2005-03-25(金) [長年日記]
_ 夢路行『夜話』(夢路行全集16)
またまた夢路行全集の季節です。
『夜話』は比較的最近のコミックス。
ある事件を境に不眠症になってしまって祖母の家に預けられて過ごしている小堂まゆみは深夜に犬の火山の散歩をするのを日課にしている。ある晩、府といつもの公園で夜中に開いている喫茶店を見かけたところ、マスターにバイトをしないかと誘われて、あやしいけどもマスターの顔に懐かしい人をみてしまって、ウェイトレスをすることにするけども。
話も好きだけど、毎回の扉がウェイトレススタイルなのがうれしいところ。
こないだの『ゼロサムWARD(2004/秋号)』に載った読み切り『やさしい夜を待って』も収録されていて、夜話エピソードが補完されてるのがうれしい(できれば同人誌の分も…)。
_ 夢路行『言葉にできない』(夢路行全集17)
『言葉にできない』ってどれだっけ、とおもったら『海のような空の色』でした。98年ということはすでに7年前…。
このときは「自分のことを「えりか」と下の名前で呼ぶあたりがなんとなく夢路行の主人公らしくなくていかにも高一あたりに合せてみました〜と言う感じでしっくり来ない」と書いているのだが、案の定作者も気に入らなかったらしく(編集部の指示だったのだろう)、あたし・わたしと呼ばせたかったと書いてる。タイトルも『言葉にできない』は却下されたのでサブタイトルになってたものらしい。なんか雑誌にあわせすぎたきらいはあるけどもわりと好きな話。
和菓子屋さんの息子に一目惚れして追いかけて、和菓子屋さんの常連になってみたりするところとか、お母さんに気に入られたりするところとか、ポニーテールの委員長とか。
_ 夢路行『みんなの夏休み』(夢路行全集18)
これは読んだことがなかったかも。
親が海外に行くことになったため、自宅から通うのをやめて女子寮に入ることになった野津かほる。寮生となじんでいくうちに同級生の男の子と再会下のをきっかけに接近していく。
まあ恋愛系よりもふてぶてしい感じの寮長(ロングの髪にメガネで眉が太そう)がよかったり:-)
_ 『航空ファン(5月号)』
空自50周年の記念塗装RF-4E/RF-4EJやF-15Jなど。
記事の特集は米軍の電子戦機の近況でEA-6Bの最新型・ブロック89AやEA-18Gグロウラーの状況など。電子戦の時はとりあえず買う。