2006-05-12(金) [長年日記]
_ 『コミックビーム(6月号)』
背表紙はマシですが、表紙がロゴまで真っ白で、店頭で見つけるのがむずかしい。。といっても「変なのがあったらビーム」ともいえるのである意味探しやすいけど…。
入江亜季『群青学舎』。先月に続いて「白い火」中編です。
漣子が金に困っているのは兄貴のせいだった。稼いだ金をまた持って行かれた漣子がいってもまじめに取り合ってくれない。バイト疲れか成績もちょっと落ちて(と言っても10位)、ぼーっとしてたところ静間とぶつかって。帰りに静間の家にいったら、女が来ていて、玄関で立ちつくす漣子。
バイトに行ってたら兄貴が金を持って飲みに来ていると教えてもらい、あわてて飲み屋に駆けつけて金を返せという漣子に兄貴が手をあげる。雨に濡れた帰り道、ばったりであった静間に、余ったお金を返して去っていくやりきれない漣子。どーなるの。
(本編に関係ないが、黒ストッキングの細い足首がすばらしい:-))
志村貴子『放浪息子』。学園祭の「ロミオとジュリエット」は、修一がジュリエットで、高槻さんがロミオ、それは芝居だけじゃなくて、女の子の僕を男の子と高槻さんがいて、みんながしあわせになれたらという願望です、と高槻くんに打ち明けた修一。告白には「そんなんじゃないから」と言っていた高槻くんも乗り気になってきました。
いっぽうの千葉さんは全然おもしろくないわけで、どうなることやら。
安永知澄×上野顕太郎 の『ちぬちぬとふる』。 世間から隔離した街で育てた子供達。擬音やたとえに関する外部からの刷り込みをさせていない子供は雨が「ザーザー」といわずに「ちぬちぬ降っている」と表現した。研究の最後の仕上げにあるものを見せた反応は…。
うーーん、いくら安永知澄が描いてても、オチをみると所詮というかやっぱりウエケンの話でしかないという感じ?
_ 桐原いづみ『ショコラ 〜maid cafe"curio"〜』(BLADEコミックス)
新刊予告を観たときは桐原いづみが描いてる『ショコラ』って何だっけ、と思ったが、これって、戯画のメイドカフェゲーム(エロゲー)じゃん。
主題歌のI've SOUND「Cream+Mint」つながりでしか知らないが…。なぜ今頃マンガ化。
まあ、中身は桐原いづみらしい感じでしたが。ちなみにゲームは知らんので原作への忠実度は判りません。エッチなしというか、特定の誰かと親しくなると言うこともない。
_ 桐原いづみ『ひとひら(2)』(アクションコミックス)
桐原いづみ連発です。
演劇研究会の合宿で、自分が主役だと知らされた麦。
とてもできないという麦に対して、やれるという野乃。「何でもできる野乃さんにはわからない」の一言が本でケンカになり。
倉庫に閉じこめられて見つけてもらうために叫んだせいで声が出なくなったときの野乃と榊の話の方がよいか。
ちなみにこの表紙、帯がついてたから気づかなかったけど、劇中にこんな格好は出てきません :-)
_ Y.S.PARK『Selfまとめ髪バイブル』(MAXムック)
Y.S.PARKがこっそり教える 自分でできる50のアレンジ、だとかでお手本DVDが付いています。
このムックはたまたま見かけたものですが、よいですね。
ヘアスタイルの本というとすごく上級編というか街で見かけるざっくりまとめたような髪型なんてまずなくてスタイリストにおねがいするとかヘアサロンで頼むようなのが多いのですが、この本は自分でまとめたり編んだりという身近なヘアスタイルがたくさんあります。
リラックス編、デート向け気合い入れ編、ビジネス向け、スポーツ向け、パーティ向けと分かれています。 しかもモデルもかわいいし。
こうやって編んでるのかあ、と納得するのだけども、これ毎日やるのも大変だなあと手櫛で片付く男の自分としては感心します。
_ 吉田典生『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』
コーチングの本。
帯にあるように
「これくらいのことが、なぜできないんだ?」 「自分でやった方が早い」 「あいつらが怠慢だから、おれにばかり負担が掛かる」 「自分が一番仕事をしている」 こう思ったら要注意!
こういう本。
総てではないけど自分でも思い当たる箇所があるので読んでみま〜す。