかり大量に入れてしまい…。
2017-01-25(水) [長年日記]
_ 私屋カヲル『猫とごはんと装丁家(1)』(Wingsコミックス)
仕事も確かで定評もあるのに、自分の装丁が原因で売れなかったらどうしようと心配性の装丁家・田津美の所に新しくやってきた事務員のあさこさん。
初日から部屋の大掃除をして仕事もバリバリこなす。
田津美を買ってる、チャラいけどそれなりに仕事をする編集者・萩たちと一緒に本を作る。
あさこさんと萩で田津美を廻る三角関係のような側面もあり…。
制作の途中の息抜きにおやつの話題が入ったりするのもまた楽しい。
初仕事あさこさん。
自信の無い装丁家。
あさこさんも何か抱えていて、出番を待っている。
自身を無くすきっかけになった装丁失敗談の原因は萩か。
あさこさんステキ。眼鏡がないと認識してもらえないけど。
_ 『アフタヌーン(3月号)』
今月から電子版で購入。いやー毎月積んでる本を入れ替えて資源ゴミに出すのも大変なの。出し忘れたら本が溢れるし。
沙村広明「波よ聞いてくれ」
まあ、いつもの沙村広明らしいというか…。
吉田丸悠「大上さん、だだ漏れです。」
大上さんがだだ漏れなのではなくて、彼に触ると本音をしゃべってしまうという柳沼君の問題なんだけど、シモのことを考えてることが多い大上さんはヤバいという。
今回はワキ毛のケアをしていたら、他の子はどうなんだろ、男子はどうしてるの?と気になった大上さん。
大上さんがふわふわ女子と思っててワキ毛もないに違いないと思っている、根津さんも興味津々で。
つい触ってしまった根津さんだだ漏れ。
男子のそれが謎。
白之雪「あたりのキッチン!」
清美と少年で調理法の話に盛り上がってるけどついていけない清正。
少年を唸らせる料理を全員で作るというので清正が料理の練習をしようとしたことに感激する清美。
強がるところがお子様。
これ工夫してるけど、注文入ってから考えてる。
フラジャイル
病理医ならわかるものなのか。
「いつもじゃないですよ たまにですよ 3日に5回くらいです」
_ 『KISS(3月号)』
これも電子版で購入。
天沢アキ「くちうつす」第2話
苦手な性愛もの小説を、歯科医の長谷川に添削されながら口述筆記してもらった短編が編集長の目にとまって、連載することになった由夏。
口述筆記だと気持ちがすらすら出たので、今度も口述筆記を頼んでみたいけどと逡巡するが、編集長の評価が良かったことをお礼すると、すごく紅潮して喜んだ長谷川が、口述筆記を引き受けてくれる。
長谷川が表情も変えずに性愛のプロットの誘導をするので、長谷川の素顔を引き出したいという感情も沸き上がって、主人公の心理描写も筆が乗る。
長谷川の口述筆記が手を引かれるようで気持ち良かった由夏。
二ノ宮知子「七ツ屋志のぶの宝石匣」
鷹臣の店に現れたマニアックな客。志のぶには怪しげな宝石を持った不吉な客に見えるが…。
志村貴子「こいいじ」
まめを別れさせた優が、いままでを思い出して…。
ラストページ。まめがしてくれたこと思い出して凹む優。フェードアウトで最後のコマが無いところとか好き。
東村アキコ「東京タラレバ娘」
いつまでもあると思うな的な。
_ 佐野未央子『日日べんとう(8)』
荒井と別れたあと、紫藤と付き合うことにしたものの、慣れない2人だったが、黄理子の家の雨漏りがひどくなった夜に紫藤のマンションに転がり込んで、同棲することに。
新しい場所で新しい繋がりも広がりそうな。
_ オザキアキラ『ふしぎの国の有栖川さん(1)』
凸凹カップル『ハル×キヨ』のオザキアキラ新作。
高校生の有栖川さんは過保護な祖父に育てられたので、門限早いわ男女交際なんてもってのほかの箱入り娘。クラスメートが色気づいてもなかなかついて行けない。
そんな有栖川さんが電車に慌てて飛び乗った時に助けてくれた男子に惹かれる。その時はそのまま別れたが、クラスメートが企画した合コンに連れて行かれた時に再会。
彼・野宮君は男女訪わす人気があるようだが、彼自身は無口で話も弾まないタイプで、合コンで浮いた二人で気があって親しくなる。
交際するつもりではないけど彼に会うのはうれしくて…。
男慣れしてない有栖川さんはいじられる。
バスでうたた寝して野宮くんにもたれてしまったあと。
_ メモ:iCompta バージョンアップ
MacとiOSで使えて同期更新が出来る資産管理(家計簿)ソフトのiComptaがiCompta 6 にバージョンアップしてたので、両方バージョンを上げる。
2017-01-26(木) [長年日記]
_ 大今良時『不滅のあなたへ(1)』
『聲の形』の大今良時の新シリーズ。
1話目から不穏な感じ。
大きな力を持つ何者かが、「それ」を地上に置いてみた。
「それ」は、岩を真似、苔を真似、死にかけた狼を真似た。
狼は人里を求めて彷徨う少年と出会い旅をともにする。少年は誰とも出会えなかったが自分を励ましながら探し続けていた。しかし…。
次に少年の姿を得たそれは、山神様の生贄に選ばれた少女・マーチと出会う。
表紙にも登場して、バイタリティも見せていた少年は第1話で死んでしまうだよね-。この姿の出番がなくなる訳じゃないけど。
出会ったものが死んだときにどんどん真似ていくし、まともにコミュニケーションも出来ないので、誰が主人公なのかもよく判らない状態。
でも「それ」は死なないから、それがずっと登場する役なんだろうけど、今のところ1巻は長い序章と言ったところ。
_ 山本小鉄子『キミトコレカラ(1)』
呼び出してしまった悪魔と恋をしてしまう話、『今夜も眠れない』の続編。
これ出てるの知らなくて、2巻が並んでるのを見て気づいたという…。
これは一応BLなんだけど激しくないというか。
ヒリキとエンドのカップルは相変わらずで今回は吾郎とベルデがメイン。
吾郎の劣情大歓迎のベルデだが、やり方知らないので、お手々つないで寝ましたとか。
ノロケにやられるヒリキ。
事故でヒリキとベルデがキスしてしまって、口直しの「消毒チュー」はエンドからは言ってくれないのかと…。
とか言ってたら、ベルデの母親が決めた婚約者が、邪魔な人間の吾郎を排除しようとする…。
劇中ではこんな格好しないんだけど、扉のエンドとベルデがすごくいい(^_^)