2005-08-23(火) [長年日記]
_ 赤人義一『屍姫 シカバネヒメ(1)』(ガンガンコミックス)
全然読んだことがないのだが、表紙につられて買ってみた。
『CYNTHIA_THE_MISSION』的ペンタッチ。セーラー服(白)にハイソックスでがっちりした脚に惹かれたので :-)
主人公の女子高生は実はゾンビ。強い未練に動かされた不死の肉体を屍と呼ぶ。そうした屍を殺す「不死殺し」の屍の少女達を屍姫と呼ぶ。といってもそういう血族がいるわけではなく、大師系真言密教・光言宗の使役人として働いているのだが…。108人の死体を殺すと天国に行けるとか。
という設定は置いといて、、、自分で「畏怖を込めて屍姫と呼ばれるわ」と名乗るのはよろしくないだろう :-) いろいろつっこみどころはあるが、脚とハイソックスを見せびらかしながら戦う女子高生(?)という処はよろしい。
_ 雁須磨子『連続恋愛劇場』(ダイヤモンドコミックス)
いろいろ短編集。若いカップルがケンカしたり仲直りしかけたりいろいろ。彼氏が怒るとか殴るとか無理にエッチしようとはしないとか、いろいろあるのだが、最後の「小仏」と「まり」の年の離れたカップルの連作はいいかもー。
つか、「考えてることがよく分からん」あたりも雁須磨子らしくてよい。
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