2005-05-26(木)
_ よしながふみ『フラワー・オブ・ライフ(2)』
待望の2巻。
いやいや笑い所というかツッコミ所満載ですよ。
真島の「この雌豚!」とか新しい萌え(職場の不倫の次は生徒との恋愛)とかいって先生にキスしてみたり、こいつには抵抗感という物がないのか :-) そういう展開の脇でマンガのコマワリで悩んでたり。
しかし今月のWingsの買い物を巡るエピソードも描き方がうまいのだわ。
_ やまむらはじめ『蒼のサンクトゥス(2)』
読んでたり読んでなかったりするので話が飛んでいる。
体調がすぐれないままやしほ達の復帰に同乗したものの、探査ははずれまくりで治基は八つ当たりしまくり。しかし、日奈を手放したくないのに日奈に当たってどうする :-)
_ 夢路行『柔らかな冬/夢路行全集(19)』
二月に一度の楽しみ、夢路行全集。今回の3冊はいずれも単行本未収録作品ばかりで新鮮。
『例えばクマのぬいぐるみのような』は、クマのぬいぐるみをなくしてから情緒不安の女子高生。
『柔らかな冬』は、えりかが出ているけども、まるで別人のような。
『海の花』は海の男とモデルをしてる彼女の結婚。舞台が『鈴が鳴る』に似ている。島だから。大人同士なのでわりと真正面。
『夏が来る前に』は、ホラータッチだけど、救われなくて、悲しいままの終わり方…。ちょっとめずらしい。三つ編みセーラー服の彼女がかわいい。というか三つ編み多いぞ、夢路行。
_ 夢路行『百も承知さ/夢路行全集(20)』
表題作は「ぽっちゃり」さんのあきらの恋物語。
『未(まだ)』は、彼女が火事で焼け出されたので同棲することになった社会人カップルの話。珍しく変じゃない :-)
_ 夢路行『踊りましょうか/夢路行全集(21)』
『くさかんむりに南風』と『わたしのドア』花屋さんで働く男の子の双子作品。ちょっと無愛想な(また三つ編みの)彼女がよかったのに、次の話だとなんか存在しないことになってるから別のシリーズかと思ったら、知らないところで別れていたとは…。ちょっとはつきあってる話を読みたかった。
『踊りましょうか』は『百も承知さ』に出てきたあきらと本丸の話。あきらの従兄弟がでてきて三角関係…。
うううむ、今回の3冊ははじめて読むせいもあってなかなかいい感じだ。
_ 『JAVA WORLD(7月号)』
COBOL/VB/CからJavaへのスキルコンバートっていう特集だったが、今ひとつ。COBOLバリバリの人向けでもなく、両方をよく知らない人向けという感じ。
2006-05-26(金)
_ 円城寺マキ『世界はボクらのために!(1)』(フラワーコミックス)
最近は『プライベート・プリンス』の円城寺マキ。
『世界はボクらのために!』は、彼氏に振られた新任女教師が、ふと知り合った男の子と行きずりの肉体関係を持ってしまって、、、と思ってたらなんと相手は新しく赴任した高校の男子生徒だった…。
休みの日はおろか、学校のある日も休み時間にもところかまわず体を求められる主人公 :-) 当然、学校にばれたら大変なので必死に隠しているが、舞台俳優を目指している彼の集中力の妨げになってはいけないと身を引きがちにしようと思ったもののやっぱり我慢できず。
というか、円城寺マキって、心のつながりがうまくかないとか言うのは置いといて、基本的にやりまくりの話だよなあ… :-)
2007-05-26(土)
_ 錦糸町
金曜の夜は知り合いの某フィクサー様に薦められた錦糸町駅前のビジネスホテルに宿泊。
深夜小腹が空いたので吉野家に行こうとしたらわずか徒歩1分ぐらいのところでも客引きの多いこと。おまけに触ってくるし、改正風営法ってなんですかという世界だな :-) でもホテルにチェックインする途中では路上で警官が取り調べしてたからヘタ打ったやつも居るのか。
それはそうと、錦糸町周辺はどうも西川口流(笑)らしい、
_ 水無月十三『我が肉に群れ集い、喰らえ。』
3月に出てたのを知らなくて書泉ブックタワーで見かけたので買ってきた。久しぶりの新刊だけど、収録作品は2003年のが中心(同人誌でたまに見たので実は久しぶりな気がしないのだが)。
巻頭の『毒を食らわば…』はカラーで収録。相変わらず線が濃いが、エロいというかエロだけという路線は同じ。気のせいか近親相姦ものが多い。
_ 外部サイトへのリンクにアイコンを(3)
外部サイトへのリンクにアイコンを(2)で、JavaScriptなしでCSSだけで外部サイトのアイコンを出すようにしたはずだったのに、IE6で見たら出てないことに気がついた(家ではIE7を使ってる)。
IEで使えないCSSのようには見えなかったが、IE6とIE7を並べて比較できる環境もないため、仕方ないので元の参考ページに立ち戻ってよく読んで再度トライしたところ、特定のCSS Classの場合だけの置き換え指定も出来るようだったので、試してみたらちょっとミスが出たものの比較的簡単に出来た。うーん、この間ダメだったのは何だったんだろう。
まあ、そんなわけで現時点では日記本文内だけリンクの右側にfaviconが出るようになっています。
結局やったことは、Classを指定してFavicon化するサンプル ソースに、ローカルドメインを処理対象外にする例で書かれている、「URLが自ドメインなら処理対処以外にするif文」をいじっただけ。上記リンク先の表示を実現しているJavaScriptソースはhtmlをソース表示をして見てください。
_ 古炉奈ミーティング
せっかく東京に来ているので、荷物受け渡しをかねてまたまた秋葉原・古炉奈にて待ち合わせしてlunmingさん・nakakukiさん両名と落ち合う。
lunmingさんには、行けなかった去年の冬コミやらCOMITIAで買ってもらった本を預かってもらっていたのだが、案外多かった…。このあと美術館も回らないとだめなのに重い荷物を持ち歩くのは大変なので、コンビニを探してとりあえず自宅に送りつけることにする。
とりあえず夏コミ対策(なんのだ)を検討して、飯食ってから別れる。
それにしても、昨日は雨で蒸し暑かったが、今日はピーカンで普通に暑い^^;
_ ロシア絵画の神髄 - 国立ロシア美術館展@上野 東京都美術館
東京都美術館のページ | 「ロシア絵画の神髄」展公式サイト (どちらも寿命の短そうなURLである…)
秋葉のあとは日記で書いていた通り、美術館めぐり。とりあえず上野に移動して上野の森美術館を目指す。青山のGoFaはとりあえず後回しにして気力があれば行くことにする。
上野に着いてはじめて知ったのだが、東京国立博物館では「特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ −天才の実像」」というのを開催していた。でも上野駅前で現在30分待ちとかいってたのでパス。こちらは6/17(日)まで開催。
とりあえず公園にはいると、「ロシア絵画の神髄」展の看板に釣られたのでそっちに行ってみる。
これはサンクトペテルブルクのミハイロフスキー宮殿に造られた国立ロシア美術館所蔵のロシア近代絵画展。開催期間は2007/4/28(土)〜7/8(日)。
ロシア絵画というのは全く知らなくて、画家の名前も代表作も全然知らない。一通り回って印象に残ったのは肖像画家のイリヤ・レーピンと自然の強い力を描くのイヴァン・アイヴァゾフスキー。森や草を描くシヴァン・シーシキン。
レーピンの「ニコライ2世の肖像」は素朴な立ち姿、「ニコライ2世とアレクサンドラ・フョードロヴナの結婚式」は金飾りの描き方が、「何という広がりだ!」ではちょっとあり得ないシチュエーションだが、楽しんでるカップルの表情がよいなー。 「ヴェーラ・レーピナの肖像」では黒づくめの服の少女だが、足下はタイツに編み上げブーツなのがよいヽ(^o^)丿(←そればっかりかよ)
冬を描いた(そういえばロシアのつらく長い冬、というテーマは少なかったな)シーシキンの「冬」は森の地面が雪で覆われて倒木も何もかも柔らかく隠されているのだが、この静かで柔らかい感じを緻密に?描いている。
アイヴァソフスキーは強大な自然を描くことも多いが、「月夜」は静かなところがいい。海の向こうに浮かぶ月、照らされる雲と岸壁の要塞。
ちなみに上の画像は図録の表紙。ロシア美術館展のポスターにも使われているもので、イヴァン・クラムスコイによる「ソフィア・クラムスカヤの肖像」。
順路の途中にあるショップで、320頁ほどある図録(1800円)と図録を入れるトートバッグ(300円)を買ってきた。絵はがきとかティーカップとかも売っていた。そしてチェブラーシカ本も :-) (あまりロシアロシアしてなかった)
ここで1時間半ほどかけて回ったのでいきなり疲れてしまった^^;
_ 「アートで候 会田誠/山口晃 展」@上野の森美術館
こちらは予定通り。すでに国立ロシア美術館展で疲れているが:-) おまけにこちらはコインロッカーが見あたらなかったので重い荷物を持ったまま回る羽目になってしまった。
目当ては会田誠の知ってる作品。いってみたら山口晃のほうは中で別のネタとして「山愚痴屋澱エンナーレ 2007」というのをやっていた。
会田誠の作品では、女子高生の髪の分け目からあぜ道につながる「あぜ道」、山椒魚と裸の少女が戯れる「大山椒魚」(やはり現物はデカかった)、裸の少女を沢山放り込んでジューサーにかける「ジューサーミキサー」(これもデカかった)、今年の新作「滝の絵」。滝の途中でなぜかスクール水着の女子高生が三々五々遊んでいる絵なのだが、これもデカい。
あとはしょーもないというかネタみたいな作品が多いので軽く流す :-)
山口晃はうまいけどネタが同じなので飽きるなあ…。
大和絵とは違う路線で標識がこう見えるというネタの連作があって、「わたしの自転車が来たー」とかクスリと笑わせるのが面白い。「未来派」と題されたのはデュシャンの『階段を降りる裸体 NO.2』みたいに見えるというものだが、あまりのネタの結びつけ方に受けてしまった。
ショップでは図録(1400円)を売っていたが、この量でこの値段、うーん高くない?と思ったら、6月に会田誠の作品集『MONUMENT FOR NOTHING』(248頁、\5,040)が出るって言うことなので見送り。大山椒魚のクリアフォルダだけ買った。
こっちの作品集はサンプルがあったのでみてみたら「巨大フジ隊員VSキングギドラ」「犬」辺りの著名作品は入っていた。イクラ丼とかは探し忘れた。
上野の用事は終わったけど、もう足がくたくたなのと、すでに6時前になっていたのでGoFaはあきらめました^_^;
_ 馬喰町
そういえば、昨日は錦糸町に泊まったので東京駅から総武快速で移動したのだけど、途中に「馬喰町」駅がありますね。
この駅のことは「ばくろうちょう」と憶えていたのだけど、昨日通ったときに「ばくろちょう」だと言うことが判明した^^;
こちらにわかりやすい説明が。(関連キーワード:馬喰 博労 伯楽)
_ 『アフタヌーン(7月号)』
荷物になるからと思って買ってなかったのだけど、帰りの新幹線の中で買うために東京駅で購入。といってもほとんどの時間は爆睡してましたが^^;
女神様は来年で連載20周年だそうです…。完結させるタイミングを逸していると思うけども。おまけに、さらに付録を強化するらしい…。
その他、来月号は芦奈野ひとしが読み切りを描く予定。
ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』
相手がこちらの配球の癖の裏をかいてることを見抜いて無事凡退に納めたバッテリー、今度は攻撃側。こちらでも相手からどう評価されているかを考えてその裏をかく。
植芝理一『謎の彼女X』
親友上野の彼女の丘が夏服のセーラー服に衣替え。「自分の彼女が衣替えして夏服になるとおれにとっての夏がきたな〜って気がするな〜」とのろける上野に、椿は卜部さんがいつ衣替えするのかと気になります…。
幸村誠『ヴィンランド・サガ』
トルケルが追いかけてきたことに浮き足立つアシェラッドの軍勢。
ここでアシェラッドを裏切って王子を奪おうという連中が居ることにアシェラッドは気がつくが。
熊倉隆敏『もっけ』
静流が御崎と(一方的に)親しくしていて、ふたりの秘密を持っているのを知った百瀬さん、ちょっとした嫉妬から変なもの(野鉄砲)に憑かれてしまい、御崎の悪い噂を流しはじめる。
倒れた静流をみて逃げ出したようにみえた百瀬は先生を連れてきたので、あまり心配することはないのかも知れない。
と、ちょっといい話っぽく終わったあとのコミックス宣伝マンガでおじいちゃんが「なんと言っても百瀬さんだな。乳が良い。7年も連載やってて巨乳は一人もいなかった。今どきの娘は発育が良いはずなのに揃いも揃ってだらしない」とか。おじいちゃん…。;_;
柏原麻実『宙のまにまに』
部長同士は実は古い知り合いだったのか。
冬目景『ハツカネズミの時間』
結局学園に戻ることになった桐子、槙、梛。
学園のやり方に同意できない木綿子は梛を取り戻そうとする父親の真意が気になる。。。
内藤曜ノ介『みんなのきせき』新連載
うーん、タッチは好みだけど、いまいち展開(というかコマのつながり)が飛びすぎな気が。描きたいことに追いついてない感じ。 しかしこれ、2〜3話完結の話で良いんちゃう?
四季賞 2007春
別冊付録で四季章の上位入賞者作品を収録。
- 山口甚八『東日人民よ!』四季大賞
- 太田モアレ『囚われクローン』四季章
- 新田章『黄色い家』うえやまとち特別賞
新田章のは中村佑介っぽい絵が動いているという感じ。食えない画家をやっている父親のせいで貧乏な4人家族。下の娘の空は父親を好きだけども不満も多く…。
2008-05-26(月)
_ 『電撃スケールモデラー(7月号)』現代AFV特集 & 休刊
Amazon 目次
現用のMBTが好きなのでこういうときは買う。とくにメルカバ4の作例まで載ってるとあっては。
しかし、こんなものが。→電撃スケールモデラー休刊のお知らせ
一年持たなかったか…。