2006-08-01(火) [長年日記]
_ 田中長徳『GRデジタルワークショップ』(エイムック)
ワークショップと言ってもチョートクなのでそこはタイトルだけで、ノリはカメラジャーナル選書と同じです。
GRデジタル開発に関わっていた筆者がGR-1、ライカとの対比をしながら最新デジタル世代のスナップカメラとしてのGRデジタル礼賛のようなもの。
_ スズキユカ『おうちでごはん(2)』(竹書房)
新刊でたまたま見かけた人。1巻も探したけどその店では見つからなかった。
主人公の大学生カモくんは一人暮らし。食べることが好きで料理が大好き。同じアパートの米田や会社員の人達といつも集まっては飯を食ってる。晩飯を食いながら朝飯の献立を考えるぐらい四六時中料理のことを考えているぐらいの欠食児童:-)
なので話は必然的にいつも料理していることになる。ささっとできる料理のレシピなどもいいけど、やっぱり登場人物達がそれぞれキャラが立ってるのが効いてる。
混血の義妹のスズナもかわいい。みんなしゃべるときにカメラ目線でポーズ取ってるのでちょっとおかしいけど :)
2006-08-03(木) [長年日記]
_ 雁須磨子『御破算で願いましては』(幻冬舎)
雁須磨子の懐かしのマンガ(もとはソニーマガジンズ)が幻冬舎版で登場。
雁須磨子って、コミックス出版についてはけっこう恵まれてる(『どいつもこいつも』も完全版が出たし、ソニーマガジンズ版は幻冬舎がほとんど出し直してるし)。
初出は1999年。コミックスも買った気がするが記録がないなあ。
拘置所につとめる主人公は、アパートの大家さんが開いてるそろばん教室の先生(大家の娘)・美津子に片思い。話すきっかけが欲しくて教本をもらって拘置者に渡してあげたりしていた。
ある日思い切って告白したところ、好きな人がいるからダメ、とすげなく断られてしまいショックを受けるが、その相手は実は拘置所にいるあいつでは?と思い当たり…。
雁須磨子らしいへんなプロットの特徴がよく出ている話。
_ 『ビタマン(9月号)』朝森瑞季、ハルミチヒロ
表紙と巻頭カラーのショート作品、朝森瑞季『夏の残り香』は部屋でないしょの水着を披露。朝森瑞季はぽや〜んとした彼女とラブラブ、というところが好きですなあー。
同じく巻頭カラー、ハルミ チヒロ『渚のビキニちゃん』。 大学の夏休み。野鳥サークルなので本当なら山に行くのはずだが、夏ならビキニを見に行かねばと主張し、おっぱい星人ではなくてビキニが似合うおっぱいが好きなだけだー、と力説しているところを藤原さん(ショートヘア+メガネ)に聞かれてしまう。
結局部のアイドルの女の子が海がいいと行ったので海に来たものの、藤原はパーカーを脱ごうとしない。せっかくだから泳がないと、と服に手を掛けたらその下にはきわどいビキニが。あわてて逃げる藤原さんと、なぜ逃げられるのか判らないまま追いかける主人公。 追いつくと、ビキニが好きと言ってたからよろこんで欲しくて、でも勇気が無くて…と、ツボをつく恥ずかしがり方をして、結局そのままエッチになだれ込み :-)
このウェーブの掛かった髪にメガネでちょっとつり目の藤原さんがメチャよい :-)
2006-08-04(金) [長年日記]
_ 夏物そろえるついでに買い物を
すでに夏物在庫処分に近づいてる気がするがまだまだ熱いので服の夏物を買うついでに駅周辺で買い物。わざわざ書かないといけないほど滅多に買わない。
_ 鈴木有布子『お振るいあそばせ!』(Wingsコミックス)
鈴木有布子 4冊目のコミックス。
表題作は振られてもすぐ次の恋を見つける親友にかける励ましのことばで、大正の女学生あたりが使ってた表現だとか。
学校のめぼしい(好みの)男子には振られたので(それも凄い)、今度臨時講師でやってくる自分の兄貴を紹介したら…。
『キリエの場合』『ゆうなの場合』は死んだときに死神が迎えに来るが手違いで地獄に行くか天国に行くか決まっていないという…。
商業誌未発表作『夜明けまえ』も収録。こちらはふんいきはいい話だが、ラストがちょっと単に幸せそうになってるだけで締めが弱い気がするなあ。
_ 川瀬夏菜『飛べない魔女(2)』(花とゆめコミックス)
ホウキに乗れない魔女カリンのシリーズ。
リゼと一緒に森にいたが、冬ともなるとなかなか森までやってくる客がいないので街の店にみんなで移動。
魔法を身につけたい警護隊の女性のサポートをしたり、いつも誕生パーティで魔法使いの商売もさせてくれる友人からお呼びが掛からないので行ってみたら結界の中で雪に閉ざされていたり。
_ 緑川ゆき『夏目友人帳(2)』(花とゆめコミックス)
祖母が集めたあやかしを縛る友人帳を引き継いでしまった主人公。 順次名前を返して呪縛から解いて回っているが、あやかしを相手にしているところをクラスメートに目撃されて、見えないものが見える力を当てにされる。
連載周期の関係なのか、毎回冒頭であらすじを説明するのがちょっと気になる。
_ 梅川和実『ガウガウわー太 新装版(1)(2)』(一迅社)
新潮社バンチコミックスで出ていた旧シリーズが一迅社版としてでたもの。ちょっと分厚くなった以外は特に変わりなしかな?
_ 神崎京介『女薫の旅(14)/ 情の限り』(講談社文庫)
これは実際は数日前に買ってたのだけどいつ買ったのか忘れた。
コンビニでたまたま見かけて買った、普通の?官能小説。
主人公の山神大地は色んな女性に出会って、色んなことを学びながら成長していく、という性遍歴なんだけど成長譚でもあるらしい。
セックスのテクニックは上がるのだが、性欲より、心が繋がらないとだめだ、とかそういう感じ。ちょっときれい事っぽいが、話の展開としてはそれほど浮いていない。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(Ⅰ)/キスまでの距離』(集英社文庫) なかなかの好み
これは服を買いに行ったついでにおもしろそうな本はないかとおもって物色していたら、ちょっとしゃれたイラストの表紙を向けてシリーズがならべてあったのにつられた。ヤングアダルト系の恋愛小説。
最近の個人的ヒットかな(といっても1999年頃から刊行されてるシリーズで、すでに厚いファン層があるようですが)。
(追記:と思ったら間違いで、1993年が初出でした。12年以上続いてるのも凄いけど、1年1冊ペースでは待つ方もつらい^^;)
父親が単身赴任するというので、これまた両親が赴任中なのでふたりで暮らしている従姉弟たちと一緒に暮らせ、というお達しで、5年ぶりに会うことになった高校2年の勝利(かつとし)。
まだ中学生の丈は割と気が合うタイプだったが、ひさびさに再会したかれんは見違えるほど綺麗になっていて見とれてしまった。
しかも勝利の学校の美術教師になると聞いてまた驚き。
はじめは単に見とれる相手だったのだが、関心を持ってみているうちに思いが強まってきて、かれんの行動を追いかけてみると思わぬ事実が…。
って、すごーく、奥手なので全然進展しないけどな…。
かれんだけが昔のまま勝利を「ショーリ」と呼ぶ。それが全体に効いていてよいわ。
2006-08-06(日) [長年日記]
_ スズキユカ『おうちでごはん(1)』(BAMBOOコミックス)
今日は梅田旭屋にて。
やっと1巻見つけてGET。
義妹のスズナやその他アパートの人達とかが登場するいきさつが判ったのでちょっと安心。
今と絵柄は変わらないようだが、カモくんのノリがちょっとだけ弱いか?
でも料理命ごはん命みたいなところは変わらず。
_ 神崎京介『女薫の旅』(講談社文庫)
Amazon
というわけで、とりあえず最初から読み始めてみる(気に入ったらしい)。
まあ幻冬舎アウトロー文庫とか双葉文庫あたりでも官能小説はいろいろあるが(フランス書院までいかないもの。というかポルノは人妻(実母・義母含む)か女教師・姉妹に偏ってるからなあ)、読みかけてみたので続けてみる。
舞台は70年代の修善寺。ちょっと小道具が古いことがある。
ずっと重要な位置づけにいる、中学の島野先生、それとストリッパーのローズ川口が出てくる(旅館の女将も何度か出てくるが)。
2006-08-08(火) [長年日記]
_ 西尾維新『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』(講談社)
同じく西尾維新による『DEATH NOTE』ノベライズと同時発売されていたもの。
3編中の1作目は『コミックファウスト』で既に発表されているもので、残り2編は書き下ろし。
百目鬼もひまわりちゃんも、四月一日の口には上るものの直接は登場せず、マルとモロ、モコナも以下同文なので、レギュラーは四月一日と侑子さんしか出てこないのだ。
活字なので侑子さんのバカ騒ぎぶりも四月一日の大げさなツッコミもなく見た目は地味。
侑子さんも、四月一日も、ツッコミが冷静でちょっとだけ大人っぽいわ :-)
三作目の最後の最後は四月一日が、(「りすか」の)キズタカになったかと思いました。 それにこの本の展開自体が、「モノノケなんていやしない。人間がいるからこそ意味がつくられる」と言わんばかりで、キズタカが「魔法破り」をしてるような気分である。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(4) / 雪の降る音』(集英社文庫)
Amazon
続きはいつでも買える、と思ってたら近所で売ってなくて手に入らず。
こうなると却って読みたくて溜まらなくなるので困る。
結局通勤途中の本屋でGET。朝寄って「一気に読むと勿体ないからとりあえず3冊…」と思って買ったが「やっぱ残りも…」と買い足す羽目に。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(5) / 緑の午後』(集英社文庫)
旅行先で星野に迫られてキスされたところをかれんに目撃されたために、とうとう星野にかれんとつきあってることを打ち明けた勝利。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(6) / 遠い背中』(集英社文庫)
Amazon
花村の両親が帰ってくるのを機に、かれんや丈と暮らしてきた花村の家を出て一人暮らしをすることにした勝利だったが…。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(7) / 坂の途中』(集英社文庫)
一人暮らしを始めたもののかれんといっしょになれる時間はあまりとれず、頭の中がぐるぐるしてどつぼにはまってるときにバイト先でもへまをしてマスターからだめ出しを食らってしまい、最悪な勝利である。
そんなとき、かれんから、学校をやめて鴨川に行こうと考えていることを打ち明けられて…。
2006-08-09(水) [長年日記]
_ 川津健二朗『恋花温泉(1)』(ジェッツコミックス)
2巻だけ持ってたのが、やっと1巻が近所に入荷したのでGET。
カップルに人気の恋花温泉。主人公は温泉を予約していたにもかかわらず直前で振られてしまったので仕方なくひとりでやってきたが、温泉を仕切っている3人姉妹の次女・野々花に一目惚れしてしまい…。
最初の頃の野々花って前髪の髪型が違うせいか、最近とはかなり違う印象。
_ 『コミックREX(9月号)』(一迅社)
うーむ、やはり8月号飛ばしていたか。所々判らん。
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』。一月飛ばしてる間に阿頼耶とシンシアが捕まっている。シンシアはなんとか逃げ出したが、ケンカ番長阿頼耶は催眠術でもかけられたか、シンシアをねらおうとしている…。
梅川和実『ガウガウわー太2』。とりあえず穴蔵からでて、エゾシカの母親が脚を痛めているのがちょっとした輪ゴムだったのに気づいて取り除いてあげたらあとは人間に頼らないできる、と立ち去ってしまったエゾシカさん。
武梨えり『かんなぎ』。知らないうちに「ナギさま公式ファンクラブHP」というものができていて愕然。学校に制服着て紛れ込んでるのもこっそりやっているのに、そのうち先生にばれる、と気が気でない。
とかいってる最中に、ざんげちゃんとケンカして走り回ってるところで先生と相対してしまったナギ。
2006-08-10(木) [長年日記]
_ 『ヤングコミック(9月号)』
創刊17周年らしいです。
陸乃家鴨『花咲け!おとめ塾』は、まつりを追ってホテルに駆けつけた八雲はまつりと向かい合い、とうとう二人は抱き合う。八雲のアレを舐めるのも今度はいやがらないようで…。
次回で最終回。上下2巻セットでコミックスが出るらしい。
大見武士『ろーぷれ 〜ぬめりの中の小宇宙〜』は、最近相手をしてくれない夫を引きつけたい奥さんにローションを勧めて…。
さんりようこ『えりこクン、お茶!!』が、創刊17周年記念で新作登場していた。
2006-08-11(金) [長年日記]
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(9) / 聞きたい言葉』(集英社)
文庫では8巻までしか出ていないので、続きが待ちきれーんということでノベルスを探してきた(でも講談社ノベルス以外って大きい店じゃないと置いてないのよね)。
ノベルスは挿絵のイラストのノリが文庫と全然違う(というか文庫は表紙にラフなスケッチという感じ)ので、あとからノベルスのイラストを見るとかれんのルックスがかなり束縛されそうだなあ。まあ作中の印象とはそんなに違わないんだけど。それに、大抵の読者はノベルス版でこういうイメージを抱いてるだろうから。
今回は美術教師を辞めて介護の資格を取るために(南房総の)鴨川のホームに通いたいということを、かれんがとうとう両親に相談するところ。当然ながら反対されるけども…。
そしてクリスマスのデートで、大学の大きなクリスマスツリーのデコレーションを見せたあと、クリスマスプレゼントの小さなダイヤのネックレス。
ダイヤって最強のお守り何だって。でも私はもっと強力なお守りをもってる。それはね…。 のシーンがよいですね〜。
_ 小川彌生『キス&ネバークライ(1)』(KC Kiss)
『きみはペット』のあと『Kiss』で連載してるシリーズ。タイトルは、大きな大会で採点を待つ「キス&クライ席」から。
親の仕事で海外で暮らしていた礼音(れおん)がスケートリンクで知り合ったのがミチル。
仲良くしていたが、ある日ケンカをしてミチルが先に帰ってしまい、その晩家に帰ってこないというのでミチルをさがしてまわる礼音。その日、懐いていたコーチが自宅で殺されていたことがわかる。ミチルはスケートリンクで見つかったもののそれ以来心を閉ざしていて…。
と、フィギュアにかける話と、なんとなく関わっていそうなきな臭い話が見えない不安のように絡んでる。
_ おかざき真理『銀になる』(マーガレットコミックス)
奇しくもフィギュアスケートマンガ2冊(片方はペアスケートだけど)。トリノとかあったから?
かつては天才少女と言われた絵里依。しばらくスケートから離れていたものの、公園で見かけた男に見とれて、そのままその男がコーチをやっているスケートクラブに入ってしまう。
金にならんことはやらんとあしらわれながらも、地の力を見せていくうちに…。
_ 『COMICキャンドール(9月号)』
ふうたまろ『扇情的家族』。あかりさんを犯している間に母親は他の男優達に…。一方真冬のほうは露出の快感にめざめて、ウェイトレスのバイト中もノーパンで。
小石川ふに『加納家の事情』。末の妹には懐かれてるのか避けられてるのか。とおもっていたら、雷が鳴ってるある日、恐いからいっしょにいてとすり寄って脚に抱きついてきてそこを見られて思わずいいわけをしてみたり : -)
2006-08-12(土) [長年日記]
_ 『コミックビーム(9月号)』エマ外伝、群青学舎
森薫『エマ外伝』。
今回はケリーとダグの若かりしころ(新婚時代?)。万博の噂を聞いてぜひとも行ってみたいと考えたものの入場料を捻出するのが無理なのであきらめかけていたが、追加の仕事でいくらか稼げそうになって…。
エマ・ヴィクトリアン・ポスター付き。
入江亜季『群青学舎』11話「赤い屋根の家」。 ちょっとじゃじゃ馬なお嬢様ジルと世話係のハロルドと。素っ気ない父親の愛情を確かめたくていろいろちょっかいを出すもののポーカーフェースの父親。
でも付き人の前では親バカ丸出し。素直になりなさいよというのに頑として聞かず、とうとうよけいなことを言ってるところをお嬢様に聞かれてしまい、追いかけてこいといったものの、「傷心のお嬢さんを慰めてこいってことは、どうしてもいいってこと?」と脅してみれば、あわてて娘をまもりに走って来ました ヽ(^o^)丿
このジルがまたいいなあ。いかにも入江亜季美人で、憂いもあるけど長い髪が似合ってて。
8/31発売の『群青学舎』のコミックスには読み切り『アルベルチーナ』と描き下ろし載るのだとか。 『コダマの谷』には、『ぱふ』で「入江あき」名義で描いていた『フクちゃん旅また旅』が収録されてるようです。
志村貴子『放浪息子』。ロミオとジュリエットの配役はくじ引きで決めることになり、ロミオは千葉さんになったものの、修一といっしょにやりたいという千葉さんの願いもむなしく、ジュリエットはマコちゃん。
_ 神崎京介『女薫の旅(3)/激情たぎる』(講談社文庫)
なんとなく買ってる『女薫の旅』シリーズ。
今回冒頭からいきなり入院してるし :-)
病院で世話になった看護婦さんと肌を重ねたものの、癌治療のために入院したと聞いて落ち込む大地、今度は島野先生に会いたくなってきて。
高校一の才媛といわれる先輩の小泉ゆかりにはクリスマスパーティーにさそわれ、両親のベッドの上で抱き合う二人。そして後日、母親からベッド使ったわね?と誘われたりと、いろいろありすぎ。
_ 『Image コレクション(vol.50)』(シムリー)
秋スタイルといいながら、表紙のバックもブーツもコートも真っ白です。
秋はヴィクトリアンとかいってるなあ、確か去年はヴィクトリアンとミリタリーだった。
2006-08-13(日) [長年日記]
_ ルソン島沖の海底で瑞雲発見
というニュースがでてて、最初に思ったのは「またえらくマイナーな機体が」。
その次に思ったのが、瑞雲ってアオシマのキットしかなかったよなあ…とか。
でも調べてみたらスペシャルホビーが1/72で出しとるな。さすがに大昔のアオシマよりはいいかな。
2006-08-18(金) [長年日記]
_ 神崎京介『女薫の旅(4)/奔流あふれ』(講談社文庫)
女薫の旅、4巻。すでに14巻まで出てるのでまだまだだが、急いで読んでもあまり話が進む訳じゃないので適当に。
再会する相手との関係が多くて、初登場なのは出戻って来た習字の先生。でもさすがひさびさに再会したその日のうちに「連れ込み旅館」(死語?)に行くのはどうか。
_ やまむらはじめ『蒼のサンクトゥス(4)』
Amazon
行方をくらました隆を捜すやしほ達。隆がA-NESTの後遺症で病院に通っていることを知っていた水無都は、病院で隆を待ちかまえて…。
と、水無都と隆のあれに繋がるのだが、案外短かったのだなあ。ずっと陰でつきあってるのかと思っていた。
まあ、姉の水無都と隆が一緒だったことを知ってやしほはショックを受けたまま。
隆は日奈や治基達と一緒にA-NESTに再度接触に。と思ったら、レリクトの女達全員とやしほ達までついてきた。
_ 高尾滋『ゴールデン・デイズ(3)』(花とゆめコミックス)
女給がかわいいカフェがあって、そこの女給とデートするのに店主とチェスで勝負しないといけないという級友の話。そしてその店主が光也と仁を捜しているらしいと聞いて警戒する二人。
探りを入れるために店に行ったところ、その店主とは、光也のもとの時代の知り合いの慶だった。
大正時代に飛んできたのは光也だけではなかった…、とちょっと安堵したのもつかのま、かといって平成に戻れるわけでもなく、なおかつ、関東大震災が来るのを知っていて止めようがない(言ってもとても信じてもらえない)と言うことにも不安を感じる。
ということで多少面白みが出てきたかなあ。
2006-08-19(土) [長年日記]
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(10) / 夢のあとさき』
ううう、やっと10巻入手。(まえに「聞きたい言葉」を10巻とかいたのは9巻の間違いです)
帯は「勝利とかれん、ついにクライマックス!」とか煽ってるし、あらすじも鴨川に行ってからメールを交わしていたのに、かれんからの連絡が途絶えて、我慢できずに勤め先に電話したところ…、とか書いてあって、どうして読まずいられようか(いや、煽られなくても読むけどさ :-))。
実際クライマックス!な訳ですがですが、離れてる間の焦燥感とか嫉妬とかでぐるぐるのショーリがかれんを泣かしたり仲直りしたりするのをみてると、二宮ひかるが『ベイビーリーフ』あたりで言ってたのか、「ケンカしたあとのセックスってすごく興奮するんだって。それが癖になってわざとケンカするんだって。でもわたしはそんなのはいやだなあ」みたいな話を思い出してしまった。
でも続きが読めないせいもあって、何度も読み返してしまった。
ショーリがかれんに言わなくていいことをつい言ってしまって、かれんが壊れそうになるのを何度も読んでしまう。いけませんね。
これで既刊にはおいついてしまったわけで、次が出るのは定例では来年の5月頃ってことになるので1年近く待たないとだめです。
ホームページのWEB連載を見ていれば、毎月ちょっとずつ続きが読めるはずなのだが、とりあえずWEB連載を追いかけるのは個人的にやめときたいのでどうしようかなあ。
_ 『ギガロック69(vol.15)』(幻冬舎)加茂さんの表紙
表紙があきまん氏からGAFASの加茂さんに変わってたので思わず購入。最後のページのSide.Bも加茂さん(表紙の女の子の白ビキニ)よ。
ZERRY藤尾『敵はツンデレ』:-)
世界が荒廃してきた元凶の魔王を退治するために旅を続けてきた勇者が城を訪れたら、待っていたのは、、、「べ、別にあんたを待っていた訳じゃないんだからねっ!」第一声がこれって:-)
おまけに彼女は幼い頃一緒に遊んだことのある少女だった、とかなんか幼なじみが実は魔王だったみたいな既によく分からない展開でエッチにもつれこみ。
大波耀子『はたらくおねえさん』。年上の働き者の彼女とつきあってる主人公。彼女は倹約家で、理由は分からないがお金を稼ぐために働きまくってて、そのうち倒れるんじゃないかと心配で気が気でない。
しばらく連絡が取れない日が続いたので、倒れたんじゃないかと思ったら、久しぶりに部屋に来た彼女がいうにはやっと親の借金を完済したから…。
_ 酒川郁子/九十九森『おいしい銀座(13)』
Amazon
高知で榎木田と再会した
銀座の仕事は敵対が激しすぎ、真理にも危険な目を合わせるのでもう戻りたくない、と言う榎木田だったが、滞在していた旧友のホテルの経営難をみて、まだまだ改善できることがあるだろうと立て直しの指導をしていて結局そういう働きをするのが性に合ってるとわかり、ミツヤからも懇願されてまたフード館の社長へ。
「美人の泉」を巡る女優の恋話の回がよいなー。
_ 『快楽天BEAST(vol.11)』
さめだ小判の表紙復活。表紙と巻頭カラーの本編セットです。
さめだ小判『めいどinぷあー』。借金だらけで落ちぶれたお屋敷。坊ちゃん一人とメイド二人だけ。もうお給金もろくに払えないのに、坊ちゃんラブなメイドの真冬と千夏はいつも坊ちゃんを取り合ってケンカ。
美夜川はじめ『プライベートびーち』。
男三人でビーチにナンパにやってきた。穴場の砂浜と思いきや(人が少ない砂浜はナンパに向いてないのでは…)、私有地なんですけどと言いに来た女の子が。その子は実はかつての同級生の三浦さん。夜のビーチで会うことを約束して、二人裸で海に入る。
(タイトル書いてたら、ムサシマルの『Private Bitch』とかぶってるなあーと思った。まあ夏だからビーチねたしかたないが。)
桐生知彦の新連載『ゴーコン』。ゴーストコンサルタントでゴーコン。淫魔退治の会社で女性ながらゴーコンをやってる相葉優。 社内でイケメンの安東に誘われて残業中にエッチに及ぶが、嫉妬した後輩の真由が淫魔に襲われて、退治するために真由をイカせていたら真由に慕われる羽目に。
_ 『Dokiッ! ドキッ(9月号)』
春輝の表紙じゃないとかなり雰囲気が違うなあ。ロゴもちがってイメージ一新。
春輝『秘書課ドロップ』。沙織をつけ回すストーカーを会社の監視カメラで見かけた大輔は、沙織の替え玉になってくれた瑠菜を餌にストーカーをおびき寄せるが、殴られた末に逃げられて。顔を冷やしていたら、隠れていた沙織は不安から大輔に抱きついて来る。それを京子に目撃されて…
九部玖凛『かんなの水魚』。写真のモデル選びも、一番心を開いてもらえそうな相手を選ばないなど、似合わないことをしていると指摘された雅人。とか言ってる間に、競争相手は「魔法のアイテム」というコンドームを…
高橋こばと『虹色パレット♪』。酔ったときだけ湊が積極的だったと思ったら、もうそんなことはなく、マフラーを返しに要慈の家に寄っただけもう…
_ コミケ70の収穫
仕事漬けで今年の夏コミも行けませんでした。替わりにlunmingさんにいくつか買ってきていただいた〜。いつもありがとうございます_o_
たかみち「みずのかけらORIGIN 特製マウスパッド」
「みずのかけら ORIGN」のたかみちイラストマウスパッド。mixiのたかみちコミュで教えてもらったもの。
たかみち「コミックLO クリアーシートコレクション(vol.1)」
『コミックLO』のたかみち表紙イラストがミニ下敷きに。16枚セットです。
これも上と同じくmixiにて。
UKOZ(西UKO+北条KOZ)『NEXT TO ME』
青葉と映美のは連作。
UKOZ(西UKO+北条KOZ)『天地の星2』
ゲスト大勢の『はやて×ブレード本』。
カネハル(夢路行)『奇談の類6 / しおどき』
→カネハル
ひさびさに読む気がする。鬼の崎のへんなお屋敷。家の中がぼろくなってきて、いっそのこと引っ越すかと言う話が…。
まゆらん(たかたけまゆり)『きびさんつういん』
愛猫きびさんが腎臓と肝臓を悪くした話の小冊子。
あびゅうきょ工房(あびゅうきょ)『多摩モノレール堰場幻影』
多摩モノレールがらみで。
むらかわみちお党(むらかわみちお)「farewell Yamato2201」
またもヤマト:)
ゲストメインのやまとトリビュートイラスト集。米村孝一郎とか野上武志とか。
FractalThink(すずきめい)『Spin-Off(ver.4.00)』
よくしらんがTACTICS BRIDというゲームのメカと女の子の設定原画みたいなの。ゲームも買うかなあ。
印度茶(ちゃい)『机くん 4』
→1010
もう4冊目だったとは。
大沢家政婦協会(よしながふみ)『橘という男』
いつものように『西洋骨董洋菓子店』のサイドストーリーですが、いい話です。
千景の娘の「でこ」が橘のケーキ屋で働きたいと言ってきた。でこはまだ小学生だから働かせられないし、それに発育が良くて(女性恐怖症の)小野はダメ、と断ったのだが、でこは髪を短く切って胸もさらしで巻いたみたいに目立たなくしてきて、これだったら小野先生も大丈夫でしょう?とやってきたのでやむを得ず採用。
でこは大昔に口約束した通り橘と結婚する気満々だが、橘は身内みたいなでことはそんな気がなくて。
でこが目茶目茶かわいいし、橘に嫌われた、とでこが泣くのに小野がかつての自分をダブらせるのも、このシリーズの最初からのエピソードが効いていていいのう。
2006-08-20(日) [長年日記]
_ やぶうち優『アニコン(1)』(ちゅちゅフラワーコミックス)
忘れもの集です。ここ一月ぐらいの間にかいっていたはずだけど、日記に書きそびれていていつ買ったかよく分からないもの。
高一の「まあち」は血が繋がっていない高二の兄「理一」が大好き。学校も々で、理一は女生徒のアイドルなのだが、二人が必死に隠していることがある。それは理一がアニメオタクだということ…。
そして、同級生の男子のお姉さんもまたオタクで、たまたまショップで出会ってからは意気投合してしまい、お兄ちゃんを取られてしまうみたいで?
って、ネタはいまどきだが、やぶうち優もフットワーク軽いなあ。
_ 雁須磨子『カリスマ探訪記』
雁須磨子が名前に見合うようカリスマから見習えということで、いろんなカリスマを尋ねる企画。最初が魔夜峰央だったり。
実録ものなので、当然自画像描きパターンなので、フィクションの作品より絵が雑です :-)
2006-08-21(月) [長年日記]
_ 『電撃大王(10月号)』
トランスフォーマーのデザインにも関わってる大嶋優木が『トランスフォーマー0G』のコミック連載。……大嶋優木はマンガ向いてないと思う(商業誌のは)。
山下いくと『ダークウィスパー』。軌道エレベーターに身分詐称で乗り込んだ。地上で陽動があるが、レースの主催者はパニックになるのを避けるためにレースを続行して騒ぎを隠す。
その間、軌道上では高軌道ベースをレイナードの部下が地上に知られずに占領。そこにいた勤務員はみな殺されて制圧された模様で、そこに居合わせてアフリカレースチームの一人ナドンクは死体を目撃するものの暗示にかけられて何も反応できない。
今回はコヨミ達が全く出てこなかったな…。
桂遊生丸『かしまし』。やす菜が音楽のために留学するという話を聞いたはずむ、やす菜から一言も話をしてくれないので家まで送っていった帰りにその話を切り出すと、前は行きたかったけど、今は行きたいとは思ってない。それにあっちにははずむ君がいないから、というやす菜のことばに、はずむはついやす菜を抱きしめてキスを…。
鳴子ハナハル『かみちゅ!』。正月の三が日。神様なので当然担ぎ出されているゆりえ。二宮君の助けを借りて巨大な筆で書き初めをすることに。二宮はゆりえに手取り足取り教えてくれるけれど、手をつないだときに何かに思い当たることがあったようで…。ばれてる?
林家志弦『はやて×ブレード』。決闘?は順も加わったうえ、ひつぎが盛り上げるために場内TV中継付きの余興にしてしまう。最後にはみかどんこと玲本人が現れて、人質取るようなファンクラブは要らんわ、と。
2006-08-23(水) [長年日記]
_ ツッコミ無しRSS
気がつかないうちにmakerssプラグインのデフォルト挙動が変わっていて、cvsのtrunkに追従していたらツッコミがRSSに出るようになっていた。
ツッコミ(コメント)無しRSSもありますのでこちらをどうぞ(ページの先頭部分にもリンク有り)。
まあ、ツッコミなんて月に1,2回なのでちょっと混じってもそれほど邪魔ではないと思いますが。
2006-08-24(木) [長年日記]
_ 植草芝一『謎の彼女X(1)』(アフタヌーンKC)
ということでやっと本になった。
転校してきた女の子、卜部はいつも寝ている。あるとき、彼女が残していったよだれを舐めてしまったあと、熱を出して寝込んでしまった。
彼女が家に来て言うには禁断症状で熱がでてるから、定期的によだれを舐めないとだめなの。
と、よだれを舐めると相手の考えてることが判ったり、自分のよだれで気持ちを伝えたりできるへんな娘が彼女になってしまった。
スカートの下、パンツにハサミをさして持ち歩いているというのもいかにもだが、こっちの特徴は要らない気がする。
連載前の読み切りも収録。
_ こがわみさき『陽だまりのピニュ(2)』
湊といっしょにチアリーダーをやりたいけども致命的運動音痴(と言うか不幸ぶり)のためあきらめたピニュ、こんどは久慈にさそわれて応援団をやってみたりする。仲が悪いチアリーディング部と応援団の合同応援も実現したりして。
ピニュの「監視役」トーリとか、さらに本国から連れ戻しに来たのか?と思われる先生とか、後半いろいろ。
_ 志水アキ/奥瀬サキ『夜刀の神使い(10)』
もう訳分からん。
とりあえず、菊理はやっと成仏っつか、夕介に殺してもらったというか。
「こいつは神の寝所で覚えた言葉を自分のことばと勘違いしているオウムだ」とかいうところがおもしろかった。
_ 『アフタヌーン(10月号)』
『蟲師』が大友克洋監督で実写映画化って、、どんなんや。
『宙のまにまに』。美星が草兄と慕う男性が新任教師としてやってきて、三角関係に陥ったと期待されて?大八木は注目の的に :-)
『無限の住人』は逸刀流を抜けたトワとイサク。置きみやげに小刀をもらった凛。吐は娘に会いに行ったりで、インターミッション?
2006-08-26(土) [長年日記]
_ 赤穂のピッツァ さくらぐみ
「ナポリピッツァ協会92番目の店」だとか。
会社の同僚でなんか食いに行こうと言うことになって行きました。
当日はちょっとだけ仕事してから待ち合わせ。後輩の車に乗り込んで、豊中インターから中国自動車道に乗って赤穂まで1時間強。岡山県が目と鼻の先。瀬戸内海も目と鼻の先。
いやあ、赤穂浪士は知ってても赤穂ってどこにあるか知らなかったわ :-)
さて、目印の赤穂城跡まえのお城通りにきたのはいいが店が判らん…。景観保存の関係か知らないが、店の構えが割と低くて、町屋とおなじで和風の作りの店が多く並んでる。が、ケータイで地図を見ながら歩いていたら見つけた!…しかしこれは外観を知らないと見つけられない。目立たんぞ。おまけに近寄っても店の名前がどこにあるのかと思うぐらい(Pizzaと言う字があるのでわかったが)
HPにも書いてあるが、土日は28組までの制限があり、電話予約を受け付けてないので夕方の予約は開店前に店まで行って予約しないといけない(わりと長っ尻の客が多いのであまり回転しないし)。とりあえず男3人組は予約できたのでそのまま待ってると、17時の開店時間まぎわになると、予約していた人達がぞろぞろ集まってきた。
近寄ってもよく分からなかったりします。店の名前は小さい。PIZZAの字と窯と煙突が目印。
店の中はちょっと雑然とした感じでナポリの普通のレストランという趣。店内の通りに面した窓際に窯がありそこでピザを焼いている(ピザ担当は1名のようだったが)。
とりあえず3人でシェアするので、いくつか注文をする。
前菜は、「生ハムとモッツァレラ」。一瞬にしてなくなる。
ピザは2つ。一つめが四種のチーズのピザ、クアトロ フォルマッジ(モッツァレラ、パルミジャーノ、クリームチーズ、ゴルゴンゾーラ)、はっきり言ってきつめ、もたれる。うまいけど :-)
もう一つが、…なんだっけ、店員さんにおすすめしてもらったピザ。
生ハムと桃のパスタ。皿には生ハムに完全に包まれたパスタが。生ハムをほどくと、カルボナーラみたいなクリームソースのパスタが現れ、桃のスライスが入ってる。桃の果肉がそのまま入ってると言うところが意外。うまい。
あとはパン代わりにピッツァ パーネと、肉料理として鶏と梅肉ポークの合い挽き肉ミンチにしてパテ状にして焼いたもの。最後に食うには手強かった…。
飲み物は、車を運転するやつもいるので、アルコール無しってことで水のみ。テーブルには緑のボトルに詰められた水がおいてありこれを飲めってことになってる。ビンが空いたらすぐに店員が取り替えてくれる。空いた皿を下げるのも早いし、テーブルの数に比べて店員が多めで割と気を遣ってもらえる。
遠いのと予約を取りづらい(土日は行っても取れないかもしれない)不安はあるけども、車なら2時間掛からないし、JRで来ても実はあまり遠くなさそうなので、たまに来るにはいいかもしれない。
なぜ赤穂なのじゃ、という疑問はあるが、まあ都会じゃないといけないわけではないからなあ。
_ 紺野キタ『Dark Seed(1)』(幻冬舎)
「スピカ」で2月号から連載されている紺野キタの魔法もの。
生まれつき魔法の力を持って生まれる「持てる者」と、持てるものの内の力を追い出す石を「預かる者」。持てるの者の少女セレストとペアのクリスは一蓮托生のはずなのだが、仲が悪い。うーんうーん、しかし伝説の大魔女が亡くなった際の跡継ぎ騒ぎで、ふたりの関係が知らされる。
とりあえず楽しみなシリーズ。
_ 神崎京介『女薫の旅(5)/陶酔めぐる』(講談社文庫)
Amazon
続き。
ゆかりが東京の大学に行ってしまうと言うので、教室で最後のエッチ。ゆかりのお母さんも一緒に東京にいってしまうのでこれも最後のエッチといろいろ余念がない :)
_ 村山由佳『天使の卵 - エンジェルズ・エッグ』(集英社文庫)
「おいコー」こと『おいしいコーヒーのいれ方』も追いついてしまったので、他の作品をちょっとずつ読む。これは今度映画化されるらしい。
_ 『モデルアート(10月号)』
特集が零戦。これはまあ今回どうでもいいとして、ハセガワが1/350 南極観測船 宗谷を開発中という記事とか、トランペッター1/350 HMSフッドとか、アカデミー1/35 M3リーとか。
2006-08-27(日) [長年日記]
_ 武梨えり『かんなぎ(1)』(REXコミックス)
やっと買えた。
コミックREX連載中の作品。
学校の課題のために切り倒された神木を使って女の子の木彫り像を造っていたら、それを依代として神様が宿って本当の女の子になってしまった。
穢れの浄化をしようとするが道具がないので、おもちゃの魔法少女のスティックを振り回しているので、幼なじみの女の子にへんな趣味の人と勘違いされたり。
_ きづきあきら『増殖フェティシズム』(GUMコミックス)
きづきあきらの復刊ラッシュのつづき。
『針とオレンジ』あたりがベースと思われるが、フェティシズム系作品を集めた再構成品。
収録作は『針とオレンジ』、『DISCOVERY OF LOVE』、『春にして君を想う』、『ヤサシイ ユビ』、『SWIMMING LOVERS』、『バライロ ノ アシタ』、『彼女の秘密』、『愛する私の…』、『まほうのめがね』、『恋のたまご』、『おくるコトバ』、描き下ろし『コバちゃん開発日誌』。
_ 桂明日香『そこはぼくらの問題ですから』(太田出版)
Amazon
『エロティクスF』で連載していたシリーズ。
女子高生のヤエコは変態に好かれる達。
相談相手の同級生(よく考えたら名前出てきてない?)も実は変態でヤエコのことを犯したがっていた。トイレに駆け込んだところを押さえられ裸にひんむかれて帰れなくなったところを助けてくれた六郎を噂の変質者クロちゃんとまちがえてけがをさせてしまい、その代わりにと一緒に住んで生活を助けることになるが、六郎も結局「生理が来てない女の子じゃだめ」なロリコンの変態だった。。。
おまけに六郎の仕事仲間兼偽装カップルの潔良は金髪少年が大好きな変態だし、といろいろ急すぎます :-)
_ 『コミックハイ!(9月号)』
桐原いづみ『ひとひら』。おりなるの告白イベント。そのあとはみんなで雪合戦(季節感が…)。
これからもずっといっしょだね、と言っていたら佳代から転校するのでもういっしょにはいられないと告げられて…。
2006-08-28(月) [長年日記]
_ きづきあきら『侵蝕プラトニック』(GUMコミックス)
『増殖フェティシズム』と同時発売だったが昨日買い損なってたもの。
カバーイラストは、拾ってきた哀願ロボットの話『SWEET SCRAP』。
収録作は『シロクロ〜願いをかなえたら〜』、『SWEET SCRAP』、『ココロ・SOS』、『Sweet Curse』、『死の聲』、描き下ろし『未知との遭遇(ファミレス編)』。
_ おがきちか『Landreaall』(COMICゼロサム10月号)
おがきちか『Landreaall』
先月号で、父王が亡くなったというので本国に帰ったら「お父様がお待ちです」と言われて驚いた竜胆と五十四さん。
いつよと呼んでもらってるけど、ほんとは番号なんですと言っていた
竜胆を本国に返さないのが役目だった五十四さんは竜胆の兄の命令で任を解かれて軟禁されそうな気配。そしてあたらしい護衛をつけられた竜胆はアカデミーをやめさせられそうだが?
『ゼロサムWARD』最新号では『エビアンワンダーREACT』最終回のようだが、最近入手難でまだ読めてない。
灰原薬『とかげ』。とかげを殺して娘に不死の力を与えようとする医師。先月からあまり進んでいないが、とかげの反撃が。
あとは、南澤久佳『魔法使い養成専門マジックスター学院 ☆☆☆』。呪い好きの奥様が呪いにかこつけて島をぽんと買ってしまったというので実はセレブな森と舞子達と一緒に島に遊びに来た納達。
_ 鈴木有布子/有栖川有栖『ハードロック・ラバーズ・オンリー』(BLADE ZEBEL(vol.4))
『月光ゲーム』とおなじく有栖川有栖のシリーズ。顔なじみの女性に街で出会ったので声をかけたのに無視されてしまった有栖。声が聞き取れないぐらいうるさいハードロックカフェで知り合った彼女とは、うるさい店内で筆談しかしたことがなかったが…。ちょっと下謎解き。
2006-08-29(火) [長年日記]
_ 宮野ともちか『ゆびさきミルクティー(7)』(ジェッツコミックス)
黒川水面に「ユキの格好をしてみせて」といって思いっきり振られてしまい、仲直りもできないが、みんなで海に遊びに行ったときにユキの格好をしていて足をくじいてしまった由紀に駆け寄った水面とはやっと仲直りができて。
ひだりは父親は由紀の姉に取られそうで、由紀は水面に取られてしまい、追い詰められ気味。
いやー、連載では別のところでもっとひどい状況になっているのだがある意味古典的な展開だな〜 :-)
_ 萩尾ノブト/原田重光『ユリア100式(1)』(ジェッツコミックス)
『ADパラダイス』の萩尾ノブト。
試作として作られたダッチワイフのアンドロイド、ユリア100式。
男性に奉仕するために作られたユリア100式は、初めての挿入時に相手の男性のアレの形がインプリンティングされ、その男専用の奴隷になってしまう仕様なのだった(笑)。
開発した博士に犯されそうになったユリアは逃げ出して大学生の舜介に拾われる。ダッチワイフとは知られないまま変な同棲生活をつづけるが、挿入こそは(それで一生が決まってしまうので)できないが、サービスしなければと積極的にでるものの、早とちりやTPOをうまく理解できないユリアのせいで話がややこしく :)
2006-08-30(水) [長年日記]
_ 『ヤングキングOURs(10月号)』
やまむらはじめ『夢のあとさきII エピキュリアンの功罪』。女にだらしなくて二股あたりまえのいい加減な男、だけどなぜかもてるやつ。いちおうホンカノの前島さんがいるけども、別の彼女といるところを目撃されてさよならを言われてしまい…。
そつなくやってるように見えるけども本人は先が見えないような感触で。とか。
『トライガンマキシマム』とうとう不殺の縛りを解いたヴァッシュ…。
『エクセル・サーガ』はとうとう(やっと)エクセルが本物でないときがついたエルガーラ。遅い :-)
水上悟志『惑星のさみだれ』。扉は姫の白水着ですヽ(^o^)丿
姫と夕日の前に現れた男は12人(東雲が欠けて11人)の騎士たちと呼んだ。でもわたしたちは鉄槌から地球を守る側じゃないから、そのうち1対10で闘うんだね、と二人で話したり。
_ 琴の若子『Colorfulこみゅーん☆(1)』(アクションコミックス)
Amazon
子供のころに「お互い彼氏彼女がで来てなかったらエッチしよう」といっていた約束を果たした真一とあかり。高校を卒業して々大学に進むことになったが、卒業式の当日になって3人の女性から彼氏になって欲しい申し込まれて?
3人とも押しかけ女房のように真一の家にやってきてそのまま住み着く羽目になる。(真一は親の遺産があって金持ちなのだ)
あかりはお隣さんなのでとりあえず一緒には暮らしていないが心配で仕方がない。真一は真一で迫られるととりあえずみんなとやってしまうタイプ :-)
あかり=赤、委員長の藍子=青、お嬢様の碧=緑、浅黄=黄と4色そろって半同棲なのでColorfulこみゅーんなのか。
2006-08-31(木) [長年日記]
_ 『COMIC快楽天(10月号)』
(左が今月号/右が先月号)
前月の表紙からの続き、鳴子ハナハル『はだかの学校』。
田舎の学校に転校してきたら歓迎式が。それは男子と女子の乱交。というのはよくあるパターンではあるな^^;先月号の表紙が転校生の主人公。
ムサシマル『からっぽ遊女』。なんか江戸時代。遊女の手配とかしてる男のもとに連れられてきた女は、田舎に残してきた将来を約束していた女。だけどもてあそばれすぎてほとんど正気を無くしていて…。
ぼっしい『可憐な手ほどき』。彼氏と初デートなので友達に手ほどきを、と頼んだらきわどい服やらフェラのしかたとか、はじめてはアナルから、とか間違った知識をたたき込まれて :-) 手ほどきがメインなのだがエロくて良い :-)
ゆきやなぎ『しかって!双子姉妹3』。シリーズもの。お兄ちゃんに勉強を見てもらうという口実で来てもらったけど、ユミは水着で悩殺しようとして…。勉強じゃないなら帰るよというお兄ちゃんに、女の子としてみてよ!とすがる。
いとうえい『デンドロビウム』。もちろんこのタイトルはガンダムの巨大なアレではなくて、本来の蘭の品種のほうだろう :-)
職場で高嶺の花といわれている社長秘書の吉乃。でも男性社員を食いまくってるという噂があって。と、そこにいた社員は吉乃の幼なじみ(ってそんな設定)。吉乃ねえちゃんはほんとに変わったのかなあと思っていたらそこに当人がきて、セクシーボディでいろいろ接近してくるが実はうわさだけで本人は男も知らず…。
しらんたかし『さばらぶ(Survive Love)』。大地震でがれきの間に閉じこめられてしまったオタクな富士川君と海老名さん。出ることもできないので話をしていたが、どうせ特殊な状況だからとエッチに及ぶが。シチュエーションはまあさておき、濃厚でエロくてよいかんじ。
_ 『ビタマン(10月号)』
朝倉瑞季『ガラスの女神』が連載開始(連載ってはじめて?)。
佐倉佳太が大学構内でたまたま知り合った彼女、栗宮ほのか。理系と文系でまったく畑が違うけども、話が分からないながらも自分の専門の話をおもしろがって聞いてくれる彼女にとても好意を抱いたその晩、二人は居眠りをして電車で終点(竹谷竿竹駅)まで行ってしまう。電車もタクシーもないので帰れず、やむを得ず連れ込み宿(死語)にふたりで泊まることになる。
気を遣って起きてるようにした佳太だが、二人とも将来に不安を抱いていることを吐露したことで壁がくずれて抱き合うことに。
って、順風満帆ぽいスタートだけど、なんかこの後いろいろあるようで。ヒロインももう一人出るみたいだし。
正ヒロインのほのかはいかにも朝倉瑞季のヒロインという感じの、長髪で優しそうでふわっとして目も大きくて潤んだ感じ(ある意味男に都合の良い幻想)なのだが、朝倉瑞季のはこれでなくてはいかん :-)
ハルミチヒロ『ぽにぽにCANDY』。同棲カップル、最近はお互いつかれてエッチもそこそこに寝てしまう。これではいかーんと、雰囲気を変えてあたらしいことを試したいが、彼女の方がどうしても疲れているようで無理も言えず…。と思っていたら彼女の方から迫ってきた。理由を聞いてみたら彼女の方も気を遣っていて、友達に相談してきたとか。ということで久しぶりに燃えたりするのであった。とりあえずエッチなのでよい :-)
環望『NARIKIRIらば〜ず』は最終回だった。前回別れたはずの二人だったがその後…。