2005-06-23(木) [長年日記]
_ 漆原友紀『蟲師(6)』(アフタヌーンKC)
表紙堅い。前からこんなに堅かったっけか。
雪の降る話がすきだな。というより出てくる女の子がいいのだけど(妹じゃなくて心配してる幼なじみ)。
帯には「アニメ化」。はぁ?みたいな。まあどうせ見ないから関係ないけども。。
_ 日日日『蟲と眼球とテディベア』(MF文庫J)
近所ではあまり日日日の既刊を売ってないのだが。というかマイナー出版社のはしかたないのでMF文庫の新刊を買ってみる。
前にもいまいちカラーがよくわからなかったのだが今回も。作品毎にスタイルを変えているようだが、これははっきり言えばいまいち。ほんとは冒頭だけで読む気がなくなったのだけど、作者のキャパなのか編集者の腕の違いかよくわからないけども、プロットがしょぼい。タイトルは三題噺みたいで表紙もちょっとエキセントリックな感じかと思ったんだけど。読めばすぐわかるネタなので隠すネタでもないけども。
伏線というほどでもないので仕掛けがたいしたことがなくてもいいけども、それが空振りすると他になにもないからなあ…。これがだらけ始めた頃の作品ならともかく受賞作だからなあ。やっぱ本にするときの編集者の問題?
_ 目黒三吉/奥瀬サキ『低俗霊DAYDREAME(7)』
団地の自縛霊の話は解決を見たと言うことでいいとして(怖がってる鬼縫がおもしろい)、いや、ユオとか浜田終わってないんだけど、メインは麻雀特別ルール「真の割れ目ルール」要するに脱衣麻雀ですな。なぜかしず恵がその場に。ここに出てくるゲストのリサが割とすっきりした感じでよかったり。扉のグラビアが麻雀にあわせてか四暗刻をツモった?裸の深小姫とか。
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