2005-10-27(木) [長年日記]
_ 『ユリイカ(11月号) 文科系女子カタログ』
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いやこういうネタ弱くて。
対談は『オタクvsサブカル』に繋がるモノがあるけども、前半はやはりユリイカだなあ…。自虐的であっても出てくる名前がことごとく文化系(この場合はユリイカ、マリクレ、リテレール読みそうな)だし。いわゆる腐女子の特集ってわけではないが、話題の対象が腐女子であってもこの語りは接点が薄そうだ :-)
_ 少女マンガ誌でも「メイド=エロゲ」?藤崎真緒『柊館へようこそ』
藤崎真緒『柊館へようこそ』(前編)。
どん底会社員の主人公のところに祖母の遺産が転がり込んできた。遺産と言ってもお屋敷だけど。行ってみたら今どきの日本で執事とメイドがいて。
で、迎えに来たメイドをみた主人公のリアクションが「これは何のエロゲーだ?」
「メイド=マニアックな趣味」としかみれないのはまあ正直な感情だということでいいとして:-)、肝心なのはこれが『メロディ』に載ってるマンガだということで。少女マンガでもここら辺はもうコモンセンスなんでしょうか。
いや、メロディを普通の少女マンガ誌に数えてはいけないのか…。 (たとえば川瀬夏菜『知らない国の物語』では観光小国のお姫様である主人公はメイドの格好もするが、これはもともと王室にメイドがいるし決して萌対象ではないことになっている)
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