2007-06-18(月) [長年日記]
_ 平鍋健児『ソフトウエア開発に役立つマインドマップ』(日経BP)
昨日、本家の本を買ったばかりだが、結局すぐこっちを買っているという…。
というのもトニー・ブザンの本がどうも技術者とか意志決定者を中心読者としておいてなさそうな書きっぷりの本だったので、まだるっこしいところがあったのですな。その点平鍋さんのこの本なら思い切り同業なので関心のポイントが近いだろうと思って。
しかしこんな大きめの判型だとは思わなかった。電車の中で読むのが面倒そう。
_ 別天荒人/外薗昌也『ガールフレンド(5)完結』ドラマCD付特装版
とうとう完結の『ガールフレンド』。最終回はこのときの戸川のエピソード。
表紙にもなってる真由と亜由の双子姉妹の話とか(ふたりで踊ってるところが可愛い)、彼氏が一方的に「飽き」てしまったカップルに刺激を与えようと彼女が変装して近づいたりする話もよいが、やはり戸川の話がよいなあ。
真由と亜由は強気な亜由がためらいがちにねだるところの表情がよいです(表紙はやや「リアルタイプ」だけど中味は別天荒人らしいタッチ)。
通常版と一緒に、ドラマCD付特装版も出ていて、田村ゆかり主演のものと、水樹奈々主演の話があります(合計約50分らしい)。コミックスに1頁ずつ二人へのインタビューが載ってます。
_ 『季刊エス(vol.19)』特集:けものの
「けものの」特集ということで、半人半獣系。
緑川ゆき『夏目友人帳』とか放電映像(なぜ群青『しましま』がない)。
関連するイラストとして、村田蓮爾、okama、陳淑芬+平凡、田中達之、草彅琢仁、どちび、こよ、ルゴシエラ、わんぱく、池端亮、結之、吉田基已、志村貴子たちが描き下ろししてます。
志村貴子は『放浪息子』の安那ちゃんをセミヌードにしてネコミミ・シッポをつけるという暴挙(快挙というか)に!(笑)
「こよ」はマンガではなくイラストレーション系だけどこれはこれで好みだなあ。
イラスト以外の特集記事では「半人半獣の美術〜象徴派・新古典派」とか「ファッション写真とビースト・ファンタジー」辺りが惹かれる。ヘンリー・ダーガーの話もあり…。