2006-05-22(月) [長年日記]
_ 光永康則『怪物王女(1)/(2)』(シリウスコミックス)
「姫」と呼ばれる怪物を統べる王の王女と、ふとしたことから姫の血の戦士(死にかけたときに王族の血によって生きながらえたため、王族の血があれば不死に近づく)になってしまった高校生が主人公。
ゴスというかビザールというか、黒い衣装に膝上までのストッキングを履いて頭にはティアラの姫がよいわ。カラーの時も割と色が少なくて黒・白・イエロー(姫の金髪)・血の赤とかいうシンプルなトーンなのがよい。
2話のタイトルページとかコミックス1巻表紙とか、チェーンソー振り回してポーズ取ってる姫とか、兄妹達の王位争いの殺し合いなどの背景とは無関係にとりあえず危ないやつみたいなノリが多いのがいい(オカルトとしては大したことがないのだが)。
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