2005-05-12(木)
_ 『コミックビーム(6月号)』、ゆずとの別れ、エマの手紙
森薫『エマ』、連れ去られたあと意識を取り戻したエマ。船倉かなにかよくわからない部屋でウィリアム宛の手紙を書かされる。まだそんなことを知らないウィリアム。
乱れた髪のエマも素敵〜。
須藤真澄『長い長い散歩』(全編)。愛猫「ゆず」との別れを描いたエッセイ。
須藤ファンならゆずママの溺愛っぷりを知っているが、ゆずを亡くしてどうなってしまうんだろう、という心配もあった。この話ではさらに旅行中に亡くなったので死に目にも会えず、最後の数日間の様子をゆずパパから聞かされるというなんともいたたまれないというか悲しい話で、珍しくもらい泣きしそうになってしまいました…。
岩原裕二『いばらの王』。目のマルコを殺されて(どうも復活しそうではあるが)、ゼウスの前に連れて行かれた
シズク探そうとするが、ゼウスによると最初にカスミ達をおそった怪物がシズクだという。誰が最初に目を覚ましたか、誰がエレベータに乗ろうとしなかったかを思い出せというフレーズがまた出てきた。マルコが言ってたんだっけ。
志村貴子『放浪息子』はみんな思いが高じて、告白合戦状態。高槻くん、ついていけてません。
_ 矢凪まさし『シード・ガール』(アクションコミックス)
雑誌で読んだことがあるような。
突如自分の目の前に現れた女の子は未来から子種を集めに来たという(ああ、ありがち:-))
その娘は会社で心を寄せている同僚とうり二つなのでエッチしづらかったり、意識してしまって会社でも相手の顔を見れなかったり。
でもその娘は精子をもらいに来たのではなく、時間移動の関係で妊娠して帰らないと連れて戻れないという。
そして片思い相手と似ているという彼女の正体は。。って一応終わってるのだが、作者的にはまだ完結してないとのこと。
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2006-05-12(金)
_ 『コミックビーム(6月号)』
背表紙はマシですが、表紙がロゴまで真っ白で、店頭で見つけるのがむずかしい。。といっても「変なのがあったらビーム」ともいえるのである意味探しやすいけど…。
入江亜季『群青学舎』。先月に続いて「白い火」中編です。
漣子が金に困っているのは兄貴のせいだった。稼いだ金をまた持って行かれた漣子がいってもまじめに取り合ってくれない。バイト疲れか成績もちょっと落ちて(と言っても10位)、ぼーっとしてたところ静間とぶつかって。帰りに静間の家にいったら、女が来ていて、玄関で立ちつくす漣子。
バイトに行ってたら兄貴が金を持って飲みに来ていると教えてもらい、あわてて飲み屋に駆けつけて金を返せという漣子に兄貴が手をあげる。雨に濡れた帰り道、ばったりであった静間に、余ったお金を返して去っていくやりきれない漣子。どーなるの。
(本編に関係ないが、黒ストッキングの細い足首がすばらしい:-))
志村貴子『放浪息子』。学園祭の「ロミオとジュリエット」は、修一がジュリエットで、高槻さんがロミオ、それは芝居だけじゃなくて、女の子の僕を男の子と高槻さんがいて、みんながしあわせになれたらという願望です、と高槻くんに打ち明けた修一。告白には「そんなんじゃないから」と言っていた高槻くんも乗り気になってきました。
いっぽうの千葉さんは全然おもしろくないわけで、どうなることやら。
安永知澄×上野顕太郎 の『ちぬちぬとふる』。 世間から隔離した街で育てた子供達。擬音やたとえに関する外部からの刷り込みをさせていない子供は雨が「ザーザー」といわずに「ちぬちぬ降っている」と表現した。研究の最後の仕上げにあるものを見せた反応は…。
うーーん、いくら安永知澄が描いてても、オチをみると所詮というかやっぱりウエケンの話でしかないという感じ?
_ 桐原いづみ『ショコラ 〜maid cafe"curio"〜』(BLADEコミックス)
新刊予告を観たときは桐原いづみが描いてる『ショコラ』って何だっけ、と思ったが、これって、戯画のメイドカフェゲーム(エロゲー)じゃん。
主題歌のI've SOUND「Cream+Mint」つながりでしか知らないが…。なぜ今頃マンガ化。
まあ、中身は桐原いづみらしい感じでしたが。ちなみにゲームは知らんので原作への忠実度は判りません。エッチなしというか、特定の誰かと親しくなると言うこともない。
_ 桐原いづみ『ひとひら(2)』(アクションコミックス)
桐原いづみ連発です。
演劇研究会の合宿で、自分が主役だと知らされた麦。
とてもできないという麦に対して、やれるという野乃。「何でもできる野乃さんにはわからない」の一言が本でケンカになり。
倉庫に閉じこめられて見つけてもらうために叫んだせいで声が出なくなったときの野乃と榊の話の方がよいか。
ちなみにこの表紙、帯がついてたから気づかなかったけど、劇中にこんな格好は出てきません :-)
_ Y.S.PARK『Selfまとめ髪バイブル』(MAXムック)
Y.S.PARKがこっそり教える 自分でできる50のアレンジ、だとかでお手本DVDが付いています。
このムックはたまたま見かけたものですが、よいですね。
ヘアスタイルの本というとすごく上級編というか街で見かけるざっくりまとめたような髪型なんてまずなくてスタイリストにおねがいするとかヘアサロンで頼むようなのが多いのですが、この本は自分でまとめたり編んだりという身近なヘアスタイルがたくさんあります。
リラックス編、デート向け気合い入れ編、ビジネス向け、スポーツ向け、パーティ向けと分かれています。 しかもモデルもかわいいし。
こうやって編んでるのかあ、と納得するのだけども、これ毎日やるのも大変だなあと手櫛で片付く男の自分としては感心します。
2007-05-12(土)
_ 中臣亮(ムサシマル)/雨宮ひとみ『なまコイ』新連載(コミックBIRZ)
エロ漫画家ムサシマルが中臣亮の名義で『なまコイ』新連載。
大学でもイケメンでセンスが良いと女子に評判の真神次太郎。しかしその正体はオタクであった(またこういうネタかよ)。
交通事故にあった真神のところに現れたのは従姉妹と名乗る見知らぬ美少女。親に電話したら、いうの忘れてたけど同居することになったとか言われ。。従姉妹なんていないはずだと少女を問い詰めたところ、いきなりベッドに押し倒されて…。
別に初めてエロ以外に出るわけではなく、『M.G.H.〜楽園の鏡像〜』(デュアル文庫版)の挿絵も中臣亮名義だったのだけど。
エロ以外でも普通に描ける(あまりオタク向けっぽくない)人だとは思うが、エロに至らない状態でみるとなんか微妙に物足りない気がする絵柄でもあるのだよなあ…。
_ 那州雪絵『魔法使いの娘』(Wings6月号)
いやー、今回はたった一話でかなり話が進みましたよ。
無山不在の状態で籠城を続ける初音を見かねて兵吾が呼んだヤーさんみたいな「ジュニア」は実は神主。
霊感はないけど、追い払う力はすごいということで、初音のマンションも化生の類がみな逃げ出して綺麗な状態に。
無山と無畏の師匠の息子とかで、ふたりの昔をよく知っているらしく、無畏も苦手そう。そのジュニアの力を借りて無山を起こそうとして、あっちの世に行った無畏の携帯を通じてジュニアが「起きやがれ!」といったら声だけなのに結界も吹っ飛びます :-)
結界からでて病院に戻った無山の気配に、怒り狂って無山を探していた小八汰が近づいてものの、携帯の写真に写った自分の姿に引き寄せられて、初音の式神になってしまう…。 意識を取り戻した無山にいきなりビンタするのはさすが初音である :-)
_ 黒柾志西『鬼ごっこ(2)』
思わずいつも通り虚颯に「あーん」してもらって羊羹をたべた綺麟。つい頼子に弁解しようとするが、こんどは虚颯が頼子にも「あーん」したのをみて横取り。
虚颯を巡って綺麟と頼子が白スク水、黒スク水でキャットファイト…(嘘)
綺麟と虚颯をねらう誰かのせいで虚颯が高熱をだし、綺麟は虚颯を連れて里に戻る。あとからついていった頼子は二人とはぐれるが、虚颯のピンチの原因である頼子が憎いというトイレの花子さん(ではなく夜雀:-))や綾姫に案内されて行った部屋では綺麟と虚颯君が待っていた。
綾姫が言うには虚颯を救うには頼子を「継ぐ者」の力ごと虚颯に食わせなければならないというが、その時に虚颯が目を覚まし、永らく閉ざしていた口を開く。
5月号まで収録。
描き下ろしの「7.5話」も有り。
_ 『コミックビーム(6月号)』
森薫『エマ番外編』第十話「ふたりでお買いもの」
ポリーとアルマ、二人のメイドが外出してお買いものです。
せっかく外出するんだからと、他のメイドからもお使いを頼まれてしまって使いっ走り状態…。
でも買い物に来ると眺めているのがたのしいポリーであった。
アルマは外で出会ったマリアのことをアデーレに話す。恋遊びをしているのだろうか…。
入江亜季『群青学舎』第二十話「薄明」(前編)
学校に来ても本を読んでばかりの万里緒。今日も図書館のヌシとなっている。幼なじみの青子はずっと押しかけているけど本に没頭すると相手をしてくれないのでむくれているのだった。
定期的に病院で検査を受けていた万里緒がある日入院したまま戻ってこなくなった。待つ間万里緒と同じように本を読むが…。
冒頭で、泣きながら走る青子の姿が、次回の成り行きを示していそうで展開がちょっと気になる。
志村貴子『放浪息子』
落ちてます…。
2008-05-12(月)
_ 『コミックビーム(6月号)』
Amazon
志村貴子『放浪息子』
女装して安那ちゃんとデートしてる最中にまずいことに高槻さんと千葉さんにでくわしてしまった修一。
安那ちゃんが誘ってなぜか4人でカラオケに。修一は針のむしろという感じだが安那ちゃんは気にしてない感じ(事情しらんしな)。
高槻さんと千葉さんは、恋敵のはずなのに安那のペースに釣られて断れなかったり。
入江亜季『群青学舎』
セクシー母さんと天文学者?写真家?の旦那と、3人の息子の連作の最終回か。
今までの話からいきなり10年以上たって、3人揃って旅立ちの日。
母さんは明るく振る舞って3人を送り出すが、全員になくなった後に旦那に向かって泣き崩れる…。