2004-09-03(金) [長年日記]
_ 久保帯人『BLEACH(14)』(集英社/少年ジャンプコミックス)
やっと懺罪宮のルキアの所まで。まだ卍解の特訓までは入ってません。
_ 『Lovits ラヴィッツ(No.1/秋号)』(フェリシモ)
フェリシモから新しいファッション通販誌が出ていたので買ってみる。
2004-09-04(土) [長年日記]
_ 『Voi(秋号)』(丸井)
いつものファッション通販Voi。ってゆーか、なんか集中してるな。買わなかったけど『PJ』も新しいのが出てるし。
_ 『「おたく」の精神史』と『二次元美少女論』
吉田正高『二次元美少女論 - オタクの女神創造史』という本が出ている。
題材としては個人的にはツボをついているはずなのだが、立ち読みしたらおもしろくなかった。甲冑少女とかメカ少女、格闘美少女、格ゲーキャラとか分類して取り上げているのだが、その先がなんかぴんとこないというか、だから何という感じで。著者がこれだと思った切り口が会わんかったのかもしれない。まじめに歴史っぽく描いてるのが、視点がおもしろくないのかも。あと、エロゲーのところで「WHITE ALBUM」を「最高傑作」と断じているのも白けた理由かも :-)
まあ、ちゃんと読んでないので、おもしろいと思ったら読んでみてください。わしは最初に下した評価をまず改めないので、よっぽどでないと読む気は起きないが。
その代わりというわけでは無いけれど、買って読みかけのまま放置されていた、大塚英志の『「おたく」の精神史 - 1980年代論』に再び手をつけている。
半分は「大塚英志の今の視点はいかに形成されたか」という感じだが、独自の切り口は健在で、相変わらずおたくとかサブカルチャーに深くコミットはしているが自分ではのめり込んでないというところから出てくる分析視点はおもしろい。その対象は現在ではなく80年代言説なのだけど。
_ 『Meets Regional(10月号)』(京阪神エルマガジン)
新しい町。
新しく、店が集まり始めた地域。
ということで、たぶん雑誌で見たからという理由ではいかないと思うけれども誌面をみてると楽しいので買う。
_ Fateやっと全クリア
残っていたエンディング、「Unlimited Blade Works」のノーマルエンド「sunny day」をやっと見ることができた…。
タイガー道場をわざとみてヒントを得たが、これはヒントがあってもなかなかたどり着けないぞ。選択肢の組み合わせにこの結末のエンディングに粋そうな必然性が感じられん(話の流れを気にするたちなので)。
でもこれはこれで幸せなエンディングには違いない。
しかし、エンディングを全部クリアするとTOP画面が変わってしまうのだな。BGMも「into the night」から「新たな夜明け」に変わってしまうし。いや、好きな曲には違いないんだけどね。
でもAnotherのところに見てないCGがいっこ残ってたりする。
2004-09-05(日) [長年日記]
_ 紀伊半島沖地震
関西ではひさびさに大きめの地震(大阪で震度4)。
近所のお好み焼き屋でモダン焼ができあがるのを待っていたら揺れ始めて、すぐに治まらなかったものだから、とっさに入り口のドアを開けていた(入り口のそばだったので)。まあたいしたことはなかったが。
あと夜中にも来た地震のほうは、部屋にいたので棚を押さえてしまった。べつに何も崩れはしなかったので問題なし。
_ 「エム M×S エス」(アボガドパワーズ)
さてFateも終わってしまったので、リプレイしてスキなシーンだけみてもいいのだけど(といっても「凛さま照れ怒る」とかさんざん見たが)、ちと退屈だったので、全クリアしてなかった『歌月十夜』を入れてみたが、レスポンスの遅さに続けるのがつらくなってきて中止して、買ったままあけて無かった「エム M×S エス」を入れてみる。
これはアボガドパワーズということで小池定路原画によるSMクラブ再建もの。コピーによると「ハートフルSM恋愛アドベンチャー」:-)
始めては見たが、毎日今日の行動予定を立ててパラメータをアップするタイプのゲームだったので、これも気力が持つかどうか。
2004-09-06(月) [長年日記]
_ 森生まさみ『ミモザでサラダ』(白泉社/花とゆめコミックス)
森生まさみが『おまけの小林クン』の裏で読み切りを続けていたシリーズがまとまった。
大富豪の跡取りの少女は12歳。遺産を巡る争いから守るためにつれてこられたのが「リアルな人型ロボット」のボディガード、カイル。
ロボットだとは思いつつもカイルに恋してキスしたらどんな感じだろうとかドキドキしているが…。
「子供相手に容赦なし」の「オトナのキス」が:-)
→ Amazon
_ 緑川ゆき『緋色の椅子(3)』(白泉社/花とゆめコミックス)
完結。
王座(緋色の椅子)を巡る争いもこれで終わり。
しかしわずか3巻なのにやけに長い(というかいろいろあった)ような読後感ですな。回想とかいろいろ挿入されていたせいかも。全然ハッピーエンドではないし、バジの首領が最後にいい人になってしまったのもどうかと思うが、これはこれでうまく修まったという感じですな。
→Amazon
_ 『華麗なる食卓(9)(10)』(集英社/ヤングジャンプコミックス)
のろのろと買っているが続きだ。
_ エムM×Sエス その1
パラメータゲームと思ったがあまり気にすることはなかった。
八方美人で行くならいろいろ気を遣うけど、結局店の売り上げをアップして店を救うことはどうでもいいゲームなので(笑)、ねらったキャラにできるだけ尽くしていれば何とかなる。
いほこさんいい感じ。眼鏡にショートで片眼ちゃん(前髪で隠れてる)です。
いほこさん:
2004-09-09(木) [長年日記]
_ 林家志弦『ULTRA SWORD』は成年系初コミックス
林家の新刊はエロ系(ホットミルクコミックス)。最近の電撃の仕事以外はずっとエロという印象だったのにエロコミックス単行本は初めてだったとは。
というかコミックスになってる仕事自体が少ないんだよな。
淫魔に花嫁が渡ってしまうとこの世はエロマンガのような世界のになってしまう。それを防ぐのが4人の巫女(というか剣士だが)、というどうしようもなく投げやりな設定だが、林家のノリツッコミ展開なので設定はどうでもいいというか。エロもあまりエロく無いけど林家の適度に清楚な感じの絵だとそそられるというか。
なんというか『はやて×ブレード』のエロ版ですな。
エロゲの原画はもうやらないのかな。
→ Amazon
2004-09-10(金) [長年日記]
_ 沖原朋美『待つ宵草がほころぶと』読了
ううむ。後書きにも書いてあるが、中学生日記だな。というか少女小説というか。
中3の女の子が主人公で、体の不自由な姉がいるせいで母親の関心はほとんど姉に向かっている。そのせいで小さい頃から手のかからない「えらい子」を続けて来たが…。
主人公は結局片思いに終わって恋愛の展開無し。片思い以前のような気もするが。
ラストが「神主さん」との関係もはっきりしないまま母親との和解を匂わせて終わっているのがちょっと物足りない。母親の件は描かなくてもいいとしても。もうちょっと相手の気持ちを探ったとか解ったとかいう展開が会っても良かったのではないかと。送ってもらってったあとで「え、帰っちゃうの?」、この状態で終わらせてしまうの、みたいな。
話に関係ないけど、社会の授業のエピソードで「君たちはベルリンの壁崩壊の年に生まれたんだ」というのが出てきて、歳の差に改めてショック…
2004-09-12(日) [長年日記]
_ 里伽子説得できるろ?
土曜は頭が痛くてずっと寝ていたのだが、今日は現実逃避の一環として、2003/8月に発売されたDVD「海がきこえる」を今になって開封して観ていた。
氷室冴子がアニメージュに連載していた同名作品をスタジオジブリが、「紅の豚」の後に日テレのTVスペシャルアニメとして作成したもの(1993年)で、監督が望月智充、キャラクターデザイン・作監は小説の挿絵と同じく近藤勝也。
上のタイトルは小浜が高知空港から拓の所に助けを求めてきたときのセリフ。小浜に限らず、みんな高知弁だけど。
べつに熱心なジブリファンでもないので、このアニメを観てる理由は原作と近藤勝也のイラストが好きだったということにつきる。まあ、アニメにせんでもええやんというのが本音ではあるけども。
話の展開は小説と同じで、特に大きな出来事もないのだが、DVDとしては映像特典にあった制作スタッフ11年目の会合での座談会とジブリの鈴木氏のコメントが割と重要。
エピローグは小説と異なっていて、それがあまり好きじゃなかったのだけど、今みるとこれはこれでもいいかという気がしてくる(「会えたか?」という伝言の場面も映像でうまく見せるのむずかしそうだし)。
こっちもいいけど『海がきこえるII 〜アイがあるから〜』も好きなのだ。
舞台は東京に移って、二人とも東京の大学。いろいろ波乱はあるけれど、召使いのように一方的に命令しながらも拓の存在を当てにしている里伽子がいい感じ。電話で話したり、ビデオを見たり、クルマの中で涙目の里加子ににらまれたり。
もちろん、小説があれば十分です。
_ おねティとか…
しばらくアニメ見てなかったのだが、「おねがい☆ティーチャー」のDVD(vol.1〜vol.3)が出てきたので見ていた。5話の途中でみるの止めてたからな…。
原画がいまいち好みじゃない回がそれなりにあったりするのだな。
vol.4も買ってあったはずだが見つからない。買ったときの袋に入れてままだったりすることが多いから探すのが大変。
さて、続きはいつ買うことになるのか…。
2004-09-13(月) 不調(いつも) [長年日記]
_ 上田信舟『DAWN〜冷たい手〜(2)』(一賽舎/スタジオDNA)
続きだ。
白井さんを巻き込まないために、事件のことをとぼけてみるがかえって白井さんの関心をあおることになったり。
眼鏡に白衣でソバージュな?生物部の部長がよいのですね。
→ DAWN
_ 『コミックビーム(10月号)』(エンターブレイン)
森薫『エマ』。ジョーンズ家から戻ってきたエマ、前よりうち解けるようになったようで。
岩原裕二『いばらの王』はとうとうキャサリンの体が限界に。とおもったら、メドゥーサは転生できるのか…。キャサリンの抜け殻が足下にあるのがちょっとこわい。
_ しげまつ貴子『天使じゃない!(1)』(秋田書店/プリンセスコミックス)
前から立ち読みしてたりしたのだけど。。。
一回モデルをやっただけでいじめられてしまったために、極力目立たないようにと別の女子校に転校したところ、学校のアイドルかつ現役モデルの女の子と寮が同室になってしまった。しかも彼女は実は男だった…。
というプロットは割とありがちだが、まあわりといいので。
_ 武田泰淳『十三妹』(中公文庫)
あの(といって通じるか)武田泰淳が1960年代に描いた中国武侠小説。
中国で人気の小説ネタをミックスしたリメイク版。
十三妹(シイサンメイ)は暗殺者の女性。いまは普通に名家の第二夫人に収まっているが、主人に危機が訪れると即座に反応を開始する。暗殺だけじゃなくてなんだか何でも裏でできてバックアップしてくれるという、『流血女神伝』のラクリゼみたいな人だ :-)
なんといっても挿絵が鶴田謙二であるというのが、今読む最大の理由だが。(いつ買ったのか忘れた)
2004-09-15(水) [長年日記]
_ ATOM出力してみた
gorouさん作のmakeatomプラグインを入れてみた*1。
つーても、RSS1.0とATOMで使い勝手がどう違うとか知らないけど :-)
*1 全然要約になってなくて全文でるのか、これ。どうしようかな。
_ 袴田めら『フェアリーアイドルかのん(1)』(ポプラ社/ブンブンコミックス)
「コミックブンブン」で袴田めら(逆ギレ刑事)が連載しているマンガ。袴田めら、商業誌初コミックスです。
歌うことが何より好きな"かのん"は、美しい歌声をエネルギーにしているという妖精の国から来た王女の願いを受けてクラスメートといっしょにハーモニーボーカルのユニットとしてデビューを目指すことに。って、まあ、小学校低学年向け雑誌なので…(怪傑ゾロリが看板の雑誌だし)。
連載開始は12月発売の創刊号から。
→ Amazon
_ 『MISS EACH OTHER - VISUAL MEMORIES』(メディアックスムック)
オーバーフローの「MISS EACH OTHER」(原画:西E田)のビジュアルファンブック。
「ピュアメール」「妹でいこう!」と同じく西E田の原画なので買ったけれども、全編アニメーションというのに力を使い果たしてしまったためか、シナリオの幅が少ないし話短いしで、実験作的としての評価をのぞくとかなり不満があるゲームだったが、その中身の少なさを反映しているかのようにこの本はとにかくグラフィックスの引用が多く、エッチシーンにもページを割いているが、とにかくフィルムブックみたいに画像のコマ数を増やさないことには語ることが少ないのだった。
でもまあいちおう攻略法とか(分岐はしれてるのであまり重要じゃないが)、西E田インタビューとかあり。
→ Amazon
2004-09-16(木) [長年日記]
_ 北崎拓『クピドの悪戯 虹玉』(ヤングサンデーNo.42)
北崎拓は「打ち止めの赤い玉」の話を以前読みきりで描いていた。
オナニーしてると玉が出るようになってしまって、後何回かでると打ち止め(不能)になるらしいし、その玉の飛び出る速度で相手を傷つけるんじゃないかと不安で仕方ないとかそんな話だったような。(細かいところ忘れた)
今回はその新シリーズ。
高校時代の修学旅行でオナニーをしていたら寝ている女子の顔に間違ってかけてしまった。自分が犯人であることはばれたのかどうか解らないが直接言われたことはないまま今に至る。。。というか何となく頭があがらないままいいようにあしらわれている主人公。
仕事のお得意先の事務の女の子がいい感じと思って誘ったらまだ高校を出たばかりと聞いてよけい盛り上がって、夜中にオナニーをしてたらいっしょに玉が飛び出して窓ガラスを割ってしまい?
つーことでその元クラスメートの女子も事務の子もかわいいし、もてあそばれてるんだかなんだかよくわからない状況も良かったり :-)
2004-09-17(金) [長年日記]
_ 宮下あきら『民明書房大全』(集英社/ジャンプコミックスデラックス)
謎の文献といえば民明書房刊行、というネタはもう当たり前のように引用されるほど怪しげというかインパクトが強かった『魁!男塾』の「民明書房」書籍の資料が一冊に :-)
→ Amazon
_ くらもちふさこ『月のパルス(1)』(クイーンズコミックス)
コーラス連載中作品コミックス化。
今回のはいまいち説明しづらいなあ。直接目にしたわけでもないのになぜか知ってる「彼女」の影。
つーか、もう主人公の道化役確定?
→ Amazon
_ 高屋奈月『フルーツバスケット(15)』(花とゆめコミックス)
帯に帽子の君の真実が、って書いてある。そうか、結局帽子をくれたあれはあれだったか*1。
今回は由希苦悩編と、「シンデレラみたいなもの」:-)。
→ Amazon
*1 ここでネタバレ防止でぼやかしても帯には書いてあるのだよ…
_ 椿いずみ『親指からロマンス(3)』(花とゆめコミックス)
マッサージラブコメ絶好調ヽ(^o^)丿
今度は
→Amazon
_ 小林尽『School Rumble(6)』(少年マガジンKC)
最近は八雲とつきあってることになってしまってますます訳のわからない展開になってしまったが。といいつつマガジン最新号ではうれしそうな沢近。
→Amazon
2004-09-18(土) [長年日記]
_ Firefox 0.10
MozillaのFirefox 0.10(1.0 Preview Release)が出ていたのでアップデートしておく。
普通に使う分には問題がないので気に入ってるのだが、キャッシュ制御が変なところが不満。
この日記がそうなのだが、コンテンツの一部の表示が変わっても、Last-Modifiedの時刻が変わっていない場合、リロードをいくらやっても最新版を表示してくれない。レスポンスヘッダにPragma: no-cache がついてるんだからただでさえキャッシュには残さない方向のデータであるにも関わらず…。
おかげでtDiaryやHikiの設定更新確認に使えない(まあキャッシュをクリアすればいいんだけど)。
ここは何とかならんのか。
2004-09-19(日) [長年日記]
_ リンク元表示プラグインとRubyist Magazine
今までサーチエンジンは極力非表示にしていたのだが、accesslogから拾って調べるのも面倒なので、むとうさんバージョンのdisp_referer.rbプラグインを入れる。標準のdisp_refererもオプション設定がいろいろあっておもしろいのだが、文字化けが出てしまうので、Uconvを使ってるむとうさんバージョンに。
いままでUconvとNoraが入ってなかったのでちと面倒だったが、ガイドに従ってインストールして事なきを得る。
ちなみにNoraは創刊されたばかりのWebマガジン「Rubyist Magazine」でも特集されている。
_ inclusion インクルージョン 体験版
ブーストオン開発、ホビボックス販売の「inclusion」の体験版がリリースされていた(正式版は10/29発売予定)。
ブーストオンという会社はなじみがないけども、"たかみち"原画なので気になっている。たかみちが原画をやってるゲームはどれも個人的には心地よいモノばかりで、シナリオ担当はちがうのに何かしら共通項があるのかしらん。
で、その体験版だが、ダウンロードファイルが200MB近いサイズ。システムはいまいち使いやすい感じではないがノベル系ゲームだとまあこれで十分か。もちっとメニューが出てくれるといいけど。
シナリオは2種類ある。嘉納千紗、永津龍哉のそれぞれの視点の展開。
千紗はたかみちなキャラなので地味目なんだけど、「てんしのかけら」よりも地味ですな。少なくともキャラ設定イラストだけで覚えてもらえるようなタイプではないということで。ゲームやればいいだけのことだ。
一応成人向けなのでエッチがあって、体験版にもエッチシーンがあるのだが、なんでしょう、エッチに至るまでが早すぎるぞ :-) それにこの体験版の千紗ストーリーってすごく短くて薄いんですが、正式版もこうなんでしょうか。シナリオ本数(別のキャラ視点)が増えるだけだったらちょっと寂しいなあ…。
(いちおう、キャラ毎に接点があって、そのキャラの視点によって見えてくるものが違ってくる構造にはなってるんだけどね…)
関連:前振りというかなんというか、PureGirl連載の「鳴島団地にまつわるいくつかの噂話」
2004-09-20(月) [長年日記]
_ 謝黎『チャイナドレスをまとう女性たち - 旗袍にみる中国の近・現代』(青弓社)
チャイナドレスにみる社会史。
青弓社のサイトの目次を見てもらえれば解るけれど、中国服飾史に取り組んだまじめな本。
中国女性の伝統衣装といわれながらも、実際に着る人は少なかったり、時代によって位置づけや評価が変わってきた旗袍のあり方を中国内の出版物での扱いなどをベースに問い直す。(NHKが前にやってたドキュメンタリーなんかだと、最近はまた若い女性も着るようになったらしいが)
ちなみにA5ハードカバーです。ちょっと高い(仕方ないが)。チャイナドレス好きなら買わねばなるまい:-) 写真とかあまり無いけど。
→Amazon / 青弓社
_ 『ユリイカ9月号増刊 / 総特集:西尾維新』(青土社)
ということで、今更ではあるが、ユリイカにしては割と早いかもしれない「西尾維新」特集。
書き下ろし小説「させられ現象」とか、対談とか(東浩紀とか斎藤環だけど)、ガイドとか。
志村貴子のりすかはいいかもしれない :-)
→ Amazon
_ 森川久美『Shang-hai 1945(1)(2)』(講談社漫画文庫)
『チャイナドレスをまとう女性たち』の冒頭は近代上海史だった。読んでたら、『南京路に花吹雪』とかこれが読みたくなってきたので思わず。『南京路〜』は手元にそろってなかったはずだから文庫でそろえとくか。
_ Namazuの検索フォームつけてみた
いままでの検索手段が効かなくなったので、googleで検索というてもあるがDomain単位だし、name属性の単位でリンクはれないしってことでtDiaryむけにNamazu検索。プラグインは当然ながらsqueeze.rb。
namazuの設定の問題だと思うけど、単語が完全じゃないとヒットしないのだよな・・・。(例:「くらもちふさこ」は「くらもち」「くらもち and ふさこ」ではヒットしない)
2004-09-22(水) [長年日記]
2004-09-23(木) [長年日記]
_ 『echo - 夜、踊る羊たち -』と物語の形態
枯野瑛『echo - 夜、踊る羊たち -』読了。
読んでいると、伝奇というかですね、「この手」の類型をなぞっているのがすごく気になっていたのでした。
男の主人公が住む町で猟奇的な殺人事件が連続して発生する。主人公には身内に大事にしている女の子がいる。もしかしたら事件の犯人はその女の子かもしれない。主人公or近しい人間は特にケンカや格闘に強いわけではないが、素人ながら「犯人」に接近してしまう。たいていは、その女の子を[疑って/疑いを晴らすために]監視したりしている。
最近だと「inclusion」、「電波的な彼女」、「echo」、「空の境界」(のメインの2人のエピソード)、最近でもないし組み合わせが逆だったりするが「痕」も。『DAWN 〜冷たい手〜」や「寄生獣」だって似たような形だけど、こちらは当事者だな。
(はやみねかおると比べるわけではないが)人が死なない事件でもいいじゃんと思ってしまうのだけど。なぜ、身の回りで連続殺人(または失踪)が発生して、もしかしたら全く気づかなかったかもしれない事件に関わってしまうのか。というか連続殺人でもいいけどなんでそれはごく身近なやつが犯人だったりするのか。
プロップの『昔話の形態学』ではないけれど「ライトノベル」で採用されがちなプロットの類型化してみたらかなり少ない要素に集約されそうな気がする…。
『echo』の場合はこれに「民話」を絡めて民俗学的味付けをしようとしているのだけど、あまりうまくいってると思えない。
物語の変形バージョンが皆無なのは「今もこの町で同じことが起きているからだ」という演繹はちょっと無理があるし、「犯人」と直接対面することになる場面についても、その日何かあったとかカマをかけてみたら反応がマジだったとか言うわけではなく、屋上にいる姿を見かけて(ずっと尾行してたんでしょうか)追いかけるという、なぜその日その場所だったのか(部屋に戻ってきたところで問いつめたほうがまだ解りやすい)というのがイマイチ解らない。
読者には「獣」の正体がかなり早い段階(つーか読み始めたときから?)見えてしまうのに、登場人物がなかなか思い至らないのはみていると頭が悪く見えてしまうので適度なバランスを取ってほしいところだが、難しいのかも。
ちなみに「
_ 『日経情報ストラテジー(11月号)』(日経BP)
「誤算を生かす」とか。
2004-09-24(金) [長年日記]
_ 岩原裕二『いばらの王(4)』(エンターブレイン/ビームコミックス)
マルコが潜入した理由、ゼウスの話と、カメラに映った「シズク」の姿。
連載で読んでたのだが、今読み返すと、メドゥーサが実体化できる条件の話が出ていたな。感染者が自分で実体化するという方向に考えてなかったが、キャサリンのあれはそれだったか。
巻末おまけのカスミセクシーポーズがよいです:-) おしりおしり。
→Amazon(フィギュア付きじゃない通常版)
_ 『アフタヌーン(11月号)』(講談社)
ウルドのフィギュア付きでかさばってます。
ラブロマがカラー。
田中ユキ『神社のススメ』が相変わらずキレてますが。元ヤンの巫女長もいいが、美園さんがいいですよねー。関心なさそうな顔してスルっとずばっと言うタイプ:-)
まあもちろん本作のメインは真鍋さんだけど、田中ユキ作品のヒロインに漏れずこの娘も破壊魔である ^^;
あとは豊田徹也『undercurrent』。
「まさに後ろから前からとはこのことか」…。畑中葉子とはまた古い :-)
『もっけ』の昔話もよいかんじ。
ああ、『神戸在住』の木村紺が毛色の違う読み切り『巨娘』を描いてます。これはこれで。
2004-09-25(土) [長年日記]
_ PM Magazine創刊(11/9)
翔泳社からプロジェクトマネジメントの雑誌、 『PM Magazine』 が創刊されるらしい。11/9予定。
_ SEA関西SPIN 勉強会&世話人会
例のごとく定例会。→SEA関西SPIN
いつも人数が少ないんだけど、9/17のアスペクト指向プログラミングの講演があった関係で初参加の人が増えて盛況。
話題は、SEIの「Software Architecture in Practice」、ベーム「アジャイルと規律」、SEPG Japan 2004のレポート。
_ 夢路行『萩の原日記(上)』(ZERO-SUMコミックス)
隔月刊行の夢路行全集、第7巻。
夜中に天狗を見かけてしまい、雲に巻き込まれてそのまま龍を見に行く羽目に。そのときうっかり飲み込んでしまった龍の鱗のせいで変な力月いてしまったが…。
夢路行作品のある種「不思議」路線のプロットを代表するような作品。
→
_ 夢路行『踊る三日月夜』(ZERO-SUMコミックス)
全集第9巻。
古めの作品。表題作はデビュー作(83年)。読むのははじめて。さすがに絵が違う…。
一番好きなのが『不言ヶ原で』。サッカーを眺めていて写真部に強引に誘われて、座敷童といわれ、のあの作品ですが、この頃のこの顔つき・目つきがたまらん(『緑野』と同じ表情だな)。
『彩子のしっぽ』は『校門坂効果』の続編。しっぽ(三つ編み)もよいですな。
→
_ 南Q太『地下鉄の風に吹かれて』(FEELコミックス)
いろんなところで描いていた短編をあつめたもの。
なんかばっさり切ったような終わり方のものが多い。
その中では、実話かと思わせるような(そこにはあまり興味はないが)、子連れ少女マンガ家の離婚話のシリーズがわりと話が(というか登場人物の感情が)割とはっきりしている。
→Amazon
_ 『モデルアート(11月号)』(モデルアート)
ハセガワのイオタとか、いろいろ。
_ 『Model Graphix(11月号)』(大日本絵画)
表紙がステルヴィアのフィギュア2体で割とキャッチーです。
フィギュアのガレージキットの広告はHJの方が遙かに多いけど、相変わらずMGの方が誌面の見せ方がこじゃれていて強い。
2004-09-26(日) [長年日記]
_ 船戸明里『Under the Rose(2) 春の賛歌』(幻冬舎/BIRZコミックス)
やっと2巻刊行ヽ(^o^)丿
1章「冬の物語」の残り(ライナス)と2章「春の賛歌」(家庭教師のミス・ブレナンの話)の途中まで。メイドのスカートめくりって連載時にはなかったような…?
→ Amazon
おさらいすると、船戸明里の『Honey Rose』が『ファミ通Bros.』で連載されていたのが2001/10月号〜2002/9月号(休刊号)。
これは庶子の一人としてロウランドに連れられてきたフィオナが家族を得るまでの話ですが、フィオナがたまらんのです:-) メイドのアニーも良いけれど :-) (なお『Honey Rose』は版権の問題があるのかどうかしらないが未だコミックス化されず。いつ出るんでしょう…)
その過去編(ライナスの少年時代)を描いた『Under the Rose』は『ビィストリート』で連載が始まったものの雑誌模様替えで『ビィストリート』→『ミステリーB St.』→『スピカ』に。でも『スピカ』もすぐに雑誌は休刊になって、いまはWebコミック『GENZO』の一部として継続中。
スピカは船戸明里だけじゃなくて高野宮子や藤田貴美も載ってるからポイントが高いんだよなー。これでオンラインコミックでなければ…。
_ TrackBack設定漏れ…
ははは、TrackBackの口だけは開いてたけど、tb.rbをcopyしておくのを忘れてたので全然動いてなかった^^;
全然使わないので今まで気づきませんでした。ログ見たら何回か呼ばれた形跡有り。すみません。
2004-09-27(月) [長年日記]
_ 魔訶不思議『あくまくまじっく(完全版)(1)&(2)』(シーズ情報出版/ももまんじるし)
魔訶不思議(摩訶不思議)の旧作が完全版として復活(どこが完全になったのかは知らない)。
普通の家庭で過ごしていた魔界の王子を迎えにきたものの、魔力を失っていて門をくぐれないことが発覚。魔力を身につけるまで地上で王子と一緒に暮らすことになったものの、毎日のようにもてあそばれる羽目に…(延々続く)。まだ3巻がでるみたいね。
それにしても知らない出版社だ。「ももまんじるし」というシリーズ名もなんのだか:-) おまけに発行元は「モエールパブリッシング」というこれまた怪しげな名前…。
→(1)巻 / (2)巻
2004-09-28(火) [長年日記]
_ 睦月のぞみ『眼帯天使 - くじらの恋×いるかの恋』(蒼竜社/プラザCOMIX)
眼帯の片眼ちゃん天使、くじらといるかの二人組。
一人寂しくクリスマスケーキ(一人用)を買わされて開けてみたら出てきたのがふたりの天使。願い事を叶えるといいながらエッチな展開に(お約束。というか不可避)。
なぜ二人が片眼なのかは最後に明らかになるが…。
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_ 松原あきら『ひみつのアンジェリス』(角川書店/角川コミックスA)
衣装デザインが藤枝雅だとか。確かにそれっぽい。
全寮制でルールが厳しい女子校。閉塞感に苦しむ乙女達の願いを叶える正義の使者「アンジェリス」がいるという。
と、人ごとだと思ったらいつの間にかアンジェリスに巻き込まれてたり。
なんか設定からして藤枝雅調。
→
_ 林家志弦『おねがい*ティーチャー(1)』(メディアワークス/電撃コミックス)
前買ってたけど遙か昔のことなので…。2巻は読んでるのだが。
内容は、アニメの超ダイジェストなので特に何もないのだが。あまり羽目外してるわけでもないし。
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_ ふじかつぴこ『ピコのシーズン(2)』(竹書房・BAMBOOコミックス NAMAIKIセレクト)
ふじかつぴこを買うのは初めてだったりする。
カラーイラストとマンガ本編の女の子の顔つきに落差があるのだよなあ。
いろんなシチュエーションエッチの短編集。
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_ 『バグがないプログラムのつくり方 JavaとEclipseで学ぶTDDテスト駆動開発』
知り合いが書いているので宣伝しておこう :-)
「バグがない」というコピーはともかくとして、TDD(テスト駆動開発)の解説本です。
「オブジェクト脳」とおなじシリーズ。
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2004-09-30(木) [長年日記]
_ 『COMIC快楽天(11月号)』(ワニマガジン)
鳴子ハナハル『ネネ』。そういえば飴から始まったんだっけ…。フェロモンに誘われる女の子。で、主人公の周りは動き無し。。つーか最近ネネ自身が。。(なぜか最近検索も多いのであった)
野原ひろみ『おもちゃ』。新しい人で、割と好みの絵。
フィードバック回路付きリモコンジョイスティックのバイブレーターの新製品社内プレゼン(と書くと話が読めてしまうが)。とりあえず絵がよいのでOKだ :-)
MARUTA『メイドのお仕事』。海に来てます。ちゅーか、ご主人様と一緒に遊びに行くか、ふつー:-) 海のそばでアオカン。
_ 大塚英志プロデュース『COMIC新現実(vol.1)』(角川書店)
かがみあきらがトップですか^^;
出渕とむかしのかがみあきら担当編集の対談とか、大塚英志のマンガの師匠であるみなもと太郎とか、なんか、古いのやら原点に戻れ的な…。
群青のデビュー作『漠屋』は好みかも(昔いた群青という作家とはべつだろうなあ)。
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_ 小石川ふに『初音がんばりますッ』(少年画報社/YCコミックス)
巨乳のおっとりOL初音は住田君に片思い。
その巨乳というのがコマの枠に乗っかってたりして、常にはみ出してたり、クリップやハンカチが胸の谷間からでてくる4次元ポケットだったりで謎 :-)
結局エッチにまで到達しないのであった。
OURs girlに描いた『ローリング・ワンダー』も収録。できればOURs girlの他の読み切りも入れてほしかったところ。
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_ 鬼窪浩久『女豹(6)』(マンサンコミックス)
相変わらずのドジOLのフリをしながら韮沢の趣味に走ったコスプレでおとりをしながら殺しをやったりするのだが、今回は成り行きでって懲らしめるのが多いなー。
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