2006-08-18(金) [長年日記]
_ 神崎京介『女薫の旅(4)/奔流あふれ』(講談社文庫)
女薫の旅、4巻。すでに14巻まで出てるのでまだまだだが、急いで読んでもあまり話が進む訳じゃないので適当に。
再会する相手との関係が多くて、初登場なのは出戻って来た習字の先生。でもさすがひさびさに再会したその日のうちに「連れ込み旅館」(死語?)に行くのはどうか。
_ やまむらはじめ『蒼のサンクトゥス(4)』
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行方をくらました隆を捜すやしほ達。隆がA-NESTの後遺症で病院に通っていることを知っていた水無都は、病院で隆を待ちかまえて…。
と、水無都と隆のあれに繋がるのだが、案外短かったのだなあ。ずっと陰でつきあってるのかと思っていた。
まあ、姉の水無都と隆が一緒だったことを知ってやしほはショックを受けたまま。
隆は日奈や治基達と一緒にA-NESTに再度接触に。と思ったら、レリクトの女達全員とやしほ達までついてきた。
_ 高尾滋『ゴールデン・デイズ(3)』(花とゆめコミックス)
女給がかわいいカフェがあって、そこの女給とデートするのに店主とチェスで勝負しないといけないという級友の話。そしてその店主が光也と仁を捜しているらしいと聞いて警戒する二人。
探りを入れるために店に行ったところ、その店主とは、光也のもとの時代の知り合いの慶だった。
大正時代に飛んできたのは光也だけではなかった…、とちょっと安堵したのもつかのま、かといって平成に戻れるわけでもなく、なおかつ、関東大震災が来るのを知っていて止めようがない(言ってもとても信じてもらえない)と言うことにも不安を感じる。
ということで多少面白みが出てきたかなあ。
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