2007-06-05(火) [長年日記]
_ アルゴリズムとデータ構造Oberon版
懐かしかったのでメモ。
Wirthの『アルゴリズムとデータ構造』(近代科学社)は、Modula-2で書かれた教科書で、わしとModula-2との出会いの書でもあった(アルゴリズムとデータ構造の本としてはいい教科書だと思います。最近はライブラリがあらかじめ用意されてるのでListも書かなくて済むけども…)。
ちなみにPascalは名前は知っていたが触ってなかったので(Turbo Pascalを含む)、Modula-2を先に知ってしまうとPascalになじめないところが多かったなあ。あと、テグレットの「知子の情報」というテキストデータベースがありましたがそのver.2の頃にマニュアルでModula-2がいかにエレガントかを語ってたりしたのにも影響されたかも知れない :-)
そのせいでNJK/LogitecやStony Brookのコンパイラまで買ったりして。しかしライブラリが圧倒的に不足していたのと、不足分の拡充をする際にベンダー(コンパイラ)間でかなりギャップがあって「標準ライブラリ」が弱いままだったのが普及を妨げていたなあ(いずれにしろマイナーには違いなかっただろうが、好きもの同士でも交換しにくい状態だった)。当時の情報交換と言えばnetnews(comp.lang.modula2とか)やCompu-Serveのフォーラムぐらいだったからなあ(NIFTYや日経MIXもあったが)。(ちなみに今回comp.lang.modula2を見てみたらまだアクティブですよ^^;)
Modula-3にいたっては実際使う機会がなかったが、FreeBSDのcvsupがModula-3で書かれてたので(そしてそのためにまずModula-3をbuildする)ちょっと嬉しかったりして。今もModula-3なんでしょうか?
前振りが長かったが、その『アルゴリズムとデータ構造』をWirthが2004 年にOberonで書き直したバージョン(Algorithms and Data Structures)があった。懐かしすぎる…。
- 昔書いたネタ→wirht系
- Modula-2についてはこちら
- OberonについてはETH Oberon Home Page
_ 高遠るいサイン会予定・7/22@日本橋メロンブックス
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』5巻発売記念で、大阪日本橋でサイン会とか。(一迅社メルマガより)
開催日時:2007年7月22日(日)14:00〜 会場:メロンブックス大阪日本橋店イベントスペース 整理券:先着120名様 *若干の当日券をご用意させていただきます。 配布方法:メロンブックス大阪日本橋店にて『CYNTHIA_THE_MISSION 第5巻』を お買い上げのお客様に1枚、サイン会整理券をお渡しいたします。 ※整理券の配布はお一人様1枚とさせていただきます。 2冊以上同時にお買い上げ下さった場合も1枚の配布となります。 ご了承下さい。
名古屋のおがきちかサイン会はむりだが、こっちは行けそう。
あとこんなのもあるが…(どうせ行けないので)
★『ろりぽ∞ 第3巻』発売記念、仏さんじょ先生サイン会開催!! *整理券の配布はコミックとらのあな秋葉原1号店で行います* 開催日時:2007年7月16日(月・祝日)14:00〜(16:00終了予定) 会場:コミックとらのあな秋葉原本店イベントスペース 整理券:先着120名様
_ バーチャル二眼レフ?
バーチャル二眼レフとは何かというと、「デジタルカメラマガジン」のリコーGX100の記事で、田中長徳がGX100の液晶ビューファインダーを使った撮影をそう呼んだのだ。
ファインダーをチルトにして90度上に向ければ二眼レフによるあるように「お辞儀」スタイルになり、しかも記録フォーマットを1:1にしたら6×6みたいにスクエアになるから、と言うことらしい。
しかしそこでなぜ二眼レフなのか^^; ローライみたいだから、と書いていたのだが、液晶ビューファインダーをつけた状態はどうみても二眼ではないし、アポロで撮影した6×6フォーマットなんて言ってるのだから、どうみてもローライよりウエストレベルファインダーをつけたハッセルではないか(もっともアポロのハッセルはウエストレベルファインダーではないが)。
なぜチョートクはここで二眼を持ち出したのだろう。お辞儀ののんびり気分はローライのほうがイメージに合うから?
_ 穂波ゆきね/金丸マキ『その時ハートは盗まれた』(花音コミックス)
Amazon
新刊でもなんでもないが、ほしい新刊がおいてないので棚を眺めていたら穂波ゆきねの持ってない本があったので買っておく。BLだけど…。
表題作のシリーズは、西洋のどこぞの国の17-18世紀貴族みたいなの。日々暖色に明け暮れていたお坊ちゃまが、ある晩世間を騒がせている怪盗に体を奪われて…。