2004-07-25(日) [長年日記]
_ 梶尾真治『インナーネットの香保里』(講談社/青い鳥文庫)
エマノンと同じくこれまた表紙が鶴田謙二。
香保里は受験を控える中学生。母親とけんかして飛び出したときにたまたま知り合って助けたのが「瑛一郎」。どうも誰かに追われているらしいけれども、弱っていてとても歩けそうにないのをみて、成り行きで九州まで付き添うことになったが…。
ついガンガン読んでたらあっという間に読み終わってしまった。元々短い話だし。最後の手前があっけなく片づきすぎたかな。長い話を小中学生向けに書き直したような印象。きれいな話なんだけど。
ちなみに解説は、はやみねかおる。
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