2004-08-16(月) [長年日記]
_ 藤田一咲『ハッセルブラッドの時間』(枻出版社/枻文庫)
ハッセルブラッドと過ごす時間は極上の時間、というコピーのハッセル本。使ってなんぼのカメラ論でもあるけれど。
あまりレンズがどうとかアクセサリがどうとか言う話はなくて、ハッセルを持ち歩いて写真を撮ると言うことの文章と写真だけが入っている。
著者は500シリーズ(500C/Mや503CX)の使用者なのでそういう例ばかりになるが、スーパーワイドの話も読みたかった。無い物ねだりかもしれないけど。。
903SWCは一度手に入れたけど、お金に困ったり撮影したあとのネガをどうするかとかで悩んで手放してしまったので、またいずれSWシリーズを手に入れたいけれど。結局撮った写真をどうするかがネックなのだよな〜(引き延ばすか、ブローニー対応のフィルムスキャナ入れるか)。1ロール12枚というブローニーの枚数の少なさはまあいいとしても。フォクトレンダーのアングルファインダーはまだとってあることだし。
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_ 土橋浩『日本語に探る古代信仰 - フェミニズムから神道まで』(中央公論社新社/中公新書)
わかるようなわからないようなタイトル。
古代日本は呪物崇拝(フェティシズム)、言霊・マナを重視した観念が中心であったという点から、古代の資料(神話・祝詞・歌・儀礼・神社の由緒)などからマナ信仰に由来する部分を見ていく(石上神宮の布都と布留のちがいとかも)。ある種、国学のまっとうなアプローチか?
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_ 三輪眞木子『情報検索のスキル - 未知の問題をどう解くか』(中央公論社新社/中公新書)
「どう解くか」のスキルの本ではなかったようだ。検索スキルとはなにか、何が背景に必要かという視点のほんで、最後のほうは情報リテラシー教育論。
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_ 『Scale Aviation()』(大日本絵画)
1/24のビッグスケール作例集だ〜。
_ 『Armour Modelling()』(大日本絵画)
同モデルを違うメーカーで作り比べ。
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