2005-09-24(土) [長年日記]
_ 夢路行『日常茶飯事 - 夢路行全集(25)』
25巻シリーズの夢路行全集もとうとうこれで完結で、たぶん、今も続いている『あの山越えて』と、全集刊行と同時期だった『モノクロームガーデン』以外の既発表作品は全部入ったのではないかと。
『日常茶飯事』の東京三世社版は古本で手に入れていたけど全然憶えていないな。これは、例の骨董屋の店主と孫のシリーズで、彼女はまだ出てこない。
併せて収録の『空に夏の気配』ははじめて読む気がするが、『さらさら』収録の『僕たちの将来』に出てきた、九州の彼女に会うために自転車旅行する、、といってた彼ではないですか。ここで登場していたのか(その彼女が九州に引っ越すときの話)。
最後に今回の全集刊行を記念した夢路行インタビューと、11年前に日常茶飯事がでたときのインタビューに夢路行がツッコミを入れているのが載ってるのが貴重かな。
_ 夢路行『モノクロームガーデン(4)』
Amazon
ZERO-SUM連載のこちらも完結で同時発売。
オプショナルツアーと同じで、いろんな話が集まってるのでなにがどうといいにくいが、女の子が一人で遠出してみたりというのが多い気はするな。かっぱの話は割と繰り返し登場するが、なんか収束には向かうエピソードがなかったのが残念。最終回とか、旅行に行ったら変な旅館で、、という話が好みです。
_ 『TECH GIAN(11月号)』
I've SOUNDの武道館LIVEスペシャルでディスク付き。
Webラジオ「I've Talk Jam」と武道館向けムービーと歌、それとTGオリジナルプレパンフレット。
収録曲の詳細は I've sound Explorer 参照(過去ログに入るまでダイレクトなリンクが書けないのが不便だな)
ふーん、島宮えい子(島みやえい子)に紹介されて入った人が多いのだなあ…。
あとはTYPE-MOON「Fate/hollow ataraxia」関係で新情報と、過去の応援本2冊と「Fate side side materiale」のデジタル版。
創刊9周年記念でにしき義統表紙テレカ全員サービスとかも。
ありゃ、船戸明里もイラストエッセイ描いてたのか、知らんかった…。RAITAはまあ前からだけど。
_ 『あまから手帖(10月号)』は奈良ですよ
特集その1はビストロ。それはいいとして、特集その2が「新・奈良の三つ星」ってことで、奈良・新大宮・富雄・学園前・生駒・大和郡山・五位堂・桜井周辺のおすすめ店紹介。
いやー、近鉄奈良線の生駒より奈良寄りに縁深いものにはうれしいというか奈良・学園前以外なんてえらいローカルだぞ:-) 富雄というくくりで登場するのもなんかなあ。
_ 『JAVA WORLD(11月号)』
特集1は「Javaの“常識”“非常識”」。あとは「テスト・ファーストによる設計」(最小にI/F仕様をどこまで決めておくかによるけど、設計というよりは試行錯誤の末の実装が仕様と呼んでるのだと思っているが)。後者のサブタイトルは「形式手法のアプローチを導入し、高品質/工数削減を実現する」。うーんテスト・ファーストで形式手法?? とりあえずテストファーストかどうかはともかく、テストケースの洗い出しや(実装ではなく)仕様の検証には使えるだろう。
ちなみに形式手法のサポートとして使ってるのはCafeOBJというツール。