2006-08-08(火) [長年日記]
_ 西尾維新『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』(講談社)
同じく西尾維新による『DEATH NOTE』ノベライズと同時発売されていたもの。
3編中の1作目は『コミックファウスト』で既に発表されているもので、残り2編は書き下ろし。
百目鬼もひまわりちゃんも、四月一日の口には上るものの直接は登場せず、マルとモロ、モコナも以下同文なので、レギュラーは四月一日と侑子さんしか出てこないのだ。
活字なので侑子さんのバカ騒ぎぶりも四月一日の大げさなツッコミもなく見た目は地味。
侑子さんも、四月一日も、ツッコミが冷静でちょっとだけ大人っぽいわ :-)
三作目の最後の最後は四月一日が、(「りすか」の)キズタカになったかと思いました。 それにこの本の展開自体が、「モノノケなんていやしない。人間がいるからこそ意味がつくられる」と言わんばかりで、キズタカが「魔法破り」をしてるような気分である。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(4) / 雪の降る音』(集英社文庫)
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続きはいつでも買える、と思ってたら近所で売ってなくて手に入らず。
こうなると却って読みたくて溜まらなくなるので困る。
結局通勤途中の本屋でGET。朝寄って「一気に読むと勿体ないからとりあえず3冊…」と思って買ったが「やっぱ残りも…」と買い足す羽目に。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(5) / 緑の午後』(集英社文庫)
旅行先で星野に迫られてキスされたところをかれんに目撃されたために、とうとう星野にかれんとつきあってることを打ち明けた勝利。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(6) / 遠い背中』(集英社文庫)
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花村の両親が帰ってくるのを機に、かれんや丈と暮らしてきた花村の家を出て一人暮らしをすることにした勝利だったが…。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(7) / 坂の途中』(集英社文庫)
一人暮らしを始めたもののかれんといっしょになれる時間はあまりとれず、頭の中がぐるぐるしてどつぼにはまってるときにバイト先でもへまをしてマスターからだめ出しを食らってしまい、最悪な勝利である。
そんなとき、かれんから、学校をやめて鴨川に行こうと考えていることを打ち明けられて…。
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(8) / やさしい秘密』(集英社文庫)
星野りつ子の暴走に歯止めがかけられなかったり、おばさんからふたりの間を疑われたりして大変です。
二人のことを隠すために色んな人に色んな嘘を言いすぎて、もう何が何だか判らなくて自分がいやになってみたり。
それはそうと、文庫版の既刊、全部追いついてしまったよ。
あとはノベルス版が10巻まで出てるからあと2冊さがさねばならんよ。