2005-05-02(月) [長年日記]
_ 上條淳士『SEX(7)』完結
ついにコミックスで完結。
そうかー、こんな締め方してたのかあ、全然記憶にないなあ。ユキの片割れもユキ。ユキとナツのほうが大事なカホ。カホはユキに渡せないユキ(どっちだ)。
沖縄という舞台が内地人には珍しいだけかもしれないが、いや沖縄というより福生も含めて基地の街といったほうがいいのだが、それもちょっと新鮮だった。
_ ささだあすか『三日月パン(2)』(花とゆめコミックス)
パン屋さん居候シリーズ(というと身も蓋もないが)。従兄弟とか幼なじみとか出てきてライバル登場かと思っても…。とりあえず元気が取り柄。
_ 『安心のファシズム』読了
読了なのだがちょっとだるかった。
元記者という経歴のせいか、資料にあたっていろいろな議事録や発言を引用してきて意志決定のプロセスについて指摘しているのだが、論旨自体は個人的感想になってしまっている。なんか、20年ぐらい前に読んでた体制批判系書籍とあまり構造が変わらない…。
いや、いろいろ論点をあげてるのは問題ないんだけど、これは皆さん不快でしょ?というのが説明しなくても同じ感想を持つだろうとという前提で書かれてるんだな。なので、具体的に言わなくても「ここ」が問題だってことはわかるでしょう、といわれている感じ。
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