2004-11-24(水)
_ 大岩ケンヂ/滝本竜彦『NHKにようこそ!(2)』(角川コミックスA)
相変わらずのひきこもり主人公である。母親が遊びに来るというので岬と偽装カップルを演じてみるが…。
コミケに向けてエロゲーシナリオを書いていたり。しかし、しかしもっと岬を脳内凌辱するシーンを!と思ってる読者は多いのではないだろか〜 :-)
表紙は先輩。見た目はよいわ。ダメダメな人だけど :-)
_ 『アフタヌーン(1月号)』(講談社)
『もっけ』はへびと思ったらマフラーに憑かれたか。
田中ユキ『神社のススメ』は、真鍋さんが気になって仕方ないので彼氏が居るか探りを入れてみたりして…。それで真鍋さんの実家がお寺って、志摩子さんですかあなたは :-)
豊田徹也『UNDERCURRENT』。「ひとをわかるってどういうことですか」と聞かれて答えれない。『ラブロマ』はライバル登場で嫉妬の星野君。
『おおきく振りかぶって』はサードにいるモモカンがすごい :-)
『アキバ署!』は電脳系捜査シリーズかと思ったら、今回はメイドであった。。。メイドコスプレ喫茶で悪徳キャッチセールス。元メイドコスプレイヤーでいまは婦人警官の小賀坂がメイド服に着替えて立ち上がる、でメイド(店員)同士で乱闘。中身はもうギャグなのだが :-) なぜメイド服を捨てて警官に、とかつての仲間に言われて、警官は公僕で清く正しいメイドさんなのよ!といいきるところがまた :-)(つかこんなまんがだったっけ:))
『げんしけん』、春日部さんに失恋気分を味わう斑目であった…。そうだったのかーと思うががわからなくもない。
_ このライトノベルがすごい!(宝島社)
ガイドとか人が何を読んでるかとかあまり興味ないので買ってないのだが、表紙がヤスダスズヒトなので買いそうになった。
ライトノベルのシリーズものの第4位が須賀しのぶ『流血女神伝』というのが非常にうれしいのだが、店頭での扱われ方と全然マッチしてないよな、これは。
ちなみに1位「涼宮ハルヒ」、2位「戯言」、3位「悪魔のミカタ」でした。よく分からん順位。
→
_ 今週の久保帯人「BLEACH」(週刊ジャンプ)
夜一と
2005-11-24(木)
_ 高尾滋『ゴールデン・デイズ(1)』(花とゆめコミックス)
多忙につき、家で本を読む時間があまりないのでいろいろと読めてません。
『てるてる×少年』に続く高尾滋の新シリーズはタイムスリップものか。
昔誘拐事件にあったせいで、極端な過保護になった母親を疎んじている主人公。高校になっても、自転車じゃなくてタクシーで移動しろとか、一人で歩くと危険だから家にいるときは靴を預かっとくとか。それでも母親のいやがることは出来ないので、不満ながら従っていたが、ある日階段から落ちそうになった母親を助けようとしたところで意識が飛んで、気がついたら、じいちゃんの学生時代にいて・・・。
時間切れでまだ読めてない。
あー、、、なんとなく苦手なバックグラウンドの作品の予感が。
_ 安永知澄『やさしいからだ(3)』(ビームコミックス)
Amazon
完結です。
今回はウエケンとの対談がのってます。
相変わらず、若いのに不安要素たくさん、でもやたら老成してる話ですが、なぜこんな話・こんなエンディングが浮かべられるのかと不思議です。
ラストの空気が汚れてるからみんなが羊水入りの袋に入ってる話は好きです。でもその前の一連の話って「私の人生多分まちがってた」みたいなかんじだからなあ^^;
まあ「ストーリー」ではない空気に魅力が多いからなー、この人のは。
_ 豊田徹也『undercurrent アンダーカレント』(アフタヌーンKCDX)
これもこの間完結したので本にまとまりました。
単に失踪した亭主をあきらめて銭湯を再開したところに、ヘルプの人がきて、、、という話かと思ってたらだんだんといろんなことが見えてきて、最後なんて、うーん、こんなところで別れてた糸がつながってたとは、みたいな。
絵柄だけでも惹かれたけど、控えめな描写・静かな空気もよい作品。
_ 『アフタヌーン(1月号)』
全く読めてない… ;_;
2006-11-24(金)
_ CLAMP『xxxHOLiC(10)』
侑子に頼まれて井戸の水を汲みに行った
それを聞いた侑子は「ひまわりちゃんと指切りした指が痛くなった」のがきっかけなのよね、と四月一日に念を押す。ひまわりちゃんと指切りをした後にも、小羽ちゃんからその指は?と聞かれてしまう。
そしてついに、ひまわりちゃんからふと肩を叩かれたあとに学校の窓から転落して大出血をする羽目に。
見舞いに来たひまわりちゃん - 「侑子に依頼事がある人しか入れない店」に入って来れたひまわりちゃん - に今まで漫然と感じていた懸念を打ち明ける。ひまわりちゃんに関わった後にいつも不幸なことが起きていたような、と。
そこで笑ってばれちゃったからさよならだね、というひまわりも、それでも好きだからずっと平気だし泣かせたくないよという四月一日も、外で待っている百目鬼もよいわ。
_ 船戸明里『Under the Rose(4)春の賛歌』
4巻までやってきました。
夜毎ウィリアムに犯されるミス・ブレナン。
10話の「わたしはあなたをあがなった」のシルエットだけの真っ黒なミス・ブレナンは現実感を喪失してしまって幽霊みたいになってしまった感じがよく出ている。
こっそり避妊しようとしていたのもばれて、妊娠させるのを目当てに何度も犯される。(妊娠したときに伯爵との関係を疑わせることができればよいというのがウィリアムのねらいだったので)
ある日、犯された後の後始末をしようと庭でこっそり水浴びをしていたところで、奥様(アンナ)とアンナにタカリに来ていた兄を見かけて、アンナから結婚の経緯を聞く。それは、金に困っていたアンナの家にせめて支援だけでもと善意のつもりで資金援助を申し出たロウランド伯爵のために家族から売られたのった。ロウランド伯爵が金を出すなどと言い出さなければこんなことにならなかったのにと、怨み続けるアンナに、ミス・ブレナンは自分が救おうとしていた伯爵家のなかの交流は自分が勝手に想像していたものとは隔絶したものだったと思い知ってうちひしがれる…。
って、だんだん暗くなるなあ〜 :-)
Amazonに「著者からのコメント」があって
「陵辱!家庭教師!編」です。
とか言ってるのが笑える :-)
その他に正誤表も載ってるのですけどね。
_ 木村紺『神戸在住(9)』
紫で、モノトーンのカバーがいい感じです。
今回は大学の話が多いのだけど、父親の用事でタクシーで淡路島に行く話とか、劇団の手伝いで美術する話がおもしろかった。
いつも「これって実話?」と思えるほどノリがよくて細かい掛け合いがおもしろいエピソードが多い(実話っぽさが魅力と言うことではないけども)。
帰国した洋子を迎える桂と和歌ちゃんというのも、「なつかしいトリオ」のような気がしてきて(実際ご無沙汰だが)それもよかったり。
_ 椿いづみ『親指からロマンス(7)』
最近はどういう方向に話が行ってるのかよく分からなくなってきているなあ。
今回は陽介が記憶から遮断していた過去を思い出す話だった。
ツボよりも、早苗先輩が寒いのに弱いからこっそりホッカイロをたくさん身につけてる話のあとがよいなー。(番外編「極寒ヒーター」)
_ 熊倉隆敏『もっけ(6)』
Amazon
静流は母親の薦めもあって、祖父の家を出て寮から通う高校に進むことになり、自分と同じく「モノ」が見えると思われる同じ寮の御崎柊子に関心を抱く。
瑞生は中学に進んで、制服のセーラー服に。いままでずっとスカートを穿いていなかったのでまだぎこちないが…。
ということであたらしい環境での成長版。
_ 円城寺マキ『プライベート・プリンス(4)』
Amazon
親子げんかの勢いで飛び出したらウィルフレッド王子の母国までいきなり飛行機で連れて行かれ :-)
ウィルの母親や姉、ウィルが苦手にしている兄などにいじくられつつも、王族と一緒になることの覚悟を決め始めていたところに母親が倒れたとの知らせが入り帰国。
改めて母親に旅館は継がないことを宣言する都。ちょうど帰ってきた父親が母親を慰める係になっとるなー。
実は連載が始まるまで円城寺マキ知らなかったのですが(というかプチコミック読んでない)、新連載開始時の表紙のメガネっ娘ヒロイン(都)を見て即惹かれたという :-)→1巻のとき
プライベート・プリンス (1) (フラワーコミックス)
小学館
¥ 440
プライベート・プリンス (2) (フラワーコミックス)
小学館
¥ 440
プライベート・プリンス (3) (フラワーコミックス)
小学館
¥ 440
_ 『OURsプラス(増刊1月号)』
見つからない…。
2008-11-24(月)
_ 日坂水柯/結城浩『数学ガール(上)』(MFコミックス)
数学ガール 上 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
KADOKAWA
(no price)
日坂水柯の新刊は、初連載しかも結城浩の原作という異色の組み合わせ。
数学好きな高校生、ミルカさんと僕。暇さえあれば数式を解いたりしているがその距離は…。
数学は苦手なので、眺めるだけにしています :-) まあそれでも、登場人物が「腑に落ちた」感じは分かるので楽しめるかな :-)
主人公二人はやっぱりメガネ。
9784592142690
_ 古張乃莉(藍川さとる)『トラッシュカン』(新書館/ウィングスコミックス)
トラッシュカン (短篇集) (WINGS COMICS)
新書館
¥ 594
『晴天なり。』の藍川さとるがブランクを経て古張乃莉名義で描いた短編作品集。
デビュー作が今になって収録されているのに驚き。それと描き下ろし作品付き。藍川さとるファンならとりあえず買っておけ。
_ 皆川亮二『ADAMAS(2)』(講談社/イブニングKC)
ADAMAS(2) (イブニングコミックス)
講談社
(no price)
最近イブニングの連載作品の中で気に入ってるのがこれ。
宝石の力を使いこなせる、ダイアモンドのジュエルマスターというのが主人公・流崎レイカ。
宝石密売組織シャニの陰謀で宝石商だった父の事業が失われ貧乏な生活に。。。はともかくとして父親まで行方不明になってしまったため、シャニ退治のバイトをしながら父親を探す話。
シャニ云々よりもレイカの活躍ぶりを眺めてるのが気持ちが良い。
もとは、1巻の表紙を見てから惹かれたのだけどね〜。あと、扉にも出てくる、花冠をかぶったレイカとか(でも拳にはダイヤモンドを埋めたカイザーナックル^^;)
9784063522211
_ 胃之上奇嘉郎『BLACK MARKET +PLUS』(宙出版/ミッシィコミックス)
BLACK MARKET +PLUS (ミッシィコミックス)
宙出版
(no price)
胃之上奇嘉郎ひさびさエロ復帰の新刊。
ただし昔のコミックスに描き下ろし短編を追加して表紙変えた程度だけど。(でもホットミルクなんかにも読み切り描いてるし、そのうち作品がたまったら新作のコミックスがでるのだろう)。
胃之上奇嘉郎というと一時期はかなり描線がシャープできついぐらいだったのだけど、中村嘉宏名義で『オーバーマン・キングゲイナー』描いてたせいか、かなり絵柄が変わっている。最近の絵もいいけどね。清楚そうで淫乱な女の子に似合ってる。
しかし久々の新刊も驚いたが、宙出版はエロでもミッシィコミックスなのには驚いた。ラインナップわけないのでしょうか :-)
2010-11-24(水)
_ 宮村優子『小説 電脳コイル(13)』(徳間ノベルズEdge) 完結編
Amazon
電脳コイル小説の完結編。
12歳を境にメガネが使えなくなるという縛りがあるのがこの世界。メガネの限界が近づいているイサコと最後の対決をしたヤサコ。イサコは力をかなり失うが、デンスケを助けようとコイルドメインの空間に入るが、お兄ちゃんを助けられない責任感から、あっちの世界にとどまろうとする・・・・
てな感じでTVとは似て非なる展開なのだが、もともと猫目やノブヒコのあつかいもちょっとTVシリーズとは違っていて、ハラケンのオバさん(玉子)との関係もちがうのだけど。
最後の方のイサコはTVシリーズでヤサコの家の玄関で泣き出したイサコを連想させるなあ。
ずっとにおわせていたタラちゃんの話も出てきました。
これで完結だけど、小説は小説で話が膨らんでいてよいです。TVの補完でないところがよいです。