2014-10-15(水) [長年日記]
_ 穂積『うせもの宿(1)』(フラワーコミックスα)
『式の前日』の穂積の最新作。
失ったものを探している客だけが泊まれる宿、うせもの宿。
客はそこで本当に探していたものを見つけられたら去って行く。
しかし若くて(というか幼い)横柄な女将や、客を案内してくる男とかいろいろ因縁がありそうな。1巻の最後のところで女将にも過去があって、不思議な宿を統べる絶対者というわけでは匂わされているが…。
_ 原鮎美『石精奇譚(1)』(ビームコミックス)
『でこぼこガーリッシュ』『ピーチ・オン・ザ・ビーチ』の原鮎美。
今度は日本じゃ無くてヨーロッパのどこかのファンタジー。
銀色の瞳で目を合わせて相手を石に変えてしまう動物たち、石精が住む世界。人は石に変えられる危険と引き換えに、石精の心臓を加工することで得たエネルギーに頼っている。
石精と同じ銀の瞳を持つ少年フィーカは、自分の体質を人に話すことも出来ず悩んでいたが…。
と、いままでとは違った設定でやってきた。
しばらく様子見。
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