2006-11-24(金) [長年日記]
_ CLAMP『xxxHOLiC(10)』
侑子に頼まれて井戸の水を汲みに行った
それを聞いた侑子は「ひまわりちゃんと指切りした指が痛くなった」のがきっかけなのよね、と四月一日に念を押す。ひまわりちゃんと指切りをした後にも、小羽ちゃんからその指は?と聞かれてしまう。
そしてついに、ひまわりちゃんからふと肩を叩かれたあとに学校の窓から転落して大出血をする羽目に。
見舞いに来たひまわりちゃん - 「侑子に依頼事がある人しか入れない店」に入って来れたひまわりちゃん - に今まで漫然と感じていた懸念を打ち明ける。ひまわりちゃんに関わった後にいつも不幸なことが起きていたような、と。
そこで笑ってばれちゃったからさよならだね、というひまわりも、それでも好きだからずっと平気だし泣かせたくないよという四月一日も、外で待っている百目鬼もよいわ。
_ 船戸明里『Under the Rose(4)春の賛歌』
4巻までやってきました。
夜毎ウィリアムに犯されるミス・ブレナン。
10話の「わたしはあなたをあがなった」のシルエットだけの真っ黒なミス・ブレナンは現実感を喪失してしまって幽霊みたいになってしまった感じがよく出ている。
こっそり避妊しようとしていたのもばれて、妊娠させるのを目当てに何度も犯される。(妊娠したときに伯爵との関係を疑わせることができればよいというのがウィリアムのねらいだったので)
ある日、犯された後の後始末をしようと庭でこっそり水浴びをしていたところで、奥様(アンナ)とアンナにタカリに来ていた兄を見かけて、アンナから結婚の経緯を聞く。それは、金に困っていたアンナの家にせめて支援だけでもと善意のつもりで資金援助を申し出たロウランド伯爵のために家族から売られたのった。ロウランド伯爵が金を出すなどと言い出さなければこんなことにならなかったのにと、怨み続けるアンナに、ミス・ブレナンは自分が救おうとしていた伯爵家のなかの交流は自分が勝手に想像していたものとは隔絶したものだったと思い知ってうちひしがれる…。
って、だんだん暗くなるなあ〜 :-)
Amazonに「著者からのコメント」があって
「陵辱!家庭教師!編」です。
とか言ってるのが笑える :-)
その他に正誤表も載ってるのですけどね。
_ 木村紺『神戸在住(9)』
紫で、モノトーンのカバーがいい感じです。
今回は大学の話が多いのだけど、父親の用事でタクシーで淡路島に行く話とか、劇団の手伝いで美術する話がおもしろかった。
いつも「これって実話?」と思えるほどノリがよくて細かい掛け合いがおもしろいエピソードが多い(実話っぽさが魅力と言うことではないけども)。
帰国した洋子を迎える桂と和歌ちゃんというのも、「なつかしいトリオ」のような気がしてきて(実際ご無沙汰だが)それもよかったり。
_ 椿いづみ『親指からロマンス(7)』
最近はどういう方向に話が行ってるのかよく分からなくなってきているなあ。
今回は陽介が記憶から遮断していた過去を思い出す話だった。
ツボよりも、早苗先輩が寒いのに弱いからこっそりホッカイロをたくさん身につけてる話のあとがよいなー。(番外編「極寒ヒーター」)
_ 熊倉隆敏『もっけ(6)』
Amazon
静流は母親の薦めもあって、祖父の家を出て寮から通う高校に進むことになり、自分と同じく「モノ」が見えると思われる同じ寮の御崎柊子に関心を抱く。
瑞生は中学に進んで、制服のセーラー服に。いままでずっとスカートを穿いていなかったのでまだぎこちないが…。
ということであたらしい環境での成長版。
_ 円城寺マキ『プライベート・プリンス(4)』
Amazon
親子げんかの勢いで飛び出したらウィルフレッド王子の母国までいきなり飛行機で連れて行かれ :-)
ウィルの母親や姉、ウィルが苦手にしている兄などにいじくられつつも、王族と一緒になることの覚悟を決め始めていたところに母親が倒れたとの知らせが入り帰国。
改めて母親に旅館は継がないことを宣言する都。ちょうど帰ってきた父親が母親を慰める係になっとるなー。
実は連載が始まるまで円城寺マキ知らなかったのですが(というかプチコミック読んでない)、新連載開始時の表紙のメガネっ娘ヒロイン(都)を見て即惹かれたという :-)→1巻のとき
プライベート・プリンス (1) (フラワーコミックス)
小学館
¥ 440
プライベート・プリンス (2) (フラワーコミックス)
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プライベート・プリンス (3) (フラワーコミックス)
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_ 『OURsプラス(増刊1月号)』
見つからない…。