2005-10-01(土) [長年日記]
_ 告別式
angieさんの告別式です。
夕べは到着が遅くて通夜に行けなかったので、久しぶりの対面になる。
ずっと実感がなかったけど、棺の中に横たわる寝顔をみるとああ本当なんだなと思った。やっぱり最後に花を入れて、ふたを閉める時が感極まってだめでした。
その後、参加者の一部で偲ぶ会というか昼食会をしてから大阪に戻る。なんか酒のせいもあって微熱っぽい…。といいつつ新幹線のなかで延々通信してた気がする。
難波でhayamiさんと落ち合って香典返しを渡す。お互い気をつけないとね〜と話をして別れ、長かった二日(といってもたった10数時間)が終わった。
_ 扇智史『アルテミス・スコードロン / 春は出会いの季節です』(ファミ通文庫)
最近ライトノベルというか電撃・ファミ通・富士見・スーパーダッシュ・MF文庫Jはほとんど買っていないけども、何となく表紙からつられて買った本。
挿絵は今になって気付いたがまえに同人誌『holon』を買ったことのある村崎久都。
設定は、、、ガンパレードマーチ+トップをねらえみたいな?女子だけの機動装甲(巨大ロボで戦争)学校。冒頭のシーンはちょっとだるいしもったいつけすぎでうまくない。まだ読み終わってないが、目新しさがない予感。
なんかはじめからシリーズ化ねらいっぽくてすすみが遅い印象。ほんと村崎久都イラストだけかも…。
あこがれの上級生は黒タイツ、という定番。
_ 『ヤングキングOURs(11月号)』
平野耕太『HELLSING』が表紙なのだけど本編は巻頭カラーってわけでもないのか。OVA発売記念表紙という感じ。
水上悟志『惑星のさみだれ』は巻頭カラー。
『朝霧の巫女』、南北朝の頃の話が続いてるが、ぜんぜんおいつけていません。
『コミックマスターJ』最終回。 最後の方はもうなにがなんだか。「それで?」という印象。
2005-10-02(日) 溜まってた日記消化なので日付は適当 [長年日記]
_ 元長柾木『飛鳥井全死は間違えない』(角川書店)
表紙の雰囲気に釣られて買ってしまった。
読み終わって後書きを読んでから気がついたが、表紙は目黒三吉。
いちおうミステリー。どこがミステリーやねん、と思って読んでたら最後の最後で謎解きが出てきた…。
新現実で掲載していたらしいが、ほとんど活字頁読んでなかったので知りませんでした。飛鳥井全死の傍若無人さとか、名前の付け方とか西尾維新あたりを連想してしまった。関わらないようにしようという語り手が、結局物事に関わらないだけでなく、事件そのものについても傍観者で終わってるのがちょっと物足りないか。
帯の「美少女攻略ミステリ」「フラグはどこだ」「リアルギャルゲー」は全くの見当違い。
_ 冲方丁『冲方式ストーリー創作塾』
冲方丁の創作ガイド。
といっても筋道立てて手順を説くのではなく、創作回想みたいなかんじ。とりあえず第一弾はそうするらしい。小説を書く人はえらいひととかいうと、小説を書こうとする人が増えにくいから、文章読本みたいに固くならず参考になるものがあればいくらでも出すよ、後継者がでるなら歓迎よというらしい。
しかし「キミにも『マルドゥック・スクランブル』が書ける!」といわれましても。
こちらの表紙はヤスダスズヒト。
目次
- マルドゥック・スクランブルの書き方
- カオスレギオンの書き方
- 蒼穹のファフナーの書き方
- とりあえず書いてみましょう
- こんな風に言われたんですが
_ 林譲治『ウロボロスの波動』(ハヤカワ文庫JA)
文庫に入ったバージョン。
一気に読んでしまったが、こういうハードSFは好きだわ。出来事には裏付けあり、その上でアグネス、紫怨、アグリなどの人間関係や軽いタッチのやりとりを書いててバランスがいい。
人工降着円盤という仕掛けそもののにはあまり興味がないけど。「飛躍的進歩を促した技術」程度にしか読んでないからな。
AADDを書いたシリーズは続きが文庫に入ったら読みたいところ。
_ 『全国企業アルバイト制服図鑑(Part.1)』(竹書房)
こちらはアルバイト制服版。ウェイトレスとか。普通のものなのでマニアックなコスプレ系ではない。
それぞれPart.2もあるけど、様子見を兼ねているのでPart.1のみ。
_ 『フリースタイル』
最近はあまり雑誌を買わないが(そういえばSTUDIO VOICEも)、わりと好きなタイプの雑誌。vol.2の特集で『私たちの「少女漫画」』という対談があって、やまだないと・よしながふみ・福田里香の3人が出ていてそのあたりでつられて買ってしまった。
とり・みき『ANYWHERE BUT HERE』はTV Bros.の『遠くへ行きたい』ですな。
表紙デザインは平野甲賀、イラストが松本大洋(目次見るまで分からなかった)。
_ きづきあきら『ふたりだけのうた』(Seed!コミックス)
Amazon
きづきあきらの短編集4冊目。同人時代のペンタッチと、『ヨイコノミライ!』あたりからの線の細い絵が混在。
きつい話が少なくて読みやすいしいい感じの一冊。
_ 桂遊生丸『かしまし 〜 ガール・ミーツ・ガール(2)』(電撃コミックス)
Amazon
アニメ化はともかく、桂遊生丸が描く女の子はよいわ。ハイソックスの制服姿も良いけど、エプロン姿のはずむも。
今回は、肝試しでのあゆきの話、カレーを作る話、はずむが合宿に会いに行く話。
_ 『COMIC快楽天(11月号)』
ナイロン『満個室』。男子トイレの個室でオナニーしながらトイレで凌辱される妄想中の女の子。いまさらながら、ちょっと鳴子ハナハルにタッチが似ている気がする。
桜肉馬太郎『祓ってHeaven』。エクソシストが連れている使い魔の女の子、とりついているのを自分の体に取り込んで退治。その代わりエクソシストの精液で浄化してもらわないといけない…お約束ヽ(^o^)丿
巻末の村田蓮爾のページ、珍しく少女ヌードでヽ(^o^)丿
_ 山田可南『少年少女は欲情する(1)』(MIU恋愛MAX COMICS)
Amazon
『少年少女は苦悩する』の続編にあたるシリーズ。お互いエッチですごくやりたいのだが、お互い言い出せずにほどほどなセックスにして物足りない和田君と富高さんの二人。
エッチでよいヽ(^o^)丿
_ よしながふみ『大奥(1)』(ジェッツコミックス)
前から評判は聞いていたが、メロディ読んでないのでコミックス待ちだった。
うーむ、男女逆転だったとは。
疫病が元で男子が大量に死んだため、女性が働かねばならず、若い男子や子種が貴重になった世界、徳川将軍も途中から女性で、大奥には若い男を侍らしている。
いちおう話のメインは大奥での男の嫉妬(笑)の話だが、8代将軍吉宗(女)がいろいろ勝手にやってるのがおもしろい。小姓の類に勝手に手をつけたり、規則破ったり。しかし、男がかつては多かったということが既に忘れられているため、女であっても正式には男子名を名乗る風習に疑念を抱いて記録をしらべ始める…。
2005-10-03(月) [長年日記]
_ 『スピカ(10月号)』(幻冬舎)
Webコミック『スピカ』9/28配信号です。
巻頭は船戸明里『Under the Rose』。きましたよ、ついにウィリアムが…。
いろいろ「善意」でお節介をしているミス・ブレナンつぶしにウィリアムがとうとう牙をむいてきました。例の口のきけないメイドの子の火傷を見とがめたミス・ブレナンがウィリアムのところにいったところ、その娘が焼けた火箸を押しつけられそうになり、やめてと懇願…。ってどうなるのだろうか。
ウィリアムなんでエロい展開にはならないとは思うが…。
(コミックス3巻は10/24発売)
高野宮子『ばら色の人生』は香坂に告白することに。と思ったら間違って弟の征也の下駄箱に手紙を入れてしまい。仮デートでキスされてしまってどうする平沢。
_ 春は出会いの季節です、は予想通り
ガンパレ+トップ+マリみてという話だったなあ。
作者は後書きで少女の戦闘もので描かれることが少ない日常を描きたいと言っていたが、それだったらこんなどこかの作品かと思われるような舞台を選ばなければ良かったのにと思う。
どうしても既存ゲームや小説に収束していくような設定を選んでいる以上、「ゲームのサイドストーリー」と言う感触になってしまうのは否めない。作者が「ゲームの脇役のディティール」を描きたかったのなら仕方ないけど、それなら別の選び方があるだろうに。
おまけにこれいかにも5巻ぐらいは続けないと冒頭のシーンに繋がりませんよ、みたいな雰囲気だし。はじめから長いつもりでネタを振られると中だるみしそう。というか続き読まなさそうだけど。
_ ジャンプ増刊でいちご100%外伝
外村妹の京都の大学生ライフだった。
外村妹って、ヒロインとして絡んでこなかったけど、髪型となんかすっきりした顔が好みだったんだよなー。さつきよりは良かった。それでこの話は大学で映研に入ったら作らずに見るだけのサークルだったので嫌気をさしてでてきたらマンガを描く側の大学生と意気投合して…ということでくっついてるし。本編では色恋沙汰なかったのになあ。
2005-10-04(火) [長年日記]
_ 交響詩篇エウレカセブン #23「ディファレンシア」
簡単にいってしまうと、世間知らずのレントンが自分の知ってる正義だけで人を助けようとさわいで迷惑を掛けて挫折する話。
しかしこれ、あの少女が死ななかったら、路地に囲まれる羽目にならなかったら、なぜ忌み嫌われたのか考えないままではないのだろうか。今回だって考えてなさそうなけど。
月光号では、エウレカが、レントンはどこ?ところで恋ってなあに?みたいな天然な質問を投げかけたものだから船内騒然。
さんざんタルホとも揉めたあげくホランドがエウレカにレントンが出て行ったことを告げる…。エウレカに選ばれなかったのよ!とかあたしが受け止めたげる!っていうタルホの心中やいかに。
_ 交響詩篇エウレカセブン #24「パラダイス・ロスト」
エウレカが壊れてしまって、レントンがどっきりでラーメンを配達したときの岡持とジャージでPXの補給を始めてるし :-)
いっぽうのレントンはチャールズとレイから「パパ・ママと呼んで〜」攻撃でうれしいやら何やら。でも家族のことを聞かれてサーストンだと解ったときにレイは驚愕、チャールズと同乗して出撃?したときにチャールズ達が軍の遊撃部隊でゲッコーステートを追いかけていると知らされて、今までの関係が続けられないことに気付いてしまう。それで結局また舟を出て「パラダイス・ロスト」。
しかし敵側だとわかっただけで嘘だと言ってとかいうのも気が早い気がしたのだった。
2005-10-05(水) [長年日記]
_ 久保帯人『BLEACH(19)』(少年ジャンプコミックス)
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朽木白哉と一護の対決の回、19頁オールカラーがそのままカラーで収録。
話のほとんどが百哉vs一護。前半は
藍染もまだ出てきていないし、百哉の告白も出てこないし、まだあとが長い。
そういえば、藍染が去ってからの後日談の間、雛森出てこなかった気がするなあ…。どうなったんだろう。
2005-10-06(木) [長年日記]
_ おがきちか『Landreaall』
今月のZERO-SUM。
騒ぎも落ち着いて、イオンが一人で練習をしていると師匠がやってきて、DXに勝ちたくないか?と言われてイオンの答えは当然YES。特別授業で訓練です。
そろそろおもりも要らなくなったから旅に出るという師匠の計らいでイオンとDXの打撃系での立ち会い。とうとうイオンがDXに勝ったわけで、前に「お兄ちゃんに勝てないのはおかしい」と言ってたのが何とかなったわけで :)
_ 天野こずえ『ARIA』
アニメではなく、今月のBLADE。
今回は夏祭り。ネオ・ベネチアです。
灯里は藍華とアリスの分も浴衣を買って着付けを教えてあげる。浴衣娘三人がアリシア・晃・アテナの前に。えーと、ネオ・ベネチアですが…。
まあ当て物でぬいぐるみ?をねらってたアリスが良かったからよいか。
2005-10-07(金) [長年日記]
_ 犬上すくね『ういういdays(3)』(BAMBOOコミックス)
あいかわらずのドジカップルとか遠恋カップル。
妙子が不治の病に、、、それは…(読者には丸わかりだが)。
今回は潮と妙子より、薫子のほうが多かった感じだなあ。薫子のエピソードも好きなので問題ないが。「SWAN SONG」の片桐先生もよいけど。
ういういの制服は紺ソックスにスカートの裾のストライプがアクセントになって良い感じ。
_ 大島永遠『同棲レシピ』(ヤングガンガン)
ヤングガンガンで始まった月イチ連載。 前に一回読み切りがあった記憶があるのだけど。
彼女と同棲しようとしたのはいいけども、親父さんが強面のヤクザで娘に手を出したらぶっころーすといわれていて、おまけに彼女は天然に誘惑っぽいことをするので悶々と。
ノリは『女子高生』だな^^;
_ 伊藤剛『テヅカ・イズ・デッド』(2)
読了。
けども、著者の興味と自分の興味がずれていていまいちしっくりこない。読んでても文章が素通りしてしまった。
思ったことだけ書いておきます。
マンガはつまらなくなったのかそうじゃないのか論
他の論者の「マンガはつまらなくなった」論に対して、88年頃以降が視野に入っていないのは論者が用いているフレームの限界といっているが、論者(モノカキ)同士の対立にしかみえない。マンガを楽しんでいる読者に対しての新しい知見がないように見える。
まあ論じる側の問題を取り上げているのだろうが、コマ取りの視点に加えてキャラとキャラクター、誌面とフレームを取り入れれば解決するのだろうか。というかそんな視点から「新しさ」を見いだせないと「おもしろくない」のだろうか?
マンガを読んでても(自分が用意している)マンガ表現技法の枠組に当てはまらないとおもしろくないもの?それで、別の枠組みで論じられるようになればおもしろいのか?
いや、もちろんいろんな枠組みで分析するのはおもしろいのは解るけど、マンガがおもしろいかどうかと、表現史上の新しさが見いだせるマンガがないと言う話がいっしょになってないだろうか。
手塚を起源としない論
これは個人的にはどうでもよいのですが。
上の話とも絡むが、手塚を起源として88年頃で(論者の)年表が止まっていて、手塚を「誤って」起源にしているせいで手塚も変わっているにもかかわらずすべて手塚との対比で語ってしまうことで見えなくなっているものがあるというのだが、今の読者は手塚治虫を知らないこともあるわけで、重要な古典ではあっても、あまり重要視されてないと思うなあ。というか戦前からあった手法だから手塚は起源ではないかもしれないが、この点で新しい、、って話は読んでると不毛。
もちろん技法として手塚が開いた道を(知らずに)踏襲していることは多いのだし、軽んじる必要はないのだけど、ほんとタイトルにもあるように「表現史」上の扱いだけの議論だな。
キャラとキャラクター
えーと、これ、やりたいことが解りませんでした。
それはともかく、「キャラだから悩みないもん」と登場人物が自己言及しているからといって字句通り受け取るのはナイーブと思います。
また、小池一夫が『誌上劇画村塾』でキャラの立て方について確かに「人生があるのだとわかるような」話は合ったのですが、文脈としては人物を登場させるときに見分けが付くようなエピソードや特徴とセットにすれば大勢だしても印象に残ると言う話と並んでいるので、「本当に実在する人間」の様にに見せることが主眼ではなく、「登場人物の人となりや行動が」想像できる程度に印象づける必要がある話ではなかったかと思います。つまり、リアリティというよりはキャラクターの特徴を出そうと言う話だという認識です。
2005-10-08(土) [長年日記]
_ 緑川ゆき『夏目友人帳(1)』(花とゆめコミックス)
Amazon
夏目は妖怪の類が見えて困ってしまう体質。
今は亡き祖母が昔妖怪どもと勝負をして勝った証に名前を書かせて僕にしていたという。それを記した友人帳を持っていると知って、解放してもらおうと妖怪達が迫ってくる。縛り付けていても仕方ないので順次名前を返して解放していくが相手もいろいろで…。
まねき猫にとりついている妖怪、通称「にゃんこ先生」は友人帳をねらっているけども、悪用されては困るので、返し続けている最中に死んだら譲ってあげるという約束でいっしょに行動をしている。
と、緑川ゆきらしい、なんでそんな設定やねーん、というか。
妖怪も単に怨みがあるだけでなく、祖母に呼び出してもらえなかったので寂しかったとか、いろいろあるのだった。
2005-10-09(日) [長年日記]
_ 旧作を引っ張り出し…
『築地魚河岸三代目』を古本で読もうかと探しに行ったら在庫になく、仕方ないので他の棚を眺めていたらいろいろ読み返したいタイトルに当たってしまったので何冊か購入。100円本だけど。 持ってるけど発掘できないから…という話もあり。
高野真之『ブギーポップ・デュアル 負け犬達のサーカス』
高野真之がプロデビュー?として電撃大王で連載していた作品。小説のブギーポップのエピソードとは関係がない話で、「ブギーポップ」というキャラクターだけが共通。
それはともかく主人公の保護者で保健の先生でもある五十嵐初佳せんせーが良い感じなのだわな〜。
高野真之らしく全体にしめっぽいというか甘ずっぱい?雰囲気が漂っていてこれはブギーポップじゃないと思う人もいるかもしれないがこれはこれで良し。
今見ると顔の造作とか最近の絵より崩れてる感じ。
松本嵩春『2hearts』
Amazon(1)中古のみ
全4巻だけど。いまはなき少年キャプテンコミックス。
音叉を使う
粉味『必勝 試験に出る!女子高生』
最近描いてないので忘れられてそうだが、好きなマンガ家さん。
今は亡き『リュウ』連載分のアニメージュコミックス。そういえばこっちも徳間だな。
パワフル女子高生の駒井ちゃん。 やじきた学園道中記とも共通するが、制服のスカートを翻し、ペチコートの裾をひらひらさせながら健康的な脚をむき出しにして駆け回る姿がよいのだった。粉味は脚が特徴だし。
『みんなでお茶だ!』『ジャれんじゃねえ!』もよいのだが、みんな絶版なのが寂しい。
西川魯介『屈折リーベ』(ジェッツコミックス)
Amazon
ご存じ眼鏡っ娘LOVEの定番で、キャプテンの連載分がファンの熱い要望で白泉社から出たもの。連載は1996年、コミックスが出たのは2000年。
今見ると西川魯介にしてはおとなしいという気もするけど、ノリは変わらず。主人公がいかに篠奈(の眼鏡姿)に惚れているかを熱く語っていて、キーワードを出せば読者に解るだろうというような安直な姿勢でないのがまたよいところ。
このころは西川魯介をほとんど知らなくてしかもキャプテンもつぶれたので「なんか西川魯介というマンガ家が濃い漫画を描いてたよなあ…」という記憶だけが残ってしまった。まあおかげで伝説化していたのだが。
まだ絶版じゃないみたいだけど、いつまでもあると思うな親とマンガ。
_ 萩尾望都『スターレッド』読み返し…
上の流れで何となく本棚を漁っていたら出てきた。普段は後ろに隠れていて見えないので忘れてたのだった。
手元にあるのは作品集第II期の物だけどこれも絶版でいまは文庫しかないようだ。もったいない(追記:奥付を見たら連載が1978〜79なのはともかく、作品集でさえ第1刷が1986だった。そりゃー年取るわ)。
火星人であることを隠して地球でくらすレッド・
星の紙面上のルックスもいいのだけど(まあ萩尾望都のはみんな顔の造作が好みだが)、読み返すと結構短い話で、話がどんどん進んでいくのだよなあ。全くよどみがない感じで読んでて引っ張られていく。火星に行ったらコマンドにあって、ペーブマンにマークされ、長老達に会って逃げ出すことになり、、、すべての行動が次の話とリンクしている。
さんざん読み返した話なので紙面やセリフが浮かんでくるぐらい。最後の方の「昨日の火星 明日の火星 一年まえの火星 百年まえの火星 砕けている 砕けているわ」とか「小さくおなり 小さくなって入りこめばいい」「ぼくはすこしだけからだをかえればいい」とか、もうなんというか今みても構図と台詞と流れがマッチしているし、読み返すときの記憶ともぴったりマッチして、好きな曲を聴いていっしょに口ずさんでいるような一体感があるのだった。
ついでに『A-A'』も読み返してました。
_ UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2 (Ver.4.20)
TeraTermのssh2対応版というのは一年ほど前に試してみてたのだが、n-mixのtryで話が出ていたので最新版に入れ替えてみたらかなり変わってるし〜。日本語版なんてのもできてるのね。
というわけでメニューが日本語対応の4.20にしてみました。
_ 白いドリンク
うまいものじゃなくてジャンクフードのような気もするけど。
カルピスウォーターとか白い乳酸系ドリンクが昔から好きです。
- カルピスウォーター
- 普通に手にはいるのがこれなので買うことが多い。ちょっと飽きる。
- アンバサホワイトウォーター
- 昔(10年前)は350ml缶を毎日飲んでいた。最近見かけないけどたまに売ってるのだよなあ。そういえば復活したとか。今飲むとかなり甘ったるい。
- スコール
- 「愛のスコール」は有名だけど製造元は宮崎県の「南日本酪農共同株式会社」という(多分)マイナーなところ。ファミマで買うことが多い。ローソンでは店によって扱っていることがあるけど、ばらつきがあるのが難。これも微炭酸と乳酸系がマッチしていて好みなのでしょっちゅう飲む。腹がふくれるので腹が減ってきたときによいということも :)
- 白い三ツ矢サイダー
- 小さい缶は見かけるがペットボトルはあまりコンビニでは見かけない…。さすがに三ツ矢サイダーなだけあってスコールよりは炭酸が強めである。といっても微炭酸の部類に入ると思うけど。
- カルピスソーダ
- これも大阪ではプレーンなものはコンビニであまり見かけない。メロンとかフルーツミックスとか新製品のお試しっぽいのは出回るけどたいがいイマイチである。
この中ではスコールが一番飲む頻度が高いのだけど(1〜2本/2日)、白い三ツ矢サイダーが買いやすければもっと飲んでるだろうなあ。
ちゅうかね、コンビニの商品が偏るのはしかたないけど、ミネラルウォータとか緑茶ばっかりというのは勘弁して欲しい。何種類置いてるねん^^;
_ 交響詩篇エウレカセブン #25「ワールズ・エンド・ガーデン」
歩いている最中に倒れてしまったレントンが拾われて目を覚ましたのは民家のベッド。そこの主のウィリアムは絶望病の妻を持つ、気の良い青年。自然主義的な話を聞かされたあとで、絶望病の妻の世話をしていてつらくないかと聞いたレントンに対してウィルが言ったことばでエウレカのそばにいるべきだと思い出してまた旅立つ。
と、ロードムービーっぽい展開が続いているのだが、連続でやられるとつかれるのだった。
ゲストキャラ・ウィルの声は古川登志夫。演技に不満はないのだけど「よく聞いた声、よく聞いたしゃべり方」なのでそこだけ場慣れしているというかスレてしまったような感じになってしまった。TVで洋画の吹き替えを聞くときのような。
2005-10-11(火) [長年日記]
_ 頭痛
土日は腹の調子が悪かったのが今度は頭痛。
ひどい痛みではないのだが、たまにあるんだよなあ。結局会社も休んでしまった。それで家でも安静にしてたけど、何か読んだり片付けたりしようかと思いながらもなにもせずなんかフラストレーションが溜まってしまった。
_ オーバーマン キングゲイナー #1,#2
ということでバンダイチャンネルでブロードバンド配信が始まってるキングゲイナーです。これDVDで全部買ってもいいかなあとは思ってたけど、金もないし。
中村嘉宏のコミックスを先に読んでしまったので設定やキャラは知ってしまってるのだけど、1話2話だけみてると背景やキャラクターの名前とか全然解らんな。こういうもんだったかも。
「シベリア鉄道が〜」という声や「アデット・キスラー!」とかフルネームで呼んでみたり、ああ富野アニメ…と思うなあ。
ジャボリちゃんとかやっぱりよいのだけど、踊り子のミーアはまだ本人が出てこないなあ。これもまた良い感じ。アデットは初めのうちはまだまともなのですな。頭に血が上りやすいだけで。
全体に声優がヘタな印象(声が出てないというか、声を張り上げてる場面でもそう見えない)はあるけど、これはこれでよいか。
この作品は全26話なんだけど、やっぱりこれぐらいでないとなあ。エウレカセブンの4クールというのは長すぎる。長いと言うより、密度が薄くなりそうで。
2005-10-12(水) [長年日記]
_ 1/6 DOA かすみ ブラックVer.(かすみちゃんクラブ限定)…
いや、これテクモのファンクラブで「かすみちゃんクラブ」と言うのが出来たそうで、会員限定バージョンらしいです。
まー、母体はMAXファクトリーのかすみ(C2ver.)[Amazon]で、単なる色違いなんですが。どっちにしよう。って、飾るところもないので買わないし。
2005-10-13(木) [長年日記]
_ 『コミックビーム(11月号)』、入江亜季新連載
前に予告があったとおり、入江亜季の『群青学舎』が連載開始。 『流星学舎』とは関係が無くて、学舎を舞台にしたオムニバスシリーズらしい。→入江亜季(入江アリ)「あり胡同」
森薫『エマ』。アメリカまで追いかけてきたウィリアム。あっさりエマを見つけてるし〜。で、問題はこれからですな。
志村貴子『放浪息子』。お姉ちゃんの制服を着て怒られたり。そりゃあ自分より弟のほうがかわいかったら怒るわなあ〜 :-) 部活の活動場所が同じせいでさおりんと高槻くんがいっしょになってしまって佐々ちゃんは仲を取り持つのに大変です…。
_ 彩画堂『ハナさんの休日』(アクションコミックス)
Amazon
同人誌では長く活動している彩画堂の商業誌初コミックス。
普段は地味OLのフリをしているハナさんはアフターは痴女として男をからかったり食ってみたり。。
カラーとモノクロのタッチに差があるなあ。
2005-10-14(金) [長年日記]
_ 『Dokiッ!(11月号)』
萩尾ノブト『ADパラダイス』。こんどは看護婦に迫られてHしているところを先輩に目撃されていい感じが台無しに。
春輝『秘書課ドロップ』。連載2回目。秘書課に入ったとはいえやったことは先輩とHしただけで、好意を抱いているあの子には嫌われるだけ。
_ 『別冊ヤンマガ(No.12)』
記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』カルト編はクライマックス。次号で完結だとか。
『リップス』は訪日中のお姫様とのアバンチュール…。日本の勉強のためにメイド喫茶というのはちょっとどうか?
で、次号から、ぢたま某の新連載がはじまるという予告がでているなあー。 →『kiss x sis』(読み切りの連載化?)。
2005-10-15(土) [長年日記]
_ SEA関西SPIN 世話人会&勉強会
いつものように月例のSEA関西SPIN 世話人会・勉強会。参加者7名。
SEPG Japan の報告とか、プロセス改善に対するモチベーションの話とか、SEPG不要論とか。
2005-10-16(日) [長年日記]
_ 情報処理技術者試験(PM)
受かってないので今年も受けてたりする試験。
なんか今日はぼけてて何度も間違いをしてる。頭しびれとるのー。
- 午後Iの試験。4問解いて時間がぎりぎり。いつもはもっと余裕あったのになあ〜と思ったら、4問中3問選択すれば良かったのだった。無駄じゃん^^;(いや、選択するはずなんだがな〜と思ってみてたのだが、問題の中に書いてなかった。裏表紙に書いてあったのだった←よく読まないやつ)
- 午後IIの開始時刻間違い。受験票見てれば良かったのだが黒板に書いてあった時間をみてうろ覚えでコーヒー飲んで時間つぶしてた。憶えてたのは退出可能になる時間だった。10分ほど遅刻^^;
- 午後IIの終了時刻。これは何と間違えたのかなあ。16:00終了なんだけど、15:40までと思ってあわてて書いていた(ということに15:40になってから気付いた)。でも結局あまり書き直せる部分がなかったので16:00になる前に退出してきた。
論文は相変わらず手応えが解らん。出来なかったという感じはしないけど、絶対大丈夫という気もしない(去年も論文で落ちてたし)。
2005-10-18(火) [長年日記]
_ 『開発の現場(vol.2)』デスマーチ対策特集
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反デスマーチ大研究。デスマーチに対して「反」ってなんか変な日本語だと思うけど、要はデスマーチ防止・脱出の話。
割とうちの現場で説明したり読んでもらったりするのに向いてそうだったので。
2005-10-19(水) [長年日記]
_ 『コミック百合姫(vol.2)』(一迅社)
林家志弦『ストロベリーシェイクSweet』。いつも通り。しかしモデルデビューでふたりは会う時間が削られていくので反動が…。
袴田めらまで初登場『名もなき国の恋の歌』。同人誌で書いてるのとノリは変わらない気がするが、お嫁に行くお姫様とお付きの忍者。といっても西洋のお姫様だけど…。なぜくの一。
ナヲコ『voiceful』は続いていたのか。あこがれていた歌手に出会ってっていうシリーズ。不安な気持ちのまま続いてるし。
『初恋姉妹』カンニングの疑いで攻められて、、、って、なんじゃこの幼稚なシナリオは。
2005-10-20(木) [長年日記]
_ 『サンデーGX(11月号)』
やまむらはじめの久々の『境界戦線』シリーズ『LONELY ROAD』。 小夜子って前にも出てた日本刀使いだっけか。かつての師匠(恋人?)に裏切られて殺しに向かう、、と言うシチュエーションで思い出したけど、母親を殺しに行く娘というのもあったなあ。自分の手にかからないで死んでしまうのだけど。
しらんまに先月からはじまっていたらしい、いけだたかし『落語天女 おゆい』。
まえは高橋しん似のタッチで割と好みの人だったんだけど、絵柄がやや萌系に変わってしまった。高橋しんの影響から抜けたかったのか、マーケティング上のねらいでやってるのか知らないけども、こういう路線にしなくてもいいのになあ、、と思った。衣装もミニスカ巫女というか、『戦聖女うぉ〜ずGフレイン』のような…。
_ 太田虎一郎ってパチスロ誌でも描いてたのね
いやまったくしらんかった。
たまたまコンビニで『スーパーパチスロ777』を立ち読みしたら『おぎゃるとらぼらとりぃ』『おきゃるとらぼらとりぃ』が載ってるじゃないですか。しかも第12回で1周年。気付くのが遅すぎる…。
まあ前にもしけたみがの『SLOT☆STAR』を連載してたのでその系統のマンガ家は割と出てきそうなのだが、今回のは実機レポート込みだからなあ。
_ 『ヤングサンデー(vol.47)』、青旗のぼる
まえに『オトメダケ』を描いた青旗のぼるの新作は『Hey Girl』。ってようは塀の上を歩いてる変な女の子なんだけど :-)
新聞配達中に彼女を見かけて一目惚れした主人公は彼女の気を引くために声を掛けたり、同じ土俵にあがるために塀の上で待ったり(笑)するのだが、逃げるばかり。 聞いてみたら体が弱いから外出禁止を命じられているが、塀づたいなら敷地内だからいいだろうと無理矢理条件をのませて外に出ているという…。
って何にしても変じゃ。絵も微妙に抑えてるというか。
_ 『ヤングジャンプ』制コレOG
いや別に、制コレOGタレントが映画で活躍してるという巻末グラビアで制服&ハイソックスの写真が載ってるからって買ってるわけではないですよヽ(^o^)丿
葉月京『Wネーム』は100万円で蓮の処女を競り落とした相手。本物の蓮にお金を渡して姉を解放してあげて欲しい、と、、ここではじめて天ちゃんがs正体を明かす。あ、コミックス2巻でてたのか。気がつかなかった。
華麗なる食卓は、お着替えシーン。逃げ込んだ先が女子更衣室で、仕方なくロッカーに隠れて、、というのはお約束ですな。
2005-10-21(金) [長年日記]
_ 『電撃大王(12月号)』
苺ましまろフィギュア、今度は「健康」の美羽です。
山下いくと『ダークウィスパー』そろそろ艦内乱闘の終わり。キャビテータで泡でくるんで飛ぶように高速移動ですか。しかし相変わらず時間の前後関係がわかりにくいぞ。
高野真之『BLOOD ALONE』は、ミサキ初デートのときのワンピースをあげてしまったのをマリアが返してくれて、、、。でもクロエがワンピースのことを憶えていてくれたので安心しているミサキ。
『電撃マ王』(本当は「魔」のなかがマ)ってのができるのか。思わず「今日からマのつく〜」のための雑誌かと思ったが。
2005-10-23(日) [長年日記]
_ 八月薫『アンチックロマンチック(3) 蜜壷鑑定編』
完結編だった。
この巻は妄想が激しくて各話の冒頭はたいてい聖衣子との妄想をみているうちに現実に。でも聖衣子の表情もまんざらではなくなってきて最後の話では、酔ってるだけなのに媚薬を飲まされたいうことにして裕介に迫ってみたり。
_ 志村貴子『ラヴ・バズ(3)』(YKコミックス)
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近所に入荷しないものだから今頃になってしまった。これも完結。
またまた逃げる藤かおる。なかなかのへたれ主人公です。
で、ゆりちゃん泣かせたり。最後のサプライズとか、ゆり×よーこちゃんのキスとかが良かったり。
_ 『コミックハイ!(12月号)』
大島永遠『女子高生』アニメ化?うーん、まあいいか(どうでも)
山名沢湖『委員長 お手をどうぞ』の最終回。完結づくしだな。 最後なので委員長が委員長に疑問を抱いたものの、委員長だらけでなんだか :)
とらのあなで買ったら、コミックハイ!応援(販促)ペーパーが付いてきた。タカハシマコ、山名沢湖、大島永遠、紺條夏生の4名のカット。
_ 鶴田謙二「スケッチブック・ボイジャー」ポストカードセット
わんだ〜らんど難波店で売ってたもの。
演劇集団キャラメルボックスの「スケッチブック・ボイジャー」の告知に鶴田謙二のイラストが使われていて(→スケッチブック・ボイジャー)、その関係で?でた12枚組のポストカードセット。チャイナドレスが2枚もあるのがまたうれしかったり。もう一組買っとこうかしら(来週も残ってたら)。
(でもこの告知ポスターは鶴田謙二と言うよりはむらかわみちおにみえる…)
_ I've SOUND『I've GIRLS COMPILATION Vol.6 "COLLECTIVE"』
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2回ほど発売日が延期になったせいで買いそびれて今頃になってしまった。
LAMENT & OUT FLOW 以来のコンピレーションアルバムですが、最近のメジャー系のサウンドになってきたからちょっと感覚がちがう…。でもなじむのにはいつも時間がかかるのでiPodでリピートして聞いてます。
プレイリストに「STOKESIA」→「reglet」→「verge」→「disintegration」→「LAMENT」→「OUT FLOW」→「Collective」→「SHORT CIRCUIT」→KOTOKOのシングルいろいろ→Liaいろいろ→Animサントラ→CROWDサントラ→EMUサントラ…とまとめて入れてあって定期的にリピートしているので長ーいのだが、割と飽きなかったりする(いまみたらこののプレイリストは5時間22分あった)。
(ちなみに好きな40弱の曲は別のプレイリストに)
2005-10-24(月) [長年日記]
_ 船戸明里『Under the Rose(3) 春の賛歌』(幻冬舎)
ヽ(^o^)丿
ライナスやミス・ピックとぶつかるミス・ブレナン。ライナスの場合は実は弟思いだったりするのでよいけども、夫人は伯爵と手をつないでみて赤面して、その余韻でウィリアムとも手を組んでみたりして、ウィリアムが逆に驚いたり。 その奥さまは夜、庭にいるところをミス・ブレナンに見られて、だれにも言いませんと言われたのを脅迫と受け取ってみたりでいろいろと大変です。
9話の最後、メイドをいたぶるのはやめてと懇願したミス・ブレナンにウィリアムが何をしたのか、連載では描かれていなかったのでどうなったのか解らなかったけど、単行本ではしっかりウィリアムに凌辱されてるし…(つうても小さいコマが3コマ増えただけですが)。まあその前に「熱に浮かされた/僕が静まるまで/目を閉じていてくれたら/それですむんです」とか言うとるし。
ウィリアムは破壊衝動だけはあるからなあ。今までメイドには傷は付けても手を出してなかった(と思われる)のは逃げると思ったからかなあ。ミス・ブレナンならプライドがあってすぐには逃げないと思ったかプライドをつぶすためか。
この続きは10/28のスピカで!(なぜか宣伝)
_ KITA(紺野キタ)/木藤亜也『1リットルの涙』(幻冬舎)
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原作は知らないのだけど、押しつけがましい感動ものにはなってなくて、体が不自由になっていって学校にも通えなくなるのだけど、みなに疎ましがられているのだと悪い方向に考えてしまう自分の心を押しとどめている女の子の話。
このマンガではクライマックスがあったり、ラストでなにかあるわけではなく割と淡々としているのだけど、紺野キタのタッチにうまくあっている。
_ 『アフタヌーン(12月号)』
田中ユキ『神社のススメ』。真鍋さんとの仲は進んでないけども、新しいバイト巫女が。バイトにがんばりすぎて彼氏に振られ…変なやつ :-)
無限の住人、復活の夷作は上下合体したのか、、、すごいなあ。
先月からの柏原麻実『宙のまにまに』。タッチも軽くてのりも良い。 わりといいのだけど、アフタヌーンというよりコミックハイだなあ、、と思ったりする。
四季大賞の山本きり『さくらふる空のむこう』。タッチは好みだが、いかにもアフタヌーン的なので、もうちょっと差異が会ったほうが…。まあヤンマガもヤンマガ的なタッチのが多いが。
2005-10-25(火) [長年日記]
_ 小川彌生『きみはペット』最終回(Kiss)
先月読んだか読んでないかおぼえてないのだけど、突如最終回。
しらないうちにスミレとモモの結婚式。
でも式の当日に花嫁がいなくなって…。
最後は回想から今に戻って締めくくり。
_ 南澤久佳『魔法使い養成専門マジックスター学院☆☆☆(トリプルスター)(1)』(ZERO-SUMコミックス)
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ZERO-SUM WARDで読んでたので。ただしこんどZERO-SUM本誌に移る予定。
WARDでしか知らなかったしはじめは斜め読みだったので背景を知らなかったが、トリプルスターの前のシリーズがあったのか。でもそこまで読むかというとちょっと微妙…。魔法学院を舞台にした作品だけども、魔法っつーよりは森と納のボケツッコミの話のような…。
森のために氷の薔薇を魔法で作ってあげたことのある納、アニマルマスターの試験をうける森を応援するのに「いつもあなたを見守っています。あなたのファンより」と氷の薔薇を。「氷の薔薇の人!…」おい :-)
2005-10-26(水) [長年日記]
_ 『世界の傑作機/ A-5ビジランティ』(文林堂)
買うのが遅くなったけど、世傑の最新号はトランペッター 1/48 1/32キットがでたビジランティ。
マッハ2級の艦上核攻撃機として誕生したものの、運用が変わってしまって偵察機になったビジランティ。A-5としてよりもRA-5Cのほうがはるかに知名度が高い。しかし艦上機としては大きすぎて不便そうである。すっきりした形は好きなんだけど。
そういえばハセガワ1/72はかなり古くてアレなんだけど、いい1/72キットってでてないんだっけ。
_ 『プリンツ21(2005/冬)』恋月姫 密やかな唇
prints 21の最新号は球体関節人形作家の恋月姫。
恋月姫の「アンジェリックメイデン」誌上頒布をやってますね。価格、180万円…。買えんて。
_ 『電撃帝王』
いや立ち読みですが。
林家志弦『はやて×ブレード』の番外編は、しぐまが恐かったものは。。。というかのぞき退治に両刀使いならぬ二刀流。
桂遊生丸『かしまし』の番外編ははずむたちのパジャマパーティ。
2005-10-27(木) [長年日記]
_ 『ユリイカ(11月号) 文科系女子カタログ』
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いやこういうネタ弱くて。
対談は『オタクvsサブカル』に繋がるモノがあるけども、前半はやはりユリイカだなあ…。自虐的であっても出てくる名前がことごとく文化系(この場合はユリイカ、マリクレ、リテレール読みそうな)だし。いわゆる腐女子の特集ってわけではないが、話題の対象が腐女子であってもこの語りは接点が薄そうだ :-)
_ 少女マンガ誌でも「メイド=エロゲ」?藤崎真緒『柊館へようこそ』
藤崎真緒『柊館へようこそ』(前編)。
どん底会社員の主人公のところに祖母の遺産が転がり込んできた。遺産と言ってもお屋敷だけど。行ってみたら今どきの日本で執事とメイドがいて。
で、迎えに来たメイドをみた主人公のリアクションが「これは何のエロゲーだ?」
「メイド=マニアックな趣味」としかみれないのはまあ正直な感情だということでいいとして:-)、肝心なのはこれが『メロディ』に載ってるマンガだということで。少女マンガでもここら辺はもうコモンセンスなんでしょうか。
いや、メロディを普通の少女マンガ誌に数えてはいけないのか…。 (たとえば川瀬夏菜『知らない国の物語』では観光小国のお姫様である主人公はメイドの格好もするが、これはもともと王室にメイドがいるし決して萌対象ではないことになっている)
2005-10-28(金) [長年日記]
_ おがきちか『Landreaall』&サイン会12/4@池袋
10/28発売の『コミックZERO-SUM(12月号)』。
おがきちか『Landreaall』はお祭りのための衣装とパートナー探しににぎわうアカデミー。イオンとDXはパートナーを見つけていないが、買い物に。フィルは短剣投げの腕をアンちゃんに知られて騎士団を勧められて見学に。DXも野次馬で同席。それはそれとして酒場の券を偽造して儲けようとしていたDX達ですが…。
は、いいとして、今度一迅社から新装版がでる『エビアンワンダー(1)(2)』(REACTの前)の発売を記念して、12/4にとらのあな池袋店でおがきちかサイン会あり(いけないけども)。詳しくは本誌読め。定員は120名までだとか。
あとおがきちか本人のページによると
来年「Landreaall」ドラマCD化の予定…!
だそうで。ううむ。そういえばよしながふみ『大奥』のドラマCDというのも…。
2005-10-29(土) [長年日記]
_ 『スピカ(11月号)』
がーーん、船戸明里『Under the Rose』載ってないし。来月予定にもないなあ。先月号見直したけど休載予定とか描いてないみたいだし。どういう予定なんだろう。
高野宮子『ばら色の人生』は神坂弟とデートしてキスされそうになった平沢ちゃん。デートしたことがクラスメートに知られて当然神坂兄にも伝わるが、疫病神と嫌ってるはずの神坂も「許さん」と気が気でない。でも自覚してないのでなぜだめなのかわかってなかったり(お互いに鈍感)。
_ 『COMIC快楽天(12月号)』
MARUTA『幼虫』。図書館で男を誘う図書委員の女の子。基本的には同じ男とは二度と交渉を持たずとっかえひっかえ。気になっていた先輩とだけは、先輩の気持ちを振り向かせるために何度も相手をして。でも最後はただのセフレでおわってしまう。片思いっつーか、えーと、主人公の気持ちの落としどころはどうよとおもうけども、エロイからよい。
MGジョー『隣のみなも先生』今回はまなもさんがシャワートイレでお尻オナニーをしているのを聞いてしまって、まなもさんが赤面。その後も気まずい状態に。勉強を見てもらっているときにその話でエッチな状況になるが、いっぽうみなも先生はまなものことを噂している男の話を聞いていた。
今月は、ハマダユタカ無しなのね。
_ 『ヤングキングOURs(12月号)』
いろいろクライマックスです。
トライガンマキシマムとヘルシングは戦いの真っ最中、一体どうやったら死ぬのかという感じだが1月分の話ではなにがなんやらわからんぐらいなのでなあ。ピルグリム・イェーガーもそんな感じ。
ジオブリは封印されたデータからの記憶に出てきたのは昔の神楽、竜と菊島社長と、厚生省の入江。このときからつるんでいたのか、というかこのときは手を組んでいた?
大石まさるの読み切り40頁『キディムナ・マディムナ』。海とかあの両親とか、大石まさるらしいのだけど、どうも「ヨコハマ買い出し紀行を鶴田謙二の絵で描いた」みたいな(どんなんだ)印象がのこってしまう。眼鏡のすがたが似てたからかな。
超人ロック『冬の虹』は、なんとか原子炉暴走もロック達が無理矢理制御棒を入れて止めて、原子炉を壊すためのハープーンも起動をそらして惨事は免れたけども、軌道エレベーターの基部に損傷が…。 ということより、ここではじめて「冬の虹」ということばがでてきた。最終回かと思った :-) 冬の虹、最終回は次号です。
_ 高野宮子『ばら色の人生(1)』(幻冬舎)
近所に入ってなかったので遅れた。『スピカ』連載分です。
親が一戸建てを買ったので中学時代一時期暮らした街に戻ってきた平沢恵。 転校先の高校では割と既になじんだけども、一人だけ平沢を毛嫌いしている男子がいた。かつて平沢を疫病神のような存在として見ていて、実は悪意が会ったんじゃないかと思っていたらしいが、単に平沢がドジでお約束通り水をぶっかけたりしてしまうだけであった。
というのでまだまだつづくのだ。
_ くらもちふさこ『THE BEST(2) CHORUS DAYS 読み切りセレクション』(クイーンズコミックス)
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買い損なってたTHE BEST 2巻。1巻は別マ時代のセレクション。今回はコーラス時代の作品。収録作品は、
- 百年の恋も覚めてしまう
- ダブルフェイス
- パラパラ
- Knock down
- コネクト2204
『百年の恋も…』は単行本もでいてたのでお馴染みのもので、ちょっと好きになってはほんの一言で嫌いになったりを繰り返してきた主人公。
『Knock down』はネットオークションでチケットを取り合う話。最後の微妙なオチが。
『コネクト2204』は、、、。学生みんなが学生番号でしか呼ばれない学校が舞台だが、気になる同級生がいて、最後急に名字で呼ばれるように変わっる。そこら辺の演出はよく分からない。最後の「祟られたよ」がいい。
_ 鬼窪浩久『女豹 Revolution レボリューション編(1)』
『女豹』の続編です。親の敵は殺したので当初の目的は果たしたのだけど、相棒の小泉が暴力団にねらわれてたり、ひかりの兄貴が余所の組にねらわれてたりで、依頼仕事以外でいろいろと忙しい。そういえば昼間のOL姿になったのって一回しかないじゃん :-)
_ 『Fate/hollow ataraxia(初回限定版DVD-ROM)』(TYPE-MOON)
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つーことで買ってきました(10/28発売)。
また板なし状態でもプレイ出来るように(ディスク入れっぱなしっていやなので)しようとおもってとりあえずripしようとしたら、6GBも埋まってるし、ノートPCの空きが3GB程度しかないし(^_^;)
とりあえずいろいろCDに焼いたり余所に移したりして場所は確保したけど、どうせプロテクトがかかってるだろうからrootとかでAplha対策するともう一個イメージができあがるのでさらに容量食うしなあ(Aplha-Romなのか、新しめのものなのかまだ知らないけど)。 我慢してDVD-ROMを挿したままプレイしないといけないかなあ。
_ 『南原コレクション(リペイントVer)』(バンダイ)
以下は最新でもないけど買ってなかったミニフィギュア。
南原コレクションはコンバトラーVの南原ちずるだけという、はずれがないすばらしい企画:-)でも2つ買ったら二つともシークレット(ワンピース水着?だった。それも色違い…)。まず戦闘服だろう^^
_ 『Super Black Jackコレクション』(バンダイ)
テクモのパチスロ『パチスロ宣言 リオデカーニバル』のディーラー、リオを中心にしたフィギュアシリーズ。
リオ水着だった。これもいいけどディーラー姿が欲しかったところ。
SBJコレクション2とテクモショップ限定版なんてのもでるのか。チャイナで四つんばいなんてたまりませんなあヽ(^o^)丿
_ 『PSE solid collection ver2.0』(バイス/ムービック)
村田蓮爾のPSEフィギュアシリーズ第2弾
4つ買ったら、PSE11とPSE12のカラーと象牙4体だった…。あと少し買うか。
2005-10-30(日) [長年日記]
_ 葉月京『Wネーム(2)』(ヤングジャンプコミックス)
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近所に入ってなかったので買うのが遅れた。
赤面する天ちゃんがかわいいヽ(^o^)丿(いやまあ、女性同士とはいえ、寝てる間に座薬入れたよ、と言われたら…。さすがに座薬シーンはないけど、それの妄想シーンはある :-))
葉月京のは基本的に下着姿とかやらしいのでよいのですが、デートの時に髪をアップにしたところとか、着替えのシーンとかもよいわ。女性マンガ家は髪型とか普段着ファッションも気を遣うから見てても楽しいわ(男子向けはふつうファッション固定だ)。ファッションに気を遣ってるのにまともに気がついたのは『エイリアン通り』で金探しに行ったときの翼くんの着回しからなんだよな(って前にも書いた気がする)。
この巻では、リーチがサイン会に来た「本物の蓮」と出会って、普段会ってた蓮は偽物であることと天ちゃんの悩み(妹を交通事故にあわせた件)は本当だったと解ったところまで。「蓮の処女オークション」の結末は次巻ですな(連載ではもうやったけど)。
_ あびゅうきょ『絶望期の終わり』(BIRZコミックススペシャル)
あびゅうきょが『コミックBIRZ』で描いていた影男シリーズの最終巻?
最後の方はもう何をやってるのか解らなくてついて行けてません(いや同人誌もそうだが) :-) それでも『月は無慈悲な絶望の女王』の会は殺し屋の女性が部屋でセーラー服に黒タイツで語りかけていて(というか一方的に語っているのが圧倒的に多いのだが)それがまた良かったり。
同時収録としてコンバットコミック掲載分の『ヒトラーユーゲントに告ぐ』とか、ひゅーぷろの『季刊リトルボーイ』(懐かし!1989年!)掲載分の『TNX FR UR QSL』とかが入ってます。
しかし影男、38歳独身って…(略)
_ 村田蓮爾責任編集 SUPER COLOR COMIC『robot(4)』(ワニマガジン)
水着でプール掃除の表紙がたまらんですね :-)
緒方剛志『Super SHERPA』はrobot初登場。セリフのない話だけど。
ヤスダスズヒト『マイナスアール』は以前のとは違うのだけど、色のない世界に色を付ける話。今度はシリーズ物らしい。
前にvol.2でGAFASの前田さんが描いてたけど、こんどはBNDの榎本さんが描いておる。
しかしrobotのフィギュアコレクションって、、、最近はイラストはことごとく立体にせにゃ気がすまんのかの。
_ 『流行通販Voi(No.67/Winter)』タイツの季節なのに…
タイツの季節なのにファッション誌でほとんどタイツ・黒ストッキング出てこないのはなぜじゃー。由々しき事態です :-)
まあちょっとだけソックス、パンストコーナーは合ったりするけど、基本的にはそんなに濃いのは出てこないのだよな。街中ではみんなはいてるというのに。 ファッション誌としてはそういう安直なのは許せなくてもっとコーディネイトしなければいかんという立ち位置なのかもしれないが。
髪型だって後ろでまとめてバングルで止めて、と言うのが多いのにヘアスタイルの記事や雑誌はそんなのじゃ許してくれんからねえ。
『CLASSY(12月号)』では『見せる?隠す?「SEXYコート」』って記事で、隠してチラみせのほうがSEXYっていう流れで、マットな黒タイツに隠した脚線美が…というのもちょっとだけあるけども。
ちなみにVoiの特集は「この冬は絶対デコラティブ主義!」としてミリタリー系とヴィクトリアン(どっちもあまりそれっぽい気がしない)と、「土屋アンナが着る/素敵!冬のアウターストーリー」だそうです。
そうそう、Voiというのはマルイの雑誌なのですが、難波の高島屋の正面、南街会館(工事中)にマルイの看板がでてました。難波にマルイができるのだろうか。
2005-10-31(月) [長年日記]
_ つだみきよ『プリンセス・プリンセス』(Wings 12月号)
裕史郎(四方谷)の帰省について行って、裕史郎が悩んでいる疎外感の解消を手伝おうとしている亨。しかし、、母親の再婚相手との間になんとなくあった「壁」は部外者がお節介するだけで案外なんとかなったのだった。割と他愛ないのだけど二人を見てるとほほえましい。
しかし、家族にまで姫の営業スマイルしてどうしますか :-)
_ 酒川郁子『おいしい銀座』(OfficeYou)
前回はミツヤのやつにはめられて、、という騒ぎだったが、今回は榎木田の父親に栗焼酎をおみやげに持って行こうと思ったら急に退院してしまって不在。しかもミツヤの社長もやめていたという…。かすかな手がかりを頼りに榎木田を捜しに出かける真理…。
なんか急に展開が進んでしまった。銀座どころじゃないぞ :-)
_ なぜか忙しい11月
しかし。。。せっかくメイラックスとハルシオン処方してもらったのに、全然寝てられないぞ。おまけに今月やたらいろいろあって忙しいし;_;
一応期末なので忙しいと言えば忙しいのだけど、来期の準備のほうが忙しい;_;