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煩悩日記

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2010-10-25(月) [長年日記]

_ いけだたかし『ささめきこと(7)』(MFコミックスAlive)で志村貴子と対談

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志村貴子との対談が巻末についてます。

この巻は純夏と風間が両思いとわかってくっついた、その後の話。

まゆはそんな純夏を見ていても気持ちを抑えられず、恋乃は複雑な気持ちでそれを応援とか。

それが去ったら今度は生徒会長選をめぐってレズ中傷がでてきたのでカモフラージュにかつて振った朱宮が抜擢され・・・。

と、一難去ってまた一難みたいな。

_ 青木幸子『王狩(1)』(イブニングKC)

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青木幸子がイブニングで描いてる将棋マンガ。

久世杏は12歳で奨励会2級。将棋も強いがその特技は一度見たものなら写真の様に思い出せる記憶力。正月に見た年賀状に書いてあった電話番号を思い出したり。

まあ記憶だけで勝てるものではないのでその能力で勝ち抜いているわけではないのだが、要所要所のイベントで記憶から引っ張り出したことがきっかけになってヒントを見つけたりとする。

別にそれは(有利になる)ズルイ設定とは言わないのだが、『ZOOKEEPER』のときも眼鏡を外すと人に見えないものが見える主人公を書いてたりして、「役に立つかわからないが、先天的に普通の人にない力がある」主人公を立て続けに持って来てるものだから、そういう特異なことでキャラ立てしてるところはちょっと気になる。

個人的にはそのあたりは単なる味付けのつもり。むしろタッチが夢野一子に似てるところが気になって読んでるのだった。まあ杏の前髪の羽根具合も気になるが:-)

_ 青木幸子『茶柱倶楽部(1)』(芳文社コミックス)

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いままで知らなかったのだけど『王狩』と同時発売だったので買ってみた。タイトルで想像がつくが、日本茶の話。

静岡の老舗茶屋の娘・鈴は運勢がいい。くじや福引きもよくあたる。そんな鈴が街中で助けた老人からお礼にもらったお茶に惹かれて、その女性を捜し回っている最中で宝くじを買ったらくじに当たってしまったので、そのお金でトラックを買って茶柱倶楽部という移動茶店に。

一度あっただけの名前も知らない女性とお茶をたずねて、「茶柱倶楽部」号(ほんとにそんな名前かは知らないが)で営業しつつ行脚の旅へ。

話は人捜しというよりは、色んなお客さんにあって、お客さんのいまの心身状態に合いそうなお茶を勧めたり、家でいられるように指南したり、という話が大半。同じお茶でも入れ方を変えてみたり、酔い覚ましの朝のいっぱいにいいお茶とか面白い。

ロードムービーのようでいてうんちくマンガでもあるというところがちょっと面白い。杏も、トラック移動なのにノートPCからメルマガも発行しているというまめさ。(まあ、細かいことは気になるが)

しかし1巻でここまでたどり着いてしまって続きはどうなってるのだろうか。目的地なしで全国行脚なのかな。

おいしいお茶をいろいろ飲める店は興味あるのだよな−。お茶と茶菓子だけの店とか。ザ・リッツ・カールトン大阪の香兆の中国茶なんかも。お茶一杯1000円とかだと気軽にいけないけども…。

_ HERO『7と嘘吐きオンライン』(ガンガンコミックスONLINE)

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初見だったが。

表題作は無口で目立たない女子校生が「7」という名前でTwitterをはじめる話。学校では友達がいないがTwitterではなにげないつぶやきがおもしろいといろいろフォロワーができて。つぶやいてた内容から自分たちの学校だと思ったクラスメートが気づいて、だれが「7」七日を探し始めて焦ったり(クラスメートの範囲に引っかかるってどんだけ狭いねんと思ったが)。

Twitterマンガとして売られてればうーんと思うが、あまり知らんで読んでるので、友達を巡る日常4コマと思っていれば。

鉛筆風タッチの線はわりとすき。紙面を広くするとすかすかになってしまうけど。

_ 『コミックリュウ(12月号)』今敏追悼BOOK付(徳間書店)

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今敏追悼で別冊小冊子付。『セラフィム 2億6661万3336の翼』再録、筒井康隆や押井守との対談も。

速水螺旋人『靴ずれ戦線 -魔女ワーシェンカの戦争-』新連載

表紙は速水螺旋人のT34/76。だけど巻頭ではない・・・。

WWII独ソ戦(大祖国戦争)を舞台にロシア赤軍の話。ナージャと魔女ワーシェンカは友軍に追いつこうと急ぐがその道中…。メガネにくせっ毛のナージャもよいが、なぜにたった二人で徒歩。

ナヲコ『なずなのねいろ』

なずなの母親に学園祭用の曲を考えてもらうことになった三味線部。

伊賀君のリクエストに合わせてアレンジをしてみたという譜面をみて、経験者の女子達だけがおおーと反応して、男子二人は三味線の譜面がすぐよめないのでわからないというシーンが面白い。

毎回扉のなずながかわえー。

とり・みき『とりったー』新連載

Tiwtterの呟きをネタにしたマンガ。Twitterでネタ募集(@toritter_post)とかいうことなのだが、「連動」している以外に何か新しさはあるのだろうか。どっちかというと読者投稿欄で編集部がコメントつける代わりに絵にしているという感じが・・・。

_ 『アフタヌーン(12月号)』げんしけん二代目

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木尾士目『げんしけん 二代目』新連載

期間限定らしいが、げんしけんの続編が載っていた(前にも読み切りは載っていたが)。

荻上会長の代の新入部員達の話。女装子さんとか。

個人的にはもうよいです。

熊倉隆敏『尸彔(ねくろく)』

実は先月号からなんだけど日記に書いてなかったので。

宋の幼馴染みのお姉ちゃん白杏の屍体を「生き返らせて」使役する術師、胡。物書きのネタになることと、白杏を何とか元に戻せないかと胡につきまとう宋だが・・・

とりあえず白杏のチャイナドレスがよいです。

この時代に舞台の人たちが旗袍(チーパオ)を着ていたかはわからないが・・・

漆原友紀『水域』

最終回だった。

澄夫とわかれて今の場所に戻ってきて、ダム湖を見に行く家族5人。

ヤマシタトモコ『BUTTER!!!』

げっつに声をかけてきたおな中男子。げっつがその男子を嫌ってるのは、自分のことをブス、ブスと呼んでいたから。男子としてはまあちょっと意識していただけなのだろうけど。

マジで言ってたわけじゃないしという彼に、シャレだからって言ってイイことじゃない、ブスって3回言われたらほんとにブスになると泣きながら訴えるげっつ。

最後の仕返しが「死ねば、チビ」こわいっ^^;

和田依子『少年式少女』

こっちも最終回だった。

シャシーと呼んでいた痣がシキだとわかり、シキの身体に入っていたタケルにさよならを告げる。シキに身体を譲る(というか元に戻る)様にしようとするタケルに、タケルちゃんがいないならいきててもしかたがないからと言って拒むシキ。

最後は、別れるためだけにあった会だなあ。静かな終わり方。

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