2006-10-26(木) [長年日記]
_ 『コミックビームFellows!(vol.1,Vol.2)』
コミックビームから出た読み切りスペシャル。新人作家掘り出しのような感じか。
売りはvol.1が岩原裕二の"深海"サルベージもの。vol.2が森薫の『シャーリー』新作ですヽ(^o^)丿
_ きづきあきら+サトウナンキ『メイド諸君!(1)』(ワニブックス)
きづきあきら+サトウナンキのメイドカフェもの。
上京してきた女の子がメイドカフェで働くようになるという話。メイドカフェで働く店員達のいろいろな騒動を描いているというか。やたらメイドカフェでのメイドの心得(プロ意識)に熱心な店員とか、百合なのとか。
で、ストーカーみたいな客もいたり。
ただしメイドカフェの店員と客の交流とかは興味ないのでどうでもいいが、メイドさんのプライベートは知りたくありませんという常連客に無理やり自分の本名教えて自己紹介しあうところはよかった :-)
まぁちょっと流行モノネタというのは好きでないのだ。あまり細かく描かれても「実態を描く」みたいな感じで、おもしろいというのと別のほうに行ってしまうし。でもこれはこれでおもしろかったので良し。
_ 丸川トモヒロ『成恵の世界(9)』
成恵はひさびさな感じがする。
今回成恵達は未来から来た連中にさらわれてしまい、逃避行と救出劇があるのだが、今回も「好きな人のために人が動く」話で、心が安らぐというかすさんでなくて良い話。
SFの道具立てでパラドックスとかいろいろ仕掛けながらも愛情がメインにあるところが魅力(愛が何でも解決すると言う話ではない)。
機族と人間の対立・交流を描いているのもその一つ。
成恵やバチスカーフたちメインキャラもいいけど、つり目の多い脇役もよかったり :-)
_ 陸乃家鴨『花咲け!おとめ塾(上)(下)』
上下巻同時発売です。
女学校の教師として赴任した八雲。 教員の仕事以外に若さを買われて、良き妻を育てるための閨房学の実習相手をさせられることに。要は女生徒達とSEXする役だが、一日何度もしないといけないので体力が持たない…。
初出勤のときからぶつかってる女生徒・まつりとはそりが悪いかと思ったらそうでもなくてなんとなく気になる存在に。というかまつりの実習の番がとうとうやってくる…。
女性が積極的なのは陸乃家鴨に良くある展開で、今回も同じような感じなのだが、気の強いまつりが八雲に惹かれるものの、家のために結婚することになったため再会しないまま去ろうとして出来ない(というか親友がお膳立てしたのだけど)というあたりが見所か。 他の女教師の先生とか実業家の夫人としてやってきたかつての生徒とかのエッチもよいですな。
_ 『アフタヌーン(12月号)』
読むところは多いのだが、待ちかねてる作品もないのであまり印象に残らなかったり。
蟲師、もっけ、おおきく振りかぶって、無限の住人、謎の彼女X、ガンスミスキャッツ、EDEN、黒田硫黄のアレ(←作品名聞いてもピンと来ないので)あたりは必ず読むというところで。
_ 『コミックハイ!(11月号)』
いつも出た時には買い損ねて変なタイミングで買ってるなあ。
_ 『COMICリュウ(vol.2)』
もう買わなさそうとか言ってまた買ってるけど、今回は岡崎武士の表紙と、小石川ふに・米村孝一郎あたりの名前に負けた。
_ 『COMIC百合姫(vol.6/12月号)』
最近は林家志弦のためだけに買ってるような気がするなあ。