2005-01-25(火)
_ 夢路行『オプショナル・ツアー(1) 月の小径』(夢路行全集13)
はいはい。隔月刊行の夢路行全集です。
今回は夢路行のコミックスのなかでも最近のモノ以外では割とメジャーとおもわれる『オプショナル・ツアー』(東京三世社から出ていた)3巻セットです。これ、3巻だけはもってなかったんだよなあ。なので、でてくれてたります。
作者のあとがきでは作品解説と予告イラストなどの紹介。
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_ 夢路行『オプショナル・ツアー(3) アロワナ通信』(夢路行全集15)
これは実質初めて読んだ作品集。
まあ「夢路行」してる話ばっかりですが。
全体を通すと井戸の話も好きだけど老人の夢の話とかもよいなー。
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_ 『COMIC失楽天(2.20号)』
失楽天ってどういうサイクルで出してるんだろう・・・。
今回はMGジョーの『隣のみなの先生』総集編。
特集は「女教師」で表紙はみやびつづる。
MINEのカラーマンガもあって、個人的には久しぶり。
2007-01-25(木)
_ まんだ林檎/栗本薫『名探偵伊集院大介 やさしい密室(1)』(JIVE/CRコミックス)
栗本薫作品のコミックス化3作同時発売ということをやっていて、そのうちの一冊(他の2冊は沢田一『グイン・サーガ』と行徒『夢幻戦記』)。
伊集院大介シリーズのマンガ化だが、読んでいないのでどこまで原作に忠実なのかは知りません。ただしマンガを描いたまんだ林檎の方は何冊か持っているので知っている。BL系はほとんど読んでいないけど、エロ系では『トラブル・カルテット』が好きだった人。久しぶりに読んで、やっぱり性に合うなあと思った。
帯には「これがまさしく私の頭の中にいた伊集院さんです!」という栗本薫のコメントが。
話は、退屈な日を過ごす好奇心旺盛な女子高生・森カオルが図書室であたらしい教育実習生の伊集院大介と出会うところから。
クラスメイトたちは女子校に来た数少ない若い男ということで噂話で盛り上がるが、恋話や女らしさの武装に関心の薄いカオルは大介がなぜ自分の名前をいきなりいい当てられたのかとかそういう方面の推理に掛かりっきり。それを探ろうとしているうちに大介とも親密になるが、そうこうしているうちに校内でチンピラの屍体が見つかるという事件が発生する…。
伊集院大介も探偵っぽい言動をするのだけど、カオルのほうが素人探偵として動き回ってる^^; カオルの行動の端々で大介がからんで来るという感じだけど。
で、マンガとしてはミステリーとしてもあまり謎解きばかりに集中せずいい配分だと思うのだけどそれよりもまんだ林檎による大介とカオルがいい感じ。とくに(大介は原作のイメージがないから何ともいえないが)カオルが髪のボリュームがあってちょっと野暮ったい感じもするけど好奇心があって物事の事情を理解したがる(先生に疎ましがられる)タイプで女っぽさとかあまり気にしてない感じが良く出てて、表紙からして派手に足組んでるし、あぐらかいたりするし。まあ最近はコンビニの前でしゃがむのも多いからこんなのではたとえにならないけども。
とりあえず、話を読むためだけじゃなくてもなんとなく再読をしてしまう作品だということは言える。というかもうなんかいも読んでしまってる。
_ 藤井明美『スイート☆ミッション(5)』(マーガレットコミックス)
京都修学旅行編。
京都に行くのはいいけども、高良にぴったり張り付かれて見張られている灯里。
京都の街中で夏先輩を見かけた?そっくりな人と見間違えただけかと思ったらやっぱり本人がなぜか京都にいるし、
高良の話によると、夏先輩がお見合いのために京都に来ていると言う。高良に誘われてしかたなくお見合いをぶっつぶすために乗り込んだら相手の女性は灯里そっくりな女の子で、その子は夏が初恋の相手だと言うし(後で誤解判明)、自分は似てるから相手されてるのかも、とかネガティブな方向で悩んでたら、今度は灯里が人違いされてクルマに乗せられたりして、さらにややこしいことに…。
ってことでまたまた灯里が自分の気持ちに振り回されている :-)
_ 高口里純『新・花のあすか組(5)』(FEELコミックス)
Amazon
十人衆・鬼(レッドサイド、ブルーサイド)の攻撃から逃げるあすか達。
一緒に逃げていたのはカゲの九曜紋で、あすか本人は清白の手に落ちていたが、わざと捕まってやってるというあすかはあっさり清白達をたたきのめした後でレッドサイド・ブルーサイドとの戦いに向かう。
あすかのカゲ二人もまた鬼の影武者に足止めを食らっていたが、それもあすかは想定内らしい。
影武者達の争いは、鬼影を配下に置くことが出来る証書を持つ東條寧々の手で打ち止めに。そして影を押さえられ、赤鬼の剣も奪われた鬼は死に体に…。
新しく鬼影の主になった寧々はエリアマスターからの撤退が決まってる(キホが後任になるのだけど)が、それまでは自分に合わせてゴスロリの格好をしろと言い、カゲがいやがってるところが笑える :-)
_ 『少年シリウス(3月号)』志村貴子新連載
志村貴子の表紙で思わず買ってしまいました。
志村貴子/藤野千代・作『ルート225』第1話「ルート196」
エリ子とダイゴの姉弟。ダイゴが帰ってくるのが遅いから探しに行ってと母親に頼まれて出かけたエリ子は公園でダイゴを見つける。いじめにあったっぽいダイゴと二人で家に戻ろうと思うが、なぜか道に迷って戻れない。やっとマンションの前についた!と思ったらいきなり見知らぬ海辺についてしまいあっけにとられる二人…。
そこでダイゴに声をかけてきたかつてのクラスメートのクマノイさん。エリ子はその子に頼ろうと言うが、さっさと振り切ろうとするダイゴが言うには、彼女はとっくに亡くなった子だという…。
いやー、志村貴子もうまい。それはいいのだけど、連載何本もあると追いかけるの大変なんですが。
木静謙二/平山夢明・作『鳥肌口碑(とりはだこうひ)』
買ってから気がついたが、「真冬の怪奇宴」特集の中の一作品として、エロマンガ家の木静謙二(『今夜、とにかく凌辱がみたい。』『かてきょ』、『アカン!!もうめちゃめちゃにしてっ』)がホラー描いてた。
『夜の声』と『囲まれて』。
光永康成『怪物王女』
閉じこめられた姫たち。姫の推測によるとこれは誰かの夢の中だという。夢から目覚めることができないまま夢の中で敵に襲われるみんな。敵の攻撃自体は暗示なのでやり過ごすことも出来るが、そのうち令裡の実体が太陽に照らされるしヒロも血が切れる、と言うことで時間をかけられないので脱出を仕掛ける姫の手段は。。。
って謎解きに至るところもアレだが、夢の外から助けに来たシャーウッドがせっかく血を与えたのにヒロが頭に浮かべたのがヒメだというのが笑えるヽ(^o^)丿シャーウッドも立場がない :-)
ヤスダスズヒト『夜桜四重奏 ヨザクラカルテット』
桜新町を支える「七郷」が"咲く"とは何を意味するのか。"向こう側"の力があふれ出してきて妖怪達に悪影響があるかも、、というがそんな大事なことを町長の自分に知らせないなんて、頼りにならないと思ってるのかと怒るヒメに、まずは妖怪や「堕ちた」ことがある人間達にだけ先に教えてたんだという。
(ヒメというのはもちろんニーハイソックスがトレードマークのヒメですヽ(^o^)丿)
そこに殴り込んできた男が放った対妖怪結界に押さえられてしまうヒメ。ここで実はヒメが妖怪だったことが判明する…。
ふる鳥弥生『幽霊旅行代理店 ソウルメイトツーリスト』
ううむ、髪切ってたのか、真理子。これはこれでよいなーヽ(^o^)丿
_ ゆうきゆう『相手の心を絶対に離さない心理学 - 本当は教えたくない21の★切り札』(王様文庫)
たまにこういうのも買ってみる。
タイトルとは微妙に中身が違う気がするけどもまあいいか。
21の手法が紹介されてるのだけど、それぞれダジャレっぽい名前をつけてるのがちょっと笑える(中には相当無理やりなのがある^^;)。
中身は、「だます」とか「仕掛ける」というほどではなく、割とまっとうです。
こういうの読んでるのは隠したほうがいいんじゃないかという気もするが、まあどうせ知ってる人同士は(やり口で)判るし、いつ何を読んだから影響されてるというのを自分で思い返せるようにするのが目的なので書いておくのじゃ。
(と、何でも晒したようにしておくと別のことを隠しやすいとも言う:-))
_ 『IMAGEコレクション』
とりあえず買っておく。
2011-01-25(火)
_ 神馬耶樹『発情オンナノコ』(ワニマガジンコミックス)
神馬耶樹の初エロコミックス。
さりげなくシリーズものが多いのだな。
教育実習の先生がコスプレ喫茶ではたらいているのに出くわしてそのままエッチになだれ込む『レクチャーてぃーちゃー』とか、自宅で母親がやっているフラワーアレンジメント教室の生徒で昔から大なじみのお姉ちゃんがトイレでオナニーしているところに入ってしまい、そのままトイレで・・・な『明るい家族計画』とかがわりと好き。
膝を隠したくてオーバーニーソックスを履いてる『トップシークレット』も割とよい。
2012-01-25(水)
_ ヤマシタトモコ『MUD』(アフタヌーン3月号)
今回は2本立てで、読み切りも載ってます。
この作品なかなかいいなあ。
ちょっと片思いっぽいような気持ちの筈が弱み握ったらSM展開になったり、女子高生の半分妄想みたいなところもあるのだけど、最後の「おいっ」と言いたくなるような展開も含めていいわ。
2017-01-25(水)
_ 私屋カヲル『猫とごはんと装丁家(1)』(Wingsコミックス)
仕事も確かで定評もあるのに、自分の装丁が原因で売れなかったらどうしようと心配性の装丁家・田津美の所に新しくやってきた事務員のあさこさん。
初日から部屋の大掃除をして仕事もバリバリこなす。
田津美を買ってる、チャラいけどそれなりに仕事をする編集者・萩たちと一緒に本を作る。
あさこさんと萩で田津美を廻る三角関係のような側面もあり…。
制作の途中の息抜きにおやつの話題が入ったりするのもまた楽しい。
初仕事あさこさん。
自信の無い装丁家。
あさこさんも何か抱えていて、出番を待っている。
自身を無くすきっかけになった装丁失敗談の原因は萩か。
あさこさんステキ。眼鏡がないと認識してもらえないけど。
_ 『アフタヌーン(3月号)』
今月から電子版で購入。いやー毎月積んでる本を入れ替えて資源ゴミに出すのも大変なの。出し忘れたら本が溢れるし。
沙村広明「波よ聞いてくれ」
まあ、いつもの沙村広明らしいというか…。
吉田丸悠「大上さん、だだ漏れです。」
大上さんがだだ漏れなのではなくて、彼に触ると本音をしゃべってしまうという柳沼君の問題なんだけど、シモのことを考えてることが多い大上さんはヤバいという。
今回はワキ毛のケアをしていたら、他の子はどうなんだろ、男子はどうしてるの?と気になった大上さん。
大上さんがふわふわ女子と思っててワキ毛もないに違いないと思っている、根津さんも興味津々で。
つい触ってしまった根津さんだだ漏れ。
男子のそれが謎。
白之雪「あたりのキッチン!」
清美と少年で調理法の話に盛り上がってるけどついていけない清正。
少年を唸らせる料理を全員で作るというので清正が料理の練習をしようとしたことに感激する清美。
強がるところがお子様。
これ工夫してるけど、注文入ってから考えてる。
フラジャイル
病理医ならわかるものなのか。
「いつもじゃないですよ たまにですよ 3日に5回くらいです」
_ 『KISS(3月号)』
これも電子版で購入。
天沢アキ「くちうつす」第2話
苦手な性愛もの小説を、歯科医の長谷川に添削されながら口述筆記してもらった短編が編集長の目にとまって、連載することになった由夏。
口述筆記だと気持ちがすらすら出たので、今度も口述筆記を頼んでみたいけどと逡巡するが、編集長の評価が良かったことをお礼すると、すごく紅潮して喜んだ長谷川が、口述筆記を引き受けてくれる。
長谷川が表情も変えずに性愛のプロットの誘導をするので、長谷川の素顔を引き出したいという感情も沸き上がって、主人公の心理描写も筆が乗る。
長谷川の口述筆記が手を引かれるようで気持ち良かった由夏。
二ノ宮知子「七ツ屋志のぶの宝石匣」
鷹臣の店に現れたマニアックな客。志のぶには怪しげな宝石を持った不吉な客に見えるが…。
志村貴子「こいいじ」
まめを別れさせた優が、いままでを思い出して…。
ラストページ。まめがしてくれたこと思い出して凹む優。フェードアウトで最後のコマが無いところとか好き。
東村アキコ「東京タラレバ娘」
いつまでもあると思うな的な。
_ 佐野未央子『日日べんとう(8)』
荒井と別れたあと、紫藤と付き合うことにしたものの、慣れない2人だったが、黄理子の家の雨漏りがひどくなった夜に紫藤のマンションに転がり込んで、同棲することに。
新しい場所で新しい繋がりも広がりそうな。
_ オザキアキラ『ふしぎの国の有栖川さん(1)』
凸凹カップル『ハル×キヨ』のオザキアキラ新作。
高校生の有栖川さんは過保護な祖父に育てられたので、門限早いわ男女交際なんてもってのほかの箱入り娘。クラスメートが色気づいてもなかなかついて行けない。
そんな有栖川さんが電車に慌てて飛び乗った時に助けてくれた男子に惹かれる。その時はそのまま別れたが、クラスメートが企画した合コンに連れて行かれた時に再会。
彼・野宮君は男女訪わす人気があるようだが、彼自身は無口で話も弾まないタイプで、合コンで浮いた二人で気があって親しくなる。
交際するつもりではないけど彼に会うのはうれしくて…。
男慣れしてない有栖川さんはいじられる。
バスでうたた寝して野宮くんにもたれてしまったあと。
_ メモ:iCompta バージョンアップ
MacとiOSで使えて同期更新が出来る資産管理(家計簿)ソフトのiComptaがiCompta 6 にバージョンアップしてたので、両方バージョンを上げる。