2006-02-01(水) [長年日記]
_ 須賀しのぶ『流血女神伝 喪の女王(3)』
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喪の女王ももう3巻。
ネフィシカが使わした使者によりフィンルはサルベーンといっしょに王都にいくことになって、バンディーカ女王と謁見することに。
旅の途中で別れることになったカリエとエドはザカールの信奉者であるネフィシカから逃れるために、遥か辺境の修道院に隠遁することになるが、よそ者で異教徒のカリエはなかなか受け入れてもらえず…。
途中でバンディーカの回想が入るところはちょっと混乱します :-)
相変わらず流血女神伝の展開スゴイ。まさに波瀾万丈の人生で、話が「活劇」に収まらず国政を巡る思惑や外交も絡んでいて、それでいて話が大きすぎてから回りするわけでもないまとめ方のうまさ。
_ 陽気婢『眠れる惑星(1)』
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ある朝目を覚ますと両親が寝たまま起きてこない。家の周辺もテレビ局も全員眠ったままで世界中が眠りに就いていた。起きているのは自分一人…。
ということで勝手に借りた車でファミレスに行ったときに眠っていたウェイトレスをつい犯してしまったら、ウェイトレスが目を覚ましてしまう。どうもセックスをすると目を覚ますようだということで、ウェイトレスの知人のおねえさん(ショタコン+淫乱)を犯して起こし、ちょっと気になっていた同級生の女の子を探しに行くが…。
男一人に女の子多数だけの世界というハーレムのような世界でどうなる?という展開。
相変わらずの中性的ラインとセックスに関して各キャラ割とさばけている陽気婢の世界だが続きは楽しみ。おもわず『えっちーず』とか引っ張り出して読み返してしまった。
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