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煩悩日記

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2007-05-06(日) [長年日記]

_ 相田裕『GUNSLINGER GIRL(8)』

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やっとおいついた。今回、全編ペトラとアレッサンドロ。

『レディ・ロッソ』は長いけど、読んでなくて話が見えてなかったところがあって、1話分ぐらいだろうと思ってたのだけど案外長くて、読んでみたら腑に落ちてちょっと嬉しい。

「担当官の事好きなのは初めからだよねえ」と「条件付け」で疑問を抱かないヘンリエッタとアンジェリカ。ペトラにそれおかしいと言われ急に不安になってジョゼのところに相談に行くヘンリエッタ。単純なやつめ〜 :-) まあペトラと対比させられることで、条件付けの強い一期生の従順なお人形さんなところが強調されてみえているところはある(それでもトリエラとクラエスはかなり我が強い)。アンジェリカにしてもアンジェがメインを張るような場面じゃないときは表情が乏しかったり。

足を洗って隠遁してから3年ほど経つロッサーナはもう銃撃の場面も恐れるほどになってしまい、かつて「機械(マッキナ)」とまで言われた自分の衰えを感じて寂しげにするが、アレッサンドロが「"機械(マッキナ)"は去り ここにいるのは一児の母だ」という間がなかなか。

(ロッサーナの代わりに)私が居るじゃないですか、私がサンドロ様のことを判ってあげます、というペトラ。サンドロに「条件付け」のやつに同情されたくないといわれ、洗脳の結果いってるのではないと証明しようと「くそったれのアレッサンドロ!!このわからず屋!!」とかつて口にしようとしただけで吐いてしまった担当官へ反抗の言葉を口にして、昏倒しそうになる…。

この話の次からは(本誌5月号掲載分)、アンジェリカが犬の幻覚を見るようになったり(消されたはずの、公社に来る前の記憶と混濁)、担当官が話したことをやたら憶えていたりし始めて(ただし期間の感覚がずれている)、薬の影響かと医者達が心配し始める。クラエス達も夢を憶えているなんてと驚いて…。と、アンジェリカの先行き不安を匂わせたところで義体に大きな負傷をして再度条件付けを受ける羽目になるのだが…。

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