2007-06-22(金) [長年日記]
_ 沙村広明『無限の住人(21)』
一月以内の切腹を命じられた吐鉤群が率いる六鬼団が逸刀流を追う…。
そんな中、英と接触した天津は江戸払いを条件に逸刀流を見逃す提案を受けていた。
表紙カバー下に「こんなギャルゲーあったらいいな」企画のキャラ設定コメントが描いてるが、百淋先生似合いすぎ :-) 謎の転校生・槇絵の黒ストッキングも似合いすぎである :-) ところで主人公がいませんが。
_ ふる鳥弥生『幽霊旅行代理店ソウルメイトツーリスト(4)』完結
完結である。
妹の理香子を亡くなったお婆ちゃんとの添乗に連れてきたものの、お婆ちゃんの姿が見えない理香子はむくれているだけで、そのうちに添乗している「旗」をもってどこかに行ってしまう…。
描き下ろしで真理子が髪を切ったときのエピソード2頁あり。
このカバーイラストですが、真理子のいつもの添乗服+ストッキングなのは○として、スカートのプリーツとか皺の入り方が丁寧に描かれているところも○ですな。
カバー下は榊さんと制服を取り替えて出来るオンナ風になった真理子 & 丈の短いスカートにどきどきな榊さん :-)
_ 冬目景『ハツカネズミの時間(3)』(アフタヌーンKC)
学園に残った茗と椋。旧校舎に出入りしているのを監視カメラで捉えられ、校長の呼び出しを受ける。
脱走については知らん顔をしていた二人だが、茗は一人校長と対面して、脱走のいきさつを話して槙たちを連れ戻す話を切り出す…。
茗が氷夏のお茶に毒を盛っていたのを知った梛は、茗の提案を受けて学園に戻ることにするが。
いろいろ紆余曲折しているが、全体としては話がほとんど進んでいないなあ。
_ 杉本亜未『ファンタジウム(1)』(モーニングKC)
「モーニング2」に載ってたのを読んで気になっていた作品。
マジシャンだった祖父・龍五郎にあこがれていたものの父に禁止されて普通に会社勤めをしていた北條。
仕事で行った店で見かけた少年のトランプのイカサマテクニックを見て、祖父の痕跡を見いだす。
その少年・良が祖父の唯一の弟子だったことが判って、良の才能に惹かれた北條は才能を生かせるよう、プロマジシャンとして引き立てていこうとするが…。
良が難読症(発達性読み書き障害)のために字が読めず学校の勉強も出来ないために、学校を嫌っているが、ある程度の力は必要だとなんとかして学校に通わせてやろうとするが受け入れ先が見つからず苦労する北條の話も混ざって、ちょっと奥深い。
まあそれ以前に杉本亜未の場合はまずあのペンタッチで女性とか描かれると結構見入ってしまうのだけどねえ。
_ 『新世紀エヴァンゲリオン画集 DIE STERNE Ver.2.0』
Amazon
前の画集に新規に75点のイラストを追加して396点収録になった改訂版。そういえば前のは買ってないかも。
初出にビブロスの『MEGU』があったりして、時代の流れを感じてしまった^^;
_ 『コミックハイ!(7月号)』
桐原いづみ『ひとひら』
演劇部での初舞台、緊張していた魔女の役でもちゃんと声も出せたしそれなりに成功。
見に来ていた野乃や榊の前で、演劇を続けたいと。
袴田めら『暁色の潜伏魔女』
女同士で暁の取り合いをしているような状態だな〜 :)
新井葉月『薬屋りかちゃん』
乳幼児のウンチの出が悪いからとだしてもらっている薬についてアドバイスをしたリカだが…
_ きづきあきら+サトウナンキ『メガネ×パルフェ!』(ガンガンコミックス)
メガネに白衣の王子様に一目惚れしてしまって高校までそれで選んで追いかけて来たという主人公みさお。
「メガネ部」聞いたので探したけどもそんな部はなくて、在校生に聞いてみたら通称「白衣メガネ部」という怪しげな同好会があるのだとか。
その部長(?)の究太郎が王子様でした。白衣姿を見るとどうしようもなくどきどきしてしまうみさおにそれは「白衣高血圧」というが。。。
恋愛実験の実験台になってくれと言われて了承したことから騒動が…。
今回も心理操作みたいな話だった。つくづくこういうのが好きなのだなあ、この作者^^;
でもまあ絶望してる主人公がやってるとかじゃなくて良かったが。ドロドロになる前に話が終わったのもわりとあっさりしてて良かったかも。この先のトラブルは目に見えているけど ^^;