2004-12-10(金) [長年日記]
_ 『ease(vol.1)』(宙出版)
近所で売ってなかったので今頃買ってきた。
志村貴子/かわかみじゅんこ/梅川和美/南Q太/たまきちひろなど。
『「見栄」ってやっぱり。』と『ペットのいる暮らし』の特集。漫画雑誌かと想ったら、マンガとエッセイの混合だった。
志村貴子『とあるひ』は登場人物の名前が、日吉綱島武蔵小杉なのだな(個人的には懐かし)。マンガ家志望のままアシスタントを続けているが再会した友人に見栄はってしまって。
梅川和美は猫買ってたところに犬をもらってきた話。
かわかみじゅんこ+豊島ミホの、別れた彼氏がラジオのパーソナリティーとしてしゃべっているのを聞いて、というのが割といい感じ。
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→ease
_ 山名沢湖『スミレステッチ - 7 stiches』(ビームコミックス)
前に買った『委員長お手をどうぞ』と同時に3冊発売されたうちの2冊。近所で売ってなかったので今頃。
ゼロサムやOURs LITEに載った作品達。
乙女心いっぱいの女子校生を描いた『ホシスミレ』の2作がよいのー。1作は描き下ろしだ。メガネに三つ編み委員長もよいけども、乙女心パワーで学校に異変が起こるところが何とも。
バスの窓についた雨粒に映った顔からシンクロ『つづく・しずく・しずか』とか、末の姫様のお見合いのために乳姉妹の侍女がドレスを作る話『サルビアドレス』とか、いい感じ。
特にサルビアはいつもの「ふしぎ」路線でもないけど、姫との思い出を胸にお見合いを応援するサルビアの視点がよいのだ。
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_ 山名沢湖『白のふわふわ - 9 clouds』(ビームコミックス)
収録作品の多くはOURs LITEに載ったもの。一部97年ごろのがあるなあ。さすがに絵の雰囲気がちがう。
よんだ覚えがないけれど、カップヌードルで運命の赤い糸が繋がる話がいい感じ。
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_ 伯林『龍宮戦記』(角川コミックスA)
龍宮という生きた戦艦に拾われた主人公が、艦長の乙姫にこき使われながら悪者退治に。。
変な生き物がたくさん出てくるというコンセプトは『しゅーまっは』とかわらずか。なんか転換速すぎて読んでる方も流してしまう。
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