2007-03-17(土) [長年日記]
_ 聖悠紀『超人ロック クランベールの月』(MFコミックス) & 超人ロック40歳
もとは1997年に出てた本のようだが覚えがない。今回のは、ビブロス亡きあと精力的に超人ロックの既刊を再版しているメディアファクトリーからの最新刊。YKからも少年画報社分は完全版として出し直しているが、そんなに市場があるのだろうかと不安になる。というか本屋にもそんなにずっと並べれらないし :-)
この話は、冒頭の「クランベールには/地球の月とそっくりな/衛星がひとつある」というセリフがあって、それがラストシーンに効いていているところがいいよなあ。
この話でいきなりロックにアプローチしてくるモニカという女性キャラ(表紙に出てる人)がいるのだけど、多少今までのキャラと重なるところがあるとはいえ、よくこれだけ色々と女性キャラやその髪型を出していけるよなあ…。
ちなみに今月の新刊を買ったので気がついたが、今年は超人ロック生誕40周年らしい……。もちろんロック自体はもう何歳だか判らんぐらいなのだが。
同人誌で1967年に超人ロックが初登場した作品が『ニンバスと負の世界』(メディアファクトリーのサイトより) http://www.comic-flapper.com/comics_200703.html
40って(略)。
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