2006-08-19(土) [長年日記]
_ 村山由香『おいしいコーヒーのいれ方(10) / 夢のあとさき』
ううう、やっと10巻入手。(まえに「聞きたい言葉」を10巻とかいたのは9巻の間違いです)
帯は「勝利とかれん、ついにクライマックス!」とか煽ってるし、あらすじも鴨川に行ってからメールを交わしていたのに、かれんからの連絡が途絶えて、我慢できずに勤め先に電話したところ…、とか書いてあって、どうして読まずいられようか(いや、煽られなくても読むけどさ :-))。
実際クライマックス!な訳ですがですが、離れてる間の焦燥感とか嫉妬とかでぐるぐるのショーリがかれんを泣かしたり仲直りしたりするのをみてると、二宮ひかるが『ベイビーリーフ』あたりで言ってたのか、「ケンカしたあとのセックスってすごく興奮するんだって。それが癖になってわざとケンカするんだって。でもわたしはそんなのはいやだなあ」みたいな話を思い出してしまった。
でも続きが読めないせいもあって、何度も読み返してしまった。
ショーリがかれんに言わなくていいことをつい言ってしまって、かれんが壊れそうになるのを何度も読んでしまう。いけませんね。
これで既刊にはおいついてしまったわけで、次が出るのは定例では来年の5月頃ってことになるので1年近く待たないとだめです。
ホームページのWEB連載を見ていれば、毎月ちょっとずつ続きが読めるはずなのだが、とりあえずWEB連載を追いかけるのは個人的にやめときたいのでどうしようかなあ。
_ 『ギガロック69(vol.15)』(幻冬舎)加茂さんの表紙
表紙があきまん氏からGAFASの加茂さんに変わってたので思わず購入。最後のページのSide.Bも加茂さん(表紙の女の子の白ビキニ)よ。
ZERRY藤尾『敵はツンデレ』:-)
世界が荒廃してきた元凶の魔王を退治するために旅を続けてきた勇者が城を訪れたら、待っていたのは、、、「べ、別にあんたを待っていた訳じゃないんだからねっ!」第一声がこれって:-)
おまけに彼女は幼い頃一緒に遊んだことのある少女だった、とかなんか幼なじみが実は魔王だったみたいな既によく分からない展開でエッチにもつれこみ。
大波耀子『はたらくおねえさん』。年上の働き者の彼女とつきあってる主人公。彼女は倹約家で、理由は分からないがお金を稼ぐために働きまくってて、そのうち倒れるんじゃないかと心配で気が気でない。
しばらく連絡が取れない日が続いたので、倒れたんじゃないかと思ったら、久しぶりに部屋に来た彼女がいうにはやっと親の借金を完済したから…。
_ 酒川郁子/九十九森『おいしい銀座(13)』
Amazon
高知で榎木田と再会した
銀座の仕事は敵対が激しすぎ、真理にも危険な目を合わせるのでもう戻りたくない、と言う榎木田だったが、滞在していた旧友のホテルの経営難をみて、まだまだ改善できることがあるだろうと立て直しの指導をしていて結局そういう働きをするのが性に合ってるとわかり、ミツヤからも懇願されてまたフード館の社長へ。
「美人の泉」を巡る女優の恋話の回がよいなー。
_ 『快楽天BEAST(vol.11)』
さめだ小判の表紙復活。表紙と巻頭カラーの本編セットです。
さめだ小判『めいどinぷあー』。借金だらけで落ちぶれたお屋敷。坊ちゃん一人とメイド二人だけ。もうお給金もろくに払えないのに、坊ちゃんラブなメイドの真冬と千夏はいつも坊ちゃんを取り合ってケンカ。
美夜川はじめ『プライベートびーち』。
男三人でビーチにナンパにやってきた。穴場の砂浜と思いきや(人が少ない砂浜はナンパに向いてないのでは…)、私有地なんですけどと言いに来た女の子が。その子は実はかつての同級生の三浦さん。夜のビーチで会うことを約束して、二人裸で海に入る。
(タイトル書いてたら、ムサシマルの『Private Bitch』とかぶってるなあーと思った。まあ夏だからビーチねたしかたないが。)
桐生知彦の新連載『ゴーコン』。ゴーストコンサルタントでゴーコン。淫魔退治の会社で女性ながらゴーコンをやってる相葉優。 社内でイケメンの安東に誘われて残業中にエッチに及ぶが、嫉妬した後輩の真由が淫魔に襲われて、退治するために真由をイカせていたら真由に慕われる羽目に。
_ 『Dokiッ! ドキッ(9月号)』
春輝の表紙じゃないとかなり雰囲気が違うなあ。ロゴもちがってイメージ一新。
春輝『秘書課ドロップ』。沙織をつけ回すストーカーを会社の監視カメラで見かけた大輔は、沙織の替え玉になってくれた瑠菜を餌にストーカーをおびき寄せるが、殴られた末に逃げられて。顔を冷やしていたら、隠れていた沙織は不安から大輔に抱きついて来る。それを京子に目撃されて…
九部玖凛『かんなの水魚』。写真のモデル選びも、一番心を開いてもらえそうな相手を選ばないなど、似合わないことをしていると指摘された雅人。とか言ってる間に、競争相手は「魔法のアイテム」というコンドームを…
高橋こばと『虹色パレット♪』。酔ったときだけ湊が積極的だったと思ったら、もうそんなことはなく、マフラーを返しに要慈の家に寄っただけもう…
_ コミケ70の収穫
仕事漬けで今年の夏コミも行けませんでした。替わりにlunmingさんにいくつか買ってきていただいた〜。いつもありがとうございます_o_
たかみち「みずのかけらORIGIN 特製マウスパッド」
「みずのかけら ORIGN」のたかみちイラストマウスパッド。mixiのたかみちコミュで教えてもらったもの。
たかみち「コミックLO クリアーシートコレクション(vol.1)」
『コミックLO』のたかみち表紙イラストがミニ下敷きに。16枚セットです。
これも上と同じくmixiにて。
UKOZ(西UKO+北条KOZ)『NEXT TO ME』
青葉と映美のは連作。
UKOZ(西UKO+北条KOZ)『天地の星2』
ゲスト大勢の『はやて×ブレード本』。
カネハル(夢路行)『奇談の類6 / しおどき』
→カネハル
ひさびさに読む気がする。鬼の崎のへんなお屋敷。家の中がぼろくなってきて、いっそのこと引っ越すかと言う話が…。
まゆらん(たかたけまゆり)『きびさんつういん』
愛猫きびさんが腎臓と肝臓を悪くした話の小冊子。
あびゅうきょ工房(あびゅうきょ)『多摩モノレール堰場幻影』
多摩モノレールがらみで。
むらかわみちお党(むらかわみちお)「farewell Yamato2201」
またもヤマト:)
ゲストメインのやまとトリビュートイラスト集。米村孝一郎とか野上武志とか。
FractalThink(すずきめい)『Spin-Off(ver.4.00)』
よくしらんがTACTICS BRIDというゲームのメカと女の子の設定原画みたいなの。ゲームも買うかなあ。
印度茶(ちゃい)『机くん 4』
→1010
もう4冊目だったとは。
大沢家政婦協会(よしながふみ)『橘という男』
いつものように『西洋骨董洋菓子店』のサイドストーリーですが、いい話です。
千景の娘の「でこ」が橘のケーキ屋で働きたいと言ってきた。でこはまだ小学生だから働かせられないし、それに発育が良くて(女性恐怖症の)小野はダメ、と断ったのだが、でこは髪を短く切って胸もさらしで巻いたみたいに目立たなくしてきて、これだったら小野先生も大丈夫でしょう?とやってきたのでやむを得ず採用。
でこは大昔に口約束した通り橘と結婚する気満々だが、橘は身内みたいなでことはそんな気がなくて。
でこが目茶目茶かわいいし、橘に嫌われた、とでこが泣くのに小野がかつての自分をダブらせるのも、このシリーズの最初からのエピソードが効いていていいのう。