2006-11-10(金) [長年日記]
_ 『マンガ・エロティクスF(vol.42)』
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ピンナップはGAFAS前田さん。
次号は1月予定。
志村貴子『青い花』
先輩と別れて学校でも素知らぬふりをする二人。
あーちゃんは井汲に誘われて別荘に行くことになったのでふみを誘うことにするが、井汲は二人が別れたことを聞かされたので振られた者同士で泣いたりして。
沙村広明『ブラッドハーレーの馬車』
囚人の慰みものとして連れてこられた娘は一週間持たないという。
娘が自殺しようとしているところを見つけた新入り看守が自殺を止めるがそのうち情が移って脱走させようとする。果たしてその当日、うまくばれずに実行出来たかと思ったら…。
雪の中、待ち合わせ場所で待っていたあの娘はどうなったのかなあ。
オノ・ナツメ『GENTE〜リストランテの人々〜』第2話
今回はルチアーノの話。
ルチアーノは娘と会って今度行うコンサートの話。
常連の婦人はルチアーノ目当てらしく、とうとう直接話しかけてコンサートに誘ってきた。先約があるからと断るルチアーノにチケットだけ押しつけて去った婦人だが、当日会場で出会って、先約が孫としって、まだチャンスはあるのかしらと迫ってくる…。
まあ、亡くなった奥さんを大切にしてるみたいなのでそうそう色っぽい話にはならないのだが。
星野リリィ『夢見る古都』第2話
目の前に繰り広げられた貢ぎ物はとてもすばらしくて、蹴る理由もつけられないぐらいだったが、それでもつまらないと一蹴して今回も先延ばしにする姫。しかし求婚者の中には腹に据えかねるヤツもいて。
地下室で仕事をしている魔法使いのところに寄った姫は、もらった貢ぎ物を見せるついでに、あたらしい仕掛けを見せてもらう。それは、一瞬にして異国の世界に飛び、異国の女王らしき女性と話し合う、夢か真か見分けもつかない幻を見せてくれる。
また来ると行って魔法使いの元を去った姫を暴漢が襲う…。
木村イマ『彼(か)も』
エロティック・マンガ賞奨励賞。
大正時代あたりの男子学生。遊び人と同室の優等生・円が河原(?)で知り合った女と情事に及ぶ話だが、なんとなく、遊んでる同級正達をみながらもなにが自分にとって楽しいのかわからないまま過ごしてるという感じ。
ちょっと、雁須磨子+高尾滋『ゴールデン・デイズ』みたいな印象。