2007-04-02(月) [長年日記]
_ ひさしぶりに単体露出計の電池を交換した
昔買ったセコニックの「マルチマスター L-408」。
単三電池が粉吹いてましたよ ^^;
交換したらちゃんと動作。ちょっと操作方法を思い出すのにとまどったが、まあまあ大丈夫。
たまには単体露出計で目検の露出が適切か確認しながら撮ることにしよう…。
_ 神崎京介『h 《エッチ》』(講談社文庫)
『女薫の旅』の神崎京介の新しいシリーズ。(と言っても、既にもう何冊か出ていてこれはその文庫版)。
妻子がある42歳のサラリーマンの主人公が、厄年にあたって憂鬱だなとおもっていたら、逆に女性にモテはじめるという話。
いや、略してしまうと身も蓋もないのだが、…ディティールをみてもそれ以上のことはないのだった。だって、なんでモテるのか判らなくて、あった女性や目を交わしただけの女性から誘われたりするんだもん。
ああ、俺もこんな目に、と思ってるサラリーマン向け作品以外の何であろうか、と言って読んでる自分も同じなのが悲しいのう :-)
ちなみに、相変わらず避妊という発想がありません :-) ほぼ初対面でエッチする相手なんだからどうするかぐらい気に留めろよ :-)
_ 宮武一貴『宮武一貴デザイン集 HIGHLY ORIGINAL WORKS』(幻冬舎コミックス)
店頭で見かけたので即買い。
スタジオぬえのメカデザイナーとして今も活躍する宮武一貴のデザイン集。
ただし収録されているのはアニメや映画作品のための、動かすことを想定したメカ設定、というものを集めているので、「さよならジュピター」「テクノポリス21C」、「聖戦士ダンバイン」、OVA版「宇宙の戦士」、「星方天使エンジェルリンクス」、「スーパーロボット大戦」、「交響詩篇エウレカセブン」、「舞-HiME」(←知らんかった)等が紹介されている。(初期のメカデザインそのものではなく、人のデザインのメカイラストみたいな仕事も収録)
この中で一番ちまちましたというか宮武っぽくて好きなのは「さよならジュピター」関係のメカ。アニメメカだと「テクノポリス21C」と「ダンバイン」だけど、ダンバインはぬえメカって感じじゃないしな。
ちなみに大昔(1980年代)にアニメージュ付録に付いていた『スタジオぬえデザインノート』という小冊子があって、それだと「さよならジュピター」「テクノポリス21C」以外にも「ユリシーズ31」のデザインも収録されていた(実家に戻らないと確認できないが)。当然ぬえの本なので、河森・加藤・松崎と言う面々も紹介されていた。
なので個人的にはダブリ感はあるのだが、今更そんなもの持ってる人も少ないだろうし、「さよならジュピター」、「テクノポリス21C」あたりはモノグラフも録にないようなの、宮武一貴が好きな人なら買って損はない。
さっき「さよならジュピター」メカを「ちまちました」と言ったのだけど、宮武の線画で好きなこの系統は『SFマガジン』で連載していたイラストコラム「スターシップライブラリー」やら、石原藤夫の『SFロボット学入門』あたりのイラストも当然収録されていません。
せめてSFマガジンの連載ぐらいは(著者ごちゃ混ぜでも良いので)単行本化して欲しいのだがなー。
_ マナーハウスDVD-BOX
『エマ』8巻に入っていたチラシは見ましたか。
そう、「MANOR HOUSE(マナーハウス)英国発 貴族とメイドの90日」のDVD-BOXの広告です。
しばし悩んだ末にポチしてしまった :-)
まぁ、ほんとは森薫が後書きなどで「いい」と言ってた資料(というか映画とかだが)もチェックせねばならんのだけど、一番手頃だし…。
もちろん、特典の、村上リコ・森薫・もとなおこによる「エドワード朝生活の手引き」とかも目当てですが :)
ちなみに、このコンテンツの正確からしてメイド紹介が主眼ではないので、メイドそのものについては過剰な期待はしていません……。
2007-04-04(水) [長年日記]
_ 三浦しをん『秘密の花園』(新潮文庫)
Amazon
『秘密の花園』といってもバーネットではなくて三浦しをんである。
三浦しをんについても、「そういえばなんとか賞受賞とか言ってたから露出増えてるのか」ぐらいの知識しかなくて、賞を取った作品のタイトルを知らない。今回はTSUTAYAのオススメ文庫の棚に三浦しをんの本が積んであったのでそこら辺からぴんと来たのを(先日川西蘭『コーンクリームスープ』や筒井ともみ『食べる女』を拾った山のそば)。ふと本屋のブックカバーを外したところをみてみたら新潮社の「女はたのしい。」フェアの帯が付いてるではないか。『食べる女』も同じ。そか、そのあたりで釣られたのかも。
『秘密の花園』というタイトルでなんとなく連想ができるのだけど、カトリック系女子校を舞台にした話です。あいにく?全寮制ではないが、幼稚舎から高校まであるという学校なので、お嬢さまが多く外部入学者にはちょっと排他的、とか。学校の名前も「聖フランチェスカ」だもんな。矜持と抑圧が強そうだ :-)
話は、那由多・
話は三篇から構成されていて、那由多・淑子・翠の順で視点が変わっていく。
那由多は、最近母を病気でなくしたところ。幼少期のある出来事が今も自分の中に暗く根を下ろしている。それで、と言うわけでもないだろうが、いつもノアの方舟のことを考えていて、私だったらつがいを乗せたりしないと考えたり、この川はどこに流れていくのだろうか都考えていたりする。
孤高の雰囲気を持つマイペースな
那由多と翠はべたべたしてなくてお互いに干渉し合わないけどよく分かり合ってる親友。まわりは那由多のことを「なゆちゃん」と呼んでいるが、翠は「那由多」と呼ぶ。中学時代、初めてあった頃に那由多が数の単位だと言うことに気づいたのも翠ぐらいだった。*1
静かに自分の問題(トラウマ)と闘う那由多と、戻ってくるのを待つ翠。 微妙な距離のとり方。
といっても静かな関係で、悩んでいそうな那由多に対してつついたりせず見守るだけの翠という二人は、親密と言ってもいわゆるレズっぽい展開はない。でもお互いにこういうときはこんなことを言うだろうと言うことが判ってたり。
那由多と翠に比べると淑子はちょっと仲間はずれというか、仲は良いけどちょっと違うという感じで、淑子も疎外感を感じてるところもあって、こんなことを考えたりする。
なゆちゃんは、例えばわたしと中谷さん(注:翠)の葬式が同じ日にあったとしても、絶対に私の葬式には来ないだろう。変なたとえかもしれないが、そういう確信が私の中に生まれていた。中谷さんにいたっては、中谷さんの親がいま臨終を迎えようとしているその時に、なゆちゃんの通夜があったとしたら、絶対になゆちゃんの通夜を選ぶだろうと思わせるものがあった。
その淑子は、、学校の教師と隠れて恋愛をしていたが、教師に疎ましいとおもわれて来たことが気になって…。
まあ、みんないろいろあるのだが、全体に静かな空気が流れていて、那由多がたまに怒っていたりするぐらいでなのだが、雰囲気は好きな話だった。
時系列で進んでいるかと思ったらことわりなく回想に変わっていたり、那由多や淑子の不安な心理を描くときは、直接的な比喩は少ないものの、レトリックを凝らした表現になっていて、いやなんというか、一文ずつは割と普通なのだが、重層的に重なることで自分の位置に対する不安感が出ているというか。
文体は文学なのだけど、キャラ造形はかなり少女マンガに通じる気がした(那由多と翠)。
那由多はJR横浜線の鴨居の鶴見川沿いに住んでいて、翠は東急東横線の白楽にあるので菊名で乗り換えて家に遊びに行くのだが、(一時期菊名で乗り換えて鴨居に通っていたという個人的事情もあって)こんな文章があるだけでなんとなくそそられてしまうのだった。
菊名駅はいつでも工事や修理をやっている。階段を上り下りして東急東横線の乗り場に行く。途中ですれ違った部活動に行くらしい男子高校生がわたしを見た。おおかたの人は私の容姿に好感を抱く。薫もそうだった。
あと、大した話ではないのだが、那由多が自分は自分を助け出してくれる王子様を待ってるのかなと考えるときに、落馬して死んでしまった王子様、でも真の王子様は他にいて、という少女マンガを思い出したりするのだけど、それアンソニーとテリー(いやウィリアム大おじさまのことだっけ)ですか、とか思ったり、いや説明しないで出てくるたとえが多くて不親切なのが割とおもしろかったりした。
*1 少女マンガ読みの場合は日本の数の単位だということ以外に、少女マンガ家の名前として馴染みがある名前だけど
2007-04-05(木) [長年日記]
_ GR Digital 機能拡張ファームフェア Ver.2.30
3/30に公開されたGR Digital 機能拡張ファームウェア 2.30にアップデートしてみた。
- その1:画像設定の「白黒」において画質の詳細設定が可能
- 白黒モードにも、「コントラスト」と「シャープネス」が設定できるようになって荒いモノクロ写真(森山○道)のような表現もできるように。
- その2:画像設定において「セピア」の選択が可能
- カラー(普通・軟調・硬調)、白黒以外に「セピア」が追加
- その3:カラーブラケット機能を追加
- 露出のブラケット、ホワイトバランスブラケットに加えて、「カラー/白黒/セピア」のパターンで記録するカラーブラケットが増えた。
しかしすぐに使わん機能だな^^;
街中スナップでモノクロつかうと「いかにもねらいすぎ」のようになるので使いどころが難しい。
_ 倉田よしみ『新・味いちもんめ(19)』
真砂子さんへの想いをこめた料理を出そうと思ったら入曽くんがお節介にべらべらしゃべるものだから風情が台無しに…。
東京から訪れてきてくれた山賀さん。大将たちは、単に顔を見に来たのではなく連れ戻す話ではないかと怪しむ…。
_ 川瀬夏菜『飛べない魔女(3)』完結
カリンとリゼ、やっと告白!と思ったら、リゼは真古派の師匠が古魔術を使って国を荒らそうとしているのを止めに王都に行ってしまうが…。
ということで無事完結。
「空空」の舞台は弟子のメルとエルトのカップル引き継がれるのか…。
_ 『IMAGE イマージュ コレクション(vol.53/2007 Summer)』
いつもの通販カタログ。もう夏服です。
表紙は浴衣だけどさすがに中は浴衣じゃない。でも水着が登場しているなー。
夏のファッションに混ざって冒頭ではモテブラの特集頁があるんだけど、ポールダンサーみたいなポーズしてるので、なんだこれ^^;みたいな(そんなにエロいポーズはしてないのだけど)
_ 筑波さくら『ペンギン革命(5)』
Amazon
そういえば2年前の花見宴会の時は『ペンギン革命』の1巻が出たところだったんだよな。今回は1週間ずれたけど。
綾織の父親のスキャンダルをライバル事務所にばらされてあわただしいピーコック。
事務所の対立のいきさつとして、ピーコックの社長から、かつて女優・丘よう子に入れ込んで独立したという話を聞かされる。
ゆかりが昔舞台ですごい「才能の羽」を見た女優の話をしたところ、綾織の背中に見える羽と似ているだろう?といわれ、綾織がかつて見た女優・丘よう子の息子だということを知らされる…。
いや、しかしそれはいいのだけど。ライバル事務所がぶつけてきたからといってピーコックが社長と女優の独立・成功譚をモデルにした映画を作ろう!とぶちあげるのはいいが、それがあまりにもスムーズに行きすぎ。 (女優役として涼を抜擢、社長役が綾織)
映画を公開したら(あっという間に完成した)好評でリピーターも多くてとうまくいきすぎで、その間ライバルの動きも描かれないし、そのうち逆襲もあったりするのかもしれないが、ちょっと端折りすぎじゃあ無かろうか^^;
2007-04-06(金) [長年日記]
_ 長谷川スズ『リカってば!(2)』待ちわびたヽ(^o^)丿
待望の続巻ヽ(^o^)丿
大女でがさつなリカと、背が小さいことをからかわれていつもケンカしてばかり入る塚田。
苦手なはずだったのにリカを好きになってしまった塚田くんは、ケンカ友達みたいになってしまっていまさらいつどうやって告白しようかと悩んでいるが…。って、同期の中川志保や塚田に片思いの安曇ちゃんにはバレバレなのに、いっこうに気づかないリカ。
そこに安曇に片思いしたまま失恋した羽鳥がリカに惹かれて行くことで話がややこしく…。
いや、ニブチンのリカも羽鳥から告白されて志保と相談しているうちに、そういえば塚田っちのいままでの態度も、、ええーーもしかして?これはうぬぼれじゃなくて好かれている?と思い至ったはいいものの、お互いタイミングが合わなくて…。
リカの親友の中川がリカの相談を迷惑がりながらも一応相手するのだけど、「あなたね」とか微妙に距離感のある話し方をするのが見てておもしろい。怒るともっと怖いのだけど :-)
いやー、しかし、このあと未収録部分がいくつかあるとはいえ、まんがタイムジャンボの連載もしばらくお休みしていたし、3巻がでるのはいつになることやら…。
_ 井上富紀子/リコ・ドゥブランク『リッツ・カールトン20の秘密 / 一枚のカードに込められた成功法則』
リッツ・カールトン関連記事が好きなので店頭で出会ったとたんに買ってしまった。
著者の井上富紀子は夫と事業を営んでいる人だけど、セミナーでリッツ・カールトンに魅せられてファンになり、世界に49ある(当時)全リッツ・カールトンに泊まってみようと思い立ってリッツ・カールトン行脚を始めたのだった。(ってかなり資金がないと難しいのでうらやましい限りだがまぁそれは置いておく)
リコ・ドゥブランクはザ・リッツ・カールトン大阪の元総支配人で、3/30にOPENしたザ・リッツ・カールトン東京の総支配人。
本文の構成は、井上さんが宿泊時の驚きや"リッツ・カールトン・ミスティーク"の報告をして、それに対するコメントのかたちでリコ・ドゥブランク氏が書いていくと言うもの。クレド・カードに書いてあることと呼応させながら説明を加えていってくれます。
途中からは、行脚している有名VIPだということを差し引いても、リッツ・カールトンの横の連携(迎える側が宿泊客の好実を把握していたり、ちょっと前に止まった別支店からの写真が届いていたり)の強さや誕生日イベントなどのおもてなしに従業員達がサプライズを考えたりというところが、さすがリッツ・カールトンと思わせたりで、興味深い。
というか「たまに泊まる」ぐらいになりたいところである^^;
_ 『Numéro TOKYO(創刊号)』
3/11に買って忘れてた。
エディトリアルがおもしろそうなので買ってみた。
ファッション雑誌なのだけどまともに服を紹介していない。ちょっとエロっぽいというかセミヌードっぽいコーナーもあったり。
特集はよくわからんがケイト・モスとか、黒川紀章のカプセルハウスKとか、近年良作が多いドキュメンタリー映画の話とか、匂いのフェティシズムとか。
あと、コーナーのタイトル脇にページNO(ノンブル)がでかでかと書いてあったりでちょっとおもしろい。
ただ、あまりにもハイ・ファッション傾向が強くて(というかデザインじゅうしというか)、売れ行き大丈夫かと心配。
発行元がLA CACHETTEだったのが創刊号から扶桑社になる(なった)らしい。発売元はアシェット婦人画報社。よく分からん事情。
2007-04-07(土) [長年日記]
_ 鈴木有布子『罪と罰』最終回(Wings5月号)
鈴木有布子『罪と
前号までの話題としては、神様が呪ったのは一色家の当主なので、太郎に不幸がきているのは太郎が当主になるということか、、という話をしていたところ。
じゃあハジメは当主にふさわしくないのか、とかもめだしたところで、実は(ハジメの奥さんの)イブの親が体をこわしたので牧場に手伝いに戻りたいけどハジメの仕事がやっと認められたところなので言い出せなかった、、、と言うことが判り、結局ハジメ・イブたちはイブの母国に行くことになる。
その出発の日にちょうど放蕩親父が帰ってきて、、、。
鈴木有布子はエピローグや後日談で、その5年後、10年後、みたいなエピソードを書くのが好きなようだが、今回は太郎の孫の代に語り継がれた話になってしまった^^
_ むんこ『らいか・デイズ(5)』(まんがタイムコミックス)
相変わらずです。
クリスマスの晩、らいかの両親が電車の事故で遅れていることをニュース画像で見た竹田。蒔奈が同じく電話したときには既にひとりっきりのらいかの家に駆けつけて差し入れをしているという男前ヽ(^o^)丿
でもせっかく父親が帰ってきているからとさっさと戻ってきたので「まだまだだな」と両親から冷やかされる竹田ヽ(^o^)丿
そういえば連載の方で、らいかの名前はカメラのライカから取ったのか?というネタが出てきた。一応話としては実は行きつけのラーメン屋の名前から、と言うことだそうで。でもマキナもプラウベルマキナの可能性も…。(と思ったらWikipediaに色々書いてあるな)
ちなみに、5/11に創刊される『コミックエール』にむんこがらいかを主人公にしたサイドストーリーを描くらしい。
2007-04-08(日) [長年日記]
_ 統一地方選挙(大阪府会議員)
寝屋川市の投票率は男女平均で44.85%だったとか(男性42.86%、女性46.74%)。
定数3人のところに候補者4人だったのであまり大した争いにならず(おまけに当選した3人が似たような得票率)。
2007-04-09(月) [長年日記]
_ 佐原ミズ『マイガール(1)』(バンチコミックス)
約1年前にコミックバンチで連載が始まった佐原ミズ(夢花李)『マイガール』がやっと本になりました(月一ペースだったもんな)。
正宗が高校の頃に知り合った4つ年上の大学生の陽子さん。留学するから別れましょうと言われたけども、ずっと待ってると言って別れたが、、、5年経って彼女の訃報を聞く。葬式に訪れたときに彼女の母親から、彼女には娘がいて、父親は笠間さんだと言っていたと聞かされる。
今まで何の音沙汰もなかったしどうせ自分の子供だなんて嘘に違いないと思って、会いに来た娘のコハルちゃんも追い返そうとするが、彼女が正宗に相談したくてでも出せずにしまっていた手紙を見せてもらって彼女の寂しさがこみ上げる。
悲しいことは忘れてしまいなさいといわれても陽子さんのことを忘れられない正宗は、同じくママを忘れられないコハルはは一緒に暮らすことにする。
23歳独身・一人暮らしで馴れないままに5歳児との同居生活…。
父親としてというより母親が語っていた恋人の「マサムネくん」として慕ってくれるコハルちゃんがかわいい。
死んだ彼女の娘を引き取ったと聞いて反対する母親と口論になる正宗と、コハルが幼稚園のお芝居にでるからとカメラの練習をする母親とか、元気がなかったコハルが正宗を見つけるなり元気になったところをみて安心する母親とか、がいいところです。
_ 雁須磨子『かよちゃんの荷物』(BAMBOOコミックス)
Amazon
30歳独身女子のかよちゃん。
いつも荷物が無駄に多い(←それはわしだ…)。
会社を辞めてのんびりしているうちに太ってしまったり、30歳の自分を筆頭に28歳,27歳の姉を差し置いて20歳の弟仁崎に結婚されたり(かよちゃんの親友も30代独身…)、ちょっと変な雑貨屋でバイトを始めたりと、いつもながらある種リアルな生態を描く雁須磨子。。
とりとめなく話が展開するのも雁須磨子らしくて良いけど :-)
実家に戻ってお婆ちゃんからまだ嫁に行かんのかとか聞かれてまだまだ、お母さんも今はそんな時代じゃないから佳代のすきなようにとかかばってくれるのだけど、最後にお母さんに全然嫁に行く気配もなくてごめんなさいとあやまってみたり :-)
_ 『COMIC失楽天(快楽天5月号増刊)』さめだ小判&いーむす・アキ特集
「大・特・集 さめだ小判vsいーむす・アキ 2大淫汁大決戦!!!!」だそうです :-)
さめだ小判特集
『快楽天BEAST』の看板作家として活躍中のさめだ小判。
表紙イラストギャラリー他作品の収録。多くはカラーも収録していて貴重。
- 『どきしまっ(DokiDoki Shimai)』日記(と言ってもろくに言及してないので意味ないが)
- 『シスター・オブ・ペイン』日記
- 『メイド in ぷあ〜』日記
- 『桃園学園 男子寮にようこそっ!』
- 『ナンノちゃん バレエ道』日記
- 『漫喫 マンキツ』
- 『ヴァージニティ・ロスト』描き下ろしカラー4P。今日のために仕込まれてきた新人メイドのお披露目でご主人様に処女を散らされるというお決まりパターンだがまあいいか :-)
いーむす・アキ特集
短編色々書いてるはずだが今回はこれだけ
- 『若奥様解放区』全七話+描き下ろしカラー
北河トウタ『あれフェチZAPPING』
『快楽天』本誌5月号の『あれフェチ』と連動したショート作品。立ち聞きしていたお母さん視点でオナニー :-)
ウメ吉『純情サディスティック』
オタクな幼なじみのところに押しかけているツンデレ娘・一花。「春介のくせに口答えするな」と乱暴をはたらくが、暴れたショックでお宝フィギュアが壊れてしまって切れた春介、一花につかみかかったら服を破ってしまう。そしたらいきなりしおらしくなってしまった一花を普段の仕返しとばかりに好き放題に凌辱する。
なんで判ってくれないの、、と一花が泣きながらいうには「フィギュアなんかよりもあたしをみてよ」。と燃えた二人は調子に乗って2回も生で出してしまいました…。
しらんたかし『たまにわ』
血の繋がらない兄に夜な夜な夜這いをかけて来る妹。寝ている兄を一方的に犯すが…。
話はともかく、全体に今ひとつ魅力が足りん…。
_ 『コミックREX(5月号)』
Amazon
武梨えり『かんなぎ』
失踪したナギを探しだせずに落ち込む仁。
そんな仁を問い詰めるつぐみ。
自分から出て行ったんだから見つけて欲しくないのかも、、といじけ気味の仁に説教するつぐみがえらい。
インターネット掲示板にあがるナギ様目撃談をヒントに河原にいった仁はナギを見つける。
騙してたんじゃなくて自分でも判らなかっただけだろ!?ナギが判らなくても俺は昔ナギに会ってるから神様だって判るよ、という仁に抱きついて泣き出すナギ。
って、ここのナギが黒いワンピースに黒ストッキングにパンプス履いていて良いのだよなあ(ちょっと礼服みたいだけど)。しかし居候していたあの家のおばちゃんが買ってくれたのだろうか。
黒柾志西『鬼ごっこ』
妖たちを消して回っていた少年は「死神」みたいなものという。
妖に限らず生きてるものなら植物さえも殺してしまう少年の力に立ち向かうために、額の角からだした剣を取る
一方、頼子は「継ぐ者」としての力が目覚めて暴走状態にあった…。
(つかその一方で綺麟は修行と称して尻の穴をまさぐられていたり…ヽ(^o^)丿)
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』
とりあえず次は島原vsケンカ番長・久我阿頼耶になります。
この期に及んで(操られていても)セーラー服に黒タイツなアラヤヽ(^o^)丿
梅川和実『ガウガウわー太2』
騒動も片付いて、みさと先輩を家まで送っていった太助。しかし家の前でいきなり飛びついてきた女の子は太助をパパと呼ぶ…。
気にしてない顔をして別れたみさとも内心穏やかではありません…。というか機嫌が悪いこと弟に一瞬で見破られるのって…。「怒ってないって言ってるでしょ!」
石田あきら『私立彩陵高校超能力部』
リーダーとなる力を持った超能力者を探しに乗り込んできた二人。
超能力部にきた二人をヤソベが迎える。
タチバナシオリの予見にしたがって潜入調査をしていた「同志ヤソベ セイ」に調査の結果を聞く二人だが、ヤソベは言葉を濁す。ここには大した超能力者はいないからターゲットにはならない…。
超能力を持っていることに対して屈折してなくて、恨みもコンプレックスもないから「俺たちと違うんだ」と巻き込むことを避けようとするヤソベは二人に倒されてしまい…。
古名奏子(ちゃい)『wishes』
PS2版「Fate/stay night [Réalta Nua]」発売記念で、Fateコミック化作品が2本載っていて、これはその一つ。古名奏子は同人『印度茶』のちゃいさん。
召還直後の凛&アーチャーとシロウ&セイバー。
村崎久都が全員プレゼント申し込み注意マンガ
P.463の全員プレゼント申し込み注意事項マンガを村崎久都が描いていた。ちゃんとオチもある :-)
2007-04-11(水) [長年日記]
_ 三浦しをん『ロマンス小説の七日間』(角川文庫)
先日の『秘密の花園』でちょっと気に入ったので、三浦しをんの他の作品にも手を出してみる。
カバー絵はこなみ詔子(ぱっと見、相楽直哉かとおもったけど)。
この話は、海外ロマンス小説の翻訳をやっているフリーの翻訳家・あかりが、新しい中世ロマンス小説の翻訳中に同棲している彼氏が相談もなく会社を辞めてしまったりして私生活の悩み事が増えてきたせいで、そのイライラを翻訳中の小説にぶつけ始めて、創作を加え始めてしまう、、というもの。
請け負った小説があまりにもありきたりな展開で、こりゃあラストも読めるな、と思って読んでみたら思った通りだったので、ちょっと気がそがれたりしてるところにイライラの原因が来たりしたものだから、別にキャラクターをいじめるわけではないけども、話の展開をもうちょっと刺激的に、、と手を加え始めて、とうとうヒロインと結ばれるはずのヒーローを殺してしまう…。
その間にも私生活ではいろいろなことがあり、でも最後には落ち着くところに落ち着いたりするのだけど、まあそっちのリアルの生活の方は恋人や父親の描写がそれなりに楽しかったりするのだけど、ネタになっている翻訳小説があまりにもおもしろくないので、手を加え始めて暴走していてもあまり面白みが増えないと言うところがネックか。
『秘密の花園』とはちがって繊細な心を描く、、、のではなくぶっちゃけトークみたいなノリでかなり作風は違うのだけどこれはこれで良いか。でもやっぱりロマンス小説がおもしろくない。表4の説明では「現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし」とあるのだが、小説から現実への影響というのは特に見あたらなかったような…。
それはそれとして、ぶっちゃけトーク的なノリがですね、ふと立ち読みした同じ筆者のエッセイ『乙女なげやり』と同じだったのですが、こっちがめちゃツボ突かれてしまって思わず買いそうになってしまった。こっちが特異な作風なのか(表紙が二ノ宮知子なのでなげやり度合いが伝わるというところも)。
2007-04-13(金) [長年日記]
_ 『コミックビーム(5月号)』森薫のラフスケッチ集付録
特別別冊付録・森薫ラフスケッチ集『Scribbles2』36p(表紙込)
先月予告があったとおり、森薫ラフスケッチ集付き。
ウィリアム、アーサー、グレイス、ヴィヴィーたちの「やっちゃった」シリーズがよいなヽ(^o^)丿
「眼鏡好きで、この角度が嫌いな人はいないと思います(断言)」も笑えるヽ(^o^)丿
バニーガールと競泳水着が好き:-)
森薫『エマ外伝』第九話
今回はウィリアムとハキムが出会った頃の話。
インドへ行ったときに、年が近い遊び相手として紹介された二人。 お互い言葉は通じないもののテニスを教えて遊んだり…。と、教える側だったのに当時から負けっ放しのウィリアム…。
入江亜季『群青学舎』第19話「続ピンク・チョコレート」
『ピンク・チョコレート』の都さん再登場ヽ(^o^)丿
つかやっぱり好きだったのね。しっかり付き合ってるし。。。
マイペースな娘だなあ。しかし都さんはやっぱりええですのうヽ(^o^)丿 近くにいたら困るタイプだろうけど。
それにしても都三也子ってしゃれみたいな名前だなー。
志村貴子『放浪息子』
「女の子」のリボンをつけたくない高槻さん。
修一と一緒に演劇部にスカウトされた千葉さんに「才能があってすごい」と言ったところ、千葉さんからはそんなに屈託無くすごいなんて言えるのは自分が関心を持ってない分野だからでしょ、と反発されて。
千葉さんはむかつくものの、やっぱり学ランを平気な顔で着る更科さんがうらやましい高槻さん。
高槻さんを怒らせたからと佐々ちゃんの後ろに隠れて謝る更科さんがかわいい。
2007-04-14(土) [長年日記]
_ 『DOKIッ!(5月号)』
ZUKI樹『彼女のおもてなし』センターカラー
付き合い始めた彼とHを盛り上げるためには、、、と四姉妹で相談したところ答えは裸エプロン?
四姉妹というから四姉妹がエッチに絡むのかと思ったら、相談するだけであった。ちょっと残念 :-)
高橋こばと『シエスタ!!』
シエスタのパティシェ・清瀬いつきさん。
シエスタのスイーツが好きでいつも買ってる工藤さんは、自分が改装を手がけた店でたまたまいつきさんと出会う。店長が双方の知り合いだったのね。
なんとなくよく出会うようになってからスイーツ巡りをするようになったものの…。
春輝『秘書課ドロップ』
ほったらかしにされた瑠菜が嫉妬して社内でエッチ。つか、ツンデレ爆発 :-) 瑠菜も良いのですけどね〜 :-)とくにコスプレ女王様モードとか
ドジって京子が買いそろえたティーセットを割ってしまって給料から差っ引かれたり。京子がここで怒鳴らないところが怖い。というかため息の深さがでてて…。
で、家に帰ったら自宅まで桃川の手下に荒らされていて、それを見た沙織は「私の部屋に泊まってください」と言いだす。
九部玖凛『かんなの水魚』
積極的になった環菜といちゃいちゃ。。とおもったら、女性カメラマン アサルト・ホークに誘われてついていったらラブホテル。
_ 『快楽天BEAST(5月号)』
さめだ小判『桃園学園男子寮にようこそっ! ver1.5』
この間の『COMIC失楽天』にも収録された『桃園学園男子寮にようこそっ!』の続編。表紙と連動。
あれからこっそりつきあってる寮母のひなたさんとケンイチくん。今日も夜中にこそこそエッチをしていますが、なりゆきでエッチを続けていたのではいけないと、ケンイチからきちんと告白を。
それはいいが、この人達中出しが好きだなあ〜 :-)中出しはともかく「入ってる」感の見せ方がわりと好き。断面図を見せる作家もいるけど、それよりはこの見せ方が好み。
美夜川はじめ『秘密のアイコトバ』
バイト先のお屋敷のお嬢さまとこっそり付き合っている主人公。
いや、しかし説明がそれだけで終わってしまうな。兄もバイトに紹介したものの、その裏でまたお嬢さんとエッチを…。ってそれがまた兄にのぞき見されてたりして。
ねこまたなおみ『きずあと』
やっぱりすずきめいに似てるよね。
今回は、アパートの管理人さんに片思いしている話。ドジな管理人さんを助けるために大工仕事や雑用を手伝って生傷が絶えずよく手当をしてもらっていたが、ある日、管理人さんが実家に帰ってしまうと聞く。
最後に告白したついでに押し倒しかけたら止められて、やっぱだめだよね。。。と思っていたら、わざわざビールを飲み直して「酔っちゃったなー」と腕に抱きついて仕切り直してくれる管理人さんとお別れのエッチ。
2007-04-18(水) [長年日記]
_ 『コミックマーブル(創刊号)』(竹書房)
主に『ビタマン』系作家による非18禁のマンガ雑誌。非18禁どころかほとんどエロなしのラブコメ誌だ。
ハルミチヒロの名前を見つけたのでとりあえず買う。小林拓己、永野あかね、真鍋譲治、楠桂、大橋薫も描いてます(ひさびさに大橋姉妹をセットでみたけど見分けにくくなってきた。。一応判るけど)。
いまんところ全部読み切りらしい。コンビニ売りだとそっちのほうが買ってもらいやすいのかもなー。
ハルミチヒロ『17 セブンティーン』
コンビニで財布を忘れていたところで、後ろにいた女子高生がお金を立て替えてくれる(かっこわるい)。
その女子高生が佐那子。そして自分が34歳。17歳年下の女の子との出会い。
その場でケータイの番号を教えてくれた佐那子。お金を返すついでにお礼をしようとちょっと疑いながらも電話をかけてみたらちゃんとつながったので、よく知りもしないおっさんに電話番号教えるなんて危ないだろと説教する始末 :-)
他にもたまたま会う機会があって、気が合うと喜んでいたけれど、車道に飛び出していたところを引き寄せて抱きしめたときに体の柔らかさを感じてしまい、好感を抱いてくれてる女子高生にこんな気持ちを抱いたらだめだとかそんな自分に対する嫌悪感を感じて「もう会わない」と言ってしまう。
それからは彼女を避けるように残業をして帰っていたが、ある日彼女が帰りに待ちかまえていた。
明日引っ越しなので最後に会いたかったという…。
朝森瑞季『星の降る夜に』
中学時代片思いしていた女の子が高校の文化祭で天文部の展示を見にやってくる。
せっかくの機会なので文化祭を案内していると、今日は流星群が観察できる日だって年賀状に書いてあったよねと言ってくる。よく憶えてたねといったら、手紙をいつも持ち歩いてるから…と彼女。え、それって?と思ったが友達に割り込まれて聞けずじまいに。
そうしたら彼女が帰りに校門で待っていて、流星群を見に行きたいという。
いままでずっといくじ無しで踏み出せずにいたのを今回でなんとかする!と思い、遠慮しがちな彼女を連れて河川敷へ。
流星群を見ながら、勇気出すぞと願いをかけて告白を。
まあ、あまりひねりはないのだが、王道な話で読んでる分には気持ちがよい。この作者の場合、かわいい女の子が一方的に主人公を好きになってくれるパターンが多いけど^^;
いとうえい『Candy Girl』
ある日、一人暮らしの家に女の子が訪れてきて同居するという。父親の手紙を携えてきて言うには昔の知り合いだか。
しかし彼女のことを思い出せない自分に彼女はいたく傷ついた模様…。そのまま主人公の学校に転校してきた(もちろんクラスも同じ)のはよかったが、彼女に追っ手が…。もっとも手練れの追っ手は彼女のお目付役でもあるメイドだという。 って、エロがないだけで展開はエロのパターンですなあ^^;
東雲水生『ラビッツ!』
幼なじみの理系くんにつきまとっているのに愛想がない。
その日もまた彼のところに顔を出したが、実験中の試薬がこぼれてしまったところでその蒸気をかいでしまったら、ウサギの耳と跳躍力が身についてしまう。驚く自分をほったらかして、薬の効き目とかそんなことばかり言い出す彼に怒って飛び出すけれど…。
_ 犬上すくね『ラバーズ7』最終回(サンデーGX)
最終回だった。
なつきをとりあってひろみと社長がピンポン勝負をしているのに業を煮やしたなつき、自分のことを人に決められるのはいやだと、自分とそれぞれ勝負しろ!と言い出す。
結局なつきはひろみとくっつくので予定調和なのだが、最後のひろみとなつきはあっさりしすぎだと思うぞ^^; ページ不足か?^^;
2007-04-20(金) [長年日記]
_ 黒田硫黄『セクシーボイスアンドロボ セクシーボイスは14歳』(コンビニ版)
コンビニ向け廉価版です。
TV実写ドラマをやってるのでそれにあわせて出したらしい。連載読んでてコミックスも持ってるのだが、結構前なのと、連載中に腱鞘炎かなにかで長期休載したあと自然消滅したせいもあって、どうもコミックスを入手し損ねている気分が続いている。
つい先日もn-mixでセクシーボイスの話をしていたのだが、どうしても入手難の気がして「買っとかないと」と思ってしまう。とりあえずひさびさなので買ってみた。実写のロボとニコは少なくともスチールではイマイチ似合っていない。
やっぱ見所は「だるまさんがころんだ」だろうなあ。
あとは、三日坊主が殺されるきっかけを作ったのは自分、というところ。
セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)
小学館
(no price)
セクシーボイスアンドロボ #2 (BIC COMICS IKKI)
小学館
(no price)
_ 高橋慶太郎『ヨルムンガンド(2)』
相変わらず好調。
今回は殺し屋の「オーケストラ」なる連中(今は2人組に縮小)も出てきて騒がしい。ちょっと馬鹿馬鹿しいのだがこれも作風だな^^;
おもしろいのは、警察署から出ようとしたときに、オーケストラからの捨て台詞と私兵を抑えられていることを思い出して「一歩も動けない。」というココの緊張ぶり。ある意味自衛能力のないココのへたれっぷりなのだけど、ジョナが待っててくれたから大丈夫なのだよーん、みたいな :-)
あとは「矛盾したことをいっていいのは武器商人だけ」という矛盾の故事に掛けたセリフぐらいか(いや、よくないが)。
しかし今回はあまり「武器商人」の仕事してなかったな。
最後にちょっと収録されている次のエピソードではココの兄貴(初登場)と一緒に納入する武器を預かっているが。。
_ 葉月京『Wネーム(5)』
のぞきサイトバイトが社内に暴露されて針のむしろの天ちゃん。
そんな天を守るために、自分の素性(花屋敷雲雀=利一)をネタにした噂を流して関心を逸らそうとするリーチ。
リーチは半分冗談と思っていた天を部屋に呼び、花屋敷雲雀の女装姿を晒す。学生時代に、マンガ描いてるなんてキモいと言われて振られたトラウマに抵抗して初めて告白した相手が天ちゃん。
リーチが花屋敷雲雀の格好をしてまた蓮のところに行っていた頃、天ちゃんはこれでバイトをやめようと断りに行っていた。主催者のあんちゃんは、せっかくのいいネタのモデルなのに抜けるなんてと逆ギレして覗かれてる部屋の中で天をレイプしようとする。それを自宅で見つけてしまった蓮は、リーチ達と助けに走り…。
って、蓮が今まで表向きはずっと憎しみをぶつけていた「お姉ちゃん」を助けようと男につかみかかったり、手錠の鍵を拾おうと動かなかった脚を必死に動かして、つい立ち上がってしまうあたりはわりと見せ場。簡単にたてるものじゃないという話はあるかもしれないけど、それよりも、天に負担を掛けてることを後ろめたく思っていた蓮がやっと面と向かって謝れた場面なのでなー。
でも、この巻で完結かと思ったらまだだった…。
_ 冬目景『イエスタデイをうたって(5)』
永遠のモラトリアムマンガ。
前にも書いたけど、しな子(しなは木に品)の顔が最近、とみにかわいく幼くなってきたぞ^^; もう別人ですな。
それはそれとして、相変わらずリクオもしな子も何も決められずに進まないのだった(バイトや仕事は決められても)。
しな子はリクオを久しぶりに自宅に招くが、ドアの前まで来てやっぱりごめん、、と返してしまう。ここでおとなしく帰ってしまうリクオはまあそういうヘタレキャラだし何より嫌われるのがダメなのでやむを得ないのだが、ここではむしろしな子が悪い女だよなあ。「その気」があって誘ったわけではなく、ドアの前まで来てその意味を気にし始めたり、するのもなんだし、そもそもお互いに気を持たせているというところでも「困った人」なのだよなあ。どっちも選べないしどっちにもいい顔が出来なくて、かといってどっちも決定的に断れない。
そしてしな子の返事待ちでしか動けないリクオはまた悩まされ続けるのであった。。
_ 『OURs+(6月号)』
今月は二宮ひかるの表紙がめだちます。背表紙だとロックの絵なので本誌なのか+なのかぱっと見わかりにくい :)
二宮ひかる『あおぞら』
弟と関係を持ってる姉。弟が求めてくるから、と言うことを言い訳にして、求められても嫌がる振りをして拒まない。と言うことを続けていたが、弟が大学に合格し一人暮らしをすることになって…。
なのだが、いまいち、既存作品と類似していてピントとこなかった。タイトルは、その新しい一人暮らしをする部屋で横になったら青空が見えた、と言うところから来ている。
「そんなに深く突かないで…」というのは『ナイーヴ』にもあったっけ。ここでは「そう言いながら 自ら深く 足を折る」と続く。
谷川史子『くらしのいずみ』5軒目・島岡家
別居している旦那がいるのに、酒の勢いでついゆきずりのエッチをしてしまった主人公。
編集の仕事を続けたくて東京に残っている妻(自分)と、農業をするため地方にいる夫。 月に数回会う関係だけど、なぜ彼はこんなわたしと結婚をし続けてくれるのか。不安になって問いかける。
聖悠紀『超人ロック ライザ』最終回
長官は最後になって、同行していた"エリーズ少尉"が本物の超人ロックかと疑い始めたようだが、、"ライザ"が去って本来のエリーズ少尉が戻ってきて…。
きづきあきら+サトウナンキ『いちご学級』
旦那とその母親が子供の面倒を見るから、お前は子供の世話をしなくてもいいよと言ったらどうしたい?という選択肢ができちゃった婚で中退した妻に。
あまり好きじゃないのでどうも乗れない作品である。
天野シロ『かぶりもんスター★』2話掲載で最終回
負傷した一之江の替わりにバードンに入ってショーをやることになって…。
ちとせねえちゃんとの進展はあまりないのだけど、バードンのアクターとして成長したというところで終わり。
そこそこおもしろかったけど物足りないのは毒が足りなかったから?
スエカネクミコ『成城紅茶感の事情』2話掲載で最終回
なんか、滅茶苦茶なまま終わったなあ〜 :-)
2007-04-23(月) [長年日記]
_ 『コミックハイ!(5月号)』2周年記念
リニューアルからかぞえて2年と言うことらしい。その前のは歴史に入ってないのだな :-)
2周年記念ということでピンクに『ひとひら』のハデな表紙。各作家がおめでとうページを1ページずつ書いてます。
桐原いづみ『ひとひら』
新しい舞台のキャスト決め。ちとせは前回の失敗のせいで「馬」決定。麦は役者でなく裏方に回ろうとするけどもどうしても役者が足りず・・・。
袴田めら『暁の潜伏魔女』
惚れ薬を作っていた夜。その惚れ薬が奪われて騒動になったあげく結局夜本人が飲む羽目になってしまったりして。
夜が暁に飲んで欲しかったという。。。って姉妹(?)で仲良くして欲しいからといって惚れ薬に走るのか :)
私屋カヲル『こどものじかん』
似たところがある白井先生に懐きだしたクロ。一方的に懐かれてちょっと困惑気味の白井先生。それでも仲良しの印にヘアピンをもらったのを見えるようにつけてあげて…。
2007-04-24(火) [長年日記]
_ 『電撃大王(6月号)』
山下いくと『ダークウィスパー - 闇のささやき』
前回、放浪中の服をもらったという女の子の処にいって盗みの疑いを晴らしたオーリオール。戻ってきたらエノラと
「出やがったなブラックパンス党め」
「最近ずっと黒じゃなかったけど?」
みたいなやりとりがヽ(^o^)丿
それはそうと、その後オーリも学校に行くことになって体験入学にいったら、例の女の子だけでなく、コヨミも同じクラスに。
次回から学園コメディか? :-)
林家志弦『はやて×ブレード』
シド&ナンシー戦を控えた玲&紗枝。玲と出会った頃を思い出す紗枝。色々お家事情もあるようだけど…。
ちなみにシドは士道美沙子でシド・ビシャスと読ませるらしい :)
相田裕『ガンスリンガー・ガール』
テロの爆発でマルコーの盾になったアンジェリカは義体をやられていたので交換したが、再度の条件付けでかなり神経に負担が掛かっており、再起できないかもしれないと聞かされる。
眠るアンジェリカを見舞ったマルコーの前でいきなり目を覚ますアンジェリカ。マルコーの前でまた夢で見た犬の幻覚が…。
プリシッラたち他のエージェントは、アンジェリカが死ぬかもしれないという事態にじっと待っていられなくなってきて行動を起こすが。
高野真之『Blood Alone』
全然歯が立たずやられっぱなしのクロエの前に、クロエの師匠、伝説の魔法使いクロエがあらわれて叱咤する。
冬川基/鎌池和馬『とある科学の超電磁砲 』
これ、原作(本編)とのつながり具合全然知らないのですが、美琴とかわりと好き。
キャラ原案は灰村キヨタカなのだけどマンガの方はむしろ鳴子ハナハルっぽいところがあるなー。
_ Ilona「ときめき☆アーモンドパフェ / Un Monde Parfait」
これはちと今更という気もするが、知ったのが夕べなもので :-)
ローソンで流れていた曲が気になって、家に帰ってからローソンCSほっとステーションで流れていた曲を調べたらこれだと判明(時間指定で流れた曲がわかるようにしてくれてるローソンもえらい)
自分的に形容すれば「ロシア民謡をフランス語で歌った」ような曲に一発で惹かれてしまった。ちょっとたどたどしそうなフランス語もよいですな。
アニメのPVでは"イローナ"が振り付けつきの踊りをしてるせいもあって、日本ではフレンチポップスというよりは"パラパラ"で受容されたようだ^^; TSUTAYAにいっても、クラブ系のコーナーに置いてあった。
イローナ・ミトレシー(Ilona Mitrecey)は1993年9月生まれと言うから今でも13歳。ちょっとあどけないのも判るけど、最近のPVみると急激に大人っぽくなってる様だなあ。フレンチロリータの伝統をしっかり踏襲しているようだ^^
それにしても"Un Monde Parfait"を「アーモンドパフェ」にしてしまう訳とマーケティングセンスも凄い^^;
_ 紺野キタ『Dark Seed(2)』(幻冬舎コミックス)
WEBコミック『スピカ』掲載分。
連載時にさんざんコメントしているので今更特にないが、、お互いに相手をうらやむ気持ちが入り組んでてスムーズに行かない。それでもクリスはレディ・アグネスから番人としての「遺産」を受け継いだセレストの盾になってくれるという。
_ 西川魯介『怪物さん』(幻冬舎コミックス)
WEBコミック『MAGNA』掲載分。 こないだ最終回を迎えたので全編収録。
高校の影の女番長と恐れられる立烏帽子清華を主人公に、男子高生・広樹を狂言回しとして描く物の怪の話。
まあ、いつもの西川魯介ですわ :-)
ちなみにコミックスでは最後に「終章 nevermore(また会う日まで)」が描き下ろされています。立烏帽子と朧谷の後日談と過去の因縁を描いた8頁。
_ 松本嵩春『アガルタ(9)』
たまにしか読まないのでいつも話が分からなくて困っているが今回はちゃんと読んだ :-) 読んだが、どういう文脈だったかもう思い出せないぞ^^;
とりあえずハイランダーの研究所が制圧されそうになったところで続く。
2007-04-25(水) [長年日記]
_ 『少年シリウス(6月号)』
画像では判らないけど、実際の表紙は石の中に結晶がちりばめられたかのような模様が入っていてキラキラしてるのだ。そこで腋を見せつけるようにして見つめてくる姫がたまりませんなヽ(^o^)丿
光永康則『怪物王女』
ゾンビに囲まれた姫達。フランドルの充電が終わったらスイッチを入れて脱出するはずだったが、居場所が知れたせいで、扉を蹴破られてしまい、急いで逃げないと踏み込まれるおそれが出てきた。一同が脱出するために危険を冒してフランドルのスイッチを入れにいったおっさんだが、ゾンビに咬まれてしまう。ゾンビ化する前に殺してくれと懇願し、姫が銃でおっさんの息を止めて脱出に成功。。。。まあこういう時の姫は容赦ないから。
無事脱出してシャーウッドたちと合流した姫達。そこで天にあらわれたのは不死鳥。 王族が成人になると不死鳥になる。本当に不死になってしまうので成人できるのは1名だけ。そのために王子・王女達の殺し合いがあるという。
しかし不死鳥が出張ってきたことを「王族が預かる」と自分が王族じゃないような言葉を選ぶのはどうか。
ヤスダスズヒト『夜桜四重奏 ヨザクラカルテット』
結界を張ってる場所が東京タワーと判ったが、このはの88mm砲では射程が足りず届かない。クルマで東京タワーに向かう一行の横でこのはが言霊で引っ張り出してきたのは28cm列車砲 :-)
坂井恵理/筒井康隆『パプリカ』
かつての「パプリカ」といまの「パプリカ」の争い。というか今のパプリカを使っているまりあとパプリカの争い。夢の中で人を救うはずが悪夢を見せてるだけじゃないのというパプリカに、まりあは人の悩みのもとを解決してあげないと行けないという。
ふる鳥弥生『幽霊旅行代理店ソウルメイトツーリスト』
お姉ちゃんだけお婆ちゃんがみえてずるいという妹の理香子。
添乗シートでやっとお婆ちゃんと再会できて、お姉ちゃんに嫉妬して八つ当たりしてたことも謝って仲直りを…。
こいおみなと(恋緒みなと)『アルト』
恋緒みなとがP.N.を変えて新連載。
鳥がいない世界(化石だけがある)で「セル」という玉の力で発動機を動かす時代、まだ飛行機は(今の鳥人間コンテスト以下の)ちょっと浮かんでられるだけの乗り物だった。
空中には「空のくびき」と呼ばれる謎の制約があり、一定の高さ以上ではセルの力が働かず、それ以上高く飛ぶことは出来なかった。
飛行機の遠乗りコンテストで学園の新入生アルトと出会ったマリアは、アルトのバイクで学校と寮まで案内する。
しかしアルトは女装して学校に忍び込もうとしている男の子だった…。
いや、、しかし、、くびきがあるのが判ってるのに墜落してから高く飛びすぎたことに気づくとか、ネタの出し方に難あり。
_ 『コミック百合姫(vol.8)』
Amazon
林家志弦ぐらいしか目当てがないのだけどなぁ、と思いながら買い続けている。読んでみたら他にもあったけど、どうも「女の子が二人いたら百合になって当然」みたいな話が多い気がして屈折も屈託もないのが気になる。
ちなみに宮下未紀『ピクシーゲイル』はここに載っていても違和感がないな^^;
柚葉せいろという新人は星野リリィのアシスタント出身なのかな。そんな絵柄。
林家志弦『ストロベリーシェイクSweet』
樹里亜に好きと言ってしまった蘭。でもその場ではお互い友達として好きという感じになってしまって事なきを得た(?)が、あとになってドキドキしまくりの二人。
蘭も人のこと(世良と相馬)は一目で分かるのに樹里亜の気持ちは分からないという…。
藤枝雅『飴色紅茶館歓談』
修学旅行で3日間店を休むだけでもその間が永く…。
森島明子『楽園の条件』
なんとなく、ハルミチヒロに似たタイプ。絵はさほど似てないが女の子の性格が。
沙里菜の部屋にたまに泊まりに来るフリーライターの澄。じゃれてキスぐらいはする関係。
同僚がセフレ?の話をしていて、お互い自由な代わりにいつでも離れられるってことだからね、と言っているのを聞いてそこはかとなく抱いていた不安がふくらんでしまい、澄をつなぎとめたくて、一緒に暮らさないかと持ちかけるが…。
乙ひより『Maple Love』
わりと素朴系少女マンガの路線(どんなのだ)の人。
恋愛にはあまり興味のないタイプの女子が、男に持てそうなかわいい女の子に初対面でキスされる。そこでいきなりぐらっと来るのではなく、ひっぱたいてしまうのだが :-) 後日改めて付き合って欲しいといわれるが、「私は好きじゃないので付き合えません」と断ったら、じゃあ友達なら、、、ということで。
でも自分が合コンに出るついでに(男子に興味はないがメシがおごりなので出る女:-))彼女も誘ったら、出るという。私が好きと言っといて合コンに出るなんて、と心の中でちょっとむくれてみたりして…。
乙ひよりは6/18にコミックスが出るらしい。
袴田めら『放物線を描く花』
薄汚くて敬遠されてるクラスの女の子を見かねて家に連れて帰ってシャワー浴びさせて服もきれいにしてメガネもやめたら生まれ変わったようにきれいになってクラスでも目立つようになった。
でもそれはその間面倒を見ていなかった花壇の花が勝手に綺麗に咲いていたのと同じで、自分の手を離れて育っていってしまう悲しみが。
_ 吉原由起『蝶よ花よ(1)』(プチフラワーコミックス)
プチコミック連載してる作品。『プライベート・プリンス』を読むついでに立ち読みしててちと気に入ったので。
かつての大地主・久世家の娘蝶子。でも父親が事業に失敗して土地も屋敷も無くして今は蕎麦屋の娘…。そんな蝶子は就職活動の面接で「処女ですか?」とセクハラな質問をされてしまう。むかついたもののそこしか内定が取れなかったし大企業なので我慢して就職するが、秘書課に配属されてその課長が例のセクハラ面接官。イケメンのくせにセクハラで傲慢な、、と思っていたら彼はかつて久世家に使えていてこどもの頃よく面倒を見てもらった"ちゃーちゃん"だった…。
それ以来、仕事では鬼のようにしばくがプライベートでは朝夕の送り迎えもする下僕ぶり。逆に過保護ぶりが邪魔なのですが、という状況に。
まあ、そういうシチュエーションはともかく、テンション高いときはお互いきりっと課長の顔、お嬢さまの顔してたりしてメリハリあるのでおもしろい。
_ 『アフタヌーン(6月号)』
ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』
配球が読まれていることに気づいたバッテリーは、気づいたことがバレないようにさりげなく配球を変えて行く。
岩明均『ヒストリエ』
故郷の自宅後に久々に戻ったエウメネス。乳兄弟?のヒエロニュモスに会って両親の墓に。 母親の墓碑に描かれた二人の子供。ヒエロニュモスとエウメネス。最後までに着かけてくれた母親に、出るときに「よくも騙したな」と叫んだことを墓前で謝る。
幸村誠『ヴィンランド・サガ』
さっき出て行った家臣ラグナルが遺体で戻ってきたのを見て腰が抜けてしまったクヌート王子。 いっぽうアシェラッド達を追ってきているのがトルケルだと聞き、勝ち目がないのではと部隊に動揺が走る。
沙村広明『無限の住人』
罠にはまった吐たちを水攻めに〜。
柏原麻実『宙のまにまに』
夜の合同天体観測に燃える一同 :-)今回は「夜空の明るさ観測」だとか。
とはいえ不祥事があると続けられなくなるので、活動外の夜遊びは厳重に監視。そんなとき、姫の悲鳴が…。
漆原友紀『蟲師』壷天の星
夜の家でずっと一人で過ごしている女の子。でも見えない誰かが食事を用意してくれたり、人形を隠す遊びをしてくれる。
彼女は昔井戸に落ちて消えてしまった次女だった。いまも母親や姉が食事を作ったり人形の相手をしているが父親は信じない。ギンコはそんな「ここにいるが重なっていない」彼女を連れ戻そうとしてあっちの世界に入り込む。
お互いに呼び合って戻れるという終わり方は良いのだけど、自分自身が行ってしまってて大丈夫なのだろうか、ギンコ。
植芝理一『謎の彼女X』
ちょっと先を行ってる友達からしたら、ふたりはまだ「甘ずっぱい」状態だった :-)
2007-04-26(木) [長年日記]
_ 吉田秋生『海街diary(1) 蝉時雨のやむ頃』(flowersコミックス)
flowersにぽつぽつと書いてる鎌倉を舞台にした連作。まとめて読んだことがなかったので話がつながっているとは知らなかった^^;
親が離婚したり再婚したりでいまや娘達だけで暮らしている3人姉妹。離婚した父親が山形で無くなったと聞いて葬式に出かけて、異母姉妹の中学生・すずと出会う。
山形に行ってすずを引き取るところまでを描いた『蝉時雨のやむ頃』、すずが姉妹に加わって、佳乃は恋人の朋章と別れてしまう『佐助の狐』、 すずが地元のサッカークラブに入ってからを描く『二階堂の鬼』を収録。『二階堂の鬼』はロナウジー子とジーコの夫妻というのが受ける。
それにしても話が思い切り鎌倉密着…。
後からたぁちゃんに言われて判ったが、次女佳乃の恋人・藤井朋章って『ラヴァーズ・キス』の彼なのだな。高校生なので、ラヴァーズ・キスと同じ時代と言うことになるが、いまいち同時代と思えないところが:-) でもラヴァーズ・キスほどとげとげしくない感じ。
それで『ラヴァーズ・キス』を読み返してみたいと思ったのだが、前に文庫で買い直したのすらもう4年前。もう見つかりません。というか時間が過ぎるのが早い ^^;
_ 光永康則『怪物王女(4)』
人気のない街に紛れこんでしまった姫とヒロの話と、夢の中に閉じこめられて出られなくなってしまった姫達が脱出するときに血の味で姫のことで頭がいっぱいになったという(しかもなぜか横になって色気ポーズ :))ヒロというエピソードが好き。せっかく血を与えたのに姫に負けたシャーウッドが無残 :-)
_ Clone人間『アルカディア』
お尻のむちむち感はいつものごとくすごいのだけど、Clone人間が好んで使う「気をやる」という表現は古くさいのでは無かろうか :-)
童女系があると思ったら人妻だったり女教師だったり、守備範囲広いのう :-)
2007-04-27(金) [長年日記]
_ 須賀しのぶ『流血女神伝 喪の女王(6)』(コバルト文庫)
最終章も6巻まできていよいよ佳境に…入った気がしません。ほんとに後2冊で終わるのだろうか。3冊は要りそうな…。
ドミトリアス暗殺未遂の話を聞いて凍り付くグラーシカとカリエ。ルトヴィアに戻ることを薦めるネフィシカ。グラーシカはネフィシカがユリ・スカナの影響力を増すために言ってることも判って躊躇するが…。
バルアンとレイザンは、ザカールに心酔するネフィシカがザカールの大神殿をユリ・スカナに建ててザカールの民を引きつけようとしているのを知る。バルアンの小姓になったとはいえザカールの大神官であるレイザンは、ザカールにあこがれているだけのネフィシカごときがザカールの救世主のような顔をしているのは許せない。バルアンの使いの一行に混じってユリ・スカナを訪れて、カリエに接触する。カリエを暗殺するためではなく、ネフィシカに担ぎ上げられないように脱出を促すためであった…。
一方、セーディラと一緒に森から出られずに過ごしているエディアルドは、セーディラの力で狼が言うことを聞いてくれるので食料にはあまり困っていなかった。子守歌に困ったエディアルドは、母親から聞かされていた子守歌を口ずさむ。「ホルホーゼの息子」とさんざん言われていたのがのがいやだったのだが今となっては育ての母の心情がよく判るエディアルド。そこに急に現れたのは、、、久々登場のラクリゼヽ(^o^)丿
_ ばらスィー『苺ましまろ(5)』
Amazon
いつも通りな。
やっぱり茉莉がかわいいなー。茉莉の自転車にコマ(補助輪)が付いてるのを見て「は?」と固まるところが受けたヽ(^o^)丿
美羽は余計なことばかりしている。とはいえ話をドライブしているのが美羽なのだけど。
_ 那州雪絵『魔法使いの娘 マホウツカイノムスメ(5)』(Wingsコミックス)
やっと続きがヽ(^o^)丿
マンションの庭の水盤が土中の災厄を封じている蓋で、小八汰はいつもそれを監視していたのだった。
60年に一度、土中の星が表に出てくるときに再度封じ込める儀式で、無山は小八汰も一緒に封印しようとするが失敗し、逆に小八汰に襲われそうになるところを初音が飛び出したおかげで小八汰は避けて立ち去ってしまう。
小八汰に無理やり契約を切られたショックで無山は意識不明のままになり、無山不在を襲われないように初音は家に閉じこもる羽目に…。それでも小八汰を探そうとする初音だが…。
家にいても知人の振りをして入ってこようとする敵に困っていると、兵吾も泊まろうかと言い出す。ええー、お泊まりですか〜、と思ったが、兵吾は無山から初音を攻撃できない封印をされているので安全だよとか :-)
話がおおきく進んで、初音もまじめに無山たちの術を憶えようとして面白そうな流れに。
本筋もいいけど、初音がバイトしていた弁当屋の安西さんもよかったり :-)
_ 夢花李『天狗神』(祥伝社)
Amazon
佐原ミズこと
日本列島が東西で別れてしまった。東西の大臣は大人げないケンカをしていて双方争いが絶えない。
西の神に嫁ぐとは、人間の世がきらいで戦を仕掛けている西の神を鎮めるために自分の体を生け贄にしてもらうことだと聞いて、止めようとする水雲だが…。
表題作の他『残桜詠』では水雲の前世篇も。
連載は知らないのだけど、大幅に改稿・加筆しているらしい。
_ 篠有紀子『ケロちゃん日和』
Amazon
理系の変わり者の彼氏・亮と結婚した藍。今は大学講師をしている亮だが、食事以外は部屋にこもって研究しているので相手してもらえず寂しくて、家庭内片思い状態…。
子供もふたりできたけど、やんちゃで研究の邪魔ばかりしているので「冬眠する」と言いだして、こっそり食事を差し入れてもらう始末。
とかよく分からない篠有紀子ノリであった :-)
ケロちゃんというのはオタマジャクシから育てたカエルの名前。
2007-04-28(土) [長年日記]
_ 睦月のぞみ『雨のち嵐、処により恋?』
昔『眼帯天使 くじらの恋×いるかの恋』を買ったぐらいであまり頻繁にチェックしてないひとなのだけどなんとなく買ってしまう。
この人の場合、あまり暗くもなく後ろめたくもなく、鬼畜でもなくわりとあっけらかんとしたところがよい。(鬼畜ネタでも明るい)
なぜかチャイナドレスものが2本もあるなヽ(^o^)丿
_ pako/ファミ通編集部『シャイニング・フォースイクサ ビジュアル設定資料集』(エンターブレイン)
シャイニング・フォースは触ったこともないのだけど、表紙見て惹かれたので。
とりあえずシリルの立ち絵を眺めるためにゲームを買ってもよいかしらん :-)
あまりたとえるのはよくないかと思うが、表紙イラストなんかは絶対少女のRAITAにも似たタイプだな。女の子が神経質そうでやや病的 :-) (まあRAITAほど病的ではないけど…)
キャラクター設定画、販促もの・雑誌用イラスト、背景・大道具の設定、キャラデザインpako氏のインタビュー、ゲームデザインとキャラクターモデリングに関するインタビュー、その他ゲームのシナリオライター火野峻志による書き下ろし小説「終章」もあり。
_ 八宝備仁『八宝備仁画集 SWEET BODY』
Amazon
エロゲ系イラストレーター八宝備仁の(ゲーム設定集名義じゃない)作品集。
一番多い収録はやはり『メガストア』『メンズヤング』の表紙イラスト。
あと、同人誌やHPトップページイラストとか、販促その他の細々した仕事。ゲーム関連もちょっと入ってる。
まあ、ゲームがらみなら八宝備仁の名前を知らない頃から色々買ってたのだけど(『BOIN BEST SELECTION』、『となりのお姉さん 公式ビジュアルブック』、『無垢弐 公式ビジュアルブック』)、ゲーム以外のものでこれだけ集まると壮観ですな。
ほとんどのイラストは1頁1枚で大きいのでファンなら買って損はないでしょ。
_ 『ペンギンセレブ(6月号)』
ペンギンクラブのシリーズにこんなのがあるのは初めて知ったのだった。
とりあえず野上武志の『大和撫子○○七 -番外編-』(カラー4P)と、再録で『先輩と僕』、『ただいま自習中』が入っていたので買う。
_ 『ビタマン(6月号)』ハルミチヒロ新連載
ハルミチヒロ『恋をするのが仕事です。』新連載
ハルミチヒロの新連載。
お互い志望していた会社に就職できてやる気満々の同棲カップル亮とみのり。
しかし入社していきなり言われたことは、かつて異性がらみの産業スパイ(ハニートラップ)事件があったため、ライバル会社社員との交際は全面禁止するとか。それが彼女の会社だった。家に帰ってみたら、彼女も会社で同じことを言われたらしく、不安そうにしている。
一応二人は会社に内緒にして付き合い続けることにするが…。
初出勤前日の晩と、問題の初出勤から帰宅した直後にそれぞれエッチシーンがある :-)
朝森瑞季『ガラスの女神』
栗宮さんは彩から好きな人はいないのかと聞かれて、いるけど「所詮、かなわぬ恋だから」と答えるのだった。
って最近ちょっと停滞してるなあ…。
藤坂空樹『ももいろミルク』
ケンカした後、表で待っていてくれた優羽を迎え入れた神山。優羽は優羽で、神山が市原と一緒にいたことで気を揉んでいたらしい…。不安そうにしている優羽を落ち着かせるために、好きだと言って抱きしめてそのまま職場Hへ。
とりあえず企画書は出したものの落選。しかし再提出の機会が与えられる。これ以上やることが思いつかないという神山に、優羽が神山君なら出来るからやらせてください!という。
まあより良いアイデアがでる自身がないと言うことはありそうだけど「力を出し切った」から何をしたらいいのか、というのもなんか :-)
高橋こばと『潮風ステイ』
ビタマンには初登場だったのか。つい『シエスタ!』のつもりで見てしまった :-)
失恋の痛手を癒すため、人の少ない離島の旅館に泊まりに来た藤江。
そこでであったのが地元商店で働く陽子さん。
話し相手もいないので陽子さんの店に毎日のように出かける。
島を出る日にお別れ会をしてくれた陽子さん。東京の話をしたら、「島から離れる勇気がない」という。でもそんなこんなで別れを惜しんでそのままエッチに…。
そのまま別れることになったが、一ヶ月後、東京に遊びに来るというメールが。
ヒヤマシュリ『おすそわけ』
お向かいに住む奥さんにあこがれている主人公。
前を通りかかったときに落とした洗濯物の下着を拾ってあげた処から知り合いになり、なんども実家からもらった野菜や果物のお裾分けをもらうようになる。
ある日奥さんが家まで来て、ちょっと手伝って欲しいことがあるというので行ってみるとTVがうまく映らないというのでケーブルの接続を確認してつないでみたらなんと、AVを再生しているところだった。
AVをつけっぱなしの状態に「誘われてるのかな」と期待するけども、何事もなく帰されそうだったので「奥さんを抱きたい」と言ったところ「人妻なのにそんなことをすると思ってるの?」と素っ気ない。でも、とイチゴを口にしながら「無理やり犯されてしまうかも…」とこちらを伺うので、ついに我慢できずに…。
_ 『COMIC快楽天(6月号)』
鳴子ハナハル『表紙のご奉仕』
表紙カラーと連動のカラー1Pマンガ。(『表紙のご奉仕』はマンガのタイトルというよりコーナー名っぽいが)
まあ見れば判るがチアガールが元気づけにお口で…。でも試合前にそんなことをしたら力が :-)
恩田チロ『快感★ストライク』オールカラー8P
恩田チロって巻頭カラー結構多い気がするな?
それはともかく表紙と連動企画なのかどうか判らんがこっちも野球部。野球部員を襲う女性コーチ :-)
そこに割り込んできたのがチアガールの同級生。ということで3P状態に。
RaTe『よくできました』
成績トップ3の3人には先生の3つの穴を犯させてあげます、みたいなの(ドキドキ)。
3人同時にしてもらって感じている先生。
ちょっと顔の描き方変わったかな?
北河トウタ『あれふぇち』その13
娘の由希が甥の弘史とエッチしていて、しかもママには渡さないとか言ってるのを聞いてすごく感じてしまったお母さん。弘史の前で捜し物をする振りをして無防備なパンツを見せつける…。
気を取り直してやめかけたものの流れは止まらず弘史に迫られてなし崩しにエッチする二人。
中に出されたところで由希が入ってきてしまう。娘の恋人を横取りしてしまったのを謝ろうとするママに向かって「やっとHしたんだ」という。いままでのはママと弘史をくっつけるために意識させてたのだという。といってそのまま親子丼3Pに…。
ゆきやなぎ『しかって!双子姉妹4』
不定期な続編。
お隣さんの双子姉妹のユミに手を出してしまったのだが、、、それを知ったマミが妙な気持ちに…。
同じく関係を持ってしまっている姉妹の母親に言われてマミの様子を見に来たら自分の名前を呼びながらオナニーをしているマミを見てしまう。気を遣って立ち去ろうとするがマミがすがってきてエッチしてぇ、、みたいなので何度もしてしまいました… :-)
メガネで巨乳でニーハイソックスで、、と重装備です :-)
ぼっしぃ『堕忍 -DANIN-』
くノ一もの。
忍び込んだ先で男達に捕まってなぶられて感じてしまう…。今まで経験がなかったので初めての快感におぼれてしまう。次回またあの男たちと相まみえるかも知れないが汚名をそそぐ機会だ、などと師匠に言われるが、快感を期待するばかり…。
というか普通生きて帰れない :-)
東鉄神『資料室での秘密』
お尻フェチ会社員とOL。
資料室でお尻からいたぶるエッチを。。。OL制服でお尻&パンストヽ(^o^)丿
一見きつそうなOLさんもよいな。
野原ひろみ『看護させていただきます』
大戦中、修道院に通う女高生(なんかすでに色々無理が :-))
行き倒れの男性を手当てしたところ、童貞のまま戦争に行って死にたくない(どうも太平洋戦争中らしい)と言われて襲われてしまう。
うーん、まあオチがないのは仕方ないとして、いまいち従来の輝きが薄れている :)
馬鈴薯『ロデオエンペラー』
エロ初登場らしい。
夏緒さんが会社から帰ってみたら、ヒモの杜くんがロデオマシンを勝手に買っていた。。。
返品しなさい!と怒ったら泣きそうな顔をしてその前に夏緒さんが乗ってみせくれたら。。。というのでしかたなくタイトのミニスカートのままロデオマシンに。
「エンペラーモード」で動くマシンは激しすぎるので怖がっていると、じゃあ一緒に乗ってあげるという。と、そのあとはお約束通りに後ろから抱かれてロデオマシンの上でエッチしてしまいます…。
_ 『ヤングキングOURs(6月号)』
聖悠紀『超人ロック 凍てついた星座』新シリーズ
不老不死の力に目をつけた男がロックに賞金をかけた。ロックの周りに群がってくる「Eハンター」(エスパー狩り)。
石田敦子『アニメがお仕事!』
イチ乃の野望。イチ乃に影響されてアニメーターになる人を二人つくること。
二人というと少なく見えるかも知れないけれど、実際にイチ乃の仕事だと意識してくれた上でさらにアニメ業界を目指して実際になる人となるとかなり少ない確率だから、一人で二人増やすのって大変な目標ですよね!と燃えるイチ乃。
新谷かおる『RAISE』最終回
最後の出撃でエースのカードをつけた件のメッサーに出会うが、、、無事戦後を迎えて、元メッサーのパイロット達を民間機で運ぶスタンレー機長…。
森山大輔『ワールドエンブリオ』
壊された吾妻結衣のケータイをみつけて、結衣もやられてしまったのかとあきらめていたが、棺守を倒した後に壊れたロッカーをみてみたら、避難していた結衣とネネ。ここで顕醒した姿を外から目撃されてたりするのだけど。
助けられたことを喜んでいたのもつかの間、再度後ろから攻撃されるリク。しかし結衣が目の前にいて、顕醒摺るわけにも行かず、絶体絶命か…。みたいな状況。
宇河弘樹『朝霧の巫女』
後一歩というところで日本をすてて柚子を選んだ忠尋。
大石まさる『水惑星年代記』雲母 回廊
水上都市プロジェクトのプレゼンも成功したものの、あとは脱力感が。
せっかくの後輩も寿退社してしまうし、あたしは何がやりたかったんだっけ〜と悩んでいたらたまたま取り壊し中のビルのロビーの天然石の中にあった化石をみつけ、顕微鏡でみているうちに中学時代鉱物部の顧問の先生が好きだったから張り切ってたこととかいろんなことを思い出して…。
_ 『Comic ZERO-SUM ゼロサム(6月号)』
高河ゆん『LOVELESS』はインターミッションで草灯とキオの出会い。 巳蔦汐生は最近どうなってるんだろう…。
おがきちか『Landreaall ランドリオール』
剣をとりにいったDXは、母さんから猛烈な攻撃をくらって逃げるばかり。DXと判ってて攻撃してくるから怖い :-)
ウールン姫の取りなしでいちおう「降伏」したが、なんとウールン姫まで付いてきてしまう。
一方の竜胆。みんなが見守る中、失敗したため儀式の中断の手順に入ったが、五十四さんが切り捨てられたと耳にしてところで竜気がゆがみ、逃げ損ねて竜気に捉えられてしまう。
その頃DXはやっとウルファネア国境に到着!
灰原薬『とかげ』
忍武の留守中に結界を破られて苦戦するとかげ。
いっぽう学校にいた忍武は不吉な予感を感じて家に戻ろうとするが転校生に呼び止められる。
今度は向こうから「とかげ」の名前を出してきて、事情を知っていることをほのめかすが、忍武は関係ないから関わらない方が良いんじゃないの?と言われてムキになる忍武。そのままふたりで家に行くことになるが…。
2007-04-29(日) [長年日記]
_ 国江隆夫『WWIIドイツ空軍ハインケルHe177 "グライフ"』(世界の傑作機別冊)
"謎の多い巨大4発爆撃機の実体を未発表を含む当時の資料を駆使して徹底解剖!"というコピー付。
国江さんが『航空ファン』連載記事で書いたHe177のディティール研究に加筆して本にしたもの。
当時のマニュアルなどからの写真・図版が多くて資料価値が高いのだけど、各型のディティールばかりでHe177がどういう機体なのかとか言うことは冒頭でちょっと触れるだけなので、読みづらいのである(図版を眺めるだけになる)。
He177といえば、昔ポーランド語の本を買ったけど、世傑本誌でHe177のモノグラフが欲しいところだ。まあせめて in Action で。
_ 青木峰郎『正しいRubyコードの書き方講座(Rubyist Magazine出張版)』
Rubyist Magazine(るびま)の『あなたの Ruby コードを添削します』が本になったもの。
とりあえずかずひこさんのHikiDocその他のソフトも添削対象になってるので。
自分ではRubyで書くことが少ないせいもあってRubyスキルは低いのだけど、教科書の短いサンプルではなく、まじめに書いた実用ソフトに対する「ソースレビュー指摘」でないとわからない話もありそうなので。
_ 袴田めら『暁色の潜伏魔女(1)』
『コミックハイ!』で連載中の作品。
魔法が使える生徒は悪用されるのをふせぐという名目でみな天星学園に入学しなければならない。
そんなとき、後から魔法使いだと判って転校してきた桜田暁。魔法を封じる鎧すがたであらわれたのでどんな禁忌を犯したのかと生徒はみな警戒していたが、中から出てきたのはかわいらしい女の子だった…。
暁は天星学園から出られない(帰省も出来ない)ことを知らずに来たのだったが、昔聞かされていた生き別れの姉を捜そうとする…。
ドタバタが多いのだけど袴田めらのはもっと孤独なタイプの話が好きだなー。
_ 夢花李『チョウになる日。』(大洋図書)
ひさびさに難波の「わんだ〜らんど」にいったら、紺野キタは『Dark Seed』2巻で、
うむ。持ってるけど、全然忘れてるわ^^;
_ 玉置勉強『あわせてイッぽん』(別冊ヤンマガ)
玉置勉強が別冊ヤンマガで非18禁連載を始めていた。
部員の少ない柔道部にカナダからの留学生の女の子が入部したいとやってくる。 道着の下にTシャツも着けないので忠告しようとするが、下心だらけの先輩に止められるとか、そんなの。
別冊ヤンマガでは船堀斉晃も描いてるのだよねえ。まぁ非18禁と言ってもエロには変わりないが :-)
_ 『KOREAN illustration』(飛鳥新社/季刊エス特別編集)
キム・ヒョンテをはじめとする、韓国イラストレーター紹介。
みんな達者なのだけど、どうも日本人好みというか日本のタッチに影響されすぎてたり、みんな似たタイプに見えてしまう。日本にまで名が届く人ということでフィルターが掛かるのかも知れないが。あと、本書の「コリアン・イラストレーションの系譜」で描かれているように初期のイラストレーターの影響や、今も活躍する中心的なメンバーによる影響が大きいからかも知れない。
紹介されてるのは以下15名。インタビューなどもあり。
- キム・ヒョンテ
- opon
- イ・サンボン
- popcorn
- [NG]NoranGom
- イ・スルギ
- Limha Lekan
- Shukei
- Tiv
- SR
- YiLee
- SeeD
- MonsterGoGo
- Panamaman
- maggi
個人的な好みでは、キム・ヒョンテ、[NG]NoranGom、イ・スルギ、Panamaman、maggi あたりか(タッチが偏っている…。)
_ きお誠児『だって、欲情したいんだもん。』(ホットミルクコミックス)
Amazon
近所で買えなかったので買うのが遅れたけど、きお誠児の新刊。
最近のに比べたらロリ色が薄いか(きお誠児はロリじゃないほうが好きなのだ)。
好きなのは、学校でノロいやつとイジりつづけるきれいだけど残酷な彼女。実はカモフラージュで裏では攻守交代して彼女をいじめるのだった…という『タオ』、 バイクで事故って以来自暴自棄で彼女にも当たり気味な彼氏の話『たとえ世界全て敵に廻しても』あたりかな。
_ 『スピカ(5月号)』(GWキャンペーンで無料)
webコミックGENZO / スピカ5月号(無料) 先月号の日記
今月号はGWキャンペーンで無料です。といっても普段でも210円。
船戸明里『Under the Rose 〜春の賛歌〜』第14話後編(1)
ミス・ブレナンが昔勤めていたお屋敷での醜聞を知ってる人がいて、ミス・ブレナンは部屋を飛びだしてしまう。
でも伯爵は採用前に調査済だし今のあなたを覧て採用しましたという。そしてウィリアムも婦人達の前でそういってミス・ブレナンを援護するのだった。ウィリアムも、女教師の過去などどうでも良いとか言い聞かせながらも自分の前の相手をちょっと気にしているようだ…。
紺野キタ『Dark Seed』11話(前編)
学園に来たのもつかの間、アレックスがニコルを連れ戻すことと、封じの日が決まったことをセレストに伝える。
ニコル(エルバート)の毒に当てられた「盲目の守護者」達はアルジーではなく彼を待っていたとか言い出す始末で…。
高野宮子『スプリング・ヒルの住人』
フェラーリから降りてきたサヨコに驚愕するアパートの面々。というか、航太郎負けてる!って話ばかりだが :-) 航太郎は自分がサヨコを好きなのかはっきりしないままうじうじと。
そうこうしているうちに、サヨコは百合原から仕事じゃなく個人的に会いたいといわれ、航太郎は航太郎で、合コンで会った女の子に誘われていた…。どうする!
新井理恵『M』
Mで行くとか言ってたのにもう無理が。
岡村先生から生徒の相談相手になってあげる必要が、とか言われて余計なことを切り返してしまってまた壁を…。
_ 『MAGNA(5月号)』
吉原昌宏『ギャロッピング・グースZERO』2話
準備中のオコナー達を襲った謎の武装集団。彼らはクロアチア軍の特殊部隊だった。不発のまま墜落したトマホークの誘導装置を手に入れるために割り込んできたのだった(依頼人の裏約束とかがあるのだが割愛)。
クロアチア兵も乗せて現地に着いた(なんか何の障害もなくあっさり着いてしまったが)アルバトロス。 しかしクロアチア兵はアルバニア住人を助ける気などなく、却って口ふさぎのために殺されるかも知れない、だがパイロットの自分は必要だから変えるまでは殺さないだろう、、ととりあえずクロアチア兵達から逃げ出すオコナー。
追い詰められて万事休すかとおもったところで助けに入ったのは米軍SEAL。彼らは彼らで誘導装置を渡さないように監視をしていた。てっきりクロアチア兵を追い払うのかと思ったら、アルバトロスに持ち込んだ時点で撃墜しようとしているのを知って…。
2007-04-30(月) [長年日記]
_ 『Armour Modelling(5月号)』III突G型
ドラゴン1/35の決定版III号突撃砲G型キット発売記念で「やっぱりIII突Gがスキ♪」特集。
III突は好きだからとりあえず買っとくのだけど、昔とちがって資料もディティールアップキットも多くなると「普通ここまで工作するでしょ」という常識レベルがあがってきて作りにくくなってくるのだよなあ…。
_ 鈴見敦『Venus Versus Virus ヴィーナス・ヴァーサス・ヴァイアラス(5)』
意図的なのだろうけど、表紙が4巻と似ていて紛らわしい。
4巻の表紙がライラ、5巻の表紙がローラで、髪型以外そっくりなのにポーズまで同じと来ている。まぁ今回はその関係も出てくるけど。
今までなんとなくに追わせてきたが、与識が普通の人間ではなく特殊な能力を持っていることが判明する。しかしだからといってスミレを欺いていると言うわけでもなく、覚醒していないときは自覚がないようなのだった…。
_ 吉原由起『蝶よ花よ(3)』(プチフラワーコミックス)
Amazon
最近買ってるので続きを。よく行く店になかったので買うのが遅れたが既刊。
今回はまあ、、処女だった蝶子お嬢さまがちゃーちゃんと一線を越えた、とかそういうあたりか。
あとは、合コンで蝶子にコナかけたナンパ男が社長だったという展開が。
_ 鎌谷悠希『隠 の王(1)』
Amazon
表紙が気になってたので買ってみた。
表紙はこの巻に限らずわりと濃密な雰囲気を漂わせているのに、本編は線が細い感じだなあ。
ちょっと主人公が周りにながされすぎ(いろいろと断っているけどそういうことではなく)で、展開がお約束に見えるのも難点か。