2005-11-24(木) [長年日記]
_ 高尾滋『ゴールデン・デイズ(1)』(花とゆめコミックス)
多忙につき、家で本を読む時間があまりないのでいろいろと読めてません。
『てるてる×少年』に続く高尾滋の新シリーズはタイムスリップものか。
昔誘拐事件にあったせいで、極端な過保護になった母親を疎んじている主人公。高校になっても、自転車じゃなくてタクシーで移動しろとか、一人で歩くと危険だから家にいるときは靴を預かっとくとか。それでも母親のいやがることは出来ないので、不満ながら従っていたが、ある日階段から落ちそうになった母親を助けようとしたところで意識が飛んで、気がついたら、じいちゃんの学生時代にいて・・・。
時間切れでまだ読めてない。
あー、、、なんとなく苦手なバックグラウンドの作品の予感が。
_ 安永知澄『やさしいからだ(3)』(ビームコミックス)
Amazon
完結です。
今回はウエケンとの対談がのってます。
相変わらず、若いのに不安要素たくさん、でもやたら老成してる話ですが、なぜこんな話・こんなエンディングが浮かべられるのかと不思議です。
ラストの空気が汚れてるからみんなが羊水入りの袋に入ってる話は好きです。でもその前の一連の話って「私の人生多分まちがってた」みたいなかんじだからなあ^^;
まあ「ストーリー」ではない空気に魅力が多いからなー、この人のは。
_ 豊田徹也『undercurrent アンダーカレント』(アフタヌーンKCDX)
これもこの間完結したので本にまとまりました。
単に失踪した亭主をあきらめて銭湯を再開したところに、ヘルプの人がきて、、、という話かと思ってたらだんだんといろんなことが見えてきて、最後なんて、うーん、こんなところで別れてた糸がつながってたとは、みたいな。
絵柄だけでも惹かれたけど、控えめな描写・静かな空気もよい作品。
_ 『アフタヌーン(1月号)』
全く読めてない… ;_;
©vette<vette@mail.ne.jp>