2005-02-05(土) [長年日記]
_ 村上かつら『村上かつら短編集(2)』(ビッグコミックス)
とうとう。
『いごこちのいい場所』、『父伝説』、『(仮)スマ未満』を収録。
帯に書評の引用があって「伝説っぽく語られてきた短編がついに一冊に」。
まさにそんな感じ。
ちなみに『いごこちのいい場所』は全部は読んでなかったので最後を読むのは初めてなんだな。
→Amazon
_ 松尾和子/栗原秀夫『空飛ぶイギリス人 - 英国的飛行機生活』(大日本絵画)
気を惹くタイトル。
ウォーバード(軍用機)を航空ショーで操縦したり、飛ぶために自ら所有してたりする人たち15人を紹介。
自分で所有してパイロットに貸してショーで飛んでもらうという人もいれば持ってないけどショーのために乗る人もいるし、テストパイロットをやりながら飛んでる人もいる。
主に第二次大戦の飛行機が多いけどアクロ系ミニプレーンの人とかジェットの人も。レストアして大戦機をとばすのはえらいけど、ブリストル・ブレニムの唯一のフライアブルな機体を操縦してるのもうらやましい。
前書きで初めて知ったけれど、RAFをはじめとするイギリス軍が支援するカデットという制度を通じて飛行機のライセンスを取得する人もおおいとか。
→紀伊國屋
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